JPS59145069A - 塗装ブ−ス - Google Patents

塗装ブ−ス

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Publication number
JPS59145069A
JPS59145069A JP1829083A JP1829083A JPS59145069A JP S59145069 A JPS59145069 A JP S59145069A JP 1829083 A JP1829083 A JP 1829083A JP 1829083 A JP1829083 A JP 1829083A JP S59145069 A JPS59145069 A JP S59145069A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
exhaust
paint
painting
room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1829083A
Other languages
English (en)
Inventor
Joji Ito
伊藤 錠二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP1829083A priority Critical patent/JPS59145069A/ja
Publication of JPS59145069A publication Critical patent/JPS59145069A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ドライ方式の塗装ブースの改良に関するもの
である。
従来、ドライ方式の塗装ブースにおいては、給気室と塗
装室とをフィルタによって区分すると共に、塗装室と排
気室とを簀の子によって区分し、塗装室に被塗装物を搬
送するコンベアを敷設すると共にこのコンベアの両側に
塗装機を設け、排気室に塗装室からの塗料ミストを含有
する空気を外部に排出させる排気ファンを有する排気ダ
クトを連設し、更に給気室に空気調和器からの送気ダク
トを連設させ、塗料ミストを捕捉するフィルタを簀の子
の下方又は排気室と排気ダクトの分岐部に設けた構造と
なっている。そして、塗装室からの塗料ミストをフィル
タに捕捉する際には、給気室から供給される空気によっ
て塗料ミストをフィルタに衝突させ、塗料ミストの粘着
力を利用してフィルタに付着させて捕捉している。
しかしながら、塗料を構成する樹脂の種類によって粘着
性が異なり、特にアクリル系樹脂からなるメタリック塗
料の塗装によって発生する塗料ミストにおいては、粘着
力が弱いことから例えばエポキシ系樹脂からなる塗料ミ
ストに比較して捕捉効果が著しく低下する不具合がある
本発明は、上記の不具合を解消するためになされたもの
で、その目的は排気ダクトの内外を金網ベルトと一体的
に循環するフィルタに向けて液体を吹き付け、フィルタ
に粘着力を持たせることにより、粘着力の弱い塗料ミス
トの捕捉効率を向上させることができる塗装ブースを提
供する。
本発明の上記目的は、フィルタによって給気室と塗装室
とに区分すると共に、簀の子によって塗装室と排気室と
に区分し、前記塗装室に被塗装物をI歓送するコンベア
と塗装機を設け、前記排気室に塗装室からの塗料ミスト
を含有する空気を外部に排出させる排気ファンを有する
排気ダクトを連結してなる塗装ブースにおいて、該塗装
ブースの排気室に連設されている排気ダクトの水平方向
に該排気ダクトの内外を循環する金網ベルトを設け、こ
の金網ベルトに該金網ベルトと一体的に循環する塗料ミ
スト捕捉用のフィルタを配設すると共に、このフィルタ
の上方に該フィルタに液体を吹き付ける噴霧機を配設し
たことを特徴とする塗装ブースによって達成することが
できる。
以下、本考案の一実施例を添付図面に従って詳細に説明
する。
第1図は本発明に係る塗装ブースの一部破断側面図を示
し、第2図は第1図の■−■線に沿った断面図を示す。
第1図及び第2図において、lはトンネル状に形成され
ている塗装ブースであって、この塗装ブース1は給気室
2、塗装室3及び排気室4の王室を有している。そして
、給気室2と塗装室3とは微細な埃を除去するフィルタ
5によって区分され、塗装室3と排気室4とは簀の子6
によって区分されている。
そして、給気室2には送気ダクト7が連設されており、
この送気ダクト7には給気ファン8と空気開和器9が連
設されている。また、塗装室3の簀の子6の上面には塗
装室3の中央部の長手方向に向けてコンベア10が敷設
されていると共にこのコンベア10には被塗装物である
自動車車体Wを載置して搬送するための台車11に掛止
するドグ12が設けられている。そして、このコンベア
10の両側にはレール13.13aが敷設されており、
このレール13.13aは台車11を案内するようにな
っている。更にこのレール13.13aの両側には塗装
