JPS59156264A - オカラを原料にして食品原料に再生するオカラ粉の製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）オカラの現況 古来からオカラは腐敗しやすいものと 信じられ現代に於いても耐熱性微 生物（細菌）腐敗説、枯草菌による 腐敗説によつて定義づけられ、その大部分が廃棄物とし
て処理されて来た、 しかしながらオカラの成分は、豆乳と全く同一の成分を
有する貴重な資源であ るにもかかわらず全く顧みられない 存在しなつたのは腐敗しやすいという 事と豆皮を大量に含んである為食品 として消化が悪いという二つの 欠点が原因となつている 近年国民のダイエツト食品咾好は、 全国的に豆腐、豆乳ブームを呼び 昭和５７年全国大手豆乳メーカーは、６０数社に及び、
その出荷ベース価格は、１００億円とも１２０億円とも
伝えられる 豆乳及び豆腐製造業会から出される 絞り粕オカラは、膨大な量であり、 世界的食料危機が云云される今日 貴重な資源が廃棄物処理業者の 手を経て、その大部分が家畜の飼料 にされているとは、云え経済的資源 的にその損失は計り知れないものが ある。

（２）オカラ粉の製法 （イ）オカラを熱処理で殺菌消毒する 例えばオカラを蒸気で１０分〜１５分間蒸して殺菌消毒
し清潔なビニール袋 に密封して１２℃〜１５℃の部屋に、 １週間位放置後調べても全くオカラ に異常がなく、２３回の実験の 結果、腐敗しやすいと信じられ又は、定説は、あやまり
である事が実証される 腐敗しやすい原因は、大豆を粉砕し 煮たてる段階で豆乳（粕共）の沸点 が８５℃〜９０℃で吹きこぼれる為、殺菌不足と粕が生
煮えの状態である 事が最大の原因と思われる。

（ロ）乾燥 オカラを殺菌消毒し速かに乾燥して 水分除去する （ハ）精粉 乾燥したオカラを精粉して粒子を、 こまかく均一化すると共に消化の 悪い豆皮を除去する （ニ）上記精製されたオカラ粉は、汚染、温気を防ぐた
め、清潔なビニール袋に 密封する （ホ）精製密封されたオカラ粉は、小麦粉等と同様に保
存可能な食品原料と して生成される ３．オカラ粉の用途 （ヘ）味噌、醤油、菓子、豆腐、豆乳の原料（ト）オカ
ラ粉に３〜４倍の水を加えて撹拌、１晩静置後沈殿物を 絞り取れば、生あんが出来、これに 寒天、砂糖、香料等を加えて煮つめ れば、羊かん、生菓子等になる （チ）特にダイエツト食品原料として理想的である オカラ粉と馬鈴薯混合してコロツケ ハンバーグお好み焼等の原料として 冷凍保存食を作ると、風味ある物が 出来る 廃棄物として固定化されて来た膨大 な量の貴重な食料資源オカラの活生化 は、オカラ粉として再生される事で、経済的のみならず
資源的にも大きな意義 を有するものと思う。

特許出願人　手嶋　みち代

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 オカラを熱処理で殺菌消毒し、これを速かに乾燥して精
   粉加工し食品原料として 再活生化を計り、オカラ粉を製造する