JPS6094302A - 集成単板の製法 - Google Patents

集成単板の製法

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Publication number
JPS6094302A
JPS6094302A JP20347283A JP20347283A JPS6094302A JP S6094302 A JPS6094302 A JP S6094302A JP 20347283 A JP20347283 A JP 20347283A JP 20347283 A JP20347283 A JP 20347283A JP S6094302 A JPS6094302 A JP S6094302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
flitch
veneer
mold surface
curved
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20347283A
Other languages
English (en)
Inventor
宏明 碓氷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP20347283A priority Critical patent/JPS6094302A/ja
Publication of JPS6094302A publication Critical patent/JPS6094302A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野〕 この発明は、i成型板の製法に関するものである。
〔背景技術〕
一般に、集成単板は、複数枚の素材単板を積層し、それ
を上下一対の型で挟んで圧締することによりフリッチを
つ(す、このフリッチをスライスすることにより製造さ
れている。しかしながら、このようにしてフリッチを製
造する場合には、接着剤の硬化に時間がかかる等の問題
が生じることから、上下一対の型の型面に第1図に示す
ように高周波電極1を設け、この高周波電極1で加熱し
ながら上型2と下型3で、複数枚の素材単板を積層した
素材単板積層体3aを接着してフリッチ化するというこ
とが行われている。しかしながら、このようにしてフリ
ッチを製造する場合には、積層する素材単板の枚数が多
くなると、第2図に示すように、素材単板積層体3a内
に電界強度の大なる部分4と電界強度の小さい部分5(
斜線で示す)を生じ、電界強度の大きな部分4では素材
単板の昇温か大となり、電界強度の小さい部分5では昇
温が小さくなり、それによって接着不良部分が生じると
いう問題が生じていた。そのため、第3図に示すように
上型2と下型3の型面の高周波電極1の上に低誘電体7
を配置し、この低誘電体7の作用により電界強度の分布
のバラツキをなくして均一化をはかることが行われてい
る。しかしながら、このようにしてもつぎのような欠点
が生じている。
■ 高周波加熱設備の最大出力および接着剤のポットラ
イフ等の制限により、一度に集成できる単板の枚数に限
界があり、積層枚数の多いフリッチを得ることができな
い。
■ 積層枚数の多いフリッチを得るためには、個々のフ
リッチを接着剤で繋いでやればよいが、繋ぐのに手間が
かかり効率的ではない。
〔発明の目的〕
この発明は、素材単板の積層枚数が多く厚いフリッチの
製造を目的とする。
〔発明の開示〕
この発明は、型面にそれぞれ高周波電極をもつわん曲型
と平型とを準備し、このわん曲型と平型との間に複数の
素材単板を入れて高周波加熱し積層接着するに際し、平
型の型面上に、わん曲型の型面に実質的に対応する型面
をもつフリッチのスライス残部をフリッチ型として配置
し、これを上記積層接着時に素材単板に接着させて複数
枚の素材単板とともにフリッチを構成させ、得られたフ
リッチをスライスして集成化粧単板にするとともに、フ
リッチのスライス残部を新たなフリッチ型として次回の
積層接着時に用いるようにすることを特徴とする集成単
板の製法をその要旨とするものである。
つぎに、この発明を実施例にもとづいて詳しく説明する
すなわち、第4図に示すように型面がわん曲している上
型8の高周波電極9の電極面に低誘電体10を配置する
とともに、平型からなる下型11の表面に高周波電極1
2を配置し、この下型11の上に、フリッチをスライス
したときの残部を配置してこれをフリッチ型13とし、
このフリッチ型13と低誘電体10との間に、複数枚の
素材単板を積層した素材単板積層体13aを配置する。
この場合、フリッチ型13の型面形状は低誘電体10の
型面形状に対応している。そして、上記低誘電体10と
しては、ポリエステル+ガラス繊維、ε=4.54.t
anδ−0.018のものが用いられる。素材単板とし
ては厚み0.8〜1.2鶴のアガチス脱染色単板(20
〜4Qwt%)がウレタン系接着剤を介して50〜10
0枚積層される。
つぎに上型8と下型11とを用いて上記の素材単板積層
