JPS5915582Y2 - クレセント等における台座部の取付調整機構 - Google Patents
クレセント等における台座部の取付調整機構Info
- Publication number
- JPS5915582Y2 JPS5915582Y2 JP6336579U JP6336579U JPS5915582Y2 JP S5915582 Y2 JPS5915582 Y2 JP S5915582Y2 JP 6336579 U JP6336579 U JP 6336579U JP 6336579 U JP6336579 U JP 6336579U JP S5915582 Y2 JPS5915582 Y2 JP S5915582Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pedestal
- crescent
- mounting
- hole
- adjustment mechanism
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はクレセント等における台座部の取付調整機構
に関するものである。
に関するものである。
従来におけるクレセント等にあっては、その取付位置の
調整即ち台座部の取付位置調整が台座部に形成したビス
挿通用孔を長孔に形成してビス止め位置を若干調整可能
にしているのみであって、その調整範囲としては非常に
少ないものであった。
調整即ち台座部の取付位置調整が台座部に形成したビス
挿通用孔を長孔に形成してビス止め位置を若干調整可能
にしているのみであって、その調整範囲としては非常に
少ないものであった。
そのため、例えばクレセント等を補修のため取替える場
合などには取付部に形成されたネジ孔間のピッチに対し
、交換部品となる別メーカによる新たなりレセント等が
対応しきれない場合が生じるもおので、改良が望まれる
ものであった。
合などには取付部に形成されたネジ孔間のピッチに対し
、交換部品となる別メーカによる新たなりレセント等が
対応しきれない場合が生じるもおので、改良が望まれる
ものであった。
また、取付位置調整が可能であっても、クレセント等を
使用中に上記取付位置がずれたりビスの締付は力が緩ん
だりしないものでなければならない そこで、この考案においては、上記従来品の欠点を解消
できるようなものを提供しようとしており、その構成と
しては、クレセント等の台座部に形成した取付用孔に対
し、これより小さく形成されていて少なくとも縦横一方
へ嵌入位置を調整できる押さえ部材を嵌入し、該押さえ
部材にはビス挿通用孔を形成してなり、台座部の取付用
孔と押さえ部材との互の嵌入部分には位置ズレ防止用の
ジグザグ状凹凸部が形成されてなることを特徴とするも
のである。
使用中に上記取付位置がずれたりビスの締付は力が緩ん
だりしないものでなければならない そこで、この考案においては、上記従来品の欠点を解消
できるようなものを提供しようとしており、その構成と
しては、クレセント等の台座部に形成した取付用孔に対
し、これより小さく形成されていて少なくとも縦横一方
へ嵌入位置を調整できる押さえ部材を嵌入し、該押さえ
部材にはビス挿通用孔を形成してなり、台座部の取付用
孔と押さえ部材との互の嵌入部分には位置ズレ防止用の
ジグザグ状凹凸部が形成されてなることを特徴とするも
のである。
次いで、この考案の実施態様について図を参照しながら
以下に例示する。
以下に例示する。
各国において、1はクレセントの台座部、2は台座部1
に旋回自在に取付けた旋回係止部で、適宜係止金具3と
保合できるようにしている。
に旋回自在に取付けた旋回係止部で、適宜係止金具3と
保合できるようにしている。
また4は旋回係止部の把持部である。
そして5は台座部1に形成した取付用孔、6は取付用孔
5に対し、これより小さく形成されていて嵌入自在に設
けた調整用の押さえ部材であり、該押さえ部材6にはビ
ス挿通用孔7を形成しており、ビス挿通用孔7にビス8
を挿通して建具材に対し、このビス8を螺着して取付け
た場合に台座部1を浮上らないように押さえて取付は得
るようにしている。
5に対し、これより小さく形成されていて嵌入自在に設
けた調整用の押さえ部材であり、該押さえ部材6にはビ
ス挿通用孔7を形成しており、ビス挿通用孔7にビス8
を挿通して建具材に対し、このビス8を螺着して取付け
た場合に台座部1を浮上らないように押さえて取付は得
るようにしている。
特にこの考案の特徴としている点は、上記台座部1の取
付用孔5を調整用の押さえ部材6よりも大きく形成して
おき、押さえ部材6を取付用孔5内で嵌入位置を調整で
きるようにしたもので、横方向への調整の場合(第1〜
第6図参照)と、縦方向への調整の場合(第7図参照)
、さらには、両方の調整が可能となるよう縦横寸法を同
