JPS6034712A

JPS6034712A - 塗料ミスト捕捉用フィルタの再生方法及びその装置

Info

Publication number: JPS6034712A
Application number: JP14271883A
Authority: JP
Inventors: Joji Ito; 伊藤　錠二
Original assignee: Toyota Motor Corp
Current assignee: Toyota Motor Corp
Priority date: 1983-08-04
Filing date: 1983-08-04
Publication date: 1985-02-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、塗料ミスト捕捉用のフィルタを再生するに好
適な再生方法とその再生装置に関するものである。

最近、塗装ブースの塗装室内に飛散する塗料ミストを効
率的に捕捉するｔコめに、被塗装物を搬送する台車の側
面に着脱自在に取り付けられｔこフィルタによって捕捉
する塗装々置が出現している。

その塗装々置を第５図に示す。

第５図は塗装々置を切断して示す正面図であり。

５１は塗装ブースである。この塗装ブース５１内の空間
は、給気室５２．塗装室５３および排気室５４の王室に
順次形成されており、給気室５２と塗装室５３とはフィ
ルタ５５を境界として区分され、塗装室５３と排気室５
４とは簀の子５６を境界として区分されている。

そして、簀・の子５６の上面には長手方向に向けてコン
ベア５７が敷設され・ており、ｔの両側にはレール５８
．５８ａが敷設されている。そして、コンベア５７には
被塗装物である自動半々体Ｗを載置して搬送するｔこめ
の台車５９に掛止するドグ６０が複数個設けられており
、とのドグ６０によって台車５９はレール５８．５８ａ
に案内される。また。

塗装室５３の両側方には、塗装ロボット等の自動塗装機
６１．６１ａが配設されており、これら自動ｌ　塗装機
６１，６１ａにはそれぞれスプレーカン６２゜６２８が
設けられている。

ま１こ１台車１１の進行方向両側面には、塗装室５３内
に飛散する塗ｕＥストを捕捉するフィルタ６３．６３ａ
が設けられており１台車５９に対して着脱自在とな−）
ている。また、簀の子５６の下部には排出ダクト６３が
配設されており、その一端は塗装室５３内の自動塗装機
６１，６１８の前方で。

しかも台車５９の側面に設けられているフィルタ６３．
６３ａの移動路に開放され、他端は排気室５４の側壁を
貫通して大気に開放されていると共に。

その途中に排出ファン６４が設けられている。

そして、自動車４体Ｗの塗装時には、自動車４体Ｗがコ
ンベア５７によって自動塗装機６１，６１ａの所に搬送
されてきたとき、フィルタ６３．６３ａが排出ダクト６
３の先端部を覆い、自動塗装機６１゜６１ａのスプレー
ガン６２，６２ａから吹キ付けられる。そして、塗装室
３内に飛散する塗料ミストは。

塗装室３内の空調空気とともにυ［出ファン６４によっ
て吸引され、フィルタ１ｇ、１８ａで塗料ミストのみが
捕捉される。

しかしながら、このような塗装々置においては。

塗料ミストを捕捉したフィルタ６３，６３８が、塗装ブ
ース５１の塗装室５３を出ｔこところで台車５９より取
り外されて廃棄され、新しいフィルタ６３゜６３ａが塗
装室５３の入口の手前で台車５９に取り付けられていた
。このため、多くのフィルタ６３゜６３ａを消費するこ
とはもとより、フィルタ６３゜６３ａの交換に多くの工
数を心数とする不具合がある。

本発明は、上記の不具合を解消するためになされたもの
で、その目的はフィルタで捕捉された塗装４ミストを台
車の移動路上で除去することにより。

フィルタのＭｌ及びフィルタの交換作業を皆無とするこ
とができる塗料ミスト捕捉用フィルタの再生力法とその
再生装置を提供することにある。

本発明に係る塗料ミスト捕捉用フィルタの再生力法は、
ｔＭ装ブースの塗装室内に飛散する塗料ミス！・を、被
塗装物を搬送する台車の側面に取り付けられ１こ不燃性
材料のフィルタによって捕捉した後、該塗装１ミストを
分解除去するフィルタの再生力法であっ゛Ｃ１前記フィ
ルタによって捕捉され１こ塗装（ミストを燃焼させて分
解すると共に、このフィルタの上方から洗浄液を吹き付
けて燃焼分解しｒｓｆｉＯ料ミストケミストることを特
徴とするものであり、また、塗料ミスト捕捉用フィルタ
の再生装置１′＜においては、塗装ブースの塗装室内に
飛散するＦＩＴＳ・１ミス）・を１被塗装物を搬送する
台車の側面に取り付けられた不燃性材料のフィルタによ
って捕捉した後、該塗料ミストを分解除去するフィルタ
の再生装置であって、前記塗装ブースの塗装室外におけ
るフィルタの移動路上に燃焼分解室を設け。

この燃焼分解室にフィルタによって捕捉された塗１１Ｅ
ストを燃焼させて分解する燃焼バーナを設け。

更にこの燃焼分解室の後工程で、しかもフィルタの移動
路上に洗浄室を設け、この洗浄室にフィルタの上方から
洗浄液を吹きイ」ける噴射機を設けたことを特徴とする
ものである。

