JPS59101302A - フリツチの製法 - Google Patents

フリツチの製法

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JPS59101302A
JPS59101302A JP21157982A JP21157982A JPS59101302A JP S59101302 A JPS59101302 A JP S59101302A JP 21157982 A JP21157982 A JP 21157982A JP 21157982 A JP21157982 A JP 21157982A JP S59101302 A JPS59101302 A JP S59101302A
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JP
Japan
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mold
veneer
flitch
template
heat
Prior art date
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Granted
Application number
JP21157982A
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English (en)
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JPH025167B2 (ja
Inventor
宏明 碓氷
森国 功
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Finished Plywoods (AREA)
  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] この発明は、木質単板の集成技術の分野に属する。特に
集成単板の製造工程におけるフリ・ノチの製造技術につ
いての発明を開示するものである。
[背景技術] 集成単板は、比較的低級な原木よりロータリーレース等
を使用して原料単板を作成し、これを接着剤を介在させ
つつ積層すると共に、凹凸曲面を有する型盤に挟んで圧
締してフリ・ノチを作成し、(1) つぎにこれをスライスすることにより製造されていた。
従来、フリッチを作成するに際しては常温で圧締するの
が普通であった。常温で圧締するとフリッチ作成に時間
がかかり製造能率が劣る欠点があった。常温で圧締する
理由は使用する接着剤の硬化特性に関係する。つまり加
熱硬化させようとすると木質単板の熱伝導速度が遅いた
めに型面に近い場所のみ硬化して、中心部は硬化しない
と言う欠点が生じるのであった。
そこでフリッチの中心部まで熱が伝わるようにしてフリ
ッチを作成するために、高周波加熱方式を採用する試み
がなされた。高周波加熱は第1図のような状態で実施さ
れる。ここで1は凹凸曲面を有する型盤であり、同時に
高周波の印加のための電極ともなっている。このような
型に原料単板を挟んで圧締すると共に高周波を印加して
加熱して接着剤を硬化させるのである。電極の材質とし
ては鉄、アルミニュウムなどの金属を使用するが、これ
らは熱伝導率が高く、熱容量が大きいため(2) 型との境界部分にある単板の温度が以外に上がらす、接
着剤の硬化速度が中心部に比べて遅くなる欠点が仕じた
。尤もこの現象は金属の型を使用した場合にとどまらず
、通常の合成樹脂製の型においても認められる。
以上の場合中心部に合わせて圧締時間を終えると型との
境界部分の単板の接着不良が生じる問題が発生した。
[発明の目的] この発明は、以上のような実情に鑑みてなされたもので
、型面に近接した部分の接着剤の硬化速度を速め、もっ
て圧締時間の短縮ないし接着不良の低減を図るために、
型境界部での温度低下を防止することを目的としてなさ
れた。
[発明の開示] この発明を実施例として示した図面に基づき説明する。
第2図はこの発明で使用する凹凸曲面を有する型盤の概
略を示す図であり、1は凹凸曲面を有する型基盤(この
場合は電極を兼ねている)、2は(3) 原料単板の積層物、3は断熱型板である。この型板3は
上、下の型基盤1aの表面に被覆されるもので、断熱性
が良く、単板積層物2からの伝熱が抑制され、型との境
界部分での単板の温度低下を防止することが可能となる
。この型板3は合成樹脂で構成されるのが好ましく、繰
り返し使用に耐えるものが良い。また圧締温度程度では
軟化するなどの現象が起こらず、あるいは十分な硬度を
有するような物性のものがよい。さらに基本的には高周
波の印加が阻害されないような材質であることが必要で
ある。型板3の厚みは使用する樹脂などの材質にもよる
から限定する趣旨ではないが、5〜15龍が適当である
。これより薄い場合は断熱性が十分ではないし、これよ
り厚い場合は断熱効果がかえって十分では蕪、くなる。
すなわち樹脂に吸収される高周波が大きくなりエネルギ
的にロスである。合成樹脂を使用する場合、その材質は
ボアセタールあるいは弗素樹脂などが前記の要件を満た
すので好ましい。
なお、繰り返し使用を行った場合、合成樹脂の(4) 型板3はその温度が上がり一層断熱効果が向上する。
前記型板3は取外しができるようにすると、型面の形状
を変えたい場合(集成単板のパターンを変えるため等)
に、電極としての型基盤はそのままで型面のみを変える
ことが出来るので便利である。
なお、この発明では型基盤1aの全体が金属製であると
か、全体が電極であることに限定する趣旨ではなく、そ
の一部分が、たとえば型基盤1aの表面のみが電極の機
能を有するようにしてもよい。
実施例1 第2図のような基本形状の凹凸曲面を有する型盤を作成
した。この場合型基盤はアルミ製とし、電極を兼ねるよ
うにし、かつ型板としはポリアセタール(商品名ジュラ
コン)の5−Bの厚さのものを使用した。
実施条件は以下の通りであった。
■ 原料単板:アガチス(含水率40〜60%)■ 単
板厚み:111 (5) ■ 積層枚数:100枚 ■ 圧締圧カニ10kg/cd ■ 印加電解強度:10000V/m ■ 印加時間:2分 以上の結果を第1表に示した。なお第1表中印加時間の
5分経過後とは印加切断後3分と同意義である。
実施例2 実施例1と略同様にして実施した。型板としはポリアセ
クール(商品名ジュラコン)の10inの厚さのものを
使用した。
実施条件は以下の通りであった。
■〜■の条件は実施例1と同じである。
■ 印加電解強度:l0000V/mで1.5分続けt
:3500 V/mで3゜ 5分、合計5分間行った。
以上の結果を第2表に示した。なおこの条件での型板に
高周波が印加されることによるエネルギロスは2〜4%
であった。
(6) 第1表 第2表 (7) [発明の効果] 以上に説明したようにこの発明は、集成単板の製造にお
けるフリッチの製法において、フリッチの作成を、高周
波加熱下で行うこととし、かつ圧締型を型面が断熱性を
有し、かつ高周波印加を阻害しない材質のもので構成し
、その内層に電極板を配置してなる圧締型を使用して行
うことを特徴とするので以下のような効果が得られた。
■ 型面との境界部分での単板の温度低下が少な(なっ
た。なお、その結果境界部分での単板の接着不良が少な
くなった。
■ 型板を着脱自在とすると集成単板のパターンを変え
る場合でも、型板だけをかえればよく、このため従来よ
り型作成の費用、日数共に低減された。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す図、第2図はこの発明の実施例を
示すための圧締型の概略図である。 1は凹凸曲面を有する型盤 (8) 1aは型基盤 2は原料小板の積層物 3は断熱型板 特許出願人   松下電工株式会社 代理人弁理士  竹元敏丸(ほか2名)(9) 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)集成単板の製造におけるフリ・ノチの製法番こお
    いて、フリッチの作成を、高周波加熱下で行うこととし
    、かつ圧締型を型面が断熱性を有し、かつ高周波印加を
    阻害しない材質のもので構成し、その内層に電極板を配
    置してなる圧締型を使用して行うことを特徴とするフリ
    ッチの製法。
JP21157982A 1982-11-30 1982-11-30 フリツチの製法 Granted JPS59101302A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21157982A JPS59101302A (ja) 1982-11-30 1982-11-30 フリツチの製法

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JP21157982A JPS59101302A (ja) 1982-11-30 1982-11-30 フリツチの製法

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JPS59101302A true JPS59101302A (ja) 1984-06-11
JPH025167B2 JPH025167B2 (ja) 1990-01-31

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ID=16608096

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