JPS59168080A - 接着剤 - Google Patents

接着剤

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JPS59168080A
JPS59168080A JP4275983A JP4275983A JPS59168080A JP S59168080 A JPS59168080 A JP S59168080A JP 4275983 A JP4275983 A JP 4275983A JP 4275983 A JP4275983 A JP 4275983A JP S59168080 A JPS59168080 A JP S59168080A
Authority
JP
Japan
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water
polyethylene
adhesive
temperature
organic
Prior art date
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Pending
Application number
JP4275983A
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English (en)
Inventor
Masaki Matsui
松井 正毅
Chiaki Momose
百瀬 千秋
Kazunori Terasaki
寺崎 和憲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainichi Nippon Cables Ltd
Original Assignee
Dainichi Nippon Cables Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ポリエチレン成形品、殊に架橋ポリエチレン
パイプの接合に好適な接着剤に関する。
水により架橋し得るポリエチレン(以下、これを水架橋
性ポリエチレンと称す)を接着剤として用いる試みがな
されているが、水架橋性ポリエチレンは、通電のポリエ
チレンと実質同じ融点、高溶融粘度を有するため、塗布
により接着を要すべき箇所に施与することができないた
め用途が限定される問題がある。
」−記に鑑み、本発明は塗布施与が可能な水架橋性ポリ
エチレン接着剤を提案するものであって、水架橋性ポリ
エチレンと示温剤と有機液体とからなることを特徴とす
るものである。
本発明の接着剤は、有機液体を含むために、接着面に施
与されたあと、大部分の有機液体が揮散したのち接着を
行う方法で使用されるか、常温において固状を呈する本
発明の実施態様のものでも、有機液体の存在によって、
加熱溶融さぜると塗布施与が可能な低粘度を呈する。し
かも予想外にも、接着させる物品の表面同士をあわせる
前における有機液体の揮散が完全でなくても水架橋性ポ
リエチレンのみを接着剤として用いた場合と比較しても
接着強度が劣ることはなく、それどころか表面が清浄で
ないポリオレフィン成形品を短時間で接続する場合にお
いては、水架橋性ポリエチレンのみを用いる場合より接
着強度が安定する優れた効果をも有する。
一方、本発明者らの実験研究によれば、水架橋性ポリエ
チレンを有機液体に溶解してなる溶液を用いて架橋ポリ
エチレンパイプ等のポリエチレン物品を接着するとき、
接着剤として機能する水架橋性ポリエチレンは、接着接
続されるポリエチレン物品同士を接触させる前乃至後の
間のいずれの時期においてでも良いが、該水架橋性ポリ
エチレンの融点([1°C)より20°C以」二高い温
度、好ましくは(t+60)〜(t、+160 )°c
の温度に加熱されることにより、極めて強固な接着力を
示す。ところが、多くの接着接続作業において接着剤の
加熱到達温度を測定することは極めて面倒であるばかり
でなく、正確な測定自体必ずしも容易ではない。
これに対して、本発明接着剤においては、示温剤を含む
ことにより、接着作業中に接着剤自身の色変化から、そ
れの加熱到達温度を容易に知ることができ、而して安定
した接着を行うことができるのである。
水架橋性ポリエチレンとしては、各種密度、メルトイン
デックスのポリエチレンをビニルトリメトキシシランな
どの有機シラン化合物とジクミルパーオキサイドなどの
有機過酸化物を用いてシラングラフトしたものがあげら
