JPS59148615A - フリツチの製法 - Google Patents

フリツチの製法

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Publication number
JPS59148615A
JPS59148615A JP58023365A JP2336583A JPS59148615A JP S59148615 A JPS59148615 A JP S59148615A JP 58023365 A JP58023365 A JP 58023365A JP 2336583 A JP2336583 A JP 2336583A JP S59148615 A JPS59148615 A JP S59148615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
flitch
laminate
curved part
dielectric heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP58023365A
Other languages
English (en)
Inventor
勝 横山
宏明 碓氷
森國 功
石垣 弘
宮崎 政信
宮本 靖典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP58023365A priority Critical patent/JPS59148615A/ja
Publication of JPS59148615A publication Critical patent/JPS59148615A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Finished Plywoods (AREA)
  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、集成化粧単板の製造材料となるフリッチの
製法に関するものである。
〔背景技術〕
従来、フリッチは、型面に凸状わん曲部をもつ上型と、
凹状わん曲部をもつ下型との間に、複数枚の素材単板を
接着剤を介して積層した積層体を入れ、その状態で上型
と下型で圧締して製造していた。しかしながら、このよ
うにして製造する場合には、接着剤の硬化にかなりの時
間を要するため、その改善が望まれていた。そのため、
上型もしくは下型を良導体で構成したり、捷たは上型お
よび下型の型面に金属板を張り付け、この上型と下型と
の間に高周波をかけその間に入れられた積層体を誘電加
熱して接着剤の硬化を早めることか考えられ一部で実施
されている。しかしながら、このようにして積層体を誘
電加熱する場合には、高周波の電界が、第1図の実線矢
印で示すように、上型1の型面の凸状わん曲部の長手方
向に沿う両端部に対応する積層体3の端面部分では極め
て小さくなっていた。この端面部分の拡大図を第2図に
示す。図において、ハツチング部が電界の弱い部分であ
る。このように弱電界部分が生じるとその部分の温度上
昇が小さくなるため、接着剤の硬化が不充分になり、接
着不良の発生原因となっていた。そのため、得られるフ
リッチが部分的に接着強度の弱いものとなっていた。尚
、2は下型である。
〔発明の目的〕
この発明は、部分的な接着不良の生じていないフリッチ
の製造方法の提供をその目的とするものである。
〔発明の開示〕
この発明は、型面に凸状わん曲部をもち高周波誘電加熱
時の極板ともなる雄型と、型面に凹状わん曲部をもち高
周波誘電加熱時の極板ともなる雌型を準備し、複数枚の
素材単板を接着剤を介して積層した積層体を、この雄型
と雌型の間に入れて高周波誘電加熱を施しながら圧締す
ることによりフリッチ化するフリッチの製法であって、
圧締に際して、雄型の型面の凸状わん曲部の長手方向に
沿う両側部に対応する積層体の側端面の少なくとも一部
を、小空隙を設けて良導体で覆うがもしくは密着状態で
誘電体で覆うようにしたことを特徴とするフリッチの製
法をその要旨とするものである。
すなわち、上記のように、雄型の型面の凸状わん曲部の
長手方向に沿う両側部に対応する積層体の側端面の少な
くとも一部を、小空隙を設けて良導体で覆うかもしくは
密着状態で誘電体で覆うようにすることにより雄型と雌
型の間の積層体の電界分布が均一になる。したがって、
得られるフリッチの接着状態が全て均一になり部分的な
接着不良の発生が防止されるよ゛うになるっ つぎに、この発明を詳しく貌明する。
第3図はこの発明の一実施例の説明図である。
図において、4は中央部に凸状わん曲部をもつ上型、5
はこれに対応する雌型で中央部に凹状のわん曲部が設け
