JPS5915340Y2 - 容器の施錠構造 - Google Patents
容器の施錠構造Info
- Publication number
- JPS5915340Y2 JPS5915340Y2 JP5250379U JP5250379U JPS5915340Y2 JP S5915340 Y2 JPS5915340 Y2 JP S5915340Y2 JP 5250379 U JP5250379 U JP 5250379U JP 5250379 U JP5250379 U JP 5250379U JP S5915340 Y2 JPS5915340 Y2 JP S5915340Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide plate
- case
- moderation
- rib
- protruding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、容器の施錠構造の改良に関し、特に一対の
ケースの一端側をヒンジ部で連結し、他端側を開閉自在
に施錠できる容器において、容器を開いた状態では、誤
って不用意に施錠構造が働かず、閉じた状態で容易に施
錠できる構造を提供するものである。
ケースの一端側をヒンジ部で連結し、他端側を開閉自在
に施錠できる容器において、容器を開いた状態では、誤
って不用意に施錠構造が働かず、閉じた状態で容易に施
錠できる構造を提供するものである。
そのための構造として、この考案は、一方のケースに、
両ケースの合せ方向と直交方向に摺動するスライド板を
、該スライド板の操作部がケースの窓から露出するよう
に取付け、このスライド板の内面側を支持して摺動のガ
イドをし、かつスライド板側からの押圧力により弾性変
形可能な受はリブと、このスライド板の内面側に突設し
た節度リブにより弾性変形する節度突起を上記ケースか
ら突設するとともに、スライド板に外方へ突出する係止
突起と、他方のケースに内方へ突出する係止突起とを、
両ケースを合わせた状態で、上、下に位置するように形
成し、かつ他方のケースに、前記スライド板の内面側を
支承する支承突起を設けたものである。
両ケースの合せ方向と直交方向に摺動するスライド板を
、該スライド板の操作部がケースの窓から露出するよう
に取付け、このスライド板の内面側を支持して摺動のガ
イドをし、かつスライド板側からの押圧力により弾性変
形可能な受はリブと、このスライド板の内面側に突設し
た節度リブにより弾性変形する節度突起を上記ケースか
ら突設するとともに、スライド板に外方へ突出する係止
突起と、他方のケースに内方へ突出する係止突起とを、
両ケースを合わせた状態で、上、下に位置するように形
成し、かつ他方のケースに、前記スライド板の内面側を
支承する支承突起を設けたものである。
以下この考案の実施例を図面により説明する。
第1図において、1は上ケース、2は下ケースで両ケー
ス1,2の一端側をヒンジ部Hで連結し開閉自在な携帯
電灯の容器を構成している。
ス1,2の一端側をヒンジ部Hで連結し開閉自在な携帯
電灯の容器を構成している。
ヒンジ部Hは上ケース1と下ケース2の各々に直線透孔
3を有する軸受は部4を設け、歯合させた状態で透孔3
にくの字状に折曲した金属製支持ピン5を強制的に挿入
させて構成しており、支持ピン5をくの字状に折曲して
おけば、透孔3内で弾力性を持って直線状に伸長し、こ
の弾力性で透孔3内に簡単に保持させている。
3を有する軸受は部4を設け、歯合させた状態で透孔3
にくの字状に折曲した金属製支持ピン5を強制的に挿入
させて構成しており、支持ピン5をくの字状に折曲して
おけば、透孔3内で弾力性を持って直線状に伸長し、こ
の弾力性で透孔3内に簡単に保持させている。
6は上ケース1に嵌入された反射鏡、7は上ケース1の
補強リブである。
補強リブである。
8は下ケース2に装着される乾電池、9は乾電池8を押
圧保持し、導通させる端子板、10は受は金板11に装
着された電球、12は外部機器に電池電力を供給するジ
ャック、13は陰極板、14はスイッチ板、15は陰極
板13とスイッチ板14との間に張架された節度板で、
スイッチ摘16によって取り付けられており、これらで
スイッチが構成されている。
圧保持し、導通させる端子板、10は受は金板11に装
着された電球、12は外部機器に電池電力を供給するジ
ャック、13は陰極板、14はスイッチ板、15は陰極
板13とスイッチ板14との間に張架された節度板で、
スイッチ摘16によって取り付けられており、これらで
スイッチが構成されている。
17は、下ケース2に両端が回動可能でかつ節度を備え
て軸支された金属製スタンドである。
て軸支された金属製スタンドである。
次に施錠構造について説明する。
18はABS樹脂製やポリアセタール樹脂からなるスラ
イド板で、第2,3図に示すように両ケース1.2の合
せ方向と直交方向に摺動するように下ケース2に取り付
けられており、スライド板18の突起状操作部19は下
ケース2の窓20から露出している。
イド板で、第2,3図に示すように両ケース1.2の合
せ方向と直交方向に摺動するように下ケース2に取り付