れる。かかる系統のシラングラフトポリエチレン、有機
シラン化合物、示されている。また、水架橋性ポリエチ
レンとして、上記ビニルトリメトキシシランなどの有機
シラン化合物とエチレンとの共重合体も使用することが
でき、かかる水架橋性共重合体の他の例としては、たと
えば特開昭56−88446号明細書に示されている。
上記水架橋性ポリエチレンの内、水架橋前のメルトイン
デックスが0.1〜IOF/10分、密度0.92〜0
.9697cm3のものが特に好ましい。
本発明の接着剤は、水架橋促進剤として知られているも
の、たとえばジブチル−錫−ジラウレートなどのシラノ
ール縮合触媒を含んでいないことがより好ましいが、含
んでいてもよい。含んでいる場合は接着時間が短縮でき
る反面、取り扱いがやや難しくなる。含んでいる場合は
、保存中や不使用のときは水分、湿気にふれぬよう注意
することが肝要である。シラノール縮合触媒を使用する
場合の使用量は、水架橋性ポリエチレン100部あたり
0.01〜0.5部程度が適当である。該触媒示温剤と
しては、用いた水架橋性ポリエチレンについて必要とさ
れる加熱温度範囲において、無色から一定の色に着色す
るものでも良いしその逆でも良い、又一定の色から一定
の色に変色するものても良い。換言ずれは、接着時又は
(及び)接着後において、色調の変化により、加熱温度
が判定できるものならはいずれも使用できる。また着色
若しくは変色は可逆的であっても、又不可逆的であって
も良い。不可逆的なものは、接着作業完了後いつでも、
接着箇所の余剰接着剤の変色度により、接着剤の加熱到
達温度が容易に検査できる利点があるので、一層好まし
い。
その様な示温剤としては(以下において、物質名の後の
温度は変色温度を示す)、例えばCoKPo・H2OC
140°C)、C0NH4PO4・H2O(140″C
)、NH4VO3(150’C,170’C)、Cd(
O[−I)2(200″C)、〔co(N1(3)6〕
PO4(2oo′c)、(NH4)2U2o7(2oo
′c)、[Cu(Pyr)2](CNS)2(22o’
c )、〔cr(N■(3)5c61c2o4(260
°C)、2Pbco3・Pb(oH)2(285°C)
等の無機化金物、3−ジエチルアミノ−6−メヂルー7
−クロロフルオランとビスフェノールAとの混合物(1
50°C)、ジチ万一ル錫(200’C)等の有機化合
物等、その変色温度が約120 ’C以上の公知のもの
を用いれは良い。示温剤の使用量は、水架橋性ポリエチ
レン100重量部当り通常0.05 〜10重量部程度
が適当である。
水架橋性ポリエチレンと示温剤とは、有機液体に溶解、
分散等させて用いられる。有機液体としては、例えば軽
油、灯油、ナフサ、ガソリン等の石油溜升、ベンゼン、
トルエン、キシレン、ジュレン、メシチレン、デカリン
、テトラリン、液状オレフィンオリゴマー等の炭化水素
類、アニリン、キノリン、N−メチルピロリドン、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等の含窒素炭
化水素類、テトラヒドロフラン、蟻酸、マロン酸エステ
ル、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、ジフ
ェニルエーテル、2−エチルヘキサノール等の含酸素炭
化水素類、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスフ
ァミド、0−ジクロロベンゼン等を挙げることができる
。これらの内、沸点が100〜200°C程度のもの、
殊にキシレン、石油溜升が、作業性が良く好ましい。有
機液体の使用量は、任意の量で良い。例えば、多量の有
機液体に少量の上記材料を溶解等して使用しても良いし
、逆に多量の水架橋性ポリエチレンに少量の有機液体を
分散、溶解等して用いても良い。少量の有機液体でも水
架橋性ポリエチレンの溶融粘度を充分に低下させること
ができる。有機液体100重量部当り水架橋性ポリエチ
レンの量を10〜100重量部程度と置部のが特に好ま
しい。
本発明の接着剤は、必要に応じて加熱して流動状態とし
て接着を要すべき箇所に塗布使用される。
この塗布の直後から有機液体の揮散が生じるので、残存
有機液体を除去するための特別な処置を講することなく
接着すべき物品同士をあわせて接着を完了することがで
きる。パイプの接着接続など、高度の接続安定性が要求
′される場合には、接合前に塗布された接着剤中の残存
