JPS59166041A - 飲食物用変異原性物質除去剤 - Google Patents
飲食物用変異原性物質除去剤Info
- Publication number
- JPS59166041A JPS59166041A JP58038362A JP3836283A JPS59166041A JP S59166041 A JPS59166041 A JP S59166041A JP 58038362 A JP58038362 A JP 58038362A JP 3836283 A JP3836283 A JP 3836283A JP S59166041 A JPS59166041 A JP S59166041A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drink
- food
- remover
- water
- polyvinyl polypyrrolidone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Soy Sauces And Products Related Thereto (AREA)
- Alcoholic Beverages (AREA)
- Tea And Coffee (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は飲食物用変異原性物質除去剤に関する。
近時、紅茶、煎茶、緑茶、麦茶等の茶飲料類、ウィスキ
ー、ワイン、ビール等のアルコール飲料類、しよう油、
みそ、ソース等の調味料類等等の日常飲食品乃至嗜好品
が強い変異原性を示゛ 丁ことが見い出されるに及び、
公衆衛生の観点から一般に多大な関心を集めている（Ｎ
ａｇａｏ。
ー、ワイン、ビール等のアルコール飲料類、しよう油、
みそ、ソース等の調味料類等等の日常飲食品乃至嗜好品
が強い変異原性を示゛ 丁ことが見い出されるに及び、
公衆衛生の観点から一般に多大な関心を集めている（Ｎ
ａｇａｏ。
Ｍ、、 ｅｔ ａｌ、、 Ｍｕｔａｔ、Ｒｅｓ、
、 ６８ １０ １ （’７９ン ：１ｂｉｄ、
、 ８８ １４７ （’８１ン及び諏訪芳秀等、代謝Ｖ
ｏ１．’１９臨時増刊号９６７頁（’８２）、等々几上
記に鑑み、本発明者らはこれら飲食物の変異原性を可及
的に低減丁べく鋭意研究の結果、所謂水不溶性ポリビニ
ルピロリドン即わちポリビニルポリピロリドン（ＰＶＰ
Ｐ）が当該変異原性物質を選択的且つ効果的に吸着除去
し、しかもこれら飲食物の本来の味や香気を殆んど変化
させないという驚ろくべき事実？知見し、本発明に到達
したものである。
、 ６８ １０ １ （’７９ン ：１ｂｉｄ、
、 ８８ １４７ （’８１ン及び諏訪芳秀等、代謝Ｖ
ｏ１．’１９臨時増刊号９６７頁（’８２）、等々几上
記に鑑み、本発明者らはこれら飲食物の変異原性を可及
的に低減丁べく鋭意研究の結果、所謂水不溶性ポリビニ
ルピロリドン即わちポリビニルポリピロリドン（ＰＶＰ
Ｐ）が当該変異原性物質を選択的且つ効果的に吸着除去
し、しかもこれら飲食物の本来の味や香気を殆んど変化
させないという驚ろくべき事実？知見し、本発明に到達
したものである。
丁なわち、本発明はｐｖｐｐｖ飲食物と接触きせること
により飲食物中の変異原性物質を選択的且つ効果的に除
去すること暑主題とするものであり、その構成等につき
詳細ＩＣ分説丁れば次の通りである。
により飲食物中の変異原性物質を選択的且つ効果的に除
去すること暑主題とするものであり、その構成等につき
詳細ＩＣ分説丁れば次の通りである。
対象飲食物
本発明剤が効果的に使用され得るものとしては、紅茶、
煎茶、緑茶−麦茶等の各踵茶飲料類（茶抽出液）、ウィ
スキー、ワイン、ビール、日本酒、しょうちゅう等のア
ルコール飲料類、しよう油、みそ、ンース等の蛋白性葉
材より調製される調味料類等々を例示し得るものである
が、他の観点から丁れは蛋白質含有食材を例えば２００
℃以上程度の熱処理を介して調造される各種飲食物を包
含する。
