JPS59163325A - カルボン酸エステルの製造法 - Google Patents

カルボン酸エステルの製造法

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JPS59163325A
JPS59163325A JP3718683A JP3718683A JPS59163325A JP S59163325 A JPS59163325 A JP S59163325A JP 3718683 A JP3718683 A JP 3718683A JP 3718683 A JP3718683 A JP 3718683A JP S59163325 A JPS59163325 A JP S59163325A
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JP
Japan
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formula
compound
group
tertiary amine
carboxylic acid
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JP3718683A
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English (en)
Inventor
Masaaki Ueki
植木 正彬
Shigeru Ikeda
滋 池田
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカルボン酸と水酸基を有する化合物とから収率
よくカルボン酸エステルを製造する方法に関する。
従来、力μボン酸エステルを製造する方法としては、(
1)PCl3.POCl3.5OC12,(COCI)
2等を用いて酸クロリドを経由する方法、(2)塩化水
素。
各種ヌルホン酸類の存在下にエステルを製造する方法等
が一般的である。
これらの方法は、いずれもそれぞれに特徴を有している
が、゛またそれぞれに欠点も有している。そのため、複
雑な構造を持つ化合物をエステル化する場合、その選択
範囲が狭められたり、上記方法では所期の目的を達成で
きないこともしばしばある。たとえばN−ベンジルオキ
シカルボニルアミノ酸を(1)の方法でエステルに導こ
うとすればN−カルボキシ無水物を副生ずる。(2)の
方法では、酸に弱い化合物の場合、その採用が困9准で
ある。
本発明者らは、カルボン酸と塩化ホスフィノチオイルを
第三アミンの存在Fで反応させることにより直ちに生成
する混合酸無水物に水酸基を有する化合物を第三アミン
の存在Fに反応させることにより緩和な条件下で、副反
応なく、速やかにカルボン酸エステルが生成されること
を知見し、こ(1)一般式 〔式中、Ro  は1d換基を有していてもよいアルキ
ル基、アラルキル基、アリーρ基またはアルケニル基を
、R3,R3は同一または異なって置換基分有していて
もよいアルキル基またはアリール基を示す〕で表わされ
る化合物に第三アミンの存在下、 一般式 %式%() 〔式中、R4はi置換基を有していてもよいアルキル基
またはアラルキμ基を示す〕で表わされる化合物を反応
させることを特徴とする 一般式 %式%() 〔式中、R1およびR4は前記と同意義〕で表わされる
カルボン酸エステルの製造法および(2)一般式 %式%() 〔式中、R1は置換基を有していてもよいアルキ/L’
基、アラルキル基、アリール基またはアルケニル基を示
す〕で表わされるカルボン酸に第三アミンの存在下、 〔式中、R3,I’?3は同一または異なって置換基を
有していてもよいアルキル基またはアリール基を示す〕
で表わされる化合物を反応させて一般式 〔式中、Rエ 、R2およびR3は前記と同意義〕で表
わされる化合物とし、さらにこれに一般式 %式%() 〔式中、R4は置換基を有していてもよいアルキル基ま
たはアラルキル基を示す〕で表わされる化合物を第三ア
ミンの存在−Fに反応させることを特徴とする 一般式 %式%() 〔式中、R工およびR4は前記と同意義〕で表わされる
カルボン酸エステルの製造法である。
上記一般式中、R工で示される置換基を有していてもよ
