JPS59157141A - 合成樹脂複合体 - Google Patents

合成樹脂複合体

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JPS59157141A
JPS59157141A JP3158583A JP3158583A JPS59157141A JP S59157141 A JPS59157141 A JP S59157141A JP 3158583 A JP3158583 A JP 3158583A JP 3158583 A JP3158583 A JP 3158583A JP S59157141 A JPS59157141 A JP S59157141A
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resin
acrylic rubber
styrene
vinyl chloride
molded product
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JP3158583A
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Tetsuo Maeda
哲郎 前田
Akihiro Okamoto
昭弘 岡本
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はグラフト重合さnたアクリルゴムな含むスチレ
ン系樹脂と可塑剤を含有する塩化ビニル課樹脂から成る
環境応力き裂性の改良さ几た合成樹脂複合体に関する。
スチレン系樹脂は、機械的性質に優れ、成形が容易であ
ることから広範な用途を有しているが、その使用態様の
ひとつに、可塑剤を含有する塩化ビニル系樹脂とρ複合
体がある。
ここで述べる複合体とは、異・なる樹脂成形物が、接触
面を介して構成されることにより得らnる構造物を示し
、具体的には二重射出成形物、複合積層物または組み立
て物などがある。
ところで、スチレン系樹脂と可塑剤を含有する塩化ビニ
ル系樹・脂とが接触すると、接触面のスチレン系樹脂に
き裂が発生し、著しい場合には破断する現象が頻発する
。この現象は塩化ビニル系樹脂の含有する可塑剤がスチ
レン系樹脂側に移行し、スチレン系樹脂が可塑剤により
環境応力き裂破壊することにより起こり、スチレン系樹
脂の可塑剤てよる環境応力き裂性が劣悪であることに起
因するものである。
スチレン系樹脂の可塑剤に対する耐環境応力き裂性を改
良する試みとして、樹脂の分子量を上げる、極性の高い
単量体を共重合させるか、あるいはその含有率を上げる
、ゴム成分を含有させるか、あるいはその含有率を上げ
るなどの方法が行なわれたが、いず九の方法も実用上充
分な改良効果を得るには至らなかった。
このため、スチレン系樹脂と可塑面を含有する塩化ビニ
ル系樹脂とを接触して用いる゛ことは通常行なわれず、
スチレン系樹脂の用途に制限を加えていた。
本発明者は、スチレン系樹脂と可塑剤を含有する塩化ビ
ニル系樹脂から成る複合体の環境応力き裂性を防止する
方法について鋭意検討を加えた結果、アクリルゴムの存
在下に芳香族ビニル単量体または芳香族ビニル単量体と
他の共重合可能な単量体の混合物を重合することにより
得られたアクリルゴム含有スチレン系樹脂と□、ン重量
係以上の可塑剤を含有する塩化ビニル系樹脂から成る合
成樹脂複合体においては、接触面のスチレン系樹脂にき
裂が発生しない事実を見出し、本発明の完成に至った。
木兄明知よる合成樹脂複合体は可塑剤の移 ”行による
き裂発生現象が解消される為、自動車部品、電気機器部
品等の用途に好適に用いら几る。
本発明に用いられろアクリルゴム含有スチレン系樹脂は
、アクリルゴムの存在下に芳香族ビニル単量体または芳
香族ビニル単量体と他の共重合可能な単量体の混合物を
