JPS59163345A - α−アリ−ルアルカン酸エステル類の製造法 - Google Patents
α−アリ−ルアルカン酸エステル類の製造法Info
- Publication number
- JPS59163345A JPS59163345A JP3758483A JP3758483A JPS59163345A JP S59163345 A JPS59163345 A JP S59163345A JP 3758483 A JP3758483 A JP 3758483A JP 3758483 A JP3758483 A JP 3758483A JP S59163345 A JPS59163345 A JP S59163345A
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- Japan
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- compound
- formula
- acid ester
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- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はα−アリールアルカン酸エステル類(α−Ar
ylalkanoate ester )の製造法に関
する。
ylalkanoate ester )の製造法に関
する。
α−アリールアルカン議類は非ステロイド性抗炎症剤と
して今日広く利用されており、式キル基、残余あれば水
素;あ条いはR1がブロムでR2はアルキル基)で示さ
れるカルボニル化合物から相当するα−了り−ルアルカ
ン酸エステル類を製造する方法も種々知られている(米
国化学会誌95巻3340頁1973年、シン上シス1
981年126頁、同1982年456頁、英国化学会
誌バー *ン・トランスアクションズ 11982年2
35頁、テトラヘドロン・レター123巻1385頁1
982年、同1981年4305頁ジャーナル・オフ゛
−オーガニック・ケミストリー43巻2936頁197
8年、ケミカル・コミュニケーションズ1982年13
11頁)。
して今日広く利用されており、式キル基、残余あれば水
素;あ条いはR1がブロムでR2はアルキル基)で示さ
れるカルボニル化合物から相当するα−了り−ルアルカ
ン酸エステル類を製造する方法も種々知られている(米
国化学会誌95巻3340頁1973年、シン上シス1
981年126頁、同1982年456頁、英国化学会
誌バー *ン・トランスアクションズ 11982年2
35頁、テトラヘドロン・レター123巻1385頁1
982年、同1981年4305頁ジャーナル・オフ゛
−オーガニック・ケミストリー43巻2936頁197
8年、ケミカル・コミュニケーションズ1982年13
11頁)。
上記の方法はそれぞれ、毒性の強いタリウム塩、鉛塩を
用いたり、高価な銀塩を用いたり、捷た反応工程が長い
とか収率が悪い等の欠点を有している0 本発明者らはこれらの従来法の欠点を克服すべ香族炭化
水素基、XおよびYはそれぞれ陰イオンとして脱離する
基を表わす)で示される三価ヨー芳香族炭化水素基、R
およびR′はそれぞれ水素もしくはアルギル基を表わす
)て示されるカルボニル化合物とオルトカルボン酸エス
テルの存在下に反応させることを特徴とする一般式 ) %式% (式中、Ar’、R,15は前記と同義、R“はアルギ
ル基を表わす) で示されるα−アリールアルカン酸エステル類の製造法
である。
用いたり、高価な銀塩を用いたり、捷た反応工程が長い
とか収率が悪い等の欠点を有している0 本発明者らはこれらの従来法の欠点を克服すべ香族炭化
水素基、XおよびYはそれぞれ陰イオンとして脱離する
基を表わす)で示される三価ヨー芳香族炭化水素基、R
およびR′はそれぞれ水素もしくはアルギル基を表わす
)て示されるカルボニル化合物とオルトカルボン酸エス
テルの存在下に反応させることを特徴とする一般式 ) %式% (式中、Ar’、R,15は前記と同義、R“はアルギ
ル基を表わす) で示されるα−アリールアルカン酸エステル類の製造法
である。
本発明によれば、無毒性の三価ヨーF化合物とカルボニ
・ル化合物とをオルトカルボン酸エステルの存在下に反
応させる簡単な反応操作により高収率でα−アリールア
ルカン酸エステルか得られる。
・ル化合物とをオルトカルボン酸エステルの存在下に反
応させる簡単な反応操作により高収率でα−アリールア
ルカン酸エステルか得られる。
ンとして脱離する基X、Yとしては、たとえば、アセト
キシ、トリフルオロアセトキシ、ベンゾイルオキシのよ
う々アセトキシ基、クロロ、フルオロなとか挙げられ、
またXがトシルオキシ基てYが水酸基の組合せでもよい
。