置!3t14.14aが配設されており、この塗装機1
4.14aには上下方向に移動して自動車車体Wに向か
って塗料を噴霧するスプレーガン15.15aが設けら
れている。
また、排気室4の外側には排気機構16が設けられてお
り、次のように形成されている。ずなわち、排気室4の
外側には排気ダクト17が立設されており、その上端は
大気に開放され、下端は排気室4に連設されている。そ
して、この排気ダクト17の上方には排気ファン18が
設けられていると共にこの排気ファン18の下方には金
網ベルト19が配設されている。この金網ベルト19は
排気ダクト17の幅方向全体に亘って移動するよう幅広
に設けられていると共に、この金網ベルト19は排気ダ
クト17の入口20側から定位置を水平方向に配設され
、出口21側から排気ダクト17の外側に一旦出て再び
排気ダクト17の出口21側から内部に移行するという
ように、排気゛ダクト17の内外を循環するように無端
状に配設されている。また、この金網ベルト19の表面
には該金網ベルト19と一体的に重合して移行するよう
に塗料ミスト捕捉用のフィルタ22が幅方向及び長手方
向の全体に亘り設けられている。このフィルタ22は細
い金属線を網状に織り、かつ10ないし100枚を重ね
て無端状に形成されており、塗料ミストを含有する塗装
室3からの空気を通過させると共に該空気中に含まれる
塗料ミストを捕捉するようになっている。更に、フィル
タ22の上方にはこのフィルタ22に粘着性を与えるた
めの噴霧機23が設けられている。この噴霧機23は、
水、有機溶剤等の液体供給源(図示せず)に接続されて
いる液体供給管24と、この液体供給管24の途中に設
けられている電磁弁25と、液体供給管24の先端に設
けられているノスル26とからなっており、ノズル26
によって噴霧される液体をフィルタ22に吹き付けて、
フィルタ22に粘着性をもたせるようになっている。
更に、排気ダクト17の出口21側には燃焼分解装置2
7が設けられている。この燃焼分解装置27は金網ベル
ト19とフィルタ22を支持している回転軸28を覆う
よう耐熱ヰ1料によって形成されている燃焼室29と、
この燃焼室29の上部に設けられ、ファン30を有する
排気筒31と、燃焼室29の側壁に設けられている燃焼
バーナ32とからなっている。そして、この燃焼分解装
置27は排気室4を移行してくる金網ベルト19とフィ
ルタ22を燃焼バーナ32によって高温雰囲気中にさら
し、フィルタ22に付着してくる塗料ミストを燃焼分解
し、一部の不燃物を粘着性のない状態とするものである
。また、燃焼分解装置27と排気ダクト17との間には
分離機33が設けられており、この分離機33は燃焼分
解装置27から移行してくるフィルタ22に付着する不
燃物を分離するために、フィルタ22に水又はエアが吹
き付けられるようになっている。更に排気ダクト17の
入口20側には駆動機構34が設けられており、この駆
動機構34は、モータ35と、このモータ35にベルト
36によって連結されている回転軸37とからなってい
る。そして、この駆動機構34は金網ベルト19を駆動
し、この金網ベルト19とフィルタ22を排気ダクト1
7の内外を循環させるようになっている。
上記のように構成された塗装ブースにおいて、その作用
を説明する。
塗装ブース1の運転開始と同時に給気ファン8、空気調
和器9及び排気ファン18がそれぞれ作動する。給気フ
ァン8の作動により送気ダクト7を通して空気調和器9
に外気が導入される。空気調和器9に導入された外気は
除塵され、かつ所定の温度、湿度に調整されて給気室2
に入ると共にフィルタ5を通過して塗装室3に供給され
る。これと同時に駆動機構34が作動して金網ベルト1
9及びフィルタ22が排気ダクト17の内外を循環する
ととに噴霧機23が作動してフィルタ22に液体が吹き
付けられる。
また、コンベア10によって矢印のようにII送されて
きた台車11上の自動車車体Wは、塗装ブースlの人1
コから内部に搬送される。その時塗装ブース1内に設け
られている塗装機14.14aのスプレーガン15.1
5aによって塗料が塗布される。このように自動車車体
Wは塗料が塗布されながらコンベア10によって搬送さ
れて塗装が終了する。塗装が終了した自動車車体Wは台
車11と共に塗装ブース1の出口から1111出されて
次の工程へと移送される。
一方、塗装ブース1の運転開始と同時に排気機構16が
作動しており、自動車車体Wに塗着しなかった塗料は塗
料ミストとなって塗装室3に供給された空調空気と共に
矢印のように簀の子6を通過して排気室4に吸引され、
排気ダクト17に導かれる。排気ダクト17に導入され
た塗料ミストを含有する空気は、フィルタ22及び金網
ベルト19を通過して空気中から塗料ミストが捕捉され
る。そしてフィルタ22には、前もって噴霧機23のノ
ズル26より噴霧された液体によって、フィルタ22を
構成する金属線が濡らされて粘着力が増されており、特
に粘着力の弱いアクリル系樹脂からなるメタリック塗料