煎茶、緑茶−麦茶等の各踵茶飲料類（茶抽出液）、ウィ
スキー、ワイン、ビール、日本酒、しょうちゅう等のア
ルコール飲料類、しよう油、みそ、ンース等の蛋白性葉
材より調製される調味料類等々を例示し得るものである
が、他の観点から丁れは蛋白質含有食材を例えば２００
℃以上程度の熱処理を介して調造される各種飲食物を包
含する。
変異原性物質除去剤
通常の水不溶性ポリビニルピロリドン（ポリビニルポリ
ピロリドンとも云う）ならば全て使用され得るものであ
るが、これらは一般には分子量敵方乃至数十万の水溶性
ポリビニルピロリドンを強アルカリの存在下でＩ ＯＯ
”Ｇ程度に加熱処理して提供され得る（ Ｕ、Ｓ、Ｐ、
２，６５８，０４５、等）。
ピロリドンとも云う）ならば全て使用され得るものであ
るが、これらは一般には分子量敵方乃至数十万の水溶性
ポリビニルピロリドンを強アルカリの存在下でＩ ＯＯ
”Ｇ程度に加熱処理して提供され得る（ Ｕ、Ｓ、Ｐ、
２，６５８，０４５、等）。
より具体的には、米国ゼネラル・アンド・アニリン、フ
ィルム社製１ボリクラールＡＴ”（ｉ品名）及び同シグ
マ社製′°ポリビニルポリピロリドン″（商品名：カタ
ログＡ Ｐ ６７５５ ）等を好適なものとして例示し
得る・ 他方、その形状としては飲食物との接触時間等の使用条
件に応じて適宜所望１７）も力が使用され得るが、通常
、粉体乃至粒状、多孔質ゲル塊状、タフレット状或いは
ｐｖｐｐを繊維化しこれにより不織布シート状とする等
々の形状で利用される。
ィルム社製１ボリクラールＡＴ”（ｉ品名）及び同シグ
マ社製′°ポリビニルポリピロリドン″（商品名：カタ
ログＡ Ｐ ６７５５ ）等を好適なものとして例示し
得る・ 他方、その形状としては飲食物との接触時間等の使用条
件に応じて適宜所望１７）も力が使用され得るが、通常
、粉体乃至粒状、多孔質ゲル塊状、タフレット状或いは
ｐｖｐｐを繊維化しこれにより不織布シート状とする等
々の形状で利用される。
尚、ｐｖｐｐは工業的には一般に平均粒度２００メツシ
一程度の微粉末形態で提供されるものであり、例えばる
材等の使用にはこの丑までは不適当なものであるので、
ここでその顆粒及び多孔質材の調製につき例示すれば次
の通りである。
一程度の微粉末形態で提供されるものであり、例えばる
材等の使用にはこの丑までは不適当なものであるので、
ここでその顆粒及び多孔質材の調製につき例示すれば次
の通りである。
１、顆粒の調製
アルギン酸ナトリウム（ケルコ社製ケルコアルギン）
３０１とｐｖｐｐ粉末ＣＧＡＦ社製ポリクラールＡＴ）
７０グどの均一混合粉体に精製水３００２を加えて均一
に混練し塊状物を得た。
３０１とｐｖｐｐ粉末ＣＧＡＦ社製ポリクラールＡＴ）
７０グどの均一混合粉体に精製水３００２を加えて均一
に混練し塊状物を得た。
次にこれを温度８０℃で水分的４％となるまで乾燥後、
粉砕、分級して粒径０．５〜０．８４園の顆粒とし、更
に３重量％ＣａＣ１ｚ水溶液１１に浸漬して約１時間、
架橋処理し、再度乾燥処理に付して水不溶性顆粒約４０
１を調製した。
粉砕、分級して粒径０．５〜０．８４園の顆粒とし、更
に３重量％ＣａＣ１ｚ水溶液１１に浸漬して約１時間、
架橋処理し、再度乾燥処理に付して水不溶性顆粒約４０
１を調製した。
このようにして調製された顆粒は熱水中で難崩壊性であ
り且つ水切れの良さ等のる材適性の点でも良好なもので
あった。
り且つ水切れの良さ等のる材適性の点でも良好なもので
あった。
２、多孔質材の調製
ｐｖｐｐ粉末（ＧＡＦ社製ボリクラールＡＴ）３５７、
アルギン酸ナトリウム（ケルコ社製ケルコアルギン）１
ｓｔ及び精製水５００７を均一に混合して粘稠混合液を
得た。次にこれを厚さ２Ｃｒｎのトレイに注入、成型し
、−４０℃で６時間予備凍結後、同温度下で含水率約４
％となる才で更に凍結乾燥処理し、更に３重量％ＣａＣ
１ｚ水溶液１ノに浸漬して約１時間、架橋水不溶化処理
し、水洗、８０℃で２時間熱風乾燥して多孔質材（発泡
率３１９％）を調製した。こσ）ようにして得られた多
孔質材は熱冷水中でも実質的に非崩壊性であり、且つろ