いアルキル基とは、PA素数が1〜8の直鎖あるいは分
校状のものを意味し、たとえばメチル、グチIV 、 
H−プロピル、イソプロピ/’+ n−グチ/1/lイ
ソグチ/l/、 5114C−ブチ/’r  tert
−ブチル、n−ペンチ/”+ n−ヘキシμ、n−へブ
チル。
n−オクチルなどがあげられる。置換基の数は1個に限
定されず、置換される基によっては2〜数個の同一また
は相異なる置換基を有していてもよい。
置換基を有したアルキル基の具体例をあげると、たとえ
ばグルタミン酸、グルタミン、アスパラギン酸、アスパ
ラギン、セリン、グリシン、アラニン、バリン、ロイシ
ン、インロイシン、フェニルアラニン、チロシン、トリ
プトファン、プロリン。
メチオニン、シヌテイン、シスチン、ヒスチジン。
リジン、アルギニンなどのアミノ酸から一〇〇OHを1
ケ除いた残基があげられる。前記のようなアミノ酸の場
合、L型、D型、DL型のいずれでもよい。また、アミ
ノ酸は、たとえばホルミル、アセチル、ベンゾイルなど
のアシμ、p−)/l/エンスルホニル、ベンゼンスμ
ホニル、p−メトキシベンゼンスルホニルなどの芳香族
スルホニル、ペンジルオキシカルポニμ、t−プチルオ
キシヵルポニμ、t−アシルオキシカルボニル、9−フ
ルオレ二μメチルオキシカルボニルなどのアルキμオキ
シカμボニル、アフルキルオキシ力ルボニル。
0−ニドロスμフェニ〜基などの公知のアミノ保護基で
保護されているものが好ましい。
上記一般式中、R2,R:2.およびR4で示されya
k換基を有していてもよいアルキル基とは、炭素数が1
〜5の直鎖または分枝状のものを意味し、たとえばメチ
ル、エチル、n−プロピμ、イソプロピ/’ + n−
ブチル、イソブチ/L/ 、 5eC−グチル。
tert−グチ〃、ベンチ/I’などがあげられる。
置換基としては、たとえばメトキシ、エトキシ。
n−プロポキシ、インプロポキシ、n−ブトキシ。
イングトキシ、5eIlニーブトキシ+tert−ブト
キシなどの低級フルコキシ基、フッ素、#A素、臭素。
ヨウ素などのハロゲンがあけられる。この場合も、置換
基の数は1個に限定されず、置換される基によっては2
〜数個の同一または相異なる置換基を有していてもよい
上記一般式中、R工および′R4で示される置換基を有
していてもよいアラルキμ基としては、たとえばベンジ
ル、フェネチル、フェニルプロピル。
ナフチルメチルなどがあげられる。芳香核の置換基とし
ては、たとえばメトキシ、エトキシIn−プロポキシ、
イソプロポキシ、n−ブトキシ、インブトキシ、式−フ
゛トキシ+tert−ブトキシなどの低級アルコキシ基
、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素などのハロゲンなどがあ
げられる。
上記一般式中、R11R2およびR3で示される置換基
を有していてもよいアリール基としては、た、!:、t
ばフェニル、α−ナフチル、ビフェニル。
アントリ/L”/!どがあげられるが、とりわけフェニ
ル、ナフチ〜などが好ましい。
置換基としては、前述のアラルキル基の項であげたもの
があげられる。その数は1個に限定されず、置換される
基によっては2〜数個の同一また!(−を相異なる置換
基を有していてもよい。
上記一般式中、R1で示される置換基を有していてもよ
いアルケニル基としては、たとえば直鎖状または分校状
の炭素数2〜6の低級アルケニルがよく、たとえばビニ
ル、アリル、イソプロベニμ、2−メタリル、2−グチ
ニル、3−ブテニルなどがあげられる。置換基としては
、たとえばフェニル、炭素数が1〜5の低級アルキル基
、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素などのハロゲンがあげら
れる。
本発明においては、まず一般式(V)で表わされるカル
ボン酸に第三アミンの存在下、一般式(IV ’Jで表
わされる化合物(塩化ホスフイノチオイ/I/)を反応
させて一般式(111)で表わされる化合物(混合酸無
水物)とする。この反応は、通常有機溶媒の存在下にお
こなうのが好ましく、その溶媒としてはカルボン酸、塩
化ホスフィノチオイルおよび第三アミンの一部あるいは
全部を溶かす溶媒ならいずれでもよく、具体的にはたと
えばジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、アセトニトリル、メチレンクロリド、エチレン
クロリド、クロロホルム、酢酸エチル、アセトン、ピリ
ジン、t−ブチルアルコールなど、あるいはこれらを任
意の割合で混合した溶媒などがあげられる。
塩化ホスフィノチオイルはカルボン酸の約0.5〜5倍
モル、好ましくは約1〜2倍モル程度、第三アミンはカ
ルボン酸の約0.5〜5倍モル、好ましくは約1〜2倍
モル程度用いられる。第三アミンの使用量は、迅速な反
応完結を望む場合あるいは同一分子内の2つ以上の水酸
基の性質の差を利用して選択的に反応をおこなう場合等
、その目的に応じて適宜法められる。第三アミンとして
は、たとえばトリエチルアミン、ピリジン、p−ジメチ
ルアミノピリジン、イミダゾール、1−メチルイミダゾ
−μ、2−メチμイミダゾーμ、N−メチルピペリジン
、N−メチμモμホリンなどならいずれでもよく、ある
いはアンバーリストA−26、アンバーリストA−27
などの三級アミノ基を有するイオン交換樹脂も使用でき
る。
このようにして得られる混合酸無水物(■゛)は、単離
して次の反応に供してもよいが、単離せずKそのまま、
第三アミンの存在下、一般式(IF)で表わされる水酸
基を有する化合物と反応させてもよい。
この反応も前述したような有機溶媒の存在下でおこなう
ことが好ましい。第三アミンとしては、前述のものがあ
げられ、前記の反応で用いられたと同じものでもよく、
あるいは前記の反応で用いられたものとは異なるものを
用いてもよい。第三アミンは、前記の反応で用いられた
量よシも少量でよく、通常、混合酸無水物の約0.5〜
5倍モル、好ましくは約1〜2倍モルの範囲で用いられ
る。
本弘明では、水酸基を有する化合物(n)を、混合酸無
水物(m)を得る反応の初期から加えておいてもよい。
この場合、水酸基を有する化合物は塩化ホヌフイノチオ
イyv (■)と反応して副生物を生じることはほとん
どない。
前記2つの反応において、第三アミンとしてた塩化ホス
フイノチオイ/l/(IV )と反応させて下式で表わ
される化合物(Vl)とし、 〔式中、′R2,R3は前記と同意義、R′はHもしく
はCH3を示す〕 この化合物(Vl )を第三アミンの存在下、カルボン
酸(V)および水酸基を有する化合物(It)と反応さ
せてもよい。
前述の反応の反応温度は約−30°〜90℃、好ましく
け約−5°〜30C程度で、反応方法は攪拌。
静置のいずれでもよい。
このようにして得られる目的化合物のカルボン酸エステ
ルは、たとえば抽出、結晶化、クロマトグラフィーなど
公知の分離精製手段により容易に取得される。
本発明によれば、従来法よりも緩和な条件下で反応をお
こなうことができ、しかも副反応がないうえに速やかに
カルボン酸エステルを生成することができる。
また、従来法のように複雑な構造を持つ化合物をエヌテ
ル化する場合、その選択範囲が狭められたシすることが
ない。
以下に参考例ならびに実施例をあけ、本発明を更に具体
的に説明する。
参考例1〜2 オクタン酸ジメチルチオホスフィン酸無水物オクタン酸
(10ミリモlv)とトリエチルアミン(10ミリモ/
L/)をクロロホルム(10sy/)にとかした後、水
冷下塩化ジメチμホスフイノチオイ/l/(10ミリモ
/I/)を加え、水冷下30分攪拌する。クロロホルム
を留去し、残渣をエーテルにとり、水、飽和食塩水で洗
い、無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を留去し、シ
リカゲルカラムクロマトグツフィーを用いて分離すると
、目的物が油状物質として84%の収率で得られる。
HM′Rスペクトル (CDC13)δTM8 =0.67−1.10(m、
3H)、1.IO−1,90(m、l0H)、2.02
(d、J=i3Hz、6H)、2.41(t、J−7H
z、2H) 安息香酸ジメ千pチオホスフィン酸無水物上記のオクタ
ン酸の代りに安息香酸を用い、上記と同様に反応をおこ
なうと目的物が97%の収率で得られる。mp81℃ 11MR1jNスペ クトルDCl5)  δTMs=2.18(d、J=1
3Hz、6H)。
7.27−7.83(m、3H)、7.93−8.27
(m、2H)実施例1〜5 tert−ブトキシカルボニルトリプトファン(0,5
