JPS5914698Y2 - 冷凍・冷蔵装置の断熱パネル - Google Patents

冷凍・冷蔵装置の断熱パネル

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JPS5914698Y2
JPS5914698Y2 JP1979172162U JP17216279U JPS5914698Y2 JP S5914698 Y2 JPS5914698 Y2 JP S5914698Y2 JP 1979172162 U JP1979172162 U JP 1979172162U JP 17216279 U JP17216279 U JP 17216279U JP S5914698 Y2 JPS5914698 Y2 JP S5914698Y2
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JP
Japan
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heat insulating
structural member
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filled
foamed urethane
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JP1979172162U
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English (en)
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JPS5688092U (ja
Inventor
守 須永
Original Assignee
サンデン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、冷凍・冷蔵装置に関するもので、特に冷凍・
冷蔵ショーケースの断熱壁に使用する断熱パネルの改良
に一関するものである。
従来、冷凍・冷蔵ショーケースの断熱パネルは第6図に
示すように鋼板の上下両端をL字状に曲げて形成した周
辺フランジ19a′を有する面材19′を所要の間隔を
有して配設し、該面材19′の間隙でかつ左右両端部に
木材からなる構造部材21′を配設し、該面材19′と
該構造部材21′をくぎ等で固着し、該周辺フランジ1
9a′部には紙テープ24′を貼着して、前記面材19
′と構造部材21′と紙テープに囲まれた中空部を形成
し、発泡ウレタン断熱材22′を注入する孔を、該構造
部材21′に設けて、この孔より前記中空部にウレタン
原液を注入して発泡させて製造していた。
しかし、このような冷凍・冷蔵ショーケースの断熱パネ
ル15′にあっては、該断熱パネル15′の高温側の表
面温度と低温側の表面温度の温度差が大きいため、該断
熱パネル15′の発泡ウレタン断熱材22′を充填した
部分と木材からなる構造部材21′の部分では熱貫流率
が大幅に異なり、該構造部材21′の高温側に着露が生
し、この着露によって生じた水分が木材に侵透していた
従って該構造部材21′の熱伝導率は侵透した水分の働
きによって大きくなり、構造部材21′の高温側の表面
温度が低下し着露量が増々増大する欠陥を有するととも
に、該着露量の増大により着露によって生じた水分が冷
凍・冷蔵ショーケース本体から外部へ流れ出す欠陥を有
していた。
また断熱パネル15′端部の構造部材21′の近傍には
冷凍・冷蔵ショーケース内部に取付けである送風手段用
モーター、除霜ヒーター、照明灯等の電気配線や電気配
線の結線部が配設されるため該断熱パネル15′の構造
部材21′部分に着露水分が多量に発生することにより
電気配線部品の腐食および漏電等を生に易い欠陥を有し
ていた。
本考案は上記のような欠陥を除去するために、断熱パネ
ルの構造部材に熱流qに対して直角方向の空間部を形成
するとともに、該空間部に発泡ウレタン断熱材を充填す
ることにより、該構造部材を配設した部分の高温側表面
への着露を防止することを目的とするもので゛ある。
以下本考案を実施例を示す図面により説明する。
1は冷却器2と送風手段3を配置して下部の内側吸入口
4から吸入した空気を冷却しつつ上部の内側吹出口5か
ら吹出すようにした第1風路で、また第2風路6には送
風手段7を配置して、下部の外側吸入口8から吸入した
空気をそのまま上部の外側吹出口9から吹出すようにな
し、さらに内側吹出口5および外側吹出口9にまたがる
ように共通の整流装置10を装着し、それによって前面
の大きな開放部11に良好なる2層のエアーカーテンを
形成したものである。
なお12は庫内13に物品を陳列させるための棚で、鉄
槽12の先端下部には陳列物品を照明するための照明灯
14が取付けである。
また、前記第1風路1は複数枚の断熱パネル15で組立
てた断面路[型の断熱壁16の内側に間隔を介して内箱
17を配設することにより形成し、前記第2風路6は複
数枚の断熱パネル15で組立てた断面路[型の断熱壁1
8の内側に間隔を介して断熱壁16を配設することによ
り形成している。
前記断熱パネル15は第2図に示すように、周辺フラン
ジ19 aを有する2枚の鋼板からなる面材19を所要
の間隔をもって対向するごとく配置し、該面材19の両
端部で、かつ該面材19の間隙両端に木材あるいは樹脂
成形品からなり内部に空間部20を有する棒状の構造部
材21を配置し、構造部材21に面材19をくぎ等で固
着し、該フランジ19a部には紙テープ24を貼着し、
前記面材19と構造部材21と紙テープ24で囲まれた
中空部を形成する。
第3図に示すように前記構造部材21には空間部20と
前記中空部とを連通させるための連通孔23を形成し、
前記中空部に発泡ウレタン断熱材22を充填する時に、
