JPS59148516A - ワイヤリングハ−ネスの相互接続装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はバスバーの配設によって形成した多数の分岐導
電路を有し、ワイヤリングハーネスの′電線を接続して
分岐回路構成に使用するワイヤリングハーネスの相互接
続装置の改良に関するものである。

自動車の内部配線に用いるワイヤリングハーネスは、そ
の中間部分に多数の分岐回路が必要となるので、該ワイ
ヤリングハーネスの分岐回路に対応した分岐導電路をバ
スバー配設によって配線板に集約し、該ワイヤリングハ
ーネスの電線を接続して所要の分岐回路を集中的に構成
するワイヤリングハーネスの相互接続装置（以下単に相
互接続装置という）は公知である。そして、例えば間欠
ワイパリレー、ヒユーニルカットリレー等、それぞれの
分岐回路の機能を果すための電子回路を組み込む為、そ
れぞれの分岐回路に必要な制御素子、即ち、リレー、ダ
イオード、コンデンサー等の機能部品を分岐回路毎に集
約して個別のケーシングに収納し、該ケーシングに設け
たタブ状端子によって、バスバー導電路の中間にそれぞ
れ接続するリレーユニットを有する相互接続装置が用い
られている。

しかし、近年の自動車の高級化に伴って車体に取付ける
電装部品は著しく増加し、かつ高度化すると共に、安全
性、運転性、快適性等のＮＧ性能向上の要求を満す為、
ワイヤリンク諏・−ネスにおける分岐回路数は増加し、
かつ極めて多種類の電子部品を各分岐回路に組み込む傾
向が顕著になっている。

従って、１ｊｉＪ記のリレーユニット方式の相互接続装
置Ｙイにおいて、リレーユニット数が増加すると共に個
々のリレーユニットが次第に肥大化するので、当該接続
装置が大形化して車体取付の必要空間が大きくなって障
害を生じ、また構造の複雑化に伴ってワイヤリングハー
ネスの生産性を次第に低下させる等の問題を生じている
。

本発明は以上の従来問題を解消し、自動車の高級化に対
応する小形コンパクトな相互接続装置の提供が目的であ
る。

以下実施例図面を参照して詳しく説明する。まず第１図
は本発明の一実施例を示し、配線板１は薄板状の絶縁板
１′を多層に槓み重ね、各絶縁板１′上には当該ワイヤ
リングハーネスの分岐回路に対応した分岐導電路群を形
成する公知のバスパー３が配設されている。そして、配
線板１の上方から覆着するケース体２と、機能部品２２
群が密に集約配列した印刷配線板５と、そのカバ一体６
が設けられると共に、配線板１にはカバ一体６を取付け
た印刷配線板５を受は入れる方形有底の四部４か形成し
てあり、図示矢印ＡＸＢのように配線板１にケース体２
が覆着され、しかるのちカバ一体６を取付けた印刷配線
板５が四部４に取着され、印刷配線板５の導電路とバス
パー３端部が接続される構成である。

詳しくは、所要の機能部品回路を組み入れるべきバスパ
ー３の端部は、配線板１の中間要所の一線、上に立設す
るタブ状接触部７に集中的に形成配列されている。また
、ケース体２の四部４の底部には、帯状に隆起して四部
４の前端枠４′と若干の間隙を介して平行する端子収容
部９が形成してあり、端子収容部９は（第４図参照）後
述する中継端子１２を縦方向に収容する収容室１１を有
し、収容室１１は前記のタブ状接触部７の位置と正確に
対応して隔壁によって区画され、単数の中継端子１２を
下方の開口部から挿着する様に成っている。また収容室
１１の上端には、印刷配線板５に取付けた端子１４のタ
ブ状接触部１４′を貫挿する貫挿孔８が、それぞれ穿設
しである。そして、中継端子１２は第６図の様に、上下
両端からタブ状接触部を受は入れるリセプタクル状接触
部１８　Ａ　１３　Ｂを有する雌形端子であり（図は基
板の両側縁を上方に概ね１８０゜曲成したカール部の下
縁が、長手方向の両端で曲縁１８′に成っているファス
トンタイプである）、下方の接触部１３Ｂがバスパー３
端のタブ状接触部７に挿着され、その上方からケース体
２が覆着されて中継端子１２は縦向きになって収容室１
１に収容される。

