JPS59145256A - ポリエステル繊維類用配合染料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリエステル繊維を耐光堅牢度、耐昇華堅牢度
、水堅牢度などの諸堅牢度にすぐれた鮮明なネイビーブ
ルー色に染色し、かつ染色時の温度安定性およびｐＨ安
定性の良好なポリエステル繊維類用配合染料に関するも
のである。

下記系統染料がポリエステル繊維をネイビーブルー色に
染色し、諸堅牢度良好な染色物を与えることは知られて
いる。

Ｎ しかしながら本発明者らは鋭意検討した結果、上記ジス
アゾ染料に下記構造式 Ｂｒ　　ＮＨＣＯＣＨ３ で示されるモノアゾ染料を配合すると著しく染着性が向
上し、温度依存性、ピルドアラグ性良好な配合染料が得
られることを見出し、本発明に至った。

本発明のポリエステル繊維用配合染料は、下記一般式〔
■〕 Ｎ （式中、Ｒ１は低級アルキル基、低級アルコキシアルキ
ル基、アルコキシカルボニルオキシアルキル基またはア
シルオキシアルキル基’ｅ表ｂＬ、、、Ｒ２はシアンエ
チル基、低級アルコキシアルキル基、アルコキシカルボ
ニルオキシアルキル基またはアシルオキシアルキル基を
表わす。）で示されるジスアゾ染料を、２３〜７５重量
％および下記構造式〔■〕 Ｂｒ　　ＮＨＣＯＣＨ３ 合してなるポリエステル繊維類用配合染料である。

般式（ＤにおいてＲ１で表わされる低級アルキル基とし
てはメチル基、エチル基、直鎖状または分岐鎖状のプロ
ピル基、ブチル基が挙げられ、Ｒ１およびＲ２で表わさ
れる低級アルコキシアルキル基としてはメトキシエチル
基、エトキシエテル基、ブトキシエチル基が挙げられ、
アルコキシカルボニルオキシアルキル基としてはメトキ
シカルボニルオキシエテル基、エトキシカルボニルオキ
シエテル基が挙げられ、アシルオキシアルキル基として
はアセチルオキシエチル基、プロビオニルオキシエチル
基が挙ケラレる。

前足一般式〔■〕で示されるジスアゾ染料（以下、ジス
アゾ染料〔Ｉ〕という）は、例えば、下記式〔■〕 で示されるｐ−ニトロアニリンをジアゾ化し、下記式〔
■〕 で示されるノーアミノ３−シアノ−チオフェンとカップ
リングさせて得られる、下記式〔ｖ〕で示されるモノア
ゾ化合物をジアゾ化し、下記一般式〔■〕 （式中、Ｒ１およびＲ２は前記定義に同じ。）で示され
るジフェニルメタン系アミン類または下記一般式〔■〕 （式中、Ｒ１およびＲ２は前記定義に同じ。）で示され
るアミン類とカップリングさせることによって製造する
ことができる。

前足一般式［ＩＩ）で示されるモノアゾ染料（以下、モ
ノ”アゾ染料〔■〕という）は特公昭ｌＩ／−ｊ１４ｇ
等に記載されている。

本発明の配合染料の配合成分として使用されるジスアゾ
染料〔Ｉ〕およびモノアゾ染料〔■〕はそれぞれがポリ
エステル繊維を堅牢度良好なネ−ビー色に染色しうる高
性能の染料であるが、ジスアゾ染料（１）にモノアゾ染
料ＣＩＤを配合使用してポリエステル繊維を染色するこ
とによって、各成分染料を個別に使用する場合に比較し
て飛躍的に染浴吸尽率が向上し、ビルドアツプ性も極め
て良好となって、高濃度の染色物が容易に得られ、また
染料の無用の損失も減少するため、工業上有利である。

配合の成分染料の数は好ましくはコないしｙ種類、配合
割合は好ましくは各成分同量程度でちるが、その目的に
応じてともに限定されるものではない。

なお、本発明の配合染料は、製造時（ジアゾ化、カップ
リング）に各々の中間物を配合することによっても得る
ことができる。

本発明の配合染料によシ染色しうる繊維としては、ポリ
エチレンテレフタレート、テレフタル酸と／、ｔ−ビス
−（ヒドロキシメチル）シクロヘキサンとの重縮合物な
どよりなるポリエステル繊維、あるいは木綿、絹、羊毛
などの天然繊維と上記ポリエステル繊維との混紡品、混
繊品が挙げられる。

本発明の配合染料を用いてポリエステル繊維を染色する
には、ジスアゾ染料〔Ｉ〕およびモノアゾ染料［１１）
が水に不溶ないし難溶であるので、常法により、分散剤
としてナフタレンスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮
合物、高級アルコール硫酸エステル、高級アルキルベン
ゼンスルホン酸塩などを使用して水性媒質中に分散させ
た染色浴または捺染糊を調製し、浸染または捺染を行な
えばよい。例えば浸染の場合、高温染色法、キャリヤー
染色法、サーモゾル染色法などの通常の染色処理法を適
用すれば、ポリエステル繊維ないしは、その混紡品に堅
牢度のすぐれた染色を施すことができる。その際、場合
によシ、染色浴にギ酸、酢酸、リン酸あるいは硫酸アン
モニウムなどのよう力酸性物質を添加すれば、さらに好
結果が得られる。

次に、本発明を実施例によって更に具体的に説明するが
、本発明はその要旨を越えない限シ以下の実施例に限定
されるものではない。

実施例１〜／６ 表−／に記載したジスアゾ染料［：Ｉ−／Ｅ〜（Ｔ−／
＋〕およびモノアゾ染料［：ｎ：］　ｅ表−一に記載し
たとおり配合して合計／ｆをナフタレンスルホン酸−ホ
ルムアルデヒド縮合物／ｆおよＵ高級アルコール硫酸エ
ステル、２７を含む水３ｔに分散させた染色浴にポリエ
ステル繊維／θ０７を浸漬し、／３θＣで６θ分間染色
した後、ソーピング、水洗および乾燥を行々つだところ
。

ネイビーブルー色の染布が得られた。得られた染布の耐
光堅牢度、昇華堅牢度および水堅牢度、々らびに上記染
料の染色時の温度安定性、　ｐＨ安定性は良好であった
。

また、０．１％リン酸のジメチルホルムアミド溶液を用
いて染布に染着した染料を溶解抽出して比色定量し、実
施例ノー７における染着濃度をｉｏｏとして実施例各染
布の染着染料濃度を算出し、表−一に示し７ｔ０ 表−７

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）一般式 （式甲、Ｒ１は低級アルキル基、低級アルコキシアルキ
   ル基、アルコキシカルボニルオキシアルキル基またはア
   シルオキシアルキル基ヲ表わし、Ｒ２はシアンエチル基
   、低級アルコキシアルキル基、アルコキシカルボニルオ
   キシアルキル基またはアシルオキシアルキル基ヲ表わす
   。） で示されるジスアゾ染料を２ｓ〜７５重量％および で示されるモノアゾ染料を７よ一コ！重量％配合してな
   るポリエステル繊維類用配合染料。