重合するグラフト重合法により得られる。
本発明において用いろアクリルゴム含有スチレン系樹脂
を構成するアクリルコP1、アクリル酸エステル琳量体
の単独あるいは共産合体、あるいはアクリル酸エステル
単量体と他の共重合可能な単量体の共重合体であるが、
ここで述べるアクリル酸エステル単量体とは、メチルア
クリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート
、ヘキシルアクリレート、シクロへキシルアクリレート
、オクチルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレー
ト、メトキシエチルアクリレート、グリシノルアクリレ
ートなどであり、他の共重合可能な単t 体トbs 、
スチレン、・α−メチルスチレン、t−ブチルスチレン
、ビニルトルエンなどの芳香族ビニル単量体、アクリロ
ニトリル、メタクリレートリルなどのシアン化ビニル単
量体、メチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、
グリシジルメタクリレートんどのメタクリル酸エステル
単量体、エチレン、プロピレン、l−ブテン、インブチ
レン、2−ブテンなどのオレフィン単量体、メチルビニ
ルエーテル、エチルビニルエーテル、ブチルビニルエー
テルなどのビニルエーテル単量体などである。
また、本発明において用いるアクリルゴム含有スチレン
系樹脂を構成するアクリルゴムとしては、前記単量体に
加えて多官能性ビニル単量体を共重合させた共1合体も
用いることができるが、用いうる多・官能性ビニル学量
体としては、ジビニルベンゼン、エチレングリコールジ
メタクリレート、1.3−ブチレングリコールジメタク
リレート、l、4−ブチレングリコールジメタクリレー
ト、プロピレングリコールジメタクリレート、シアヌル
酸トリアリル、インシアヌル酸トリアリル、トリメチロ
ールプロパントリメタクリレート、アリルアクリレート
、アリルメタクリレート、ビニルアクリレート、ビニル
メタクリレート、1 、3 、5−、)リアクリロイル
−へキサヒドロ−8−トリアジンなどの他、たとえば特
公昭49−15635号公報、特、公昭49−2459
7号゛公報に開示された多官能性ビニ解度・パラメータ
が1.0.0 (cal/cc)’ 以下のものである
ことが好ましい。ただしここで用いる沼解度A?ラメー
ターは、John=Wiley &5ons 才土出版
「ポリマーハンドブック」に記載されている溶解度パラ
メーター値であり、共重合体の帛解度パラメーターδT
は、m種類、のビニル単量体から成る共産合体を構成す
る個々のビニル単量体の単独電合体の靜解度ノぐラメ−
ターδ。と、その重量分率Wn  とから、式(1)に
より算出する。   □例えばポリアクリル酸ブチル、
及びポリアクリル酸エチルの溶解度・母ラメーターをそ
れぞn 8−8 (cal/。C)牙 、9.4 (c
al/。。背 とすると、アクリル酸ブチル70重量係
、アクリル酸エチ/l;’30重量係から成る共重合体
の浴解度/eラメーターは9.Q (’cal/cc)
’  と計算さn゛ろ。溶解度・ぞラメ−ターが1. 
O−0(ca17oo)kを越えるアクリ/L/ O”
 Aを用51、得、fl。
たアクリルゴム含有スチレン系樹脂でおっては、耐可塑
剤性に劣り好ましくない。
本発明に2いて使用するアクリルゴム含有スチレン系樹
脂を構成するアクリルゴム゛ムσ)ガラス転移温度は1
0℃以下、好ましくは0℃以下であることが好ましい。
ガラス転移温度が10℃を越えるアクリルゴムを用いて
得らnたアクリルゴム含有スチレン系単量体あっては、
耐可塑剤性笠劣り好剰しくない。
アクリルゴムの重合方法については特に制限はなく、乳
化重合、溶液重合等の公知の技術を適用できる。
本発明において用いるアクリルゴム含有スチレン系樹脂
は、アクリルゴムの存在下に芳香族ビニル単量体または