有機液体量は可及的少ないことが好ましいが、その場合
でも、たとえは、接続すべきパイプや継手の表面を予め
200°C前後の高温度に加熱してから本発明の接着剤
を塗布したり、あるいは塗布後、そのような高温度に数
秒乃至数十秒加熱し、直ちに接合操作を行っても充分な
強度で接合する。
本発明の接着剤は、各種の物品の接着に有用であるが、
就中、ポリオレフィン、殊にASTM、D−2765方
法Aで測定したゲル分率が少なくとも20重量%の架橋
ポリオレフィンからなる成形品の接着、接合に有用であ
る。たとえば、ポリエチレン、水架橋性ポリエチレン、
又は、架橋したポリエチレンからなるパイプ類は、本発
明の接着剤により強固に接合することができ、しかもパ
イプの使用中に大気中の湿気、水分により、あるいはパ
イプに通水するときは、この水により漸次架橋が進行し
て接着強度が経時的に増大する効果がある。以下に実施
例を示す。
実施例1〜7 第1表には、本発明接着剤の組成を示すとともに、下記
の方法で接着接続した水架橋性ポリエチレンパイプの接
続部の接続強度を示す。パイプ接続部の接続強度の試験
方法を下記に示す。
パイプ接続方法:外径26rru−n、肉厚8m+ηの
水架橋性ポリエチレンからなるパイプと内径26mm、
肉厚3.5mm の水架橋性ポリエチレンソケット継手
の各接続部端表面層を、260°Cに保持した鉄製スリ
ーブウエルダーに5秒間接触加熱して、113°C〜1
50°Cに加熱した各接着剤をうずく塗布し、次いで2
60°Cに保持した上記ウェルターに15秒間接触して
加熱した後パイプを継手に約15 mm挿入し、挿入部
を空冷し、かくしてパイプ接続を完了する。上記におい
て、パイプを継手に挿入する直前、各接続部表面」二に
残存した接着剤が使用した示温剤に特有の変色を起こし
ていることを確認した。
パイプ接続部の接続部強度試験方法: (1)短時間耐水圧・・・・・・接続部を含む約50 
cmのパイプに80°Cの水を満し、その水の圧力を1
k17cm27分の昇圧速度にて上昇せしめて、パイプ
が破壊されたときの水圧を調べた。
(2)長時間耐水圧・・・・・・短時間耐水圧試験と同
じ形状のパイプ試料釜3本について、80°C114k
g/cm2の高圧温水を満し、接続部からのモレが生ず
る時間を調べた。
(注1)密度(ρ) 0.92 g/cm” 、メルト
インデックス(MI ) 2.5 F/10分、融点(
mp)124°Cの線状低密度ポリエチレン。
(注2)  p O,95g/cm3. MI  59
/l 0分の高密度ポリエチレン。
(注3)  90.92 g/crn3. Ml  1
.5 !f’/10分の低密度ポリエチレン。
(注4)  p O,92!j/cm3. MI  O
,89/10分のエチレン−シラン共重合体。
(注5)いずれの実施例においても、接続部ではなく0
、パイプ本体で破壊されていた。
(以上)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 水により架橋し得るポリエチレンと示温剤と有機液
    体とからなることを’P!徴とする接着剤。 ■ 有機液体がキシレン、石油溜升からなる群から選ば
    れた少なくとも一種である特許請求の範囲第1項に記載
    の接着剤。 ■ 架橋ポリオレフィン物品の接着用である特許請求の
    範囲第1項又は第2項に記載の接着剤。
JP4275983A 1983-03-14 1983-03-14 接着剤 Pending JPS59168080A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0269891A2 (de) * 1986-11-06 1988-06-08 Siemens Aktiengesellschaft Abdeckung aus Kunststoff für Korrosionsschutz von Gegenständen
WO2022113776A1 (ja) * 2020-11-30 2022-06-02 日東電工株式会社 可変色粘着シート
WO2022113777A1 (ja) * 2020-11-30 2022-06-02 日東電工株式会社 可変色粘着シート
WO2022230222A1 (ja) * 2021-04-28 2022-11-03 日東電工株式会社 可変色粘着シート

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