体13aを圧締する。この際、高周波電圧として800
〜2000Vの電圧がかけられる(周波数5 M ll
z )。このときの加熱時間は5分、加熱温度は70〜
90℃、圧締圧力は6〜12kg/己に設定される。こ
のような条件で圧締することにより、複数枚の素材単板
が積層接着されると同時に、フリッチ型13もその積層
接着体に接着し、全体で1個のフリッチが得られる。つ
ぎにこのフリッチを、フリッチ型13側の面から第5図
に示すように切刃14でスライスして集成化粧単板(図
示せず)を得る。そして、スライスして残ったフリッチ
の残部を第4図に示すフリッチ型13として用い、前記
のような操作を繰り返して新たなフリッチをつくる。こ
のサイクルを繰り返すことにより積層枚数の厚いフリッ
チを容易に製造しろるようになる。
なお、上記の実施例は、上型8に低誘電体10を配置し
ているが、この発明においては、これを除いてもよい。
この場合には、フリッチ型13の型面形状は上型8の型
面形状に対応するようになる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明は、型面にそれぞれ高周波電極
をもつわん曲型と平型とを準備し、このわん曲型と平型
との間に複数の素材単板を入れて高周波加熱し積層接着
するに際し、平型の型面上に、わん曲型の型面に実質的
に対応する型面をもつフリッチのスライス残部をフリッ
チ型として配置し、これを上記積層接着時に素材単板に
接着させて複数枚の素材単板とともにフリッチを構成さ
せ、得られたフリッチをスライスして集成化粧単板にす
るとともに、フリッチのスライス残部を新たなフリッチ
型として次回の積層接着時に用いるようにするため、積
層枚数の厚いフリッチを容易に得ることができる。した
がって、フリッチの製造単価が安くなり、それによって
集成単板の1枚当たりのコストも安くなる。また高周波
加熱成型後、得られたフリッチをすぐにスライスするよ
うにすると、フリッチが高い温度を維持していて軟らか
い状態となっているため、スライスが容易となり、目ぼ
れ、かけ等の不良の低減効果も得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来例の説明図、第4図はこの発
明の一実施例の製造説明図、第5図はそれによって得ら
れたフリッチをスライスする説明図である。 8・・・上型 9・・・高周波電極面 10・・・低誘
電体11・・・下型 12・・・高周波電極 13・・
・フリッチ型 13a・・・素材単板積層体 代理人 弁理士 松 本 武 彦 第1図 第3図 第4図 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)型面にそれぞれ高周波電極をもつわん曲型と平型
    とを準備し、このわん曲型と平型との間に複数の素材単
    板を入れて高周波加熱し積層接着するに際し、平型の型
    面上に、わん曲型の型面に実質的に対応する型面をもつ
    フリッチのスライス残部をフリッチ型として配置し、こ
    れを上記積層接着時に素材単板に接着させて複数枚の素
    材単板とともにフリッチを構成させ、得られたフリッチ
    をスライスして集成化粧単板にするとともに、フリッチ
    のスライス残部を新たなフリッチ型として次回の積層接
    着時に用いるようにすることを特徴とする集成単板の製
    法。
  2. (2)わん曲型の型面上に、そのわん曲型の型面形状に
    近い形状をもつ低誘電体が配置され、フリッチ型の型面
    形状が、この低誘電体の表面形状に対応した形状に形成
    されている特許請求の範囲第1項記載の集成単板の製法
JP20347283A 1983-10-28 1983-10-28 集成単板の製法 Pending JPS6094302A (ja)

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JP20347283A JPS6094302A (ja) 1983-10-28 1983-10-28 集成単板の製法

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JP20347283A JPS6094302A (ja) 1983-10-28 1983-10-28 集成単板の製法

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JPS6094302A true JPS6094302A (ja) 1985-05-27

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ID=16474703

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JP20347283A Pending JPS6094302A (ja) 1983-10-28 1983-10-28 集成単板の製法

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