ミリモ/I/)をクロロホルム(1g/)にとかし、ト
リエチルアミン(0,5ミリモ/’)1711.tた後
、塩化ジメチルホスフイノチオイ/L’(0,5ミリモ
/L/)を加え、水冷上攪拌する。1時間後、メタノ−
/l/(0,5ミリモIL/)とイミダゾ−/I/(1
ミリモル)を加える。水冷下1時間、室温で一夜攪拌す
る。溶媒を留去し、残渣を酢酸エチルにとり、水、5%
クエン酸水、5%次酸水素ナトリウム水。
飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶
媒を留去し、調製用シリカゲル薄層クロマトグラフィー
を用いて分離すると目的物が99%の収率で得られる。
mp  144 146j:NIIIIFスペクトル (CDCl3) 1ris =1.40(s 、9H)
 、3.27(d、、J=6Hz、2H)、3.67(
s 、3H)、4.65(m、IH)、6.95(d、
J=2Hz 、IH)、7.10−7.70(m、5H
)、8.27(m、IH) 上記のメタノールの代シにエタノールを用い、同様に反
応をおこなうと目的物が98%の収率で得られる。mp
  166−168℃ NMRスペクトル (CDC1)δTMS −1,17(t、J=7Hz、
3H)。
1.40(s 、9U) 、3.18(d、J=6Hz
+2H)、4゜03(q、J=7Hz、2H)、4.5
0(m、IH)、6.93(a、、y=2H2,’lH
)、7.00−7.63(m、5H)、8.07(m、
IH)ベンジルアルコ−)Vを用い、上記と同様に反応
をおこなうと目的物が98%の収率で得られる。
mp  13l38−14 3jNスペクトル (CDC13)δTMS =1.36(8,9H) 1
3.20(d、J=6Hz 、2H) 、4.60(m
+ IH)、5.00(s、2H)、6.67(d、J
=2Hz、IH)、6.80−7.57(m、l0H)
、8.20(m、IH) p−メトキシベンジルアルコールを用い、上記と同様に
反応をおこなうと目的物が93%の収率で得られる。m
p10?−110℃ NM1?スペクトル (CDC13)1’TMS =1.37(s 、9H)
 、3.28(d 、J=6Hz、2H) 、3.73
(s 、3H)、4.57(m、IH) 、4.97(
ET 、2H)、6.70−7.60(m、6H)、8
.IO(m、IH)イソプロピルアルコ−)Vf用い、
上記と同様に反応をおこなうと目的物が64%の収率で
得られる。mp146149℃ NMRスペクトμ (CDCl5)  δTM8 =1.13(d、J=6
Hz、6H)。
1.38(s 、9H)、3.22(d 、J=6Hz
 、2H)、4.53(m、IH)、4.95(sep
tet 、、T=6H2,IH)、6.92(d+J=
2Hz+ IH)、6.97〜7.70(m、51)、
8.30(m、IH) 実施例6〜7 ンジルエステル +、 e r t−ブトキンカルボニルトリプトファン
(0,5ミリモ/L/)をクロロホA/ 1.にとがし
、トリエチルアミン(0,5ミリモ/L/)を加えた後
、塩化ジメチルホヌフイノチオイル(0,5ミリモル)
を加え、氷冷丁撹拌する。1時間後、ベンジルアルコ−
μ(0,5ミリモ/L’)、)リエチルアミン(0,5
ミリモ/l/)とp−ジメチルアミノピリジン(0,0
05ミリモ/I/)を加える。水冷下1時間、室温で1
時開攪拌する。溶媒を留去し、残渣を酢酸エチルにとり
、水、5%クエン酸水、5%炭酸水素ナトリウム水、飽
和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒
を留去し、調製用シリカゲル薄層クロマトグラフィーを
用いて分離すると目的物が97%の収率で得られる。
上記のベンジルアルコールの代りにイソプロピルアルコ
ールを用い、水冷下1時間、室温−夜反応をおこなうと
目的物が69%の収率で得られる。
実施例8〜9 安息香eベンジルエステル 安息香酸ジメチルチオホスフィン酸無水物(0,5ミリ
モ/L/)とベンジルアルコ−/L’(0,5ミリモ/
I/)をクロロホルムにとかした後1、イミダゾール(
1ミリモル)を加える。水冷−F1時間、室温で一夜飛
拌する。溶媒を留去し、残渣をエーテルにとり、水、1
規定塩酸、5%伏酸水素ナトリウム水、飽和食塩水で洗
