JPS5915140Y2 - ノイズブランカ−のゲ−ト回路 - Google Patents
ノイズブランカ−のゲ−ト回路Info
- Publication number
- JPS5915140Y2 JPS5915140Y2 JP16349177U JP16349177U JPS5915140Y2 JP S5915140 Y2 JPS5915140 Y2 JP S5915140Y2 JP 16349177 U JP16349177 U JP 16349177U JP 16349177 U JP16349177 U JP 16349177U JP S5915140 Y2 JPS5915140 Y2 JP S5915140Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- noise
- gate circuit
- diode
- coil
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Noise Elimination (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はラジオ受信機、トランシーバ等の受信機へ混入
して来るパルス性ノイズを取り去るノイズプランカーの
ゲート回路に関し、その目的はノイズ混入時にゲート回
路を完全にOFFすることにより、信号とノイズの分離
度を一段と向上させ得るノイズプランカーのゲート回路
を提供することである。
して来るパルス性ノイズを取り去るノイズプランカーの
ゲート回路に関し、その目的はノイズ混入時にゲート回
路を完全にOFFすることにより、信号とノイズの分離
度を一段と向上させ得るノイズプランカーのゲート回路
を提供することである。
従来のノイズプランカーのゲート回路は、ダイオードの
0N−OFFによる単純なゲート回路であり、ゲート回
路のダイオードがOFFであっても、ダイオードの逆方
向容量性によりノイズ成分がダイオードを通過し、完全
なOFFとならず、信号とノイズの分離度があまり良く
ならない欠点があった。
0N−OFFによる単純なゲート回路であり、ゲート回
路のダイオードがOFFであっても、ダイオードの逆方
向容量性によりノイズ成分がダイオードを通過し、完全
なOFFとならず、信号とノイズの分離度があまり良く
ならない欠点があった。
本考案は上記欠点を解消するものであり、以下その一実
施例を図面に基づいて説明する。
施例を図面に基づいて説明する。
第1図において1は中間周波増幅器であり、該中間周波
増幅器1の入力端はノイズ増幅器2の入力端に接続され
ており、出力端はゲート回路3のA点に接続されている
。
増幅器1の入力端はノイズ増幅器2の入力端に接続され
ており、出力端はゲート回路3のA点に接続されている
。
前記ノイズ増幅器2の出力端はノイズ整流用ダイオード
D1のアノードおよびノイズ整流用ダイオードD2のカ
ソードに接続されており、該ノイズ整流用ダイオードD
1のカソードはゲート回路3のB点に接続され、またノ
イズ整流用ダイオードD2のアノードはアースされてい
る。
D1のアノードおよびノイズ整流用ダイオードD2のカ
ソードに接続されており、該ノイズ整流用ダイオードD
1のカソードはゲート回路3のB点に接続され、またノ
イズ整流用ダイオードD2のアノードはアースされてい
る。
第2図はゲート回路3を示し、4はトランスであり、該
トラ、ンス4の一方のコイルL1の一端はA点に接続さ
れており、他端はアースされている。
トラ、ンス4の一方のコイルL1の一端はA点に接続さ
れており、他端はアースされている。
またトランス4の他方のコイルL2の一端はゲート回路
0N−OFF用ダイオードD3のカソードに接続されて
おり、他端はダイオードのバイアス用抵抗R1を介して
アースされており、該抵抗R1と並列に高周波バイパス
コンデンサC1が接続されている。
0N−OFF用ダイオードD3のカソードに接続されて
おり、他端はダイオードのバイアス用抵抗R1を介して
アースされており、該抵抗R1と並列に高周波バイパス
コンデンサC1が接続されている。
前記ダイオードD3のアノードはゲート回路3ON−O
FF用ダイオードD4のアノード、前記コイルL2と共
に中間周波数に共振する共振回路を構成するコンデンサ
C2の一端、ダイオードD3゜D4のバイアス用抵抗R