芳香族ビニル単量体と他の共重合可能な単量体の混合物
を重合することにより得らnるが、ここで述べる芳香族
ビニル単量体とはスチレン、α、?−メチルスチレン、
t−ブチルスチレン、ビニルトルエンなどであり、他の
共重合可能な単量体とはアクリロニトリル、メタクリロ
ニトリルなどのシアン化ビニル単量体、メチルメタクリ
レート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、ヘ
キシルアクリレート、オクチルアクリレートYxどの(
メタ)アクリル酸エステル単量体などである。好ましい
単量体、あるいはその組合せを例示するならば、スチレ
ン、スチレン−アクリロニトリル、スチレン−α−メチ
ルスチレン−アクリロニトリル、スチレン−アクリロニ
トリル−メチルメタクリレート、スチレン−アクリ゛ロ
ニトリループチルアクリレートなどかあ・る。
本発明において、アクリルゴムの存在下で重合を行なう
単量体は、芳香族ビニル単量体を5,0〜100重量係
含有、していることが好ましいが、芳香族ビニル単量体
の含有率が5ON量係未満であっては得られた樹脂の成
形加工性に乏しく好ましくない。
アクリルゴム存在下に於ける前記単量体の重合方法につ
いては特に制限はなく、乳化重合、懸濁重合、浴液重合
、塊状重合の公知の技術が適用できる。
本発明において用いるアクリルゴム含有スチレン系樹脂
は、必要に応じて芳香族ビニル単量体または芳香族ビニ
ル単量体と他の共重合可能な単量体からなる重合体を配
合することができるが、好ましい単量体、あるいはその
組合せを例示するならば、スチレン、スチレン2アクリ
ロニトリル、スチレン−α−メチルスチレン−アクリロ
ニトリル、α−メチルスチレン−アクリロニトリル、ス
チレン−アクリロニトリル−メチルメタクリレートなど
である。該重合体の製造方法については特に制限はなく
、公知の技術が適用できる。
本発明に用いる塩化ビニル系樹脂とは、塩化ビニルな構
成単位とする単独重合体あるいのハロダン化ビニル゛j
ljt体、エチレン、プロピレン、l−ブテン、2−ブ
テン、インブチレン、ノルitルネン等のオレフィン単
量体、ブタツエン、イソゾ、レン、クロロプレン等のツ
エン系単量体、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、
アクリル酸ヘキシル、アクリル酸ヘキシル、メチルメタ
クリレート等の(メタ)アクリノ娑系単量体、アクリロ
ニトリル、メタクリロニトリル等のニトリル系単量体、
スチレン、α−メチルスチレ、ン、ビニルトルエン等の
スチレン系単量体、メチルビニ1ルエ−チル、エチルビ
ニルエーテル、フェニルビニルエーテル等のビニルエー
テル単量体、酢酸ンニル等の脂肪酸ビニル単量体などが
あり、これらを単独あるいは併用して用いることができ
る。
塩化ビニル系樹脂の重合方法については特に制限はなく
、乳化重合、懸濁重合の公知σ)技術を適用できる。
また本発明に用いる塩化ビニル系樹脂は改質のために他
の重合体を混合することができるが、ここで用いる他の
重合体とは、ABS 。
ポリ(メチルメタクリレート−ブタジェン−スチレン)
、ポリメチルメタクリレート、ポリ(メチルメタクリレ
ート−ブチルアクリレ−)L ニトリルゴム、エピクロ
ルヒドリンゴム、EVA、 ポリ(エチレン−ゾロピレ
ン)ゴム、ポリ(スチレン−ブタノエン)ゴムなどがあ
る。
更に本発明に用いる塩化ビニル系樹脂は1重量%以上の
可塑剤を含有しているが、ここで用いろ可塑剤としては
、ツメチルフタレート、ノブチルフタレート、ソ、イソ
ブチルフタレート、ノブチルフタレート、ノブチルフタ
レート、ノブチルフタレート、ツノニルフタレート、ジ
イソデシルフタレート、ノドリプシルフタレート、ノシ
クロへキシルフタレート等のフタル酸エステル、コハク
酸ノイソデシル、アノピン酸ノオクチル、アノピン酸ツ
