JPS59168023A - エポキシ樹脂用変性イミダゾ−ル系硬化触媒 - Google Patents

エポキシ樹脂用変性イミダゾ−ル系硬化触媒

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JPS59168023A
JPS59168023A JP4024984A JP4024984A JPS59168023A JP S59168023 A JPS59168023 A JP S59168023A JP 4024984 A JP4024984 A JP 4024984A JP 4024984 A JP4024984 A JP 4024984A JP S59168023 A JPS59168023 A JP S59168023A
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present
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JP4024984A
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G59/00Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
    • C08G59/18Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
    • C08G59/40Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the curing agents used
    • C08G59/50Amines
    • C08G59/56Amines together with other curing agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G59/00Polycondensates containing more than one epoxy group per molecule; Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups
    • C08G59/18Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing
    • C08G59/40Macromolecules obtained by polymerising compounds containing more than one epoxy group per molecule using curing agents or catalysts which react with the epoxy groups ; e.g. general methods of curing characterised by the curing agents used
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) 本発明は、ポリエポキシド樹脂と、イミダゾール系硬化
剤との混合物を基材とする硬化性組成物に関する。
長年の間、エポキシ樹脂プラスチック工業界において、
2液型組成物に長い可使時間と短い硬化時間を両立させ
ることが試みられてきた。換言すると、2液型のエポキ
シ樹脂/硬化剤混合物の硬化レスポンスは、作業温度に
おいて過度の粘度増加をおこさずに何時間も使用できる
ようなものであるのが特に好ましい。一方、このポリエ
ポキシド組成物が短い硬化時間を示し、費用のかかる高
温での長時間の硬化過程を必要としないことも重要であ
る。この長い可使時間と短い硬化過程の組合せは、自動
車ばね、フィラメント巻のパイプおよびタンク、ならび
に他の繊維強化成形品の形成を初めとする各種のプラス
チック最終用途に特に必要である。今日までのところ、
かかる望ましい関係の可使時間と硬化時間を示す樹脂系
はない。
この望ましい組合せの硬化特性に加えて〜汎用プラスチ
ック組成物は、非汚染性かつ低毒性であって、硬化状態
