JPS59163327A - ジアリ−ルの製造法 - Google Patents

ジアリ−ルの製造法

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JPS59163327A
JPS59163327A JP58037313A JP3731383A JPS59163327A JP S59163327 A JPS59163327 A JP S59163327A JP 58037313 A JP58037313 A JP 58037313A JP 3731383 A JP3731383 A JP 3731383A JP S59163327 A JPS59163327 A JP S59163327A
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diaryl
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transition metal
aryl
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JP58037313A
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Yasuo Yamazaki
康男 山崎
Takehiko Suzuki
剛彦 鈴木
Masaharu Uchiyama
正治 内山
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Nippon Petrochemicals Co Ltd
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07D207/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D207/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D207/30Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
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    • C07D207/402,5-Pyrrolidine-diones
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はジアリールヨードニウム塩全原料とする新規な
ジアリールの製造法に関する。
従来より、ジアリール、たとえばビフェニルの製造法と
しては、ヨウ化フェニルと銅を反応させる方法、ベンゼ
ンを加熱した鉄のチューブに通して2量化させる方法、
ベンゼンのアルカリ金属塩を用いる方法などが報告され
ている。
しかるに、本発明者らは、ジアリールヨードニウム塩か
ら容易にジアリールが得られることを見い出し本発明を
完成させたものである。
すなわち、本発明は、式(1)で示されるジアリールヨ
ードニウム塩を、遷移金属触媒および還元性金属の存在
下、溶媒中で反応させることを特徴とする式(II)で
示されるジアリールの製造法に関する。
Ar、1−Ar、          ・−=−CQI
こごで、Ar、およびAr2は置換基を有することのあ
るアリール基であシ、同一でも異なっていてもよく、X
θは該反応に不活性な対イオンであり、またAr、1A
r4はAr1またはArcと同一のアリール基であり、
同一でも異なっていてもよい。
本発明においては上記(1)式であられされるアリール
基が置換基を有することのあるジアリールヨードニウム
塩全原料とする。アリール基は縮合もしくは非縮合型の
芳香族炭化水素の芳香族核から水素原子が1個引き抜か
れて誘導される一価の置換基であって、該芳香族炭化水
素は任意の置換基を有することができ、たとえばベンゼ
ン、インダン、ナフタレンなどから誘導される。また、
2個のアリール基は同一でも、また異なってもよい。
好ましいジアリールヨードニウム塩は次の式で示される
ようなジフェニルヨードニウム垣およびその置換体であ
る。
ここで、n個のR4およびm個のR3は同一もしくは異
なシ、かつ、それぞれ水素原子、C,〜cI2のアルキ
ル基、シクロヘキシル基、フェニル基、八日ケノアルキ
ル基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシ基、
ニドμ基tたはアシルアミノ基であって、3% ’In
はθ〜8の整数である。
すなわち、アリール基が同一であるよ5な対称型のジア
リールヨードニウム塩を例にとると、ジフェニルヨード
ニウム、ジトリルヨードニウム、ジクミルヨードニウム
、ジ(iso −7’チルフエニル)ヨードニウム、ジ
(t−ブチルフェニル)ヨードニウムなどのシ(アルキ
ルフェニル)ヨードニウム、ジ(シクロヘキシルフェニ
ル)ヨードニウム、ジフェニルヨードニウム、ジ(トリ
フロロメチルフェニル)ヨードニウムなどのシ(ハロゲ
ノアルキルフェニル)ミートニウム、シ(クロ四フェニ
ル)ヨードニウム、シ(ブロモフェニル)ヨードニウム
などのジ(ハロゲノフェニル)ヨードニウム、シ(カル
ボキシルフェニル)ヨードニウム、シ(メトキシフェニ
ル)ヨードニウム、ジ(エトキシフェニル)ヨードニウ
ムなどのジ(アルコキシフェニル)ヨードニウム、シに