られている。6は複数枚の素材単板(木質単板)を接着
剤を介して積層した積層体、7は金属板で、雌型5の型
面から外側に開いた状態で上方に伸び積層体6の側端面
(雄型4の凸状わん曲部の長手方向に沿う両側部に対応
する部分)6aに対面し、その側端面6aを覆う形にな
っている。この場合、金属板7と積層体6の側端面6a
との間の空隙はできるだけ小さく設定することが好まし
い。
このように構成した結果、積層体6の側端面6aに接触
している空気層が薄くなり、高周波が積層体6の側端面
62と金属板7との間を良好な状態でとおるようになる
。したがって、この部分の電界が他の部分の電界と同様
な状態番どなる。すなわち、上記のような構成にするこ
とにより、積層体6の電界分布が均一になり、それによ
って積層体6の温度上昇が均一になり接着剤の硬化の状
態も均一になる。その結果、接着不良部分の生じていな
い7リツチが得られるようになる。
第4図は他の実施例の説明図である。すなわち、この実
施例は積層体りの側端面8aにその積層体8と同様の誘
電率をもつ誘電体(例えば、柔軟な木材等)を密着させ
その状態で誘電加熱を行うようにしている。
このよう匿することにより、積層体8の側端面8aにお
ける電界強度が他の部分の電界強度と同じになる。すな
わち、積層体の内部では電界分布が均一になるため均一
な加熱か行われ、その結果、接着剤の硬化が均一になり
、7リツチの部分的な接着不良の発生が防止されるよう
になる。
つぎに、実施例1および実施例2の方法と従来法(第1
図に示す方法)との硬化状態の差を求めるため、つぎの
ような二元配置の実験を行った。
〔因子〕誘電体■(1)アガチス染色単板(2)ラプラ
染色単板 印加方法の (1)従来法 (2)実施例1と同様 (3)実施例2と同様 このようにして実験を行い、特性としては温度むらの標
準偏差値を採用した(測定点数6点)。
その結果は下記の表のとおりてあった。
この結果を分散分析したところ、危険率0.8%で有意
差有であった。すなわち、この結果より、実施例1およ
び実施例2の方法が従来法より温度上昇の均一化が得ら
れ、極めて良好な結果が得られることがわかる。なお、
下記に分散分析表を示す。
料極めて有意 〔発明の効果〕 以上のように、この発明は、型面に凸状わん曲部をもち
高周波誘電加熱時の極板ともなる雄型払型面に凹状わん
曲部をもち高周波誘電加熱時の極板ともなる雌型を準備
し、複数枚の素材単板を接着剤を介して積層した積層体
を、この雄型と雌型の間に入れて高周波誘電加熱を施し
ながら圧締することによりフリッチ化する7リツチの製
法であって、圧締に際して、雄型の型面の凸状わん曲部
の長手方向に沿う両側部に対応する積層体の側端面の少
なくとも一部を、小空隙を設けて良導体で覆うかもしく
は密着状態で誘電体で覆うようにしたため、不良部分の
生じていないフリッチを容易に製造しうるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例の説明図、第3図はこの発
明の一実施例の説明図、第4図は他の実施例の説明図で
ある。 4・・・L型 5・・・下型 6・・・積層体 6a・
・・積層体の側端面 代理人 弁理士 松 本 武 彦 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)型面に凸状わん曲部をもち高周波誘電加熱時の極
    板ともなる雄型と、型面に凹状わん曲部をもち高周波誘
    電加熱時の極板ともなる雌型を準備・し、複数枚の素材
    単板を接着剤を介して積層した積層体を、この雄型と雌
    型の間に入れて高周波誘電加熱を施しながら圧締するこ
    とによりフリッチ化するフリッチの製法であって、圧締
    に際して、雄型の型面の凸状わん曲部の長手方向に沿う
    両側部に対応する積層体の側端面の少なくとも一部を、
    小空隙を設けて良導体で覆うかもしくは密着状態で誘電
    体で覆うようにしたことを特徴とするフリッチの製法。
JP58023365A 1983-02-15 1983-02-15 フリツチの製法 Pending JPS59148615A (ja)

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JP58023365A JPS59148615A (ja) 1983-02-15 1983-02-15 フリツチの製法

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ID=12108529

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