じにした押さえ部材6の入る取付用孔5の縦横寸法を共
通にする場合(図示せず)等がある。
付用孔5を調整用の押さえ部材6よりも大きく形成して
おき、押さえ部材6を取付用孔5内で嵌入位置を調整で
きるようにしたもので、横方向への調整の場合(第1〜
第6図参照)と、縦方向への調整の場合(第7図参照)
、さらには、両方の調整が可能となるよう縦横寸法を同
じにした押さえ部材6の入る取付用孔5の縦横寸法を共
通にする場合(図示せず)等がある。
そして特に横方向の調整の場合には施錠ないしは解錠の
際のクレセント旋回係止部の旋回作動によって横方向長
孔のみでは移動し易かった点も解消できる点で従来より
一段と優れている。
際のクレセント旋回係止部の旋回作動によって横方向長
孔のみでは移動し易かった点も解消できる点で従来より
一段と優れている。
またこれら何れの場合でもビス挿通用孔7を単にビス挿
通できる最小限の大きさでなく、図のごとき長孔形状に
しておくと、押さえ部材6の嵌入位置の変動方向とは直
角の方向へもビス8自体の位置調整によってクレセント
の取付位置が調整可能となる。
通できる最小限の大きさでなく、図のごとき長孔形状に
しておくと、押さえ部材6の嵌入位置の変動方向とは直
角の方向へもビス8自体の位置調整によってクレセント
の取付位置が調整可能となる。
さらに台座部1の取付用孔5と押さえ部材6との互の嵌
入部分としては、段部a、a’の形成による場合(第1
図〜第4図参照)と、テーパ状部分す。
入部分としては、段部a、a’の形成による場合(第1
図〜第4図参照)と、テーパ状部分す。
b′に形成されている場合(第5図〜第7図参照)があ
り、特にテーパ状の場合には押さえが効き易く良好であ
る。
り、特にテーパ状の場合には押さえが効き易く良好であ
る。
また上記嵌入部分には位置ズレ防止用のジグザグ状凹凸
部C5C′を形成してあり、先の段部a、a’、または
テーパ状部分す、b’の何れと併設させて実施すること
も可能である。
部C5C′を形成してあり、先の段部a、a’、または
テーパ状部分す、b’の何れと併設させて実施すること
も可能である。
上記クレセントとしては図示していないが中心部にロッ
ク用ツマミを有する場合もあり、またビス挿通用孔7は
上下に各1個の場合のほか、上下に各々2個設ける実施
も可能である。
ク用ツマミを有する場合もあり、またビス挿通用孔7は
上下に各1個の場合のほか、上下に各々2個設ける実施
も可能である。
なお、この考案はクレセントのみではなく引戸錠その化
クレセント同様に台座部の取付調整を必要とする各種金
具類にも適用可能である。
クレセント同様に台座部の取付調整を必要とする各種金
具類にも適用可能である。
上記のごとくこの考案は構成されており、クレセント等
の台座部に従来品のごとく単なる長孔を形成したのみの
ものでなく、台座部1に形成した取付用孔5に対し、こ
れより小さく形成されていて少なくとも縦横一方へ嵌入
位置を調整できる押さえ部材6を嵌入しており、この押
さえ部材6にビス挿通用孔7を形成しているので、押さ
え部材6の嵌入位置調整にてビス8によるクレセント等
の取付位置の調整を行なえることになり、ビスと長孔だ
けの位置調整によるものに比べはるかに安定した位置調
整が可能となるほか、ビス挿通用孔7を長孔に形成して
実施しておくと、縦横方向何れへも位置調整を可能にで
きる。
の台座部に従来品のごとく単なる長孔を形成したのみの
ものでなく、台座部1に形成した取付用孔5に対し、こ
れより小さく形成されていて少なくとも縦横一方へ嵌入
位置を調整できる押さえ部材6を嵌入しており、この押
さえ部材6にビス挿通用孔7を形成しているので、押さ
え部材6の嵌入位置調整にてビス8によるクレセント等
の取付位置の調整を行なえることになり、ビスと長孔だ
けの位置調整によるものに比べはるかに安定した位置調
整が可能となるほか、ビス挿通用孔7を長孔に形成して
実施しておくと、縦横方向何れへも位置調整を可能にで
きる。
しかも、台座部1の取付用孔5と押さえ部材6との互の
嵌入部分には、位置ズレ防止用のジグザグ状凹凸部c、
c’を形成しているので、上記ジグザグ状凹凸部C、C
/が互いに噛み合うことによって、押さえ部材6の嵌入
位置がずれたり移動するのを完全に防止できる。
嵌入部分には、位置ズレ防止用のジグザグ状凹凸部c、
c’を形成しているので、上記ジグザグ状凹凸部C、C
/が互いに噛み合うことによって、押さえ部材6の嵌入
位置がずれたり移動するのを完全に防止できる。
さらに細かな凹凸形状が一面に形成されたジグザグ状凹
凸部C5C′であるので、押さえ部材6の嵌入位置を細
かく調整することも可能で融通性に優れたものである。
凸部C5C′であるので、押さえ部材6の嵌入位置を細
かく調整することも可能で融通性に優れたものである。