の塗料ミストに対して粘着力が効果的に働き、他の樹脂
からなる塗料の塗料ミストの捕捉と同様の高い捕捉効率
が確保される。そして、塗料ミストの除去された清浄な
空気は排気ファン18によって矢印のように外部に排出
される。
更に、塗料ミストを捕捉したフィルタ22は、駆動機構
34によって排気ダクト17がら外部へ移動されて燃焼
分解装置27に入り、フィルタ22に付着している塗料
ミストが高温雰囲気(400〜800℃)にさらされ燃
焼分解される。この時不燃物の一部がフィルタ22がら
分離セずにフィルタ22上に残ることがあるが、次の分
離機33へと移動され、ここで水あるいは、エアがフィ
ルタ22に向かって吹き付けられて不燃物がフィルタ2
2より分離除去される。そして、塗料ミスト及び不燃物
が除去されて塗料ミストの捕捉性能が回復されたフィル
タ22は、再び排気ダクト17内へ移動される。これら
の操作が塗装ブース1の稼働中自動車車体Wの塗装と塗
装室3内の排気清浄化処理が繰り返して行われる。
以上説明したように、本発明の塗装ブースにおいては、
塗装ブースの排気室から延びる排気ダクトの内外を循環
する金網ベルトに、この金網ベルトと一体的に循環する
塗料ミスト捕捉用のフィルタを配設すると共に、このフ
ィルタの上方に該フィルタに液体を吹き付ける噴霧機を
設けたから、塗装ブースの運転開始と同時に噴霧機によ
ってフィルタを液体で濡らして粘着力が増されているの
で、粘着力の弱いアクリル系樹脂からなるメタリック塗
料の塗料ミストにおいても粘着力が効果的に働き、高い
捕捉効率が確保することができる効果がある。また本発
明においては、塗装ブースの稼働中においてフィルタが
順次自動的に再生されるので、従来の塗装ブースのよう
にフィルタを塗装ブースから取外し、再生又は交換する
という面倒な作業が不要となり、極めて作業能率を向上
させる効果がある。更に、本発明はフィルタの再生を燃
焼分解で行っているため、最終的に残る不燃物の量は極
めて少なく後処理が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る塗装ブースの一部破断側面図、第
2図は第1図の1■−汀線に沿った断面図である。 1−−−−−塗装ブース 2−−m−給気室 3−−−一塗装室 4−−排気室 16−−−−−排気機構 17−m−排気ダクト 18−−−一排気フアン 19−−−一金網べ・ルト 22−−−−フィルタ 23−−−噴霧機 24− 液体供給管 25−−−−電磁弁 26−ノズル 27−−一燃焼分解装置 28−−−一回転軸 21−−m−燃焼室 30−−−−−ファン 31−−一排気筒 32−−−燃焼バーナ 33 =−・−分離機 34−−−−一駆動機構 35−−−−−モータ 36−−−−ベルト 37−−一回転軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フィルタによって給気室と塗装室とに区分すると共に、
    簀の子によって塗装室と排気室とに区分し、前記塗装室
    に被塗装物を搬送するコンベアと塗装機を設け、前記排
    気室に塗装室からの塗料ミストを含有する空気を外部に
    排出させる排気ファンを有する排気ダクトを連結してな
    る塗装ブースにおいて、該塗装ブースの排気室に連設さ
    れている排気ダクトの水平方向に該排気ダクトの内外を
    循環する金網ベルトを設け、この金網ベルトに該金網ベ
    ルトと一体的に循環する塗料ミスト捕捉用のフィルタを
    配設すると共に、このフィルタの上方に該フィルタに液
    体を吹き付ける噴霧機を配設したことを特徴とする塗装
    ブース。
JP1829083A 1983-02-07 1983-02-07 塗装ブ−ス Pending JPS59145069A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1829083A JPS59145069A (ja) 1983-02-07 1983-02-07 塗装ブ−ス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1829083A JPS59145069A (ja) 1983-02-07 1983-02-07 塗装ブ−ス

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Publication Number Publication Date
JPS59145069A true JPS59145069A (ja) 1984-08-20

Family

ID=11967483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1829083A Pending JPS59145069A (ja) 1983-02-07 1983-02-07 塗装ブ−ス

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