インデシル、アゼライン酸ノオクチル、セパンン酸ノブ
チル、セパ/ノ酸ノオクチル、テトラヒドロンタル酸ノ
オクチル等の脂肪族2塩基酸エステル、ジエチレングリ
コールノベンゾエート、ノ被ンタエリスリトールへキザ
エステル等のグリコールエステル、オレイン酸ブチル、
アセチルリシノール酸メチル等ノ1lfir 肪eエス
テル、トリクレジルフォスフェート、トリオクチルフォ
スフェート、トリフェニルフォスフェート、トリクロロ
エチルフオスプエート等のリン酸エステル、エポキシ化
太σ油、エポキシ化アマニ油、エボギシステアリン酸オ
クチル等のエポキシ化合物、トリクレジル、アセチルク
エン酸トリブチルなどがある。これらの可塑剤は単独、
ある(・は併用して用いろことができる。
本発明はアクリルゴム含有スチレン系樹脂と1兎量係以
上の可塑剤を含有する塩化ビ益ル系樹脂から成る複合体
に関するもf)であるが、ここで述べろ複合体とは、異
なる樹脂成形物が、接触面を介しt構成されろことによ
り得らnろ構造物を示し、具体的ては、二重射出成形物
、複合積層物、組み立て物などがある。
二重射出成形物とは、第一の射出成形物と第二の射出成
形物の接触面が、第二の射出成形物の射出成形時に形成
される構造物を示し、具体的πは第一の射出成形物を充
填した金型内の空隙に第二の樹脂を射出成形することに
より製造さnろ。二重射出成形品を得るにシ瓜二重□射
出成形機を用いてもよいし、独立しfこ2個の射出成形
機を用いてもよい。二重射出成形機は2個の射出機構を
何しており、各々。
の射出機構から別々に材料を射出する。また型□締機構
は2個有する一合もあるが、2個の金型が牟−の型締機
構の中で回転f6機構を有する場合もある。いずれの場
合ておいても別々の射出機構から射出成形さnlこ成形
品が金型内で組み合わされて単一の成形品を構成する。
・独立した2個の射出成形機を用いろ場合には、第一の
射出成形機で第一の材料を射出成形し、次いでこの成形
品を第二の射出成形機の金型内部に組み込み、第二の射
出成形機で第二の材料を射出成形して単一の成形品を得
る。
・・複合積層物とは、それぞれ異なる材料からなる層が
積層された構造物を示す。一般に複合積層物はラミネー
ト方式、共押し出し方式により製造されるが、本発明に
おいてはそのいずれの技術も適用できる。
ラミネート方式では、アクリルゴム含有スチレン系樹脂
と塩化ビニル系樹脂シートな接着剤で接層させろことに
より、容易に複合積層物を得ることができる。通常のス
チレン系樹脂は、ここで用いられる接着剤によっても環
境応力き裂破壊を起こすが、本発明で用いら1するアク
リルゴム含有スチレン系樹脂は、これらの接着剤に対し
ても良好な耐環境応力き裂性を示す。
共押し出し方式は大別してマルチマニホールド方式、フ
ィードブロック方式の2種類があろ力瓢本発明ではこの
いずれの方式とも適用しうろ。共押し出し技術は特に制
限はなく、公知の技術をそのまま応用できる。スチレン
系樹脂と塩化ビニル系樹脂の接着性は高く、本発明に於
ても、良好な共押し出し積層ノートを得ることができる
組み立て物とは、別々に感形された成形物が互いに接触
面を介して組み立てられた構造物を示゛し、用途に応じ
て種々の態様かり能である。
本発明の複合体はアクリルゴム含有スチレン系樹脂と塩
化ビニル不滑1脂とを必須構成単位とするが、目的に応
じて他の樹脂を構成単位とすることができる。ここで述
べる他の樹脂とは、ポリスチレン、ハイインノにクトボ
リスチレン、ポリ(スナレンーメチルメタクリレート)
、ABS 、  ポリ(アクリロニトリル−EPDM−
スチレン)ぐAES)等のスチレン系樹脂、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、塩素化ホIJ スチレン、塩素1
ヒボリノロビレン等ノオレフィン系樹脂、ポリメチルメ