なお、第１図中の１５はワイヤリングハーネスの電、ｖ
！１８と接続ぎれるバスパー３端部のタブ状接触ｊｊ％
であり、ケース体２を覆着したときケース体２の隅部に
集約的に形成した接続口１６に内蔵され、電線１８端の
コネクタ１７を受は入れて接続される。

また図中の１９は配線板１の側縁近傍に配列形成した各
導電路のヒユーズ部であり、ケース体２のヒユーズ受入
枠部２０に自着され、上方から２叉状のヒユーズ２１を
挿着する。

一方、印刷配線板２は当該ワイヤリングハーネスの分岐
回路群における必要にして充分なリレー、ダイオード、
コンデンサー等の総ての機能部品２２群が板上に密に集
約配列されており、第２図のように、下面には機能部品
２２のそれぞれの導電路２３が印刷配線され、導電路２
３の端部は印刷配線板５の前方の側縁５′に適宜な間隔
によって並設されると共に、その位置は印刷配線板５を
配線板１に取付けたとき、配線板１のタブ状接触部７と
正確に対応する様にしである。そして、印刷配線板５の
側縁５′には第５図に示す端子１４が取付けてあり、端
子１４は帯状板材を中間部分で１８０°折り曲げたＵ字
状端子で、前方は配線板１に臨むタブ状接触部１４′、
後方は基部１４′と成り、下端に設けた小胆片２５によ
って裏面の導電路２３と半田付けされて立設され、タブ
状接触部１４′は側縁５′から若干量突出させである。

そして、印刷配線板５を配線板１に取着したとき、タブ
状接触部１４′は貫挿孔８を経て収容室１１内の中継端
子１２の接触部１３Ａと接続されるように成っている。

さらに、印刷配線板５にはカバ一体６が設けてあり、カ
バ一体６は印刷配線板５を底板状にして覆着する保護カ
バーで、機能部品２２群をその中空部に内包するよう印
刷配線板５に取付けられ、配線板１に着脱自在に取着さ
れる。即ち、第３図を参照して、カバ一体６の縁部２９
の内側下方には数個の係止爪３１が設けてあり、カバ一
体６を印刷配線板５の直上から軽く押圧すると、カッく
一体６は印刷配線板５を底板状にして内包するように覆
着され、係止爪３１が印刷配線板５の下面に係合して両
者は係止固定されるようにしである。また、カバ一体６
の前方内側には端子１４の上端部分とタブ状接触部１４
′の上半部分に沿って当接する肩部２７と、端子１４の
前方に穿設した係止窓２４上縁と係合する係止突起２８
が形成してあり、印刷配線板５を配線板１に着脱すると
き、端子１４群と中継端子１２群間で発生ずる挿着抵抗
は肩部２７に、また離脱するときの離脱抵抗は係止突起
２８に、それぞれ担持され、強度が不足する端子１４の
基部およびその半田付は部分に、無用な外力負担を生じ
させない相持機構が設けである。

以上の構成の相互接続装置は、前記の構成によって印刷
配線板５にカバ一体ｄを取付け、予めバスパー３端のタ
ブ状接触部７に中継端子１２を挿着し、ケース体２を覆
着した配線板１の四部４の直上からカバ一体６を軽く押
え込むと、第４図の様にカバ一体６の縁部２９は凹部４
の枠部８０の内側に沿って嵌着すると共に、端子１４の
タブ状接触部１４′は貫挿孔８を貫挿して中継端子１２
と接続され、印刷配線板５は配線板１上に取着される。

