JPS59158048A - 放電灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は例えば自動車等の計器表示盤の照明光源として
用いられる表示盤用放電灯に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

最近自動車などの計器表示盤はデジタル光示に変わシつ
つあシ、このデジタル式表示盤にはその液晶板の光源と
して冷陰極放電灯が用いられている。この冷陰極放電灯
は陰極の加熱電力が不要でおることから、直ちに放電を
開始して発光する特徴を有し、上記計器表示盤等の光源
として頗る好適するものである。

ところで、この種放電灯の両端部には、この放電灯を液
晶板の裏側に設けた基盤上に固定するためのソケットが
取着されている。このソケットはゴム等の弾性を有する
電気絶縁性材料で構成され、その一端面に凹設した受は
凹部内にバルブを嵌入すると受は凹部が弾性変形してそ
の内周面全面がバルブの両端部外周面に密着し、このバ
ルブを弾性的に支持するようになっている。

しかしながら、バルブの両端部には電極が封着されてい
るため、この両端部は点灯中比較的高温となるものでオ
シ、このような両端部がソケットによって密に包み込ま
れていると、放熱が妨げられるので電極温度が高くなシ
過ぎてしまいこの結果、電極から不純ガスが発生し、ラ
ング特性に悪影響を及ばず虞れがある。また受は凹部内
に熱がこもるため、ソケットが熱劣化する不具合もある
。

〔発明の目的〕

本発明はこのような事情にもとづいてなされたもので、
パルプ両端部の放熱性を確保することができ、電極の異
常な昇温にもとづくラング特性の低下やソケット自体の
熱劣化をも未然に防止できる表示盤用放電灯の提供を目
的とする。

〔発明の概要〕

すなわち、本発明は上記目的を達成するため、営は凹部
の内周面にバルブの両端部外周面に当接する複数の突部
を周方向に間隔を存して突設し、受は凹部内にバルブの
両端部を嵌入した状態においてこの受は四部の内周面と
バルブの両端部外周面との間に、この受は凹部の開口を
介して外方と連なる隙間を設けたことを特徴とする。

〔発明の実施例〕 以下本発明を図面に示す一実施例にもとづいて説明する
。

第１図は本発明に係る冷陰極放電灯の全体を示し、ｌは
その直管形バルブである。このバルブ１の両端は電極２
，２を備えたステム３，３によって封止されてお凱この
ステム３，３がらは電極２，２に連なるリード線４，４
が導出されている。またバルブ１内には排気管３ａを通
じてアルゴン等を主成分とする不活性ガスおよび水銀が
封入されており、かっこのバルブ１の内面にはけい光体
被膜１ａが被着されている。

このようなバルブ１の外面には抵抗発熱体５が設けられ
てｂる。抵抗発熱体５はステンレス鋼等の金属材料によ
って網目状の薄膜に形成されておシ、バルブ１の外面全
周にわたって直接被着されている。なお、６，６は抵抗
発熱体５に接続されてそれぞれバルブ１の両端から導出
された給電リード線である。

また、この実施例の場合、バルブ１の外面には透明な熱
収縮性チューｆ７が被覆されている。

このチーープ７は抵抗発熱体５の上からバルブ１に被せ
られた後、所定の加熱処理を施すことによシ収縮してこ
の抵抗発熱体５およびバルブ１の外面に密書するもので
あり、これによって抵抗発熱体５を保持するようになっ
ている。

そして上記バルブ１の両端部にはソケット８゜８が取着
されている。ソケット８，８は例えばシリコンゴム等の
弾性を有する電気絶縁性材料から構成されており、その
一端面にはバルブ１の両端部が嵌合可能な受は凹部９，
９が凹設されている。受は凹部９，９は断面円形をなし
、その内周面には第４図および第５図に示したように上
記バルブ１の両端部外周面に当接する複数の突部ＩＯ・
・・が周方向に間隔を存して突設されている。したがっ
て、バルブ１の両端部を受は凹部９，９内に嵌め込んだ
状態では、これら突部１０・・・がバルブ１の両端部外
周面に弾性的に当接してパルｆｌｆ保持するとともに、
この受は凹部９，９の内周面とバルブｌの両端部外周面
との間には一定の隙間１１が形成され、この隙間１ノは
受は凹部９，９の開口部１２．１２を通じて外方と連通
されている。