構造部材21の空間部20にも発泡ウレタン断熱材22
を充填できる構成にしている。
同様に第4図に示すように発泡ウレタン断熱材22を充
填する中空部に連通ずるような凹状の溝を複数個形成し
た棒状部材21 aと板状部材21 bを合わせて固着
することにより角柱状の空間部20を該構造部材21に
形成する構成にし、前記中空部に発泡ウレタン断熱材2
2を充填する時に、前記角柱状の空間部20にも発泡ウ
レタン断熱材22を充填する構成にしてもよい。
上記のような構成にてなる本考案は第5図に示すように
熱流qに対して構造部材21の空間部20に充填した発
泡ウレタン断熱材22が熱抵抗として働くので、該構造
部材21の熱伝導は一部サーマルブレークの状態になり
、伝導熱が略A−B/Aに比例して減少するため、高温
側表面温度T。
が高く保たれ構造部材21を配設した部分の断熱パネル
表面への着露を防止することができる。
以上のように本考案は断熱パネルの構造部材に熱流qに
対して直角方向の空間部を形成するとともに、前記空間
部と面材、構造部材及び紙テープ等により形成された中
空部とを連通した構成にし、前記中空部と空間部に発泡
ウレタン断熱材を充填してなる断熱パネル構造にしてい
るので、熱流qに対して前記空間部に充填された断熱材
が熱抵抗として働くので、該断熱パネルの構造部材を配
設した部分の高温側表面温度T。
が上昇して着露を防止する効果を有するとともに、従来
着露した水分によって生じ易かった電気配線部品の腐食
および漏電を防止することができる。
また、前記中空部と空間部を連通させた構成にしている
ため、前記中空部に発泡ウレタン断熱材を充填する時に
、前記空間部にも同時に発泡ウレタン断熱材を充填する
ことができるので、発泡ウレタン断熱材を前記空間部へ
充填する作業を容易に行なうことができ、生産工程にお
いて実用上極めて優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の実施例を示す図で、第1図
は本考案の一実施例の断熱パネルを備えた冷凍・冷蔵シ
ョーケース全体の概略構成を示した断面側面図、第2図
は断熱パネル全体の斜視図、第3図は断熱パネルの要部
を示す説明図で、aは円柱状にくり抜いた空間部に発泡
ウレタン断熱材を充填した構造部材からなる断熱パネル
の部分斜視図、bはaのA−A線断面図、第4図は断熱
パネルの構造部材の別の実施例を示す説明図で、aは角
柱状の空間部に発泡ウレタン断熱材を充填した構造部材
からなる断熱パネルの部分斜視図、bはaのB−B線断
面図、第5図は熱伝導の状態を示す説明図、第6図は従
来の断熱パネルの全体を示す一部切欠斜視図である。 15・・・・・・断熱パネル、19・・・・・・面材、
19a・・・・・・周辺フランジ、20・・・・・・空
間部、21・・・・・・構造部材、21 a・・・・・
・棒状部材、21 b・・・・・・板状部材、22・・
・・・・発泡ウレタン断熱材、24・・・・・・紙テー
プ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周辺フランジを有する2枚の面材を所要の間隔をもって
    対向するごとく配置し、該面材の間隙で且つ両端部に構
    造部材を配置し、該周辺フランジ部に紙テープ等を貼着
    して形成した中空部に発泡ウレタン断熱材を充填した断
    熱パネルにおいて、前記断熱パネルの両端部に配設した
    構造部材には前記中空部に連通ずる空間部を形成し、前
    記中空部と空間部に発泡ウレタン断熱材を充填したこと
    を特徴とする冷凍・冷蔵装置の断熱パネル。
JP1979172162U 1979-12-12 1979-12-12 冷凍・冷蔵装置の断熱パネル Expired JPS5914698Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979172162U JPS5914698Y2 (ja) 1979-12-12 1979-12-12 冷凍・冷蔵装置の断熱パネル

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JP1979172162U JPS5914698Y2 (ja) 1979-12-12 1979-12-12 冷凍・冷蔵装置の断熱パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5688092U JPS5688092U (ja) 1981-07-14
JPS5914698Y2 true JPS5914698Y2 (ja) 1984-04-28

Family

ID=29682976

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979172162U Expired JPS5914698Y2 (ja) 1979-12-12 1979-12-12 冷凍・冷蔵装置の断熱パネル

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JP (1) JPS5914698Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4897768U (ja) * 1972-02-18 1973-11-19
JPS49138461U (ja) * 1973-03-22 1974-11-28
JPS50105713U (ja) * 1974-02-04 1975-08-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5688092U (ja) 1981-07-14

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