従って、この考案によれば、新設の場合のみならず、例
えば補修によるクレセント等の交換時において新たなも
のを取付ける際には先に取付けらていた建具材のビス孔
間隔ピッチに対しても融通性よく取付けることができる
等実用的効果の極めて高いものである。
えば補修によるクレセント等の交換時において新たなも
のを取付ける際には先に取付けらていた建具材のビス孔
間隔ピッチに対しても融通性よく取付けることができる
等実用的効果の極めて高いものである。
図はこの考案の実施態様を例示するものであり、第1図
は斜視図、第2図は要部拡大断面図、第3図は要部拡大
斜視図、第4図および第5図は各々変更例の要部拡大斜
視図、第6図は前回の変更例の断面随、第7図はさらに
別の変更例の要部拡大斜視図である。 1・・・台座部、2・・・旋回係止部、3・・・係止金
具、4・・・把持部、5・・・取付用孔、6・・・押さ
え部材、7・・・ビス挿通用孔、8・・・ビス、a、a
’・・・段部、b、b’・・・テーパ状部分、C,C’
・・・ジグザグ状凹凸部。
は斜視図、第2図は要部拡大断面図、第3図は要部拡大
斜視図、第4図および第5図は各々変更例の要部拡大斜
視図、第6図は前回の変更例の断面随、第7図はさらに
別の変更例の要部拡大斜視図である。 1・・・台座部、2・・・旋回係止部、3・・・係止金
具、4・・・把持部、5・・・取付用孔、6・・・押さ
え部材、7・・・ビス挿通用孔、8・・・ビス、a、a
’・・・段部、b、b’・・・テーパ状部分、C,C’
・・・ジグザグ状凹凸部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 クレセント等の台座部に形成した取付用孔に対し、
これより小さく形成されていて少なくとも縦横一方へ嵌
入位置を調整できる押さえ部材を嵌入し、該押さえ部材
にビス挿通用孔を形成してなり、台座部の取付用孔と押
さえ部材との互の嵌入部分には位置ズレ防止用のジグザ
グ状凹凸部が形成されてなることを特徴とするクレセン
ト等における台座部の取付調整機構。 2 台座部の取付用孔と押さえ部材の互の嵌入部分が段
部に形成されてなる上記実用新案登録請求の範囲第1項
記載のクレセント等における台座部の取付調整機構。 3 台座部の取付用孔と押さえ部材の互の嵌入部分がテ
ーパ状に形成されてなる上記実用新案登録請求の範囲第
1項記載のクレセント等における台座部の取付調整機構
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6336579U JPS5915582Y2 (ja) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | クレセント等における台座部の取付調整機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6336579U JPS5915582Y2 (ja) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | クレセント等における台座部の取付調整機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55162661U JPS55162661U (ja) | 1980-11-21 |
JPS5915582Y2 true JPS5915582Y2 (ja) | 1984-05-08 |
Family
ID=29297399
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6336579U Expired JPS5915582Y2 (ja) | 1979-05-11 | 1979-05-11 | クレセント等における台座部の取付調整機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915582Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0765414B2 (ja) * | 1986-10-09 | 1995-07-19 | 大阪金具株式会社 | クレセント錠 |
JP2512400Y2 (ja) * | 1992-04-27 | 1996-10-02 | 有限会社鈴商トレーディング | クレセントの取付け構造 |
-
1979
- 1979-05-11 JP JP6336579U patent/JPS5915582Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55162661U (ja) | 1980-11-21 |
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