タクリレートam、−ナイロン6、ナイロン66、ナイ
ロン610.ナイロンF112、ナイロン11゜ナイロ
ン12等のポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポ
リサルボン樹脂、ポリフェニレンオキ丈イド糸樹脂など
であるが、塩化ビニル系樹脂との接触により環境応力き
裂現象の発生するスチレン系樹脂、ポリメチルメタクリ
レート樹脂、ポリカーボネート樹脂などは、塩化ビニル
系樹脂との接触を避けて用いろことが好ましい。
これまで説明した通り、本発明の複合体は゛アクリルゴ
ム含有スチレン系樹脂と塩化ビニル系樹脂とを構成単位
とした構造物であり、アクリルゴム含有スチレン系樹脂
が可塑剤に幻する1llIj環境応力き裂性に優れるた
め、可塑剤を含有する塩化ビニル系樹脂と接触して界面
のアクリルゴム含有スチレン系樹脂にクラックが発生し
ない。このγこめ、本発明の複合体は、ポリエチレン、
ノ・イインパクトボリスチレン、As樹脂、A ’B 
S 樹脂などのスチレン系樹脂と塩化ビニル系樹脂から
成る複合体で頻々と発生した割れによる事故が防止さオ
\自動車部品、電気機器部品、家具、雑貨等に好適に用
いらnろ。     □ 以下実施例をあげ、更に本発明について説明するが、明
細書記載の部および%はい一3’ n。
も止吋基準で示した。
実施例1 アクリルゴムの製造 ステンレス製オートクレープクこ純水150部、過饋酸
カリウムo、1部、ドデシルベンセ゛ンスルホン酸す)
 IJウム1.0部を仕込み、窒素′雰囲気下で攪拌し
た。内容物を65℃に保ち、アクリル酸ブチル10部、
トリアリルイソシアヌレ−) 0.23部がら成る単量
体混合物を()、5時間かけて連続添加し、更に帆5時
間放「4した。仄いでアクリル酸ブチル90部、トリア
リルイソシアヌレート2.07部から成る単量体混合物
を・1.5時間かけて連続添加し、更に2時間放置して
重合を完結した。得らnたアクリルゴムのラテックス平
均粒子径はく)、2μ、ガラス転移温度シま一63℃、
r66部・ぐラメ−ターは8.8 (cal/cc声で
あつ1こ。
得られたアクリルゴムは試料AAとしてその組成及び性
質を表1にまとめた。
以下同様にして表1試料A B = Gのアクリルゴム
を製造して表1にその組成及び性質をまとめた。
グラフト重合体の製造 ステンレス製オートクレーブに表1知示したアクリルゴ
ムラテックス(固形分40%)250部、純水220部
、硫酸第一鉄 0.005部、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム0
.01 MB、ナトリウムホルムアルデヒドスルホキー
シレー) 0.3部を加え、窒素雰囲気下で攪拌した。
内容物を60℃に保ち、アクリロニトリル25部、スチ
レン75部、t−ドデシルメルカプタン帆6部、t−ブ
チルハイドロ・ぐ−オキサイド帆15部から成る単量体
混合物を5時間かけて連続添加した。次いで内容物を7
00で2時間攪拌して重合を完結した。
得られたラテックスに塩化カルシウム8部を含む水溶液
な注〃目し、95Cにて3分間攪拌することにより析出
物を得た。
この析出物を脱水、水洗、乾燥して樹脂粉末を得た。
前記樹脂粉末40部を、アクリロニ) I+ルースチレ
ン共共合合体AS)fH脂−アクリロニトリル含有率2
7%)60部、2,6−ノーt−ブチル−4−メチルフ
ェノールo’、を部、トリフェニルホスファイト0.t
81s、エチレンビスステアリルアミド2.0部と共に
混合し、押出機に供給してアクリルゴム含有スチレン系
樹脂(AAS樹脂)ベレットを得た。
このAAS樹脂を東芝機械株式会社製rs80CN−V
射出成形機により成形温度220Cで射出成形し、20
0 X 30 X 3 mmの平板状成形物を得1こ。
この成形物を200X30X6mmのキャビティ寸法を
有する金型にはめ込み、表2にボし1こ試料J16. 
