JPS5915208B2 - パワ−・オン・リセツト回路 - Google Patents

パワ−・オン・リセツト回路

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Publication number
JPS5915208B2
JPS5915208B2 JP53067296A JP6729678A JPS5915208B2 JP S5915208 B2 JPS5915208 B2 JP S5915208B2 JP 53067296 A JP53067296 A JP 53067296A JP 6729678 A JP6729678 A JP 6729678A JP S5915208 B2 JPS5915208 B2 JP S5915208B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
stage
inverter
output
time
Prior art date
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Expired
Application number
JP53067296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54158843A (en
Inventor
眞次 西村
誠 吉利
幸雄 赤沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication of JPS54158843A publication Critical patent/JPS54158843A/ja
Publication of JPS5915208B2 publication Critical patent/JPS5915208B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/22Modifications for ensuring a predetermined initial state when the supply voltage has been applied

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、論理集積回路においてマイクロプロセッサ内
のフリップ・フロップ回路などに対して電源投入直後の
瞬時に安全な初期設定をするパワー・オン・リセット回
路に関するものである。
従来から、電源投入時の論理回路の初期設定を行うパワ
ー・オン・リセット回路として、第1図Aに示すような
抵抗RとコンデンサCとで構成された微分回路あるいは
第1図Bに示すような積分回路がよく使われている。
それぞれの動作波形図を第2図A、Bに示す。
動作を説明すると、電圧VcがスイッチSにより微分回
路(あるいは積分回路)にt。
の時点で投入されると、出力電圧■1は微分(あるいは
積分)され、CRの時定数でVcから立下がり(あるい
はVcまで立上がり)はじめる。
つぎに論理回路のスレッショルド電圧をvthとすると
、Vlがvthに達する時点t1までの時間T = C
Rln (Vc /V th)の幅をもったパワー・オ
ン・リセット信号を得ることができる。
しかし、この種のCRを用いたパワー・オン・リセット
回路を論理回路と同一チップ内でIC化しようとすると
、特にCの製造に要するチップ面積は、通常の単位ゲー
トを構成する半導体素子に比べて大きくなる欠点があっ
た。
そのため従来ではCを外付けにすることが多く、これは
ICのピン数および外付個別部品の増加とそれに伴なう
価格の上昇を招く欠点があった。
また、第3図A、Bは他の従来例であって、単にインバ
ータを多段縦続接続した構成を示す。
Aは初段インバータにそのスレッショルド電圧より低い
レベルを入力したものであり、Bは逆に高いレベルを入
力したものである。
ここで、すべてのインバータが同じ特性を持っているも
のとして、電源投入直後の過渡現象を考えると、何段口
の出力が高いレベル、あるいは低いレベルになるかは、
そのインバータの入力となる前段インバータの出力との
関係からも一義的に定まらない。
しかし初段インバータの入力から、必然的に決まる定常
的な出力と矛盾する出力を、過渡現象として発生したイ
ンパークが存在すれば、これが初段に近い場合は、伝達
遅延時間の遅れをもって順次後段のインバータに反転情
報が伝達してゆく。
また論理IC素子によっては、すべてのインバータの出
力が電源投入直後の過渡現象として、高いレベルになる
傾向を有するものがあり、この場合それが初段インバー