トロフェニル)ヨードニウム、ジ(アセチルアミノフェ
ニル)ヨードニウムなどのジ(アシルアミノフェニル)
ヨードニウムなどの塩がある。対称型Pヨードニウム塩
を例にとり説明したが、もちろん2個のアリール基が異
なる非対称のジアリールヨードニウム塩であることもで
きる。
これらジアリールヨードニウムは前記式(1)および(
IV)に示すごとく対イオンX○とともに基金形成する
が、対イオンX○は本発明には本質的ではない。したが
って、反応に不活性な任意の陰イオンであってよい。通
常はヨードニウム塩を得る方法によって選択され、重硫
酸イオン、塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオンなど
の鉱酸の陰イオンおよび四7ツ化ホウ素イオン、六フッ
化燐イオン、六フッ化ヒ素イオン、六フッ化アンチモン
イオンなどのノ・ロゲン化金属イオンなどがある。これ
ら対イオンは相互にイオン交換することができるが、よ
り好適な対イオンは臭素イオンなどのハロゲンイオンで
ある。
これらのジアリールヨードニウムのノ・ロゲン塩は、特
開昭58−101881、特公昭57−58767、イ
ギリス特許第1114950号に記載された方法および
J、Am。
Chem、 Soc、81.842(1959)に記載
されたBeringerらの方法によシ製造することが
できる。たとエバ、ベンゼン、トルエン、1so−7’
ロピルベンゼン、1so−ブチルベンゼン、t−ブチル
ベンゼンなどのアルキルベンゼン、インダン、クロロベ
ンゼン、ブロモベンゼンなどのハロゲン化ベンゼン、安
息香酸、アニソール、ニトロベンゼン、アセトアニリド
およびビフェニルなどから製造することができる。ベン
ゼンからジフェニルヨードニウム塩を製造する方法全例
に取ると、無水酢酸中にベンゼンとヨー濃酸カリウム(
KIQs)’f加えて混合し、次に無水酢酸と濃#L酸
の混合液を滴下し攪拌し、その後、飽オロ塩化アンモニ
ウム水溶液金加えて沈澱を折用させ、口過、再結晶をす
ればジフェニルヨードニウムの塩酸塩を得ることができ
る。
本発明においては、上記ジアリールヨードニウム塩を、
溶媒中で、遷移金属触媒および還元性金属の存在下反応
させることによシ式■)であられされるジアリールが得
られる。反応式で表わすと次のように示せる。
2cAr+  r■−Ar、)→Ar5−ILr、+2
Ar1ここで、得られるジアリールのアリール基は原料
のジアリールヨードニウム塩のアリール基である。した
がって、具体的には式(1)のジアリールヨードニウム
塩からは次の8種の組合せのジアリールが得られること
になる。
Arl−Ar。
Arl  Ar。
Ar2  Ar。
スナわち、ジフェニルヨードニウム塩からはビフェニル
が、また、4.4’−ジトリルヨードニウム塩からは4
.4′−ジメチルビフェニルがそれぞれ生成する。また
4、4′−ジクロロフェニルヨードニウム塩かうli 
4 、4’ −ジクロロビフェニルが得られる。
本発明の遷移金属触媒は、周期律表中第v]ll族元素
であって、たとえば、パラジウム、ロジウム、ルテニウ
ム、白金、イリジウム、オスミウムなどであって、特に
パラジウム系触媒が好ましい。これらの遷移金属は種々
の形態で触媒として用いることができる。すなわち、そ
の酸化数や錯体のいかんにかかわらず使用することがで
きる。パラジウムを例にとると、 アルミナや活性炭に担持されたパラジウム、塩化パラジ
ウムなどのハロゲン化パラジウム、酸化パラジウム、酢
酸パラジウムなどの低級脂肪酸のパラジウム塩などの2
価のパラジウム、その他、ビス(ジベンジリデンアセト
ン)パラジウムなどの錯体も使用できる。ロジウムでは
カルボニル錯体なども使用できる。
上記遷移金属とともに、還元性金属音用いる。この金属
には遷移金属全還元し得る金属ならば、適宜の金属が使
用することができ、たとえば、周期律表第■B族その他
の金属、より具体的には亜鉛、銅、錫、水銀、銀等の1
種または2種以上が例示される。合金であってもよい。
特に、金属亜鉛が収率がすぐれている点で好ましい。金
属の使用量は、反応すべきジアリールヨードニウム塩の
対イオンを中和するに足る量である。
また、使用する溶媒は、ジアリールヨードニウム塩を少
しでも溶解させ、かつ反応に関与しない不活性/、c溶
媒ならばいずれのものも使用できる。たとえば、メタノ
ール、エタノールなどの低級アルコール、アセトン、メ
チルエチルケトンなどのケトン、ジメトギシエタン、ジ
オキサンなどのエーテルのほか、ジメチルホルムアミド
(DMF)、ジメチルスルホオキシド(DMSO)、ア
セトニトリル、テトラヒドロフランなど種々の極性溶媒
が適宜選択できる。
本発明の反応は温和ですみやかに進行するもので、反応
圧力、反応温度は原料などに応じて適宜選択できる。す
なわち、反応圧力は通常、常圧で充分であり、特に加圧
する必要はない。反応温度は常温〜100℃の範囲にあ
ればよく、使用する溶媒の沸点以下であることが好まし
い。また反応時間は通常は1時間以内で十分である。
反応終了後、十分水洗し、エーテル抽出などで分離し、
蒸留または再結晶すれば本発明の目的物たるジアリール
が得られる。
なお、本発明の反応においては前記した反応式で示した
ようにヨウ化アリール、たとえばヨードベンゼンが副生
ずる。ヨウ素が高価なためにヨードベンゼンも高価なも
のであるので、本発明全経済的な安価な方法にするため
