JPS59152930A - プロピレン含有混合物の製造方法 - Google Patents

プロピレン含有混合物の製造方法

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JPS59152930A
JPS59152930A JP2546683A JP2546683A JPS59152930A JP S59152930 A JPS59152930 A JP S59152930A JP 2546683 A JP2546683 A JP 2546683A JP 2546683 A JP2546683 A JP 2546683A JP S59152930 A JPS59152930 A JP S59152930A
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polypropylene
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エルンスト・ロ−マル
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリプロピレンとポリプロピレンに対して2〜
20重量%の分子量500〜10,000の1,2−ポ
リブタジェンならびに場合によっては架橋剤および/ま
たは発泡剤を、架橋剤もしくは発泡剤の分解温度以下の
温度で混合し、所望の形状に成形した後、2〜2 OM
rad線量の高エネルギー放射線による処理および/ま
たは炉内での加熱によって、架橋および場合によっては
発泡させることから成るポリプロピレン含有の架橋およ
び発泡した混合物の製造法に関する。
このような方法は西ドイツ特許第2839733号明細
書に述べられている。この方法では、熱的な点でポリプ
ロピレンの有利な性質も不利な性質ももっているような
生成物が得られている。
不利な性質としては、特に低温で非常にぜい化し易いと
とが挙げられる。
特開昭47−49825号公報も弾性ゴム状1.4−ポ
リブタジェンを0.3〜40重量部含むポリオレフィン
の直接ガス作用法すなわち物理的方法による発泡方法を
述べている01,4−ポリブタジェンを含むと、小さく
て安定なセルを形成することになるが、昇温下での熱安
定性の低下を招き、その限りでは得られる発泡体の耐熱
性を劣化させることになる。
西ドイツ公開明細書第2937528号は、ポリプロピ
レン、1,2−ポリブタジェン、その他の例えばエチレ
ン−α−オレフィンコポリマーのような熱可塑性樹脂と
プロペラントとからの混合物をベースとする発泡体に関
するものであり、この発泡体は特に高い熱安定性と均一
なセル構造ならびにすぐれた外観を特徴としているが、
真空成形法の可能性は限定されており、凝固点範囲の低
温では強度のぜい化を生ずる。
また、西ドイツ公告第1694130号明細書にはポリ
オレフィン、1,4−ポリブタジェンゴムならびに有機
過酸化物を混合、成形し、次に架橋および発泡させるた
めに加熱することから成る発泡体の製造方法が述べられ
ている。この発泡体は非常に柔軟で、可撓性に富むが、
硬度が低いために荷重支持性外被材の製造には適してい
ないものである。
本発明の目的は、高い価値のある構造材の製造を可能に
するような、ポリプロピレン含有の架橋性および場合に
よっては発泡性の混合物の製造方法を提供するととであ
る。この混合物は凝固点範囲において純粋なポリプロピ
レンの性質に相当する良好な温度安定性を示すとともに
ポリプロピレンについて知られているぜい化が完全にみ
られないととならびに一20〜+30℃の温度範囲にお
ける良好な強度と硬度を特徴とするものである。との混
合物からのプレート状半製品は真空法の適用によって変
形可能である。
また、温合物を発泡させた材料の高度に微細なセル構造
と光沢ある表面は、他の公知の高い価値のある発泡体に
決して劣らないものである。
この目的は本発明によると、混合物原料にポリプロピレ
ンに対して10〜50重量%の低圧法ポリエチレンまた
は高圧法ポリエチレンを添加することによる、最初に述
べた方法によって解決される。
本発明の方法に用いる混合物は主としてポリエチレンと
ポリプロピレン々らびに少量の流動性1,2−ポリブタ
ジェンから成るものである。
との混合物は原料物質の特性にみられないような画期的
な性質を有している。この新l−い性質は過渡的状態の
ものではなく、この点で今までに見られなかったもので
ある。
本発明の方法は、耐熱変形性にすぐれた構造部材の製造