2の一端、およびコンデンサC3の一端に接続されてお
り、前記コンデンサC2,C3の他端はアースされてい
る。
FF用ダイオードD4のアノード、前記コイルL2と共
に中間周波数に共振する共振回路を構成するコンデンサ
C2の一端、ダイオードD3゜D4のバイアス用抵抗R
2の一端、およびコンデンサC3の一端に接続されてお
り、前記コンデンサC2,C3の他端はアースされてい
る。
前記ダイオードD4のカソードD4のカソードはトラン
ス5の一方のコイルL3の一端に接続されており、該コ
イルL3は前記コンデンC3と共に中間周波数に共振す
する共振回路を構成している。
ス5の一方のコイルL3の一端に接続されており、該コ
イルL3は前記コンデンC3と共に中間周波数に共振す
する共振回路を構成している。
前記コイルL3の他端はダイオードD4のバイアス用抵
抗R3を介してアースされており、該抵抗R3と並列に
高周波バイパスコンテ゛ンサC4が接続されている。
抗R3を介してアースされており、該抵抗R3と並列に
高周波バイパスコンテ゛ンサC4が接続されている。
前記トランス5の他方のコイルL4の一端は0点に接続
されており、他端はアースされている。
されており、他端はアースされている。
また、Qlはゲート回路コントロール用トランジスタで
あり、そのエミッタはアースされており、ベースはB点
に接続されており、コレクタは前記抵抗R2の他端に接
続されていると共に負荷抵抗R4を介して電源Vccに
接続されている。
あり、そのエミッタはアースされており、ベースはB点
に接続されており、コレクタは前記抵抗R2の他端に接
続されていると共に負荷抵抗R4を介して電源Vccに
接続されている。
次に動作を説明する。
いま、受信機にノイズが混入していないとすると、信号
成分は中間周波増幅器1によって増幅されA点にあられ
れる。
成分は中間周波増幅器1によって増幅されA点にあられ
れる。
一方、ノイズが受信機に混入していないのでノイズ増幅
器2の出力にはノイズ成分はあられれず、ダイオードD
1. D2による整流回路の出力にはトランジスタQ
、をONするほどの直流電圧は発生しない。
器2の出力にはノイズ成分はあられれず、ダイオードD
1. D2による整流回路の出力にはトランジスタQ
、をONするほどの直流電圧は発生しない。
したがってトランジスタQ1はOFFのままであり、抵
抗R4の電圧降下は小さいのでD点の電位は電源電圧V
ccにほぼ等しく、D点よりダイオードDa。
抗R4の電圧降下は小さいのでD点の電位は電源電圧V
ccにほぼ等しく、D点よりダイオードDa。
D4の順方向電流が、抵抗R2→ダイオードD3→コイ
ルL2→抵抗R1、および抵抗R2→ダイオードD4→
コイルL3→抵抗R3の経路で流れる。
ルL2→抵抗R1、および抵抗R2→ダイオードD4→
コイルL3→抵抗R3の経路で流れる。
このときの等価回路を第4図に示す。
R5,R,はダイオードD 3 、 D 4の順方向抵
抗であるが、このインピーダンスは非常に低く、はとん
どショート状態であるとみなしてよい。
抗であるが、このインピーダンスは非常に低く、はとん
どショート状態であるとみなしてよい。
したがってコイルL2はコンデンサC2と、またコイル
L3はコンテ゛ンサC3とそれぞれ並列接続されること
になり、これらは中間周波数に共振するので、中間周波
信号はA点からコイルL2とコンデンサC2とで構成さ
れる共振回路、およびコイルL3とコンデンサC3で構
成される共振回路を介して0点に減衰されずにあられれ
る。
L3はコンテ゛ンサC3とそれぞれ並列接続されること
になり、これらは中間周波数に共振するので、中間周波
信号はA点からコイルL2とコンデンサC2とで構成さ
れる共振回路、およびコイルL3とコンデンサC3で構
成される共振回路を介して0点に減衰されずにあられれ
る。
いま、受信機にノイズが混入しているとすると、ノイズ
を含んだ信号は中間周波増幅器1によって増幅されA点
にあられれる。
を含んだ信号は中間周波増幅器1によって増幅されA点
にあられれる。
一方、ノイズが受信機に混入しているのでノイズ増幅器
2の出力にノイズ成分があられれ、ダイオードD 1.
D 2による整流回路の出力にはトランジスタQ1を
ONするに十分な直流電圧がノイズ成分に対応してパル
ス状に発生する。
2の出力にノイズ成分があられれ、ダイオードD 1.