にはこの副生ずるヨウ化アリールの利用全考えなければ
ならない。
この両生ヨウ化アリールの利用方法のひとつには、生成
したヨウ化アリールからたとえば前述したJjerin
gerらの方法または本出願人が同日に特許串願した明
細書に記載したようにしてジアリールヨードニウム基金
得る方法がある。
すなわち、副生じたヨウ化アリールからジアリールヨー
ドニウム 化アリールは循環して利用されるので、損失となること
がなく、本発明の方法は経済的で、安価な方法となる。
次に実hTp例により本発明を詳述する。
実施例 フラスコに、表に示したTHF(’50ml)、ジアリ
ールヨードニウム塩( 2 0 m mail)、金属
亜鉛(20m9一原子)、触媒( l m mol) 
f入れた後、室温でそのまま30分間撹拌した。触媒を
p別した後、蒸留して生成物全単離した。
得られた生成物について、カスクロマトグラフィーで分
析した。また、IRスペクトル、NAiRスペクトル、
融点などによっても同定した。結果は同じく表にまとめ
て示す。
なお、EunAl〜8ではヨードベンゼンが、潟9では
p−メチルヨードベンゼンが、1だ/161Oではp−
クロロヨードベンゼンがそれぞれ定量的に副生じてG)
た。
1)Aニジフェニルヨードニウム塩、B:4.4’−ジ
トル  第イルヨードニウム塩、C: 4.4’−1(
クロロフェニル)ヨードニウム塩。
2)αCaCニアセチルアセトン、dbα:ビス(ジベ
ンジリテンアセトン)、pφ3ニトリフェニルホスフィ
ン。
8)金属亜鉛のかわりに金属銅を用いた。
特許出願人  日本石油化学株式会社 、、、、!7i
〈l′、′。
代  理  人  弁理士   川 瀬 良 治”’l
’lh(・2/″ C07C76102 791007118−4H 02100 103/30             7375−4
 H@発 明 者 鈴木剛彦 東京都北区滝野川7−35−13 0発 明 者 内山正治 東京都渋谷区上原2−41−7 手続補正書 昭和58年9月13日 特許庁長官若杉和夫殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第37313号 2、発明の名称 ジアリールの製造法 3・補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称 日本石油化学株式会社 5、補正の対象           ′・ ゛′−−
−ン〆 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1)明細書5頁4行の式帖を次のとおり補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1) 式(1)T示されるジアリールヨードニウム塩を
    、遷移金属触媒および還元性金属の存在下、溶媒中で反
    応させることを特徴とする式(Ll、)で示されるジア
    リールの製造法。 Ar5−Ar、          −・[lここで、
    ArlおよびArtは置換基金有することのあるアリー
    ル基であり、同一でも異1工っていてもよく、Xeは該
    反応に不活性な対イオンであり、またAr3.Ar、は
    Ar1またはAr2と同一であるアリール基であシ、互
    に同一でも異なっていてもよい。 2)前記アリール基が式: ここで、n個のR5は、それぞ札水素原子、C,C,、
    のアルキル基、シクロヘキシル基、フェニル基、ハロゲ
    ノアルキル基、ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコ
    キシ基、ニトロ基またはアシルアミノ基であり同一でも
    異なっていてもよく、nはθ〜8の整数である、 で示される特許請求の範囲第1項記載のジアリールの製
    造法。 3)前記遷移金属触媒がパラジウム系触媒である特許請
    求の範囲第1項または第2項記載のジアリールの製造法
    。 4)前記還元性金属が亜鉛、銅、錫、水銀および銀から
    なる群から選ばれる1釉または2種以上の金屑である特
    許請求の範囲第1項から第8項のいづれかに記載のジア
    リールの製造法。
JP58037313A 1983-03-09 1983-03-09 ジアリ−ルの製造法 Pending JPS59163327A (ja)

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EP84301552A EP0119065B1 (en) 1983-03-09 1984-03-08 Process for preparing diaryls
DE8484301552T DE3460456D1 (en) 1983-03-09 1984-03-08 Process for preparing diaryls
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US4607116A (en) 1986-08-19
DE3460456D1 (en) 1986-09-18
EP0119065B1 (en) 1986-08-13
EP0119065A1 (en) 1984-09-19

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