を可能にするものである。この耐熱変形性を測定するた
めに、実施例1に従ってかさ密度30 kg/m’  
を有する発泡体を製造した。
この発泡体から101111の厚さのプレートを切断し
、市販の真空成形機を用いて外径120mg、高さ60
闘のシリンダー状キャップに成形した。このキャップを
循環炉内で150℃において熱間貯蔵したところ、3.
511の直径縮小と4.8%の高さの低下を生じた。同
じかさ密度のポリプロピレン発泡体を用いた場合に、こ
れに匹敵する結果が得られた。
別のテストで、前述のプレート状発泡体を実施例1に従
って製造し、循環炉内で150℃の温度において24時
間に亘って貯蔵したところ、縦方向と横方向で約1係の
縮小が生じた。これに匹敵する純粋なポリプロピレン発
泡体も同様に、絣と横方向で約1係の縮小を示した。次
に、この両方の場合に温度を160℃に高めたところ、
純粋なポリプロピレン発泡体も本発明による発泡体も著
しく収縮した。このととから、本発明による発泡体は軟
化点130℃の低圧法ポリエチレンをかなりの量含むに
も拘らず、純粋なポリプロピレンとほぼ同じ耐熱変形性
を有することが推察できる。
次に、実施例1による発泡体のサンプルにD工N  5
3445によるねじり振動テストを行なった。このテス
トでは、4.IH2,転移温度(Tff )−一40℃
において最大の減衰率が生ずることがわかった(第1図
)。このような減衰最大値は純粋なポリプロピレン発泡
体(第2図)も純粋なポリエチレン発泡体(第3図)も
示さないものである。
このような減衰率の最大値から低温における材料の挙動
を解明することができる。本発明による発泡体は第1図
によると、−40℃の転移温度を有しており、との温度
以下で初めてぜい化するが、純粋々ポリプロピレン発泡
体は約+7℃の温度ですでにぜい化する。この点で、本
発明による加工材は凝固点近くにおいて純粋なポリプロ
ピレン発泡体よりもすぐれている。
第4,5図には、種々な加工材の減衰挙動と温度との関
係を示す。第4図のへ曲線は実施例1による混合物から
の発泡体の減衰挙動を示し、第4図の8曲線は純粋々ポ
リプロピレンからの同じサイズと同じかさ密度を有する
対照体の減衰挙動を示すものである。この両回線の推移
はほぼ同じである。150℃の温度以上で初めて、強い
低下が生ずる。
非発泡性低圧法ポリエチレンからの対照体の場合には、
匹敵し得る傾向の低下が130℃の温度ですでに示され
ている(第5図)。
本発明の混合物の添加剤として低圧法ポリエチレンを用
いた場合には、架橋剤必要量(過酸化物含量もしくは放
射線線i)を10〜20チ減することができ、高圧法ポ
リエチレンを添加した場合と同じ結果が得られた。この
点で、経済的観点からも本発明による混合物の選択は特
に有意義である。
本発明による方法は架橋した、非発泡ポリオレフィン加
工材の製造にも適している。この加工材は特に荷重支持
性構造材に再加工するととができる。また、−40〜 
150℃の温度間に関しては、公知のポリオレフィン加
工材を明らかに凌駕すると思われる性質を特徴的に有し
ている。
次に、本発明を実施例に基づいて、さらに詳細に説明す
る。
実施例1 低圧法ポリプロピレン(メルトインデックス2 !i 
015 r/10分=10)66.3重量部、低圧法ポ
リエチレン(メルトインデックス190/2.16f/
10分=4.6+ρ=0.927〜0 、929 ?/
cm ) 18 、7重量部およびアゾジカルボンアミ
ド15重量部を、ツインスクリュー押出機内でポリブタ
ジェン(分子−1t3.000.1,2含量90重量係
)5.6重量部と混合した。混合時の塊状物温度を17
5〜185℃に調節した。押出機内の均質な混合物を幅
広スリットノズルを介して帯状に成形し、次に7 Mr
adの表面線量を有する電子線によって架橋させた。
このようにして得られた架橋生成物をスクリーン・ベル
トに載せて循環炉を通過させて、発泡させた。炉内の滞
留時間は215℃の温度において8分間であった。この
発泡体プレートは均質なセル構造と30 kg/m’ 
の密度を有した。
この加工材のゲル含量を沸騰キシレン中で、次のように
測定した。
材料1?をキシレン100m/中で5分間沸騰させ、熱
キシレン50dづつで3回洗浄した。
105℃において非溶解性ろ液を16時間乾燥させた後
に、非溶解性ろ液を秤量することによって、出発材量の
ゲル含量を算出した。
ゲル含量は67係であった。
との発泡体の試験結果を第1図と第4図の曲線Aに示す