い、無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を留去し、調
製用シリカゲル薄層クロマトグラフィーを用いて分離す
ると目的物が油状物質として90%の収率で得られる。
NMRスペクトル (CDC13)δTM3 =5.30(8、IH) 、
6.77−7.70(m、8H)、7.90−8.13
(m、2H)上記の安息香酸ジメチルチオホスフィン酸
無水物の代すにオクタン酸ジメチルチオホスフィン酸無
水物を用い、上記と同様に反応をおこなうと目的物が8
8%の収率で得られる。
NMRスペクトル <ccht  )δTMS =0.73−1.03(m
、3H)、1.03−1.78(m、l0H)、2.0
7−2.40(m、2H)、4.93(s。
2H)、7.17(s、5■) 実施例10〜13 α−フェニル−n−酪酸メチルエステルα−フエニ/I
/n−酪酸(0,5ミリモ/l/ )をクロロホルムに
とかし、トリエチルアミン(0,5ミリ−11=/l/
)を加工た後、塩化ジメチルホスフイノチオイ1v(0
,5ミリモ/L/)を加え、水冷下撹拌する。
30分後、メタノ−/L’(0,5ミリモ/I/)とイ
ミダゾ−/l’(1ミリモル)を加える。水冷下1時間
、室温−夜攪拌する。溶媒を留去し、残渣をエーテルに
とり、水、1規定塩酸、5%伏酸水素すtllラム、飽
和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒
を留去し、調製用シリカゲル薄層クロマトグラフィーを
用いて分離すると、目的物が油状物質として67%の収
率で得られる。
HMRスペクトル (c、dq )δTys=0.83’(t、J=7Hz
、、3H)。
1.50−2.33(m、2H) 、3.30(t、J
=7H’z、IH)。
3.50(s 、3H) 、7.07(s 、5H)−
ベンシイμグロピオン酸メt−と圧ノで一一上記のα−
フェニルn−酪酸の代りにβ−ベンゾイルプロピオン酸
を用い、上記と同様に反応をおこなうと目的物が77%
の収率で得られる。
NMRスペクトル (CCI  )  δTMS  =2.62(t、、T
=6■ZI2H)!3.17(t、J=6Hz、2H)
、3.60(s、3H)+7.30−7.53(m、3
H)、7.78−7.98(m、2H)けい皮酸メチル
エステル 上記のα−フエニ/L/rl−酪酸の代りにけい皮酸を
用い、上記と同様に反応をおこなうと目的物が19%の
収率で得られる。
NMRスペクトル (CC14)δTMS −3,70(e 、3H) 、
6.30(a 、J=16Hz、2H)+7.13−7
.53(m、5H)、7.57(d、J=i6Hz、2
H) ピパリン酸ペンジルエヌテル 上記のα−フエニ/L’n−酪酸の代りにピパリン酸を
用い、上記と同様に反応をおこなうと目的物が58%の
収率で得られる。
NMRスペクトル (CC14)δTMS =1.l7(s、9H)、、4
.98(s、2H)+7.18(8,5H) 実施例14〜16 一ベンジルエステル 安息香酸ジメチルチオホスフィン酸無水物(0,5ミリ
モ/I/)とベンジルアルコ−/l/(0,5ミリモ/
L/)をクロロホルムにとかした後、トリエチルアミン
(0,5ミリモル)とp−ジメチルアミノピリジン(0
,005ミリモ/L/)を加える。氷冷f1時間、室温
で一夜攪拌する。溶媒を留去し、残渣をエーテルにとり
、水、1規定塩酸、5%伏酸水素ナトリウム水、飽和食
塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を留
去し、調製用シリカゲル薄層クロマトグラフィーを用い
て分離すると目的物が油状物質として78%の収率で得
られる。
オクタン酸ベンジルエステル 上記の安息香酸ジメチルチオホスフィン酸無水物の代り
にオクタン酸ジメチルチオホスフィン酸無水物を用い、
上記と同様に反応をおこなうと目的物が9T%の収率で
得られる。
オクタン酸ベンジμエステル オクタン酸(Noミリモ/I/)とトリエチルアミン(
10ミリモ/L/)を、クロロホルム(10パー)にと
かした後、水冷下塩化ジフエニyホスフイノチオイ/L
/(10ミリモル)を加え、氷冷F攪拌する。1時間後
ベンジルアルコー/F/(10ミリモ)V)。