において高度の耐薬品性ををするべきである。また、こ
れらの組成物は、高温の供用温度で物理的強度を維持し
、普通の周囲温度すなわち室温で高強度を示すことも必
要である。
従来技術においては、溶解性の問題のために、常態で固
体の脂肪族ポリオールを利用すること、特に固形分10
0%の硬化系に利用することは極めて困難であった。通
常、常態で固体のポリオールは、溶剤を使って従来のエ
ポキシ基材組成物に配合している。
しかし、溶剤を使うと、硬化中の組成物から溶剤を追い
出すために、硬化温度および時間の増大を必要とする。
さらに、溶剤が硬化中に除去されるにつれて、ボイドが
現れることがある。一方、エチレングリコールおよびグ
リセリンのような従来利用可能であった液状ポリオール
は、大部分の液体エポキシ系との相溶性がよくない。
従来技術において、長い可使時間と短い硬化時間の組合
せを必要とする場合に、イミダゾール系硬化剤の使用が
特に望ましいことが認められている。しかし、固体のイ
ミダゾール系硬化剤のエポキシ組成物への配合は、イミ
ダゾールの加熱樹脂との反応性が大きいために特に困難
であった。したがって、従来技術におけるポリオール系
のように、固体イミダゾール触媒を配合するためには、
溶剤を使用する必要があった。その結果、最終的な硬化
系から溶剤を除去するために、より高い硬化温度とより
長い硬化時間か必要であった。そして、他の従来の溶剤
系と同様に、硬化中にボイドか発生ずる可能性がある。
イミダソール触媒の別の使用法は、この触媒を高温で液
体エポキシ樹脂に熔解する方法であった。しかし、この
方法は、高温で可溶化した系であるために、可使時間お
よび使用時間の大幅な減少を生じた。
よって、本発明の目的は、ポリエポキシドに配合したと
きに、長い可使時間と同時に、比較的短時間で低温度の
硬化過程を示す硬化系を形成する、非71染性かつ低毒
性のポリエポキシド樹脂用液体硬化剤を製造することで
ある。
さらに、本発明の目的は、耐薬品性か向上した熱硬化プ
ラスデック組成物を製造することである。別の目的は、
未変性の触媒硬化エポキシ樹脂プラスチックに比べて、
非常にずくれた高温強度と室温での極限引張歪特性との
組合せを示ず、熱硬化プラスチック組成物を製造するこ
とである。
前述およびその他の目的は、本発明の組成物の製造によ
り達成される。
(発明の構成) 本発明は、ポリエポキシド樹脂用イミダゾール系硬化剤
に関する。特に、本発明は、イミダゾール化合物にトリ
メチロールプロパンと1,4−ブタンジオールとの混合
物を配合した液体ブレンドより調製した、ポリエポキシ
ド樹脂用硬化剤に関する。別の態様によれば、本発明は
ポリエポキシド樹脂と上記イミダゾール系硬化剤より調
製した硬化性組成物に関する。
本発明の硬化剤は、イミダゾール化合物、トリメチロー
ルプロパンおよび1.4−ブタンジオールからなる液体
ブレンドを基材とする。イミダゾール化合物は、硬化剤
の重量に対して約25〜約50重量%の量で硬化剤中に
存在させる。1,4−ブタンジオールとトリメチロール
プロパンは、トリメチロールプロパン1部に対して1,
4−ブタンジオール約2〜1部の重量比で使用する。場
合によっては、硬化剤の合計重量に対して約10重量%
までの量の水を共存させてもよい。
イミダゾールは、脂肪族ヒドロキシル基へのエポキシ基
の付加を促進する有効な触媒である。少量ではあるがあ
る一定量のポリオールを、触媒硬化型の熱硬化エポキシ
樹脂マトリックスに存在させると、生成した架橋プラス
チックの硬化応力をす)果的に減少させ、その結果、熱
変形温度と周囲温度での引張歪のすぐれた組合せが得ら
れる。
本発明に有用なポリエポキシドは、本質的に液体であり
、ポリオール/イミダゾール混合物に可溶性でなければ
ならない。本質的に液体であるとは、このポリエポキシ
ドの室温または周囲温度(25°C)での最大粘度が、
約50.000cp/以下でなげればならないことを意
味する。好ましくは、ポリエポキシドの周囲温度での最
大粘度は約15,000cp#以下である。
また、このポリエポキシドは、芳香族ポリオール、ポリ
カルボン酸または芳香族ポリアミンに基づくものである
。最後に、このポリエポキシド利料は、1゜2−1すな