タの入力や前段の出力と矛盾を生じたインバータから、
伝達遅延時間の遅れをもって順次後段のインバータを反
転させていく。
したがって、インバータの数が多いほど、前記矛盾を発
生する割合が多くなり、確実にパワー・オン・リセット
信号を発生させることができる。
しかしICのチップ面積配分上、パワー・オン・リセッ
ト信号発生のためにのみ、無方針にインバータの段数を
増加させることはできないという欠点があった。
本発明は論理回路の中で最も簡単なインバータを多段縦
続接続し、電源投入直後に起こる前段インバータの状態
変化が後段に用意された数段外のインバータの伝達遅延
時間相当の遅れを有することを利用して、必要なパワー
・オン・リセット信号時間をうろことを特徴とし、その
目的は初期設定を必要とする論理回路とともにIC化を
可能ならしめ、初期設定のための外付個別部品とICの
ピン数を不要にせしめることにある。
第4図は本発明の動作を少ないインバータ数で確実にす
るための基本的な実施例を示したものである。
電源投入直後の過渡現象により、すべてのインバータが
初段入力から決まる定常的な出力と矛盾する出力を故意
に発生するように、奇数段と偶数段に電源投入時の過渡
特性に差を付けたものである。
説明の便宜上電位的に高いレベルをg l I+1低い
レベルを“0”′と約束した正論理で説明を行う。
電源投入直後に出力“1″に立ち上がるインバータをX
1出力“0″のままであるインバータをYと置くと、第
4図Aは奇数段にインバータ¥1偶数段にインバータX
を配置し、その初段インバータYに′0″を入力させた
ものであり、逆に第4図Bは奇数段にインバータX1偶
数段にインバータYを配置し、その初段インバータXに
191を入力させたものである。
第5図は第4図Aの回路動作を説明するためのタイムチ
ャートを示すものであり、第4図Aの図中に示した如く
■は電源、■は初段の出力および2段目の入力、■は2
段目の出力および3段目の入力、■は3段目の出力およ
び4段目の入力、を表わす。
つぎに第4図Aの回路動作を説明する。
第5図toの時点でスイッチSを閉じると電源Vcが回
路に投入され、第5図■のように電源は4T+に立ち上
がる。
入力が“0″である初段インバータの出力は、その伝達
遅延時間をτとし、toからほぼτ時間後に立ち上がる
とすれば、第5図■のようにtlの時点で“1′”に立
ち上がる。
初段の出力を入力とし、電源投入直後にはil+になっ
ている2段目のインバータは第5図■のようにt。
の時点で“1′′に立ち上がるが、その入力である初段
の出力が11の時点で立ち上がっているので、tlから
τ時間後の時点t2で“0″に反転する。
2段目の出力を入力とし電源投入直後には“0″である
3段目のインバータは第5図■のように12の時点まで
は“0″のままであるが、2段目の出力がt2の時点“
0″に反転してからτ時間後のt3の時点で初めて“l
t+に立ち上がる。
以下同様に■、■、・・・に示すように、初段インバー
タのllj+、“0″反転の情報が単位遅延時間τずつ
遅れて後段へ伝達されてゆく。
このようにして偶数段目のインバータ出力から正のパル
ス、また奇数段目のインバータ出力からは負のパルスが
得られ、N段目のパルス幅はN1時間となる。
以上のように、電源投入直後から、安定にある一定な時
間Nτだけパルスが発生されるので、このパルス信号を
従来のパワー・オン・リセット信号として利用できる。
この場合必要なパワー・オン・リセット信号が正のパル
スなのか、負のパルスなのか、またその信号幅がどれだ
けなのかが決まれば、上述の関係から、縦続接続するイ
ンバータの段数を決定すればよい。
また第4図Bの回路動作は、第2図の電源を除く各タイ
ムチャートにおいて、時点t。
以降の論理“1191.MQI+をすべて反転させたも
のに対応し、基本的には上述した第4図Aと同様である
第6図A、BはIC素子のうちC−MOSを利用したと
きに、実際にインパークXおよびYの動作を実現するた
めの実施例で、Aは初段のインバータの入力が低いレベ
ルの場合、Bは高いレベルの場合を示すもので奇数段目
と偶数段目のインバータの入力あるいは出力をプル・ア
ップ抵抗で高いレベルに、あるいはプル・ダウン抵抗で
低いレベルに接続クランプしたものである。
なお第6図では煩雑さを避けるためインバータ自身への
電源配線は省略しである゛。
第7図はIC素子のうちIILを用いた場合のICへの
適用実施例であって、第6図における抵抗のプル・アッ
プ、プル・ダウンの効果をコンデンサに置換して実現し
ている。
これは一般にごく小容量で実現できる。
なおIILのインジェクタは定電流記号で表わしである