キシ、トリフルオロアセトキシ、ベンゾイルオキシのよ
う々アセトキシ基、クロロ、フルオロなとか挙げられ、
またXがトシルオキシ基てYが水酸基の組合せでもよい
。
三価ヨード化合物は次のようにして製造できる。
たとえば、X、Yかクロルの場合は、ヨード化なジクロ
ル三価ヨード化合物に、たとえば、酢酸を作用させれば
クロルをアセトキシ基で置換することかでき、同様にし
て他の陰性基を有する三価ヨード化合物をも製造するこ
とがてきる。
ル三価ヨード化合物に、たとえば、酢酸を作用させれば
クロルをアセトキシ基で置換することかでき、同様にし
て他の陰性基を有する三価ヨード化合物をも製造するこ
とがてきる。
カルボニル化合物としては、たとえば、フェニル基にア
ルキル基、ハロゲン、アルコキシ基等の置換外を有しま
たは有しないアセトフェノン、プロピオフェノンなどが
挙げられる。
ルキル基、ハロゲン、アルコキシ基等の置換外を有しま
たは有しないアセトフェノン、プロピオフェノンなどが
挙げられる。
オルトカルボン酸エステルとしては、オルトギ酸メ゛チ
ル、オルトギ酸エチルのような副ルトギ酸エステルが好
んで用いられる。
ル、オルトギ酸エチルのような副ルトギ酸エステルが好
んで用いられる。
三価ヨード化合物とカルボニル化合物のオルトカルボン
酸エステル存在下の反応は、たとえば濃硫酸添加の下に
加熱することにより円滑に進行し短時間に終了する。
酸エステル存在下の反応は、たとえば濃硫酸添加の下に
加熱することにより円滑に進行し短時間に終了する。
本発明の反応においては、三価ヨード化合物からヨード
化芳香族化合物Ar−1か副生ずるのでこれを回収して
三価ヨード化合物に変換し再び反応に用いることかでき
る。したかって目的物の製造コストを大きく削減するこ
とか可能である。
化芳香族化合物Ar−1か副生ずるのでこれを回収して
三価ヨード化合物に変換し再び反応に用いることかでき
る。したかって目的物の製造コストを大きく削減するこ
とか可能である。
実施例]
p−イソブチルプロピオフェノンCI:] ] m m
ole (1907’IP)とヨードヘンゼンジアセク
ート[:ID’ 1 mmole (322”!i’
)を1mmoleの濃硫酸の存在下、1.5.+7!の
オルトギ酸メチルエステル中で60℃に30分間加熱攪
拌してイブプロフェンのメチルエステル〔m〕か得られ
た。カスクロマトグラフィによる測定では[IIr]の
収率は定量的であった。次いで反応混合物をエーテルで
抽出し、抽出液を木灰したのち無水硫酸マグネシウムで
乾燥し51、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィ(溶出剤、n−ヘキサン)で精製した。
ole (1907’IP)とヨードヘンゼンジアセク
ート[:ID’ 1 mmole (322”!i’
)を1mmoleの濃硫酸の存在下、1.5.+7!の
オルトギ酸メチルエステル中で60℃に30分間加熱攪
拌してイブプロフェンのメチルエステル〔m〕か得られ
た。カスクロマトグラフィによる測定では[IIr]の
収率は定量的であった。次いで反応混合物をエーテルで
抽出し、抽出液を木灰したのち無水硫酸マグネシウムで
乾燥し51、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィ(溶出剤、n−ヘキサン)で精製した。
収率87%上記と同様にして各種のカルボニル化合物を
反応させた結果を次表に示す。
反応させた結果を次表に示す。
’& 考例(ヨードヘンセンの1alllY)上記の実
施例6の反I心条件シて従って反I芯を行い、反応混合
物からヨードヘンセンを回収し/こ0、すなわち、室′
Lfii’+下でプロピオフェノン0.035 mol
e (4,69!7)、ヨートヘンセンジアセク−1−
f)、042mole(149)をオルトキ酸メザル−
10ml t?c ’fd Ffi’させ、室ン: −
F’ z濃r(イEe O,C135mole (3,
439:1を徐々に滴下しブこ。その後この混合物を浴
温60〜70 ’C−C約30分間攪拌し、次いで室温
に戻し、50□Jのエーテルを加えた。この混合液を水
洗し2、有機層を分取し、水洗を3回行い、無水硫酸マ
ダイ、シウムで乾・励し、常圧でエーテルを留去し、残
渣を減圧蒸留した。ヨードヘンセンは49〜53℃10
.5 mmH,gの留分として得られた。収用72g、
回収率86.3%o捷た反応の製品であるα−7エニル
ブロピオン酸メチルは107〜108°c10.5mm
Hgで留出しん。収Hs、74yqt離収率81.0%
。
施例6の反I心条件シて従って反I芯を行い、反応混合
物からヨードヘンセンを回収し/こ0、すなわち、室′
Lfii’+下でプロピオフェノン0.035 mol
e (4,69!7)、ヨートヘンセンジアセク−1−
f)、042mole(149)をオルトキ酸メザル−