わち隣接型の末端エポキシ基を持つものでなければなら
ない。
本発明に有用な芳香族、フェノール系ポリエポキシドに
はく1分子中に2以上の1,2−エポキシ基を含有する
多価フェノールのグリシジルポリエーテルがある。この
ようなポリエポキシド樹脂は、一般に多価フェノールと
エビハロヒドリンから誘導され、エホー1−シ当量が約
110〜400である。エビハロヒドリンノ例は、エビ
クロロヒドリン、エビブロモヒドリン、エビヨードヒド
リンであり、中でもエピクロロヒドリンが好ましい。多
価フェノールの例には、レソルシノール、ヒドロキノン
、p、p’−ジ(ヒドロキシフェニル)プロパン(慣用
名:ビスフェノールAン、p、p’−ジヒドロキシベン
ツ゛フェノン、p、 p’−ジヒドロキシジフェニル、
’p、p’−ジ(ヒドロキシフェニル)エタン、ビス(
2−ヒドロキシナフチル)メタン、1.5−ジヒドロキ
シナフタレン、フェノールノボラック樹脂等がある。水
素化ビスフェノールAも多価フェノールに含まれる。か
かるポリエポキシド樹脂は当業者には周知である。好ま
しくは、ポリエポキシド樹脂は、エピハロヒドリンをフ
ェノール性水素と少なくとも当量、特に好ましくは過剰
量で反応させて得たものである。好ましいポリエポキシ
ド樹脂は、エポキシ当量が約170〜200である、ビ
スフェノールAのグリシジルポリエーテルである。
本発明に有用な第2の種類のポリエポキシドは、エピク
ロロヒドリンなどのエピハロヒドリンを、例えばフクル
酸またはフタル酸起原の酸のいずれかのような芳香族ま
たは芳香族起源のポリカルボン酸と反応させ、次いで低
温度で脱ハロゲン化水素化することにより得られるグリ
シジルポリエステルである。
ポリグリシジルエステルの製造方法は、米国特許第3、
859.314号に詳述されているので参照されたい。
第3の種類のポリエポキシド化合物は、アミノ基が直接
芳香環に結合している芳香族ポリアミンをエピハロヒド
リンと反応させ、次いで苛性アルカリ溶液のようなアル
カリ化合物を添加して脱ハロゲン化水素化することによ
って得られる、いわゆるアミノポリエポキシドである。
芳香族ポリアミンの例には、アニリン、0−1m−1お
よび叶トルイジンならびにメチレンジアニリンがある。
かかる樹脂材料の製造方法は、米国特許第3,310,
528号に詳述されているので参照されたい。また、ア
ミノフェノールから得られるポリエポキシドも本発明に
有用である。
他のポリエポキシドを変性させる目的で本発明に使用す
ることのできる別のポリエポキシド化合物は、脂肪族ポ
リオールのポリグリシジルエーテルである。
このようなポリグリシジルエーテルを誘導するポリオー
ルの例には、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ブチレングリコール、グリセリン、トリメチロール
プロン、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリトー
ル等がある。このポリグリシジルエーテルは、米国特許
第3,033,803号に記載の方法により製造される
。かかるポリオールのポリグリシジルエーテルは、ポリ
エポキシド組成物の粘度を低下させ、硬化した組成物の
特性を変性させるために配合物の約30重量%までの量
で他のポリエポキシドlに配合する。
どの種類のポリエポキシドを選択した場合でも、最終生
成物中の加水分解性塩素の含有量が約0.5重量%未満
であることが不可欠である。加水分解性塩素は、アルカ
リ性触媒による加水分解で脱離しうる塩素の量として定
義される。加水分解性塩素がこの量よりも多量に存在す
ると、エポキシド/硬化剤混合物中のイミダゾールが塩
酸との塩を形成するようになり、反応性を失ってしまう
本発明の第1の必須成分は、液体のモノイミダゾール化
合物〔例えば次式: で示される、融点−2°Cの1−メチルイミダゾール〕
か、または1.4−ブタンジオールとトリメチロールプ
ロパンとの混合物との共存状態で室温(25°C)にお
いて液体溶液を形成するような固体の非置換イミダゾー
ルもしくは置換イミダゾールのいずれかである。上記以
外の好ましいイミダゾールには、2−メチルイミダゾー
