JPS637232A

JPS637232A - 放電加工装置

Info

Publication number: JPS637232A
Application number: JP15051386A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Hirasawa; 雅弘平沢
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1986-06-26
Filing date: 1986-06-26
Publication date: 1988-01-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は放電加工装置、特に放電加工における電気的
諸条件により変化するギャップクリアランス量の補正方
式の改良に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は従来の放電加工装置を示す概略構成図である０
図において、（１）は加工用電極、（２）は被加工物（
ワーク）　、　（３）は被加工物（２）を設置する加工
用台、（４）は加工用電Ｎ（＋）を上昇又は下降させる
ボールネジ、（５）はポールネジ（４）を回転させるＺ
他用直流サーボモータ、（６）はＸ軸層直流サーボモー
タ、、（７）はＹ軸周直流サーボモータであり、各Ｘ、
Ｙ軸用軸流直流サーボモータＩ）、（７）は加工用台（
３）を所定平面内において移動させる。　（１８）は加
工用電極（１）と被加工物（２）とに電圧を印加する直
流電源、（１９）はスイッチング用トランジスタ、（２
ｏ）はスイッチング用トランジスタ（１９）に信号を送
るパルス発生！、　　（２Ｉ）はスイッチング用トラン
ジスタ（１９）に直列接続される多数の抵抗、（２２）
は多数の抵抗（２１）からなる抵抗切替え器、（１５）
はパルス発生器（２ｏ）及び抵抗切替え器（２２）に制
御信号を送る論理回路、（１６）はサーボ制御回路、（
１７）は各Ｘ、Ｙ、Ｚ軸用直流サーボモータ（８）、　
（７）　、　（５）のサーボモータ駆動回路、（１１）
は論理回路（１５）にデータを送る記憶装置、（８）は
久方スイッチ部、　（９）、（１０）はテープ泣びにテ
ープリーグであり、入力スイッチ部（８）又はテープ（
９）並びにテープリーグ（１０）は記憶装置（１１）に
外部からのデータを入力する。

従来の放電加工装置は上記のように構成され、加工用電
極（１）は被加工物（２）と対向配置されており、加工
用電極（１）はＺ他用直流サーボモータ（５）の回転に
よるポールネジ（４）の回転で、その主軸所定平面とは
直角方向に上昇又は下降できるようにされており、また
、Ｚ他用直流サーボモータ（５）は、サーボ制Ａ回路（
１６）によって加工用電極（１）と被加工物（２）との
間の放電加工間隙長を所定の長さに維持するよう駆動制
御される。−方、加工用台（３）は、Ｘ軸胴直流サーボ
モータ（６）とＹ軸周直流サーボモータ（７）により所
定平面内の互いに直交する２つの方向上を移動できるよ
うにされており、さらに、２つの各Ｘ、Ｙ軸用軸流直流
サーボモータ）、（７）は論理回路（１５）により制御
され、加工用台（３）を所定平面内において所定の軌跡
を描くように移動させることができる。

加工用電極（１）と被加工物（２）との間には放電加工
用電源回路が接続されており、この放電加工用電源回路
は、直ＩＱ電源（１８）と、この直流電源（１８）の電
圧を所定のパルス電圧として放電加工間隙に印加するた
めのスイッチング用トランジスタ（１９）及びパルス発
生器（２０）と、放電加工間隙に流れる放電電流の値を
設定するための多数の抵抗（２１）を有する抵抗切替え
器（２２）とから構成されている。

スイッチング用トランジスタ（１９）のベースにはパル
ス発生器（２０）からのパルス信号がゲートパルスとし
て入力され、パルス発生器（２０）は、その出力信号で
あるパルス信号の周波数ｆ、オン時間及びオフ時間等を
外部からの制御信号によって任意に設定することができ
る。抵抗切替え器（２２）も同様に、外部からの制御信
号によって目的の抵抗値が得られるよう切替え可能にさ
れている。したがって、上記放電加工用電源回路は、各
制御信号によって放電加工に対する電気的諸条件を所定
の値にそれぞれ設定できる。このため、放電加工条件を
設定し直す必要が生じた場合には、制御信号により上記
電気的諸条件を任意に変化させることができる。しかし
て、この電気的諸条件が変化すると、放電加工時で、被
加工物（２）の加工面と加工用電極（１）の電極面との
距離である、第４図の（ｂ）あるいは（ｅ）で示される
ギャップクリアランス量も変化する。そこで、第４図の
（ａ）で示される電極寸法と第４図の（Ｃ）で示される
加工寸法との差の半分、つまり、第４図の（ｂ）で示さ
れる電極縮小代と、上記ギャップクリアランス量（ｄ）
。

（ｅ）を加工条件ごとに毎回設定し、加ニブログラムを
作成して放電加工を行なう、あるいは、どのような加工
条件にも対応できるようなあらゆる場合の加ニブログラ
ムをすべて用意しておき、加工条件ごとに加ニブログラ
ムを選択して放電加工を行なう。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような従来の放電加工装置では、放電加工の各段
階において加工条件に適したギャップクリアランス量を
考慮して加ニブログラムを作成しなければならないため
、その作成が容易でなく、ギャップクリアランス量を適
切に設定できないために放電加工に失敗するケースがし
ばしばあり、その設定に多くの時間を費さなければなら
ない等の問題があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、放電加工における電気的諸条件により変化するギ
ャップクリアランス量を全く考慮することなく加ニブロ
グラムを作成することができる放電加工装置を得ること
を目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る放電加工装置は、放電加工における電気
的諸条件及びこの電気的諸条件により変化するギャップ
クリアランス量をそれぞれ記憶しておき、加工開始時に
、上記電気的諸条件に対応したギャップクリアランス量
によりＮＣ指令値を補正するようにしたものである。