過性等の点で良好なものであった。
アルギン酸ナトリウム（ケルコ社製ケルコアルギン）１
ｓｔ及び精製水５００７を均一に混合して粘稠混合液を
得た。次にこれを厚さ２Ｃｒｎのトレイに注入、成型し
、−４０℃で６時間予備凍結後、同温度下で含水率約４
％となる才で更に凍結乾燥処理し、更に３重量％ＣａＣ
１ｚ水溶液１ノに浸漬して約１時間、架橋水不溶化処理
し、水洗、８０℃で２時間熱風乾燥して多孔質材（発泡
率３１９％）を調製した。こσ）ようにして得られた多
孔質材は熱冷水中でも実質的に非崩壊性であり、且つろ
過性等の点で良好なものであった。
使用方法
前記除去剤と対象飲食物とを所定時間接触せしめれば足
りるものであるが、例えば浸漬・ろ別乃至遠心除去、前
記ｐｖｐｐ顆粒乃至多孔質材等によるろ過或いはタブレ
ット状剤を１〜数個、これら飲食物保存容器中に添加等
々、所望の方式を採用し得る。
りるものであるが、例えば浸漬・ろ別乃至遠心除去、前
記ｐｖｐｐ顆粒乃至多孔質材等によるろ過或いはタブレ
ット状剤を１〜数個、これら飲食物保存容器中に添加等
々、所望の方式を採用し得る。
又、除去剤の使用量は使用条件により適宜選択されるも
のであるが、通常、飲食物１００１当り数■〜数１Ｏｆ
より好ましくは数１０η〜数１程度である。
のであるが、通常、飲食物１００１当り数■〜数１Ｏｆ
より好ましくは数１０η〜数１程度である。
以下実験例により本発明ビより詳細に説明する。
実験例１
紅茶の葉３Ｆを沸とう水２００ｄで３分間滲出処理し紅
茶飲料原液とした。
茶飲料原液とした。
原液各１００ ｍｌ当りシグマ社製ＰＶＰＰ粉末を０．
５．１，０及び３．０１懸濁し１０分間攪拌した後、葉
を除去し紅茶葉１０■相当量のその凍結乾燥標品？とり
、３−の蒸留水に溶解し、Ｓａｌ −ｍｏｎｅｌｌａ
ｔｙｐｈｉｍｕｒｉｕｍ ＴＡ−１００株（−８９）を
用いてＡｍｅｓの突然変異テスト法（Ａｍｅｓ ｅｔａ
ｌ、、 Ｍｕｔａｔ、 Ｒｅ５６．３１ ３４７ （１
，９７５） ）に従って変異原活性を測足した。
５．１，０及び３．０１懸濁し１０分間攪拌した後、葉
を除去し紅茶葉１０■相当量のその凍結乾燥標品？とり
、３−の蒸留水に溶解し、Ｓａｌ −ｍｏｎｅｌｌａ
ｔｙｐｈｉｍｕｒｉｕｍ ＴＡ−１００株（−８９）を
用いてＡｍｅｓの突然変異テスト法（Ａｍｅｓ ｅｔａ
ｌ、、 Ｍｕｔａｔ、 Ｒｅ５６．３１ ３４７ （１
，９７５） ）に従って変異原活性を測足した。
結果を第１表に要約して示す。
表中、変異原活性は無処理液（対照）の夫を１００とし
たときの相対値（係）で表記されているＯ 第１表 ｐｖｐｐ量（ｒ ／１００ゴ） 変異原活性（％）
（１５２４，７±９．９ １．０ 、 ６．７±４，６３．０
〜０ ０ （対照） １００尚、ＰＶＰＰ処
理液を８０℃に加熱して試飲した処、刺激性がなく味が
やや緩和になることを別として、味及び香りのいずれの
点においても無処理液の夫と著るしく相違することばな
かつｆこ０ 又、煎茶、緑茶等に於いても上記と略同様の結果が得ら
れた。
たときの相対値（係）で表記されているＯ 第１表 ｐｖｐｐ量（ｒ ／１００ゴ） 変異原活性（％）
（１５２４，７±９．９ １．０ 、 ６．７±４，６３．０
〜０ ０ （対照） １００尚、ＰＶＰＰ処
理液を８０℃に加熱して試飲した処、刺激性がなく味が
やや緩和になることを別として、味及び香りのいずれの
点においても無処理液の夫と著るしく相違することばな
かつｆこ０ 又、煎茶、緑茶等に於いても上記と略同様の結果が得ら
れた。
実験例２
に社製しよう油、Ｓ社製ウィスキー各原液１００−当り
前記ｐｖｐｐ粉末０．５．２．０及び４．０２常温下１
５分間添加攪拌し、ｐｖｐｐを遠心除去後、原液５０μ
ｌ及び１０μｌ相当量のそれぞれの凍結乾燥標品なとり
前記例と同様にして変異原活性乞測定した。
前記ｐｖｐｐ粉末０．５．２．０及び４．０２常温下１
５分間添加攪拌し、ｐｖｐｐを遠心除去後、原液５０μ
ｌ及び１０μｌ相当量のそれぞれの凍結乾燥標品なとり
前記例と同様にして変異原活性乞測定した。