ル、2−エチル−4−メチルイミダゾール、および2−
フェニルイミダゾールがある。
前述のように、本発明に有用なポリオールは、1゜4−
ブタンジオールおよびトリメチロールプロパンである。
これらのポリオールは、トリメチロールプロパン約1部
に対して1.4−ブタンジオール約2〜1部の重量比の
混合物として使用する。
本発明の硬化剤を調製するには、ポリオール類とイミダ
ゾールを、必要に応して適度に加熱しながら、単に混合
して、両成分の液体混合物を形成する。この硬化剤は約
25〜約50重量%のイミダゾールを含有し、残りはポ
リオールである。このような混合物は、室温(25℃)
での貯蔵後も液状のままであることが判明した。場合に
よっては、例えば40F (4,,4°C)のような低
温で結晶化が起こることも嵩えられる。
そのような結晶化を防くため、硬化剤の合計重量の約1
0重量%までの水を、ポリオールの一部として添加して
もよい。この量の水は、硬化剤の硬化作用もしくはこの
硬化剤チ)ポリエポキシド樹脂とによりi8られる硬化
後の特性に悪影響を及ぼさないことが認められた。
本発明の硬化組成物を製造するには、硬化剤を、ポリエ
ポキシド樹脂100重量部に対して約2〜約6重量部、
好ましくは約3.5〜約4重量部の割合で、ポリエポキ
シド樹脂に混合する。硬化剤の成分の量としては、イミ
ダゾールは、ポリエポキシド樹脂100重量部に対して
約1〜約3重量部、好ましくは約1.4〜約2重量部の
量で硬化性組成物中に存在させる。
硬化性組成物中のポリオールの使用量は、ポリエポキシ
ド樹脂のエポキシ当量に対するポリオール(水が存在す
るなら、水も含めた)のヒドロキシル当量の比率に暴づ
く。この比率は、1当量のエポキシ当量に対して、ヒド
ロキシル当量的0.05〜約0.15、好ましくは約0
.06〜約0.1当量である。
ポリエポキシド樹脂の重量に基づいて約20重量%まで
の少量の多価フェノールを硬化性組成物に添加すると、
熱変形温度およびガラス転移温度(Tg)の低下を最少
床に抑えて、得られる硬化組成物の柔軟性を増加させる
ことができることが判明した。かかる多価フェノールに
は、カテコール、レソルシノール、ヒドロキノン、p+
 p+−ジ(ヒドロキシフェニル)プロパン、p、p’
−ジヒドロキシヘンシフエノン、p、p’−ジヒドロキ
シジフェニル、p、p’−シ(ヒドロキシフェニル)エ
タン、ビス(2−ヒドロキシフェル)メタン、p、 p
’−ジ(ヒドロキシフェニル)スルボン等がある。これ
らのフェノールの一イオウ頬似物質も使用できる。
前述の成分に加えて、本発明の硬化性組成物は、少量の
他の活性水素含有反応物質により変性させてもよく、か
かる物質としては、他のポリオール、ならびに置換尿素
、ポリカルボン酸等がある。
また、本発明の硬化性組成物は、慣用の顔料、強化材、
繊維、充填材、その他の当業者に周知の材料で変性させ
ることもできる。カラス繊維、石英、その他のケイ素質
材料は、本発明の樹脂−硬化剤組成物の変性用の強化繊
維および無機繊維として特に有用である。
本発明の硬化性組成物は、可使時間が長く (室温で8
時間程度まで)、高温で使用することもてきる。
例えば、本発明の混合組成物は、4時間もの長い可使時
間で100 F (37,8℃)の作業温度で使用する
ことができる。さらに、本発明の材料は、熱変形温度が
向上し、特にケイ素質もしくはアルミナ系充填材および
強化材を配合した場合にこの傾向が大きい。
ゲイ素質光1黄拐および強化材という用語には、粒子状
鉱物および繊維の形態のシリカ、シリゲートおよびケイ
素含有カラスか含まれる。
本発明のポリオール/イミダゾール系硬化剤はまた、高
い硬化温度で顕著な反応性を示し、この反応性はアミン
硬化型エポキシ樹脂系と無水物硬化型エポキシ樹脂系の
中間である。本発明の硬化組成物の耐薬品性、熱安定性
および物理的強度は、他の硬化エポキシ樹脂に匹敵し、
ビニルエステル系のものよりも優れている。
本発明の組成物は、金型注型、成形、フィラメント巻、
引抜成形、ならびに比較的長い可使時間と比較的高い硬
化反応性を必要とする事実上すべての種類のプラスチッ
ク最終用途に使用できる。既述のように、本発明の硬化
組成物は、耐薬品性パイプおよ天 び取付部品、注型による工具、成形金型、作業台点板、