H−Nの塩化ビニルコン・ゼウ/ドを…J記射出成形磯
てより成形温度150cで射出成形し、二重射出成形物
を得た。
得られた二乗射出成形物の環境応力き裂性を以下の方法
により評価し°た。
1)こQ)二重射出成形物に30間の歪みを与えて治具
に固定し、60Cの恒温槽中に5−日間放置する。
11)5日経過後、成形物を治具からはずして塩化ビニ
ル層を剥離し、AAS樹脂成形物の表面状態を観察する
11i)AAS樹脂樹脂成形物理境応力き裂性を次の方
法により評価し、結果を表3にまとめ1こ。
l:はとんど無変化 ■;成形物の両端に細かいき裂が発生する■;細かいき
裂が成形物を横断する。
■;太いき裂が成形物を横断する V;き裂が床(生長し、曲げると直ちに破断する ■;破断する 複合積層物 このAAS樹脂と表2に示した試料届0、PSQの塩化
ビニルコン7′4?ウンドをマルチマニホールドダイス
を用いて共押し出しした。
ここでAAS樹脂の押出し温度は200 C。
塩化ビニルコン・ゼウンドの押出し温度は1700、マ
ルチマニホールドダイス温度は180℃とした。また、
AAS樹脂σ)シート厚みは2wn、塩化ビニルコンノ
eウンドのシート厚みはl岨とした。
この共押、し出しシー。トから200X30X3胴の短
冊を切り出し、以下の方法に従って環境応力、き裂性を
評価した。
1)該試験片に5(l胴の歪みを与えて治具に固定L、
50Cの恒温槽中に5日間放置−「ろ。
11)5日経過後、成形物を治具からはずして塩化ビニ
ル層を剥離1〜、A A S ml脂シートの表空状態
を観察する。
1ii)  A A S lj脂シートの環境応力き裂
性を次の方法により評価1−る。
■=はとんど無変化 ■:試験片の両端!L細かいき裂が発生するlI;細か
いき裂が試験片を横断する ■:太いき裂が試験片を横断′fろ V:き裂が深く生長し、曲げると直ちに破断する ■;破断する 評価結果を表4に示した。
組み立て物 このAAS樹脂を東芝機械株式会社製IS80CN−V
射出成形機により成形温度220Cで射出成形し、内径
30 +mn、外径34 mm、高さ70mmの円筒状
成形物を得た。
別に表2に示した試料AH,I、Jの塩化ビニルコン・
ぐランドを前記射出成形機だより成形/1式度1600
て射出成形し、内径25陥、外?’! :30 mm、
高さ80+mnの円筒状成形物を得た0 この塩化ビニルコンパウンド成形物と AAS樹脂成形物をがん合して組み立て物とした。
得I−)れだ組み立て物の環境応力き裂性を以丁の方法
てより評価した。
1)この組み立て物を8ocの恒瀞僧中′L7日間放置
する。
11)7日経過後、がん合をはずし、A A S @j
脂成形物の表面状愈を覗察する。
111)AAS樹脂成形物の環境応力き裂性を次の方法
により評価する。
l;はとんど無変化 11;細かいき裂が数少く発生する 11;細かいき裂が数多く発生する 1v:太いき裂が発生する V;き裂が深(生長し、曲げろと直ち′L破断゛fろ ■;破堕する 評価結果を表5にボした。
実施例2 スデンレス製オートクレーブに表1試料lんAのアクリ
ルゴムラテックス(固形分40%)62.5部、純水1
95部、饋酸第−鉄0.0045 t!A5.エチレン
ノアミン四酢酸四すトリウム0.01部、ナトリウムホ
ルムアルデヒドスルホキシレー) 0.3部を加え、窒
素雰囲気下で攪拌し1こ。内容物を60fCに保ち、ス
チレン40部、α−メチルスチレン20部、メチルメタ
クリレート15部、アクリロニトリル25部、t−ドデ
シル、メルカプタン0.45部、t−ブチルハイドロ/
ぐ−オキサイド0.1’5部がら成る単量体混合物を7
時間かけて連続添加した。次いで内容物を70℃で4時
間攪拌して重合ゝを完結した・ 得らnたラテックスに塩化カルシウム5部を含む水浴液