けられており、スライド板18の突起状操作部19は下
ケース2の窓20から露出している。
具体的な取り付は構造は、下ケース2の窓20と対応す
る位置に弾性変形可能な受はリブ21を突設し、この受
はリブ21を若干内方へ傾くように押圧しながら操作部
19を窓20に、強制的に嵌入させ、ついで受はリブ2
1の押圧力を解除すれば、スライド板18は外方へ押し
出され安定して取り付けられ、さらにこの嵌入状態では
、スライド板18の段部22が、下ケース2に内方へ突
出する抜は止め突起23に当接するためスライド板18
の下部が上方へ抜は出ることもなく、また両者の嵌合で
、スライド板18の摺動案内作用をしている。
る位置に弾性変形可能な受はリブ21を突設し、この受
はリブ21を若干内方へ傾くように押圧しながら操作部
19を窓20に、強制的に嵌入させ、ついで受はリブ2
1の押圧力を解除すれば、スライド板18は外方へ押し
出され安定して取り付けられ、さらにこの嵌入状態では
、スライド板18の段部22が、下ケース2に内方へ突
出する抜は止め突起23に当接するためスライド板18
の下部が上方へ抜は出ることもなく、また両者の嵌合で
、スライド板18の摺動案内作用をしている。
24は、第3図に示すようにスライド板18の内面側に
突設した節度リブで、下ケース2には、この節度リブ2
4と摺接する節度面26.27を持った弾性変形する節
度突起25を突設している。
突設した節度リブで、下ケース2には、この節度リブ2
4と摺接する節度面26.27を持った弾性変形する節
度突起25を突設している。
したか゛つて第4図のように上、下ケース1,2が開い
た状態で、第5図のようにスライド板18の操作部19
を摺動操作をしようとすれば、受はリブ21の強度が低
いため、操作力のうちすべり止めのために内方側へ押圧
する力F1をスライド板18に加えた場合、受はリブ2
1は該押圧力F1を支えきれずに内方側へ撓んでしまい
、スライド板18はこのガイド用の受はリブ21ととも
に内方側へ落ち込み、このため、スライド板18の節度
リブ24が節度突起25を弾性変形させて乗り越えるこ
とができず、スライド板18は摺動できなく施錠を誤っ
て行うことが防止できるとともに、スライド板18の操
作部19は窓と同一面にまで落ち込み、不必要な力F1
による受はリブ21の変形が防止されている。
た状態で、第5図のようにスライド板18の操作部19
を摺動操作をしようとすれば、受はリブ21の強度が低
いため、操作力のうちすべり止めのために内方側へ押圧
する力F1をスライド板18に加えた場合、受はリブ2
1は該押圧力F1を支えきれずに内方側へ撓んでしまい
、スライド板18はこのガイド用の受はリブ21ととも
に内方側へ落ち込み、このため、スライド板18の節度
リブ24が節度突起25を弾性変形させて乗り越えるこ
とができず、スライド板18は摺動できなく施錠を誤っ
て行うことが防止できるとともに、スライド板18の操
作部19は窓と同一面にまで落ち込み、不必要な力F1
による受はリブ21の変形が防止されている。
次に下ケース2に上ケース1を被せて施錠しようとする
ときには、第6図に破線で示す位置つまりスライド板1
8の内面側と当接もしくは接近して対向する支承突起2
8が上ケース1側がら突設されているため、スライド板
18に加わる力F1が支承突起28によって受は止めら
れることになり、第5図に示す摺動操作力F2が確実に
伝えられ、節度リブ24は容易に節度突起25を乗り越
えることができ、第7図に示すように安定位置で停止す
る。
ときには、第6図に破線で示す位置つまりスライド板1
8の内面側と当接もしくは接近して対向する支承突起2
8が上ケース1側がら突設されているため、スライド板
18に加わる力F1が支承突起28によって受は止めら
れることになり、第5図に示す摺動操作力F2が確実に
伝えられ、節度リブ24は容易に節度突起25を乗り越
えることができ、第7図に示すように安定位置で停止す
る。
この状態において、スライド板18には外方へ突出する
係止突起29が設けられており、また上ケース1側には
内方へ突出する係止突起30が設けられ、かつその位置
が上、下に位置しているため、第7図および第8図に示
すように、スライド板18の移動により縦方向に重なり
合うことになり、こうして上ケース1は下ケース2にス
ライド板18によって施錠されることになる。
係止突起29が設けられており、また上ケース1側には
内方へ突出する係止突起30が設けられ、かつその位置
が上、下に位置しているため、第7図および第8図に示
すように、スライド板18の移動により縦方向に重なり
合うことになり、こうして上ケース1は下ケース2にス
ライド板18によって施錠されることになる。
上記実施例は携帯電灯の場合について説明したものであ
るが、要は一対のケースの一端側をヒンジ部Hで連結し
、他端側に開閉自在にするための施錠構造を有する容器
であれば、その応用範囲は自由に選べるものである。
るが、要は一対のケースの一端側をヒンジ部Hで連結し
、他端側に開閉自在にするための施錠構造を有する容器
であれば、その応用範囲は自由に選べるものである。
以上述べたように、この考案によれば一方のケース1が