そして、印刷配線板５に形成された機能部品回路は、バ
スパー３が構成する分岐導電路に組入れ接続される。

なお、機能部品２２の保守点検等のときは、逆手順によ
って、印刷配線板５は配線板１から自在に脱離される。

以上の本発明の相互接続装置は、当該ワイヤリングハー
ネスの分岐回路群に要求される機能部品群を印刷配線板
に密に集約配列し、角（駄な空１川、スペースを相殺す
るので、構造上＃兵駄な空…」力く多くケーシング容積
が待人化する前言己の従来の１」レーユニット方式に対
比して、構造（ま極めて１Ｊ１Ｊ杉、コンパクト化する
効果がある。そして、今釡の自動車の高級化に伴う、機
能部品の増力ｕ１分岐回を名の高級化、複雑化等に充分
対応する上、車体で陀午容される狭い数句空間要件を充
足することカタで′きる。

また、本発明の接続装置はワイヤ１）ンク゛／Ｍ−ネス
の全体構成がシンプルになるので、生産工程の分業化、
機械化等の導入が容易Ｇこなり、当該生産性を向上させ
ると共に、カッく一体を取付番すた印圧ｕ配線板５は、
カッ（一体６を挾持して容易（こ着脱できるので、取着
時における端子群の大きなｔｈ着低抵抗離脱時における
接触部の離脱抵抗に抗して容易かつ的確に着脱操作でき
る実用上の優れた利点がある。

特に本発明における印刷配線板５の数層構成と担持機構
によると、印刷配線板５力≦配線板１の直上から着脱で
きるので、配線板１番こ漸脱用の平［ＩＩｉ的スライド
代を設ける必要がなく、配線板ＩＧは一段と小形化する
と共に、前記担持機構（こよる着脱抵抗の担持作用によ
って、端子１４および印ｉＩ＋」配線板５は変形、破損
することなく保護される上、円滑な着脱操作が反復可能
となり、当該装置の電気的機能を安定継続する特有効果
かある。

なお、本発明の前記構成において、印刷配線板５の導電
路２３は、バスパー３の中間に接続するのみではなく、
当該装置の事情によって、機能部品回路〕一端はバスパ
ー３に接続され、他の一端はコネクタの端子と接続する
ことがある。

以上の様に、本発明は近年の自動車高級化に対応し、そ
の要求に応える有用な相互接続を提供するものである。

【図面の簡単な説明】

第１ｍ：本発明−実施例の全体を示す斜視図、第２図；
第１図実施例の印刷配線板の裏面を示す斜視図、第３図
：第１図実施例の印刷配線板とカバ一体の取付状態を示
す縦断面図（機能部品省略λ第４図：第１図実施例の印
刷配線板の取着状態を示す縦陶１曲図（機能部品省略）
、第５図：第１図実施例の女、ＩＮ子を示し、（勾はそ
の正面図、（Ｂ）はその右側面図、（ｑはその左側面図
、第６図：第１図実施例の中継端子を示し、（勾はその
正面図、（Ｂ）はその側面図、（ｑは（〜のＡＡ端而面 主な符号、１：配線板、２：ケース体、３：バスバー、
４：四部、５：印刷配線板、６：カバ一体、７：タブ状
接触部、８：貫挿孔、９：収容部、１１：収容室、１２
：中継端子、１３Ａ１８Ｂ：リセプタクル状接触部、１
４：端子、２２：機能部品、２３：導電路、２４：係止
窓、２７：肩部、２８：係止突起、３０：凹部の枠部、
３１：係止爪 特許出願人　　　　　住友電気工業株式会社（ほか１名
）代理人弁理士　　　　　　岡　　　　　賢　　　美第
５図 （Ａ）　　　　　　（Ｂ） （Ｃ） 第６図 （Ａ）（Ｂ） （Ｃ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）バスバー配設によって分岐導電路群を形成した配
   線板と、前記配線板の上方から前記配線板に着脱自在に
   取着される印刷配線板からなり、前記印刷配線板には、
   板上に配列した機能部品群の回路の端子群が一側縁に並
   設されると共に、前記機能部品群に被蓋するカバ一体が
   取付けられており、前記カバ一体には前記端子を当接係
   止する肩部が設けられ、１）ｉＪ記バスバ一端には接触
   部が形成されて前記端子と接続されると共に、前記着脱
   の抵抗が前記肩部に担持され、前記分岐導電路に前記機
   能部品回路を組み入れ接続する描造を特徴とするワイヤ
   リングハーネスの相互接続装置。