繊維強化複合材料、自動車ザスペンションばね、アイラ
メンI−巻等として使用すると特に有用である。
以下の実施例は、本発明をさらに詳しく説明するもので
ある。部および%ば、特に指定のない限り、重量による
イミダゾール47.5%を、1,4−ブタンジオール2
7.55%、トリメチロールプパン19.65%および
水5゜3%と配合して、変性イミダゾール系硬化剤を形
成した。この硬化剤は25°Cでの粘度が120 cp
、25゛cての比重が1.09、ガードナー・ポル1へ
カラーが2〜3であった。この硬化剤3.6部をポリエ
ボキシト141脂(25℃での粘度が9100cp、エ
ポキシ基当たりの重量186の、ビスフェノールAのジ
グリシジルエーテル)100部に配合した。この混合系
の特性は下記の通りであった: 粘度  25°c      6700cp32℃  
   2130cp 41°C760cp 比重  25℃ 未硬化      1.IC 硬化       1.19 ゲル化時間、ストローク法 120°C165秒 149°C54秒 177℃      25秒 厚さ1部8インチ(0,32cm)の注型品を、上記の
硬化剤/ポリエポキシド樹脂系より調製し、93℃で1
時間、さらに150°Cで1時間硬化させた。硬化した
注型品の特性を下記に示す: 極限引張強さ     7500psi破断点引張伸び
     2.7% 極限曲げ強さ    16,100ρsi初期曲げ弾性
率  390.0OOpsiシヨア−D硬度     
88 アイゾツト衝撃強さ  0.26f t、 lb/ 1
部24時間吸水度    0.21% F′ハ変形温度 乾燥       149°C 24時間煮沸後   122°C この樹脂系を使用したガラス繊維強化複合材料から、圧
縮成形ブランクおよびNOLリングを調製した。圧縮成
形プラックば、0°フアイ7ノント巻Eガラス繊維強化
複合材を135℃で2時間金型硬化させることにより調
製した。このブラックの特性は下記の通りであったニ ガラス繊維含有量    52体積% ボイド量        0.9体積%層間剪断強さ 25°C7600ps 1 121°C4600psi 150℃         3200psi酎疲労性(
5tlzで1000psi と90’、 000ps 
iの繊維応力を反復負荷) 耐力低下(500,000回後)〈1%NOLリングは
、フィラメント巻Eカラス繊維強化利料を93°Cて1
時間、さらに150°Cで1時間硬化させることにより
調製した。このリングの特性は下記に示ずニ ガラス繊維含有量    50体積% ボイド量       〈0,5体債%曲げ強さ 25°C157ksi 121℃          95ks 1150℃ 
         64ks i層間剪断強さ 25℃         9400ps i次勘ユ 実施例1に記載の硬化剤を、3.5部および4.0部の
量で、実施例1に記載のポリエポキシド樹脂100部に
配合した。150℃でのゲル化貼問および各種硬化条件
での熱変形温度(11,D、T、)を、93°Cで予備
コンディショニングした金型に流し込んだ厚さ1部8イ
ンチ(0,32cm)の樹脂注型品によって測定した。
第1表に示す条件で硬化させた後、注型品を直ちに冷却
し、ASTM D−648(264psi応力)により
Il、D、T。
を測定した。
第  1  表 実施例1に記載の硬化剤を数種類のポリエポキシド樹脂
に配合した。このブレンドの初期粘度および23℃で放
置後の粘度を測定した。また、93°Cで1時間、さら
に150℃で1時間硬化させた厚さ1部8インチ(0,
32cm)の注型品で物理的性質を測定した。
この実施例で使用したポリエポキシド樹脂は次の通りで
ある。
エポキシへ−エボキシ当1t186.25℃での粘度9
100cpの、ヒスフェノールへのジグリシジルエーテ
ル。
エポキシB−エポキシ当=19o 、25°Cでの粘度
14,000cpの、ビスフェノールAのジグリシジル
エーテル。
エポキシC□エポキシA90部→−エポキシ当量188
、官能価2.8の、ノホラソク樹脂のグリシジルポリエ
ーテル10部。
エポキシD□エポキシB90部十エボギシ当M130.