〔作用〕

この発明においては、電気的諸条件に対応したギャップ
クリアランス量によりＮＣ指令値が補正されるので、ギ
ャップクリアランス量を全く考慮することなく仕上がり
寸法で加ニブログラムを作成することが可能となる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示す放電加工装置の構成
図であり、図中、第３図及び第４図と同一符号は同−又
は相当部分を示す、　（１２）は加工条件及びギャップ
クリアランス量設定装置で、各加工条件と、それに応じ
た側面のギャップクリアランス量（ｄ）及び底面のギャ
ップクリアランス量（ｅ）とが、入力スイッチ部（８）
及びテープリーグ（ｌＯ）から入力され設定される。そ
してこの加工条件及びギャップクリアランス量は、記憶
装置（ｌｌａ）に記憶される。　（１３）は入力スイッ
チ部（８）により加ニブログラムが作成入力される加ニ
ブログラム作成装置である。

上記のように構成された放電加工装置においては、入力
スイッチ（８）及びテープリーグ（１０）により入力さ
れた加工条件及びイヤツブクリアランス量は、加工条件
及びギャップクリアランス量設定装置（１２）を介して
記憶装ｆｉ（ｌｌａ）に記憶される。

また入力スイッチ部（８）による入力により、加ニブロ
グラム作成装２１（１３）において加ニブログラムが作
成される。なおこの加ニブログラムは、仕上げ寸法で作
成される。

この状態で加工を開始すると、加ニブログラム作成装ｍ
　（１３）にて作成された加ニブログラムは、論理回路
（１５）により解析され、サーボ制御回路（１Ｂ）を介
しサーボ駆動回路（１７）に移動パルスが出される。こ
の解析の際に、先に記憶装置（ｌｌａ）に記憶した加工
条件及びギャップクリアランス量を移動パルスに補正す
る。

すなわち、第２図（ａ）に示すように荒加工から仕上げ
加工までを連続して行なう場合、荒加工の電気条件（Ｅ
ｌ）で加工する場合には、第２図（ｂ）に示すように底
面の仕上げ寸法（Ｚ）から電気条件（Ｅｌ）の底面のギ
ャップクリアランス量（２１）を引いた移動パルス、側
面の仕上げ寸法（「）から電気条件（Ｅｌ）の側面のギ
ヤ・ツブクリアランス量（ｒｌ）を引いた移動パルスを
サーボ駆動回路（１７）に出力する。

次に、中仕上げ加工の電気条件（Ｅ２）での加工を開始
する。この際にも、上記荒加工と同様に底面のギャップ
クリアランス量（２１）から電気条件（Ｅ２）の底面の
ギャップクリアランス量（２２）を引いた移動パルス、
側面のギャップクリアランス量（ｒｌ）から電気条件（
Ｅ２）の側面のギヤ・ンプクリアランス量（ｒ２）を引
いた移動パルスをサーボ駆動回路（１７）に出力する。

仕上げ加工も、荒加工、中仕上げ加工と同様な動作を行
ない、荒加工から仕上げ加工までの各段階のギャップク
リアランス量を補正する。

しかして、ギャップクリアランス量を全く考慮すること
なく仕上げ寸法で加ニブログラムを作成することが可能
となる。

なお、上記実施例では、荒加工、中仕上げ加工、及び仕
上げ加工の三種類の加工を例に採って示したが、加工の
種類を増加させてより精度の高い加工を行なうことも可
能であり、また−種類の加工の場合にも同様に適用でき
、同様の効果が期待できる。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおり、放電加工における電気
的諸条件に対応したギャップクリアランス量によりＮＣ
指令値が補正されるので、ギャップクリアランス量を全
く考慮することなく仕上がり寸法で加ニブログラムを作
成することができ、作業時間及び労力を大幅に削減する
ことができる等の効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す放電加工装置の構成
図、第２図（ａ）、（ｂ）はそれぞれ加工の種類とギャ
ップクリアランス量との関係を示す説明図、第３図は従
来の放電加工装置を示す第１図相当図、第４図はギヤ・
ンプクリアランス量の説明図である。（Ｉｌａ）・・・記憶装置、（１２）・・・加工条件及びギヤ、プクリアランス量設
定装置、（１３）・・・加ニブログラム作成装置、（！５）・・
・論理回路、（１８）・・・直流電源、（＋９）・・・
スイッチング用トランジスタ、（２０）・・・パルス発
生器、（２１）・・・抵抗、（２２）・・・抵抗切替え
藷。なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

放電加工における電気的諸条件を任意に設定することが
できる放電加工用電源回路を有する放電加工装置におい
て、上記電気的諸条件及びこの電気的諸条件により変化
する被加工物と電極とのギャップクリアランス量をそれ
ぞれ記憶する記憶手段と、加工開始時に上記電気的諸条
件に対応したギャップクリアランス量によりＮＣ指令値
を補正する補正手段とを具備することを特徴とする放電
加工装置。