実施例 2 低圧法ポリプロピレン(メルトインデックス23015
 f/10分=10)85重量部とアゾジカルボンアミ
ド15重量部をツインスクリュー押出機内でポリブタジ
ェン(分子−j13,000.1.2含量 “90 %
 ) 5.6重量部と混合した。混合時の塊状物温度を
175〜185℃に調節した。押出機内の均質な混合物
を幅広スリットノズルを介して帯状に成形し、表面線量
8 Mradの電子線によって架橋させた。架橋した生
成物をスクリーンベルトに載せて循環炉内に通し、発泡
させた。滞留時間は215℃の温度において8分間であ
った。
得られた発泡帯は均質なセル構造と30 kg/m3の
密度を有した。
この発泡材の試験結果を第2図と第4図の曲線Bに示す
実施例1と実施例2の両生酸物の相違は図から明らかに
みられる。本発明の方法による発泡体は一40℃で転移
点を示すが、純粋なポリプロピレン(第2図)も純粋な
低圧法ポリエチレン(第3図)もこの温度では転移を生
じない。
以上の結果は他の実施例においても実証されるものであ
る。
実施例 3 ポリプロピレン(メルトインデックス23015fj!
/10分= 10 ) 74.3重量部、低圧法ポリエ
チレン(メルトインデックス19072.16f/10
分=4.6:ρ=0.927〜0.929f/cIn’
) 20.7重量部とアゾジカルボンアミド5重量部を
二軸押出機内でポリブタジェン(分子量3 、000.
1,2含量9o重i:15.3重世襲と混合し、実施例
1と同様に再加工した。
得られた発泡材は75 @/m5  のかさ密度を有し
、ゲル含量(d69優であった。
DIN 53445  による対数減衰率を第6図に示
す。
実施例 4 ポリプロピレン(メルトインデックス23015 f/
10分間=10)95重量部とアゾジカルボンアミド5
重量部を二軸押出機内でポリブタジェン(分子量3,0
00 ; 1 、2含量90重量係)5.3重世襲と混
合し、実施例2と同様に再加工した。
得られた発泡体はかさ密度80陽/−を有しゲル含量は
70チであった。
D I N 53445による対数減衰率を第7図に示
す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の発泡体に関するD T、 N 534
45によるねじり振動テストの結果を示す図、第2図は
純粋なポリプロピレンの発泡体に関する第1図と同様々
図、第3図は純粋な低圧法ポリエチレンの発泡体に関す
る第1図と同様な図、第4図のAは本発明の発泡体、同
じくBは純粋なポリプロピレンの発泡体に関する減衰挙
動と温度との関係を示す図、第5図は非発泡性低圧法ポ
リエチレンに関する減衰挙動と温度との関係を示す図、
第6図は本発明の別の発泡体に関する第1図と同様な図
、第7図は本発明の更に別の発泡体に関する第1図と同
様な図である。 出願人代理人  古 谷    馨 唖壜偶 208− 賠=         萩姪堰(幅俯二第5図 1 −120−80−40 0 40 80120160’
C第6図 −120−80−4004080120160°C第7

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリプロピレンとポリプロピレンに対して2〜20重量
    %の分子量500〜10,000の1,2−ポリブタジ
    ェンならびに場合によっては架橋剤および/または発泡
    剤を、架橋剤もしくは発泡剤の分解温度以下の温度で混
    合し、所望の形状に成形した後、0.5〜20 Mra
    d線量の高エネルギー放射線による処理および/または
    炉内で加熱することによって架橋および場合によって発
    泡させることから成る、ポリプロピレン含有の架橋およ
    び場合によっては発泡した混合物の製造方法において、
    混合物原料にポリプロピレンに対して10〜500〜5
    0重量%または高圧法ポリエチレンを添加することを特
    徴とする方法。
JP2546683A 1983-02-17 1983-02-17 プロピレン含有混合物の製造方法 Granted JPS59152930A (ja)

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JPS5072965A (ja) * 1973-10-30 1975-06-16

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