25℃での粘度15cpの、1,4−ブタンジオールの
ジグリシジルエ ーテル10部。
物11月を質 エポキシA      100 エポキシB100 エポキシC100 エポキシD100 硬化剤        3.5  3.5  4.0 
 3.5取扱産佐 23°Cでの粘度(cp) 初期       6,700 8,500 8,20
0 1.9004時間後     −11,2009,
200−6時間後     −17,20016,10
0−8時間後     −32,20030,000’
−24時間後     −18X10620 XIO”
 −理囮裁塑股挫 引張強さくpsi )   7,700 7,50(1
7,4008,600破断点引張伸び(%l    2
.9  2.7  2.5  2.6曲げ強さCpsi
 )   1B、100 15,400 16,100
 16.300初期曲げ弾性率   0.39  0.
39  0.39  0.36(10” psi 、] ショアーD硬度    88’85   85   8
5アイゾソド衝撃強さ 0.26  0.25  0.
25  0.28(ft、1b /inノツチ〕 熱変形温度 C℃)   148  140  1b2
  12724時間吸水度〔%)   0.21  ’
0.21  0.19  0.22英」l吐t イミダゾール34部、1.4−ブタンジオール44部お
よびトリメチロールプパン22部から硬化剤を調製した
。この硬化剤5部を実施例3のエポキシA1.00部に
配合した。ストローク法による149°Cでのケル化時
間は60秒であった。実施例3に記載のように調製し、
硬化させた注型品により測定した熱変形温度は138°
Cであった。
実施例 イミダゾール50部、1,4−ブタンジオール30部お
よびトリメチロールプパン20部から硬化剤を調製した
。この硬化剤3.4部を実施例3のエポキシA100部
に配合した。ストローク法による149°Cでのゲル化
時間は54秒であった。実施例3に記載のように調製し
、硬化させた注型品により測定した熱変形温度は149
°Cであった。
実路カニ 実施例3のエポキシA100部にビスフェノールA10
部を加えた。攪拌下に約93℃まで加熱してビスフェノ
ールAをポリエポキシド樹脂に溶解させた。ビスフエノ
ールAかすべて溶解した後、この樹脂溶液を室温に放冷
した。樹脂溶液の粘度を測定し、実施例1に記載の硬化
剤3.6部を加えた。得られた組成物の一部で149°
Cでのゲル化時間を測定した。また、93°Cで1時間
、さらに150℃で1時間硬化させて得た厚さ1部8イ
ンチ(0,32cm)の注型品で物理的特性を測定した
上記と同様の操作によって、エポキシA+レソルシノー
ル、カテコールおよびヒドロキノンから別の樹脂ブレン
ドを調製した。これらのブレンドを上と同様に硬化させ
、その物理的特性を測定した。
ブレンドの詳細および硬化品の特性を次に示す。
エポキ:/A     100  100  100 
 100  100ヒスフエノールA10 レソルシノール            5カテコール
                   5ヒドロキノ
ン                      5−
硬化量ユ皿)     3.6  3.6  3.6 
 3.6  3.6精渡二佳V唾二工並〕 樹脂部分   9,100 20,600 19,70
0 9,030 13,800硬化剤     120
  1.20  120  120  120ゲLユリ
刊匪]秒)*54   35 欣都Jひlr比 引張強さCpsi)  7.500 9.400 9,
600 10,600 8,700破断点引張伸び(%
)  2.7  4.1  3.9  5.0  3.