なお、受は凹部９，９の底面には一対の挿通孔１３，１
３が開設されており、これら挿通孔１３．１３を通じて
バルブ１端部から導出されたリード線４および給電リー
ド線６がそれぞれ外方に引き出されるようになっている
。

また、各ソケット８，８０両側部には７ランノ部１４．
１４が突設されておシ、各７ランノ部１４．１４の中央
部に開設した取付は孔１５内に上記リード線４および外
部リード線６が引き回されている。

一方、１６は例えば自動車の計器表示盤の裏側に配置さ
れた基板であシ、この基板１６上にソケット８，８が取
シ付けられている。すなわち、基板１６上の両端部には
所定間隔を存してビン２７．１７が突設されておシ、こ
れらビン１７゜１７をソケット８．８の取付は孔１５．
１５内に嵌合させることによシ、この基板１上にソケッ
ト８，８とともにバルブ１が取り付けられるようになっ
ている。そしてビン１７．１７は通電端子を兼用してお
シ、これらビン１７，１７に上記取７付は孔１５．１５
内に導びかれたリード線４，４および給電リード線６，
６が電気的に接触されている。

しかしてこのような構成によれば、ソケット８．８の受
は凹部９，９の内周面に、バルブｌの両端部外周面に当
接する突部１０・・・を突設し、この受は凹部９，９内
にバルブ１の両端部を嵌入した際に、これら両者間に隙
間１１．ｌｌｆ形成したので、バルブ１の両端部は受は
凹部９゜９の開口部１２．１２を通じてこの隙間１１内
に流入する外気にさらされることになシ、放熱効果が高
められる。このためバルブ１の両端部をソケット８，８
で包み込んだにも拘わらず電極２，２の異常な・温度上
昇を防止することができ、ランプ特性に悪影響が生じる
虞れもない。

加えて受は凹部９，９内に熱がこもり難くな広この熱に
よるソケット８，８の変形や劣化も防止できる。

また受は凹部９，９内局面の突部１０・・・はソケット
８，８内体の弾性によりバルブ１の外周面に当接するの
で、その接触圧も充分なものとなり、バルブ１を強固に
支持することができる。

そしてこのソケット８，８内体の弾性は基板１６側から
バルブ１に伝わる振動を吸収する機能も有するから、特
に自動車等の車両の計器表示盤用として好都合となる。

なお、本発明に係る放電灯は冷陰極タイプのものに限ら
ず、熱陰極タイプの放電灯であっても良い。

また受は凹部の形状も上記実施例に限らず角穴状として
も良いとともに、突部の数も実施例に制約されるもので
はなく、４個あるいはそれ以上としてもよい。

〔発明の効果〕

以上詳述した本発明によれば、受は凹部の内周面にバル
ブの両端部外周面に当接する突部を設。け、受は凹部内
にバルブを嵌入した状態においてこれら両者間に隙間を
形成したので、受は凹部内には隙間を通じて外気が流入
し、この外気の流入によってバルブ両端部の放熱効果が
高められる。したがうて電極の異常な昇温を防止でき、
ラング特性に悪影響が生じる虞れもない。

また受は部内に熱がともシ難くなるから、ソケットの熱
劣化も防止でき、また突部はソケット自体の弾性によっ
てバルブに密着するからその支持強度も充分なものとな
シ、バルブを強固に支持できる利点がおる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は全体の斜視図
、第２図は分解斜視図、第３図は・々ルグの断面図、第
４図はバルブとソケットとの嵌合部の断面図、第５図は
第４図中■−■線に沿う断面図である。 １・・・・ぐルプ、２・・・電極、８・・・ソケット、
９・・・受は凹部、１０・・・突部、１ノ・・・隙間、
１２・・・開口部Ｏ 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦Ｕ 牙１図 牙３図 ７ ａ 第４図 伸

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 両端に電極が封着されたバルブと、このバルブの両端部
   が嵌入される受は凹部合有しこのバルブを弾性的に支持
   する電気絶縁性材料からなるソケットとを具備し、上記
   受は凹部の内面にバルブの両端部外周面に当接する複数
   の突部を周方向に間隔を存して突設し、上記受は凹部内
   にバルブの両端部を嵌入した状態においてこの受は凹部
   の内周面とバルブの両端部外周面との間に上記受は凹部
   の開口を介して外方と連なる隙間を設けたことを特徴と
   する表示盤用放電灯。