イミダゾ−/L/(20ミリモ/L/)を加える。水冷
下1時間、室温で一夜攪拌する。クロロホルムを留去し
、残渣をエーテルにとり、水、1規定塩酸。
5%炭酸ナトリウム水、水で洗い、無水硫酸ナトリウム
で乾燥する。溶媒を留去し、調製用シリカゲ/l/薄層
りロマトグヲフイーを用いて分離すると目的物が85%
の収率で得られる。
NMRスペクトル (CCI  )  δTM8=0.73−1.03(m
、3H)、1.03−1.78(m、l0H)+2.0
7〜2.40(m、2H)、4.93(a。
2H)、7.17(s、5H) 実施例1γ〜18 tert−グトキクカルボニルインロイシン(0,5ミ
リモ/L/)とベンジルアルコ−/l/(0,5ミリモ
/I/)をクロロホルムにとかした後、H−ジメチルホ
スフィノチオイルイミダゾ−/L’(1ミリモル)を加
え、水冷′F30分、室温で一夜攪拌する。
溶媒を留去し、残渣を酢酸エチルにとり、水、5%クエ
ン酸水、5%炭酸水素ナトリウム水、飽和食塩水で洗い
、無水硫酸ナトリウムで乾燥する。
溶媒を留去し、調製用シリカゲル薄層クロマトグラフィ
ーを用いて分離すると、目的物が87%の収率で得られ
る。
(CDC13)δTMS =0.70−1.00(m、
6H) 、 1.00−1.30(m、2H) 、1.
38(s、9H)、1.57−2.00(m、IH)、
4.03−4.33(m、IH)、4.73−5.03
(m、IH)、5.O了(bs、2]E)、7.20C
F+ 、5H)N(19−フルオレニ メ ルオ シカ
ルボニ、y二」げニニ」」、x:=じ(トとZ左り包り
Lρ−L!y−p−メトキシベンジルエステル ■“ −9−フルオレニルメチルオキシカルボニル−N
  −tert−グトキシカルポニルリジン(1ミリモ
/L/)およびp−メトキシベンジルアル:2−/1/
(1ミリモ/1/)を塩化メチレンにとかした後、N−
ジメチルホヌフイノチオイルイミダゾー/I/(2ミリ
モル)を加え、水冷下1時間、室温で一夜攪拌する。溶
媒を留去し、残渣を酢酸エチルにとシ、水、5%クエン
酸水、5%炭酸水素ナトリウム水、飽和食塩水で洗い、
無水硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を減圧上留去し、
残渣を酢酸エチルと石油エーテルの混合溶媒より再結晶
すると、目的物が86%の収率で得られる。
(CDC13)δTMS =1.13−1.93(m 
、 6H) 、 1.43(s、9H)、2.87−3
.22(m、2H)、3.77(s+3H)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 し式中、R1は置換基を有していてもよいアルキル基、
    アラルキル基、アリール基またはアルケニル基を、R2
    ,R3は同一または異なって置換基を有していてもよい
    アルキル基またはアリール基を示す〕で表わされる化合
    物に第三アミンの存?E下、 一般式 %式% (式中、R4は置換基を有していてもよいアルキル基ま
    たはアラルキル基を示す〕で表わされる化金物を反応さ
    せる仁とを特徴とする 一般式 %式% 〔式中、RおよびRは前記と同意義〕で表わ1    
        4 されるカルボン酸エステルの!ti!造法。
  2. (2)一般式 %式% し式中、P工は置換基を有していてもよいアルキル基、
    アラルキル基、アリール基またはアルケニル基を示す〕
    で表わされるカルボン酸に第三アミンの存在下、 一般式 し式中、182.R3は同一または異なって置換基を有
    していてもよいアルキル基またはアリール基を示す〕で
    表わされる化合物を反応させて一般式 〔式中、Rエ 、R2およびR3は前記と同意義〕で表
    わされる化合物とし、さらにこれに一般式 R4−011 〔式中、R4け置換基を有していてもよいアルキル基ま
    たはアラルキ/L/基を示す〕で表わされる化合物を第
    三アミンの存在下に反応させることを特徴とする 一般式 %式% 〔式中、F□ およびR4は前記と同意義〕で表わされ
    るカルボン酸エステルの製造法。
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