D 2による整流回路の出力にはトランジスタQ1を
ONするに十分な直流電圧がノイズ成分に対応してパル
ス状に発生する。
したがってノイズ成分に対応する期間だけトランジスタ
Q1がONとなり、コレクタに電流が流れる。
Q1がONとなり、コレクタに電流が流れる。
このため抵抗R4に大きた電圧降下を生ヒさせ、D点の
電位が降下する。
電位が降下する。
したがってダイオードD3.D、はこの電圧降下のため
に逆方向にバイアスされる。
に逆方向にバイアスされる。
このときの等価回路を第3図に示す。
C5,C,はダイオードD 3. D 4の逆方向バイ
アス時の容量成分である。
アス時の容量成分である。
したがってノイズが混入した時は、コンデンサC2にコ
ンデンサC5が、またコンデンサC3にコンデンサC6
がそれぞれ直列接続されることとなり、コイルL2とコ
ンデンサC2より構成される共振回路、およびコイルL
3とコンデンサC3より構成される共振回路の共振周波
数はそれぞれコンデンサC5,C6によって大幅に上げ
られることになる。
ンデンサC5が、またコンデンサC3にコンデンサC6
がそれぞれ直列接続されることとなり、コイルL2とコ
ンデンサC2より構成される共振回路、およびコイルL
3とコンデンサC3より構成される共振回路の共振周波
数はそれぞれコンデンサC5,C6によって大幅に上げ
られることになる。
すなわち、ノイズ混入時には、A点から0点までの間の
インピーダンスは中間周波数に対して非常に高いものと
なり、中間周波増幅器1によって増幅された信号は、A
点から0点に到達するまでに完全に減衰されて、0点に
は信号成分があられれない。
インピーダンスは中間周波数に対して非常に高いものと
なり、中間周波増幅器1によって増幅された信号は、A
点から0点に到達するまでに完全に減衰されて、0点に
は信号成分があられれない。
したがって、ノイズ混入時にはゲート回路3によって信
号は完全に遮断されるので、ノイズ分離度が一段と向上
する。
号は完全に遮断されるので、ノイズ分離度が一段と向上
する。
以上説明したように、本考案によれば、ゲート回路の入
力端トランスの出力コイルの一端に第1のダイオードの
カソードを、また出力側トランスの人力コイルの一端に
第2のダイオードのカソードをそれぞれ接続し、前記第
1および第2のダイオードのアノードとアースとの間に
第1および第2の同調コンテ゛ンサを接続し、さらに前
記ゲート回路の0N−OFFを制御するスイッチング制
御用トランジスタによるコントロール信号を前記第1お
よび第2のダイオードのアノードに入力せしめるよう構
成したので、コントロール信号がバイレベルのときは、
第1および第2のダイオードは順方向にバイアスされ、
入力側トランスの出力コイルと第1の同調コンデンサと
で構成される共振回路、および出力側トランスの入力コ
イルと第2の同調コンデンサとで構成される共振回路に
、第1および第2のダイオードの極めて小さな順方向抵
抗成分が挿入され、またコントロール信号のローレベル
のときは、第1および第2のダイオードは逆方向にバイ
アスされ、前記各共振回路にダイオードの逆方向バイア
ス時の容量成分が挿入されることになり、ノイズ非混入
時には両共振回路を介して入力信号を減衰させずに出力
でき、またノイズ混入時には両共振回路の共振周波数が
大幅に上がって入力信号に対して非常に高いインピーダ
ン又となり、入力信号を完全に減衰でき、したがって極
めて優れた減衰特性が得られ、ノイズ分離度を大幅に向
上させ得る。
力端トランスの出力コイルの一端に第1のダイオードの
カソードを、また出力側トランスの人力コイルの一端に
第2のダイオードのカソードをそれぞれ接続し、前記第
1および第2のダイオードのアノードとアースとの間に
第1および第2の同調コンテ゛ンサを接続し、さらに前
記ゲート回路の0N−OFFを制御するスイッチング制
御用トランジスタによるコントロール信号を前記第1お
よび第2のダイオードのアノードに入力せしめるよう構
成したので、コントロール信号がバイレベルのときは、
第1および第2のダイオードは順方向にバイアスされ、
入力側トランスの出力コイルと第1の同調コンデンサと
で構成される共振回路、および出力側トランスの入力コ
イルと第2の同調コンデンサとで構成される共振回路に
、第1および第2のダイオードの極めて小さな順方向抵
抗成分が挿入され、またコントロール信号のローレベル
のときは、第1および第2のダイオードは逆方向にバイ
アスされ、前記各共振回路にダイオードの逆方向バイア
ス時の容量成分が挿入されることになり、ノイズ非混入
時には両共振回路を介して入力信号を減衰させずに出力
でき、またノイズ混入時には両共振回路の共振周波数が
大幅に上がって入力信号に対して非常に高いインピーダ
ン又となり、入力信号を完全に減衰でき、したがって極
めて優れた減衰特性が得られ、ノイズ分離度を大幅に向
上させ得る。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はノイズプラン
カーのブロック図、第2図はゲート回路の回路図、第3