6熱変形温度〔℃)   148  128  130
  122  129実屓臼泳L レソルシノール5部を実施例1の硬化剤3.6部に熔解
して、24℃での粘度が2300cρである溶液を形成
した。この変性硬化剤を実施例3のエポキシA100部
に配合した。スI・ローフ法によるこのブレンドのケル
化時間は、149℃で44秒であった。厚さ1部8イン
チ(0,32cm)の注型品を作り、93°Cで1時間
、さらに150℃で1時間硬化させた。この硬化組成物
の引張強さば10,200psi 、破断点引張伸びは
4.4%、熱変形温度は121°Cであった。
本発明の原理、好適態様および操作方式について説明し
たが、これらは制限ではなく、0′!、に例示を目的と
しているので、本発明は以上に開示の特定の態様に限定
されるものと解すべきではない。本発明の範囲内で各種
の変更を当業者がなしうる。
出願人代理人  弁理士 広 4n  章 −155

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モノイミダゾール化合物に、1.4−ブタンジオ
    ールとトリメチロールプロパンとのポリオール混合物を
    混合した、液体混合物よりなる、ポリエポキシド樹脂用
    硬化剤。
  2. (2)前記1.4−ブタンジオールとトリメチロールプ
    ロパンとの重量比が2:1〜1:1となる割合で、この
    両成分を存在させる特許請求の範囲第1項記載の硬化剤
  3. (3)前記モノイミダゾール化合物を、硬化剤の重量に
    対して約25〜約50重量%の量で存在させる特許請求
    の範囲第1項記載の硬化剤。
  4. (4)さらに水を含有する特許請求の範囲第1項記載の
    硬化剤。
  5. (5)前記水を、硬化剤の重量に対して0〜約10重■
    %の量で存在させる特許請求の範囲第4項記載の硬化剤
  6. (6)前記モノイミダゾール化合物が、イミダゾール、
    1−メチルイミダゾール、2−メチルイミダゾシール、
    2−エチル−4−メチルイミダゾールおよび2−フェニ
    ルイミダゾールよりなる群から選ばれる特許請求の範囲
    第1項記載の硬化剤。
  7. (7)前記モノイミダゾール化合物がイミダゾールであ
    る特許請求の範囲第1項記載の硬化剤。
  8. (8)末端1,2−エポキシ基を持つポリエポキシド樹
    脂に、モノイミダゾール化合物を1,4−ブタンジオー
    ルとトリメチロールプロパンとのポリオール混合物に混
    合した液体混合物からなる硬化剤を配合して得た相溶性
    混合物よりなる、硬化性ポリエポキシド組成物。
  9. (9)前記ポリエポキシド樹脂がp、 p’−ジ(ヒド
    ロキシフェニル)プロパンのポリグリシジルエーテルで
    ある特許請求の範囲第8項記載の組成物。
  10. (10)前記硬化剤をポリエポキシド樹脂100重量部
    当たり約2〜約6重量部の割合で存在させる特許請求の
    範囲第8項記載の組成物。
  11. (11)前記1,4−ブタンジオールとトリメチロール
    プロパンの重量比が2:1〜1:1となる割合で、この
    両成分を硬化剤中7存在させる。特許請求の範囲第10
    項記載の組成物。
  12. (12)前記モノイミダゾール化合物を、硬化剤の重量
    に対して約25〜約50重量%の量で硬化剤中に存在さ
    せる特許請求の範囲第10項記載の組成物。
  13. (13)さらに多価フェノールを、ポリエポキシド樹脂
    の重量に対して0〜20重量%の量で含有する特許請求
    の範囲第8項記載の組成物。
  14. (14)前記多価フェノールがI”+p”−ジ(ヒドロ
    キシフェニル)プロパンである特許請求の範囲第13項
    記載の組成物。
  15. (15)前記多価フェノールがレソルシノールである特
    許請求の範囲第13項記載の組成物。
  16. (16)前記多価フェノールがカテコールである特許請
    求の範囲第13項記載の組成物。
  17. (17)さらにケイ素質充填材または繊維強化材を加え
    た特許請求の範囲第8項記載の組成物。
  18. (18) (alモノイミダゾールならびに1,4−ブ
    タンジオールとトリメチロールプロパンとのポリオール
    混合物より液体混合物を形成し;(b+得られた液体を
    液体ポリエポキシド樹脂に配合し; (C)得られた配合物を硬化させる ことからなる硬化組成物の製造方法。
JP4024984A 1983-03-03 1984-03-02 エポキシ樹脂用変性イミダゾ−ル系硬化触媒 Pending JPS59168023A (ja)

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