を注加し、95Gにて3分間攪拌することにより析出物
とし、この析出物を脱水、水洗、乾燥して樹脂粉末を得
た。
この樹脂粉末100部に、2.6−ノーt−ブチル−4
−メチルフェノール0.1部、゛トリフェニルホスファ
イト0.1部、エチレンビスステアリルアミド2,0部
を加え、押出機に供給シてAAS1’lll旨啄レット
とした。
実施例1′Liした方法vc、ft、’、得らr′L、
1コAAS樹脂ベレツトと表2試料A I(の塩化ビニ
ルコン・Qランドとから二車射出成形物を作成、し、環
境応力き裂性を評価し1こところ、その程度はIであっ
た。
実施例3 実施例2の単量体混合物に代り、スチレン1′OO部、
t−ドデンルメル力ゾタン帆:3部、t−ブチルハイド
ロパーオキサイド0.55部から成る単量体混合物を用
いろ以外は実施例2と同様に処−埋してアクリルゴム含
有スチレン系樹脂−ξレットを得た3゜ 次いで実施例1に下した方法に向い、得らiたアクリル
ゴム含有スチレン系榛1脂架レッドと表]2試料JE 
Hの塩化ビニルコン・にランドとから二重射出成形物を
作成し、環境応力き裂性を評価し1こところ、そ°の程
度はIでル)つた。
実施例4 実施例1′/c示した方法′Lf:い、パイタックスV
−6100AHT1V−61UOAP。
及びV −6101A’H(共に日立化成F業株代金社
製AAS樹脂)と表2試料A、 Hの塩化ビニルコン・
ぐランドとからそ才tぞれ二重射出成形物を作成し、環
境応力き裂性を評価したところ、いずれもその程度はI
であった。
比較例1 実施例1.2及び3において、アクリルゴムの代りにポ
リブタノエン(平均粒子径0.4μ)ラテックスを用い
る以外は全て実施例と同様に処理してグラフtitt合
体を製造し、樹脂ベレットを得た。
次いで実施例1に示した方法に従い、得られた樹脂被レ
ッドと表2試料AHの塩化ビニルコンミ9ウンドとから
それぞれ二重射出成形物を作成し、環境応力き裂性を評
価したところ、いずnもその程度は■であり、非常に悪
かった。
比較例2 ポリスチレン樹脂(眠気化学工業株式会社製MW−1)
、及びAS樹脂(電気化学工業株式会社製As−H)と
表2試料&Hの塩化ビニルコン・ぐつ/ドとからそオt
ぞれ二重j打出成形物を作成し、環境応力き裂性を評画
しtこところ、いずれもその程度は■であり、非常に悪
かった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アクリルゴムの存在下に芳香族ビニル単量体またG丁芳
    香族ビニル単量体と他の共重合可能な単量体の混合物を
    重合することにより得られたアクリルゴム含有スチレン
    系樹脂と、1重量係以上の可塑剤を含有する塩化ビニル
    系樹脂から成る合成樹脂複合体。
JP3158583A 1983-02-26 1983-02-26 合成樹脂複合体 Granted JPS59157141A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4879852A (ja) * 1972-01-27 1973-10-26
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JPS50123762A (ja) * 1974-02-15 1975-09-29
JPS5586832A (en) * 1978-12-22 1980-07-01 Kureha Chem Ind Co Ltd Vinyl chloride resin composition

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