図中1はインジェクタ、2はエミッタ、31〜34はベ
ース、4はコレクタ、5は配線用コンタクトを示す。
IILの過渡特性は電源投入と同時に高いレベルになる
傾向があるので、奇数段目の入力に接続されているコン
デンサにプル・ダウンの効果を持たせている。
またICM造上、このコンデンサは奇数段目のトランジ
スタのベース、エミッタ間の接合容量で実現することが
容易なので、具体的には偶数段より奇数段のトランジス
タのベース、エミッタ間の接合容量を第8図のように接
合面積にアンバランスを付加したレイアウトにすること
によって達成している。
このようにして少ないチップ面積上に簡単にアンバラン
スを付加し、多段縦続接続されたインパークをうろこと
ができ、電源投入直後に“′1”に立ち上がるインバー
タと0″のままであるインバータとを再現性よく設定す
るこ七ができる。
アンバランスの付加によるインバータ1段当りの伝達遅
延時間は同一サイズのインバータの遅延時間と多少異な
るが、1段当りの伝達遅延時間の整数倍に近い正あるい
は負のパルスを容易に得ることができ、この出力を利用
して電源投入時のパワー・オン・リセット信号とすれば
、パワー・オン・リセットのための外付個別部品と外出
ピンを必要としなくなる。
以上説明したように、本発明によるパワー・オン・リセ
ット回路によれば、電源投入時にフリップ・フロップの
ような2安定回路を有するデジタルICの初期設定を、
同一チップ上の少ない面積で外付個別部品と外出ピンを
必要としないで実現できる。
パワー・オン・リセット回路を同一チップ上に付加した
ことによるチップ面積やロジックの増加がIC全体の価
格に及ぼす影響は、ロジックが大規模になればなるほど
少なくなる上に外付個別部品と外出ピンを必要としたパ
ワー・オン・リセット回路に比して、価格の大幅な低減
をはかることができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図A、Bは従来のパワー・オン・リセット回路例、
第2図A、Bは第1図の信号波形図、第3図A、Bはパ
ワー・オン・リセット回路の他の従来例、第4図A、B
は本発明に従う基本的かつ概略的実施例、第5図は第4
図Aの信号波形図、第6図A、BはC−MOSにおける
第4図の詳細な実施例、第7図はIILにおける第4図
の詳細な実施例、第8図は第7図のICのパターンレイ
アウト例を示す。 X・・・・・・電源投入直後に出力41191に立ち上
がるインパーク、Y・・・・・・電源直後に出力が“0
″のままであるインバータ、1・・・・・・インジェク
タ、2・・・・・・エミッタ、31〜34・・・・・・
ベース、4・・・・・・コレクタ、5・・・・・・配線
用コンタクト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多段縦続接続されたインバータ群において、初段イ
    ンバータの入力設定によって決まる定常的な出力状態と
    、電源投入直後に生ずる過渡出力とが矛盾するように、
    前記インバータの段間にプル・アップ素子あるいはプル
    ・ダウン素子を付加し、前記インバータ群のうち少くと
    も1つの反転出力を論理回路の初期設定信号としたこと
    を特徴とするパワー・オン・リセット回路。
JP53067296A 1978-06-06 1978-06-06 パワ−・オン・リセツト回路 Expired JPS5915208B2 (ja)

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JP53067296A JPS5915208B2 (ja) 1978-06-06 1978-06-06 パワ−・オン・リセツト回路

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JP53067296A JPS5915208B2 (ja) 1978-06-06 1978-06-06 パワ−・オン・リセツト回路

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JPS54158843A JPS54158843A (en) 1979-12-15
JPS5915208B2 true JPS5915208B2 (ja) 1984-04-07

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JPH038007Y2 (ja) * 1984-06-21 1991-02-27

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