図はノイズ混入時のゲート回路の等価回路を示す回路図
、第4図はノイズが混入してないときのゲート回路の等
価回路を示す回路図である。 3・・・・・・ゲート回路、D3.D4・・・・・・ダ
イオード、C2゜C3・・・・・・同調コンデンサ。
カーのブロック図、第2図はゲート回路の回路図、第3
図はノイズ混入時のゲート回路の等価回路を示す回路図
、第4図はノイズが混入してないときのゲート回路の等
価回路を示す回路図である。 3・・・・・・ゲート回路、D3.D4・・・・・・ダ
イオード、C2゜C3・・・・・・同調コンデンサ。
Claims (1)
- 受信機に混入してくるパルス性ノイズを取り去るノイズ
プランカーの信号系を0N−OFFするゲート回路であ
って、該ゲート回路の入力側トランスの出力コイルの一
端に第1のダイオードのカソードを、また出力側トラン
スの入力コイルの一端に第2のダイオードのカソードを
それぞれ接続し、前記第1および第2のダイオードのア
ノードとアースとの間に第1および第2の同調コンデン
サを接続し、さらに前記ゲート回路のON −0FFを
制御するスイッチング制御用トランジスタによるコント
ロール信号を前記第1および第2のダイオードのアノー
ドに入力せしめるよう構成したことを特徴とするノイズ
プランカーのゲート回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16349177U JPS5915140Y2 (ja) | 1977-12-05 | 1977-12-05 | ノイズブランカ−のゲ−ト回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16349177U JPS5915140Y2 (ja) | 1977-12-05 | 1977-12-05 | ノイズブランカ−のゲ−ト回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5488213U JPS5488213U (ja) | 1979-06-22 |
JPS5915140Y2 true JPS5915140Y2 (ja) | 1984-05-04 |
Family
ID=29160176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16349177U Expired JPS5915140Y2 (ja) | 1977-12-05 | 1977-12-05 | ノイズブランカ−のゲ−ト回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915140Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-05 JP JP16349177U patent/JPS5915140Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5488213U (ja) | 1979-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4035732A (en) | High dynamic range receiver front end mixer requiring low local oscillator injection power | |
US6903783B2 (en) | Tuner for receiving television signal in VHF band and UHF band | |
US4056787A (en) | Self-oscillating mixer circuit | |
JPS5915140Y2 (ja) | ノイズブランカ−のゲ−ト回路 | |
JPH0863947A (ja) | アンテナ信号供給回路 | |
US4203073A (en) | Radio receiver blanker gate | |
JPH0224284Y2 (ja) | ||
JPS6229932B2 (ja) | ||
JPS6229931B2 (ja) | ||
JPS5837137Y2 (ja) | 高周波増幅回路 | |
JP3771415B2 (ja) | 増幅回路 | |
JPS6348978Y2 (ja) | ||
JPS6117375B2 (ja) | ||
JP2785199B2 (ja) | アイソレーション回路 | |
JPS641786Y2 (ja) | ||
JP2606803Y2 (ja) | Am/fm受信装置 | |
JPH0510419Y2 (ja) | ||
JPH0311939Y2 (ja) | ||
JPS6244602Y2 (ja) | ||
JPS6121885Y2 (ja) | ||
JPH018036Y2 (ja) | ||
JPS5936026Y2 (ja) | 電子同調チュ_ナのバイアス回路 | |
JPH0434579Y2 (ja) | ||
JPH0516725Y2 (ja) | ||
JPS639148Y2 (ja) |