10ml t?c ’fd Ffi’させ、室ン: −
F’ z濃r(イEe O,C135mole (3,
439:1を徐々に滴下しブこ。その後この混合物を浴
温60〜70 ’C−C約30分間攪拌し、次いで室温
に戻し、50□Jのエーテルを加えた。この混合液を水
洗し2、有機層を分取し、水洗を3回行い、無水硫酸マ
ダイ、シウムで乾・励し、常圧でエーテルを留去し、残
渣を減圧蒸留した。ヨードヘンセンは49〜53℃10
.5 mmH,gの留分として得られた。収用72g、
回収率86.3%o捷た反応の製品であるα−7エニル
ブロピオン酸メチルは107〜108°c10.5mm
Hgで留出しん。収Hs、74yqt離収率81.0%
。
出願人 II村恭光
代理人 弁理士 竹 内 卓・
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 素剤、XおよびYはそれぞれ陰イオンとして脱離する基
を表わす)で示される三価ヨード化合物をキル基を表わ
す)で示されるカルボニル化合物とオルトカルボン酸エ
ステルの存在下に反応させることを特徴とする一般式 %式% (式中、AI’ 、 R、Rは前記と同義、R”はアル
キル基を表わす) で示されるα−アリールアルカン酸エステル類の製造法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3758483A JPS59163345A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | α−アリ−ルアルカン酸エステル類の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3758483A JPS59163345A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | α−アリ−ルアルカン酸エステル類の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59163345A true JPS59163345A (ja) | 1984-09-14 |
Family
ID=12501584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3758483A Pending JPS59163345A (ja) | 1983-03-07 | 1983-03-07 | α−アリ−ルアルカン酸エステル類の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59163345A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6339825A (ja) * | 1986-07-21 | 1988-02-20 | マリンクロッド・インコ−ポレイテッド | α−アリ−ルアルカンエステルの製造方法 |
US4730077A (en) * | 1986-07-12 | 1988-03-08 | Mallinckrodt, Inc. | Method of preparing α-arylalkanoic esters |
US4745209A (en) * | 1985-03-15 | 1988-05-17 | Yasumitsu Tamura | Method of preparing α-arylalkanoic esters |
-
1983
- 1983-03-07 JP JP3758483A patent/JPS59163345A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4745209A (en) * | 1985-03-15 | 1988-05-17 | Yasumitsu Tamura | Method of preparing α-arylalkanoic esters |
US4730077A (en) * | 1986-07-12 | 1988-03-08 | Mallinckrodt, Inc. | Method of preparing α-arylalkanoic esters |
JPS6339825A (ja) * | 1986-07-21 | 1988-02-20 | マリンクロッド・インコ−ポレイテッド | α−アリ−ルアルカンエステルの製造方法 |
US4843169A (en) * | 1986-07-21 | 1989-06-27 | Mallinckrodt, Inc. | Method of preparing alpha-arylalkanoic esters |
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