結果を第２表に要約して示す。
第２表
尚、ビール、ワイン、ブランデー或いはソース、みそ等
々にあっても、上記と略同様の結果が確認さ′Ｆした。
々にあっても、上記と略同様の結果が確認さ′Ｆした。
特許出願人 株式会社アドバンス開発研究所一
Claims (2)
- （１） ポリビニルポリピロリドンを有効成分として
含有することを特徴とする飲食物用変異原性物質除去剤
。 - （２） 前記飲食物が茶飲料類、アルコール飲料類及
び調味料類のいずれかであることを更に特徴とする特許
請求の範囲第（１）項に記載の前記変異原性物質除去剤
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58038362A JPS59166041A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | 飲食物用変異原性物質除去剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58038362A JPS59166041A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | 飲食物用変異原性物質除去剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59166041A true JPS59166041A (ja) | 1984-09-19 |
Family
ID=12523166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58038362A Pending JPS59166041A (ja) | 1983-03-10 | 1983-03-10 | 飲食物用変異原性物質除去剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59166041A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60220238A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-02 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 流体入り防振体 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5020987A (ja) * | 1973-05-29 | 1975-03-05 | ||
| JPS58138364A (ja) * | 1982-02-04 | 1983-08-17 | ダブリユ−・ア−ル・グレイス・アンド・カンパニ− | くもり生成に対して飲み物を安定化させるための組成物及び方法 |
-
1983
- 1983-03-10 JP JP58038362A patent/JPS59166041A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5020987A (ja) * | 1973-05-29 | 1975-03-05 | ||
| JPS58138364A (ja) * | 1982-02-04 | 1983-08-17 | ダブリユ−・ア−ル・グレイス・アンド・カンパニ− | くもり生成に対して飲み物を安定化させるための組成物及び方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60220238A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-02 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 流体入り防振体 |
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