開いた状態では、スライド板18を摺動操作させようと
しても、スライド板18がケース2内に落ち込んでしま
うため、スライド板18の節度リブ24が節度突起25
を乗り越えることができないため、一方のケース1が開
いているにもかかわらず誤って施錠してしまうことがな
く、逆に両ケース1,2を合わせた状態ではスライド板
18が一方のケース1側に設けた支承突起28により受
は止められ落ち込みが阻止されるので、円滑な施錠操作
ができる。
開いた状態では、スライド板18を摺動操作させようと
しても、スライド板18がケース2内に落ち込んでしま
うため、スライド板18の節度リブ24が節度突起25
を乗り越えることができないため、一方のケース1が開
いているにもかかわらず誤って施錠してしまうことがな
く、逆に両ケース1,2を合わせた状態ではスライド板
18が一方のケース1側に設けた支承突起28により受
は止められ落ち込みが阻止されるので、円滑な施錠操作
ができる。
第1図はこの考案の実施例の分解斜視図、第2図は同実
施例の要部外方側斜視図、第3図は同実施例の要部内方
側斜視図、第4図は同実施例の開放状態の要部側面側作
用説明図、第5図は同実施例の開放状態の要部上面側作
用説明図、第6図は同実施例のスライド板操作前の要部
上面側作用説明図、第7図は同実施例の施錠後の要部上
面側作用説明図、第8図は同実施例の施錠後の要部側面
側作用説明図でなる。 1・・・・・・上ケース、2・・・・・・下ケース、1
8・・・・・・スライド板、19・・・・・・操作板、
20・・・・・・窓、24・・・・・・節度リブ、25
・・・・・・算度突起、28・・・・・・支承突起、2
9・・・・・・係止突起、30・・・・・・係止突起。
施例の要部外方側斜視図、第3図は同実施例の要部内方
側斜視図、第4図は同実施例の開放状態の要部側面側作
用説明図、第5図は同実施例の開放状態の要部上面側作
用説明図、第6図は同実施例のスライド板操作前の要部
上面側作用説明図、第7図は同実施例の施錠後の要部上
面側作用説明図、第8図は同実施例の施錠後の要部側面
側作用説明図でなる。 1・・・・・・上ケース、2・・・・・・下ケース、1
8・・・・・・スライド板、19・・・・・・操作板、
20・・・・・・窓、24・・・・・・節度リブ、25
・・・・・・算度突起、28・・・・・・支承突起、2
9・・・・・・係止突起、30・・・・・・係止突起。
Claims (1)
- 一対のケース1,2の一端側をヒンジ部Hで連結し、他
端側を開閉自在に施錠してなる容器の施錠構造において
、一方のケース2に、両ケース1,2の合せ方向と直交
方向に摺動するスライド板18を該スライド板18の操
作部19がケース2の窓20から露出するように取付け
、このスライド板18の内面側を支持して摺動のガイド
をし、かつスライド板18側からの押圧力F0により弾
性変形可能な受はリブ21と、このスライド板18の内
面側に突設した節度リブ24により弾性変形する節度突
起25とを上記ケース2から突設するとともに、スライ
ド板18に外方へ突出する係止突起29と、他方のケー
ス1に内方へ突出する係止突起30とを、両ケース1,
2を合わせた状態で、上、下に位置するように形成し、
かつ他方のケース1に、前記スライド板18の内面側を
支承する支承突起28を設けてなる容器の施錠構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5250379U JPS5915340Y2 (ja) | 1979-04-18 | 1979-04-18 | 容器の施錠構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5250379U JPS5915340Y2 (ja) | 1979-04-18 | 1979-04-18 | 容器の施錠構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55152270U JPS55152270U (ja) | 1980-11-01 |
JPS5915340Y2 true JPS5915340Y2 (ja) | 1984-05-07 |
Family
ID=28943819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5250379U Expired JPS5915340Y2 (ja) | 1979-04-18 | 1979-04-18 | 容器の施錠構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915340Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-04-18 JP JP5250379U patent/JPS5915340Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55152270U (ja) | 1980-11-01 |
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