以下１本発明の一実施例を添付回向に従−）で詳細に説
明する。

第１図は本発明に係る塗料ミスト捕捉用フ４）レタの再
生装置の系統図、第２図は第１図のＩｔ−１線に沿っｔ
コ拡大断面図、第３図は第１図のト」線に沿った拡大断
面図、第４図は台車に取り付けられたフィルタの拡大断
面図を示す。第１図ないし第４図において、１はトンネ
ル状に形成されている塗装ブースであって、この塗装ブ
ース１内の空間は、給気室２．塗装室３及び排気室４の
王室に順次形成されており、給気室２と塗装室３とは微
細な埃を除去するためのフィルタ５を境界として区分さ
れ、塗装室３と排気室４とは簀の子６を境界として区分
されている。

ま１こ、塗装ブース１を構成している塗装■３の出口側
には、この塗装室３の出口と連続して、トンネル状に形
成されｔこフィルタの再生装Ｍ７が設けられている。こ
の再生装置は外殻８によってトンネル状に形成されてお
り、ＩＭ装ブース１側が燃焼分解域９とされ、後工程が
洗浄域１０とされている。

そして、燃焼分解域９は、第２図の拡大断面図に示すよ
うに外ａ８内側の下部両側方に、断面が逆り字型に形成
された断熱性の仕切壁１１．ｌｌａ務こよって燃焼分解
室１２，１２ａが形成されており。

この燃焼分解室１２．１２ａの側部には燃焼バーナ１３
．１３ａが設けられている。そして、燃焼バーナ１３，
１３ａには燃料供給源（図示せず）Ｉこ通ずる供給管１
４．１４ａが接続されており、燃焼分解室１２，１２ａ
の上方には一端が大気に開放する排気ダクト１５，１５
ａが連設されている。また、仕切壁１１．ｌｌａの側面
には長手方向に向けてスリット１６，１６８が水平に形
成されている。

まｔこ、洗浄域ｌＯは、第３図の拡大断面図に示すよう
に外殻８内側の下部両側方に、断面が逆り字型に形成さ
れた断熱性の仕切壁１７．１７ａが配設されており、こ
の仕切壁１７，１７ａによって形成されｔこ空間は洗浄
室１８，１８８を形成している。

そして、洗浄室１８，１８１の下方には水槽１９゜１９
＆が形成されており、この水槽１９．１９ａには水Ｈが
収容されている。また、水槽１９，１９ａの側面には循
環配管２０．２０ａの一端が接続されており、この循環
配管２０，２０ａの他端は洗浄室１８゜１８ａの上方に
配設され、先端が下方に向けて直角に屈曲されている。

そして、循環配管２０，２０ａの先端には散水ノズル２
１．２１ａが設けられており、循環配管２０．２０＆の
途中にはポンプ２２゜２２ａが設けられている。さらに
、仕切壁１７．１７ａの側面には長手方向に向けてスリ
ット２３．２３ａが水平に設けられており、このスリッ
ト２３．２３８は燃焼分解域９の仕切壁１１．ｌｌａの
スリット１６゜１６ａの同様な高さとされている。

また、燃焼分解域９と洗浄域１０の中央部には。

塗装室３から続くコンベア２４が敷設されており。

このコンベア２４には被塗装物である自動半々体Ｗを載
置して搬送する台車２５に掛止するドグ２６が複数個設
けられている。そして、コンベア２４の両側にはレール
２７．２７＆が敷設されており。

このレール２７．２７ａによって台＄２５を条内スるよ
うになっている。

また９台車２５の進行方向両側面には、塗装の際に塗装
室３内に飛散する塗料ミストを捕捉するフィルタ２８．
２８ａが設けられている。このフィルタ２８．２８ａは
第４図の拡大図に示すようにステンレス、真鶴、銅等の
細線を網状に織り、かつ数枚ないし数十枚爪ね合されて
直方体状に形成されており、その両端が台車２５の前後
端より突出し１こ大きさとされている。まＴこ、このフ
ィルタ２８゜２８ａの両側面には枠板２９．２９ａが設
けられており、この枠板２９　、２９　ａの下方はフィ
ルタ２８゜２８ａの下面より延長されｔこ油部３０，３
０ａが形成されていると共に、この枠板２９，２９８に
よってフィルタ２８，２８ａは補強されている。そして
。

−万の枠板２９＆の上端部には先端が下方に向けて直角
に屈曲された支持部材３１が設けられており、この支持
部材３１の先端屈曲部が台車２５の側面に設けられてい
る保持部材３２に挿通されている。これによって、フィ
ルタ２８，２８ａは台車２５に対して着脱自在とされて
いる。

なお、３３は塗装室３のフィルタ２８．２８ａの移動路
上に開放されている排出ダクトである。

上記のように構成された塗料ミスト捕捉用フィルタの再
生装置において１台＄２５に載置され１こ自動車４体Ｗ
がコンベア２４によって自動塗装機（図示せず）の所に
搬送されてきたとき、フィルタ２８．２８＆の両側面に
設けられている枠板２９゜２９ａの油部３０，３０ｍが
排出ダクト３３の先端部を覆うと共に、＃）出ダクト３
３が作動する。それと同時に自動塗装機から塗料が吹き
付けられると共に、大部分の塗料は自動半々体Ｗの表面
に塗着される。

そして、一部の塗料は自動草々体Ｗの表面に塗着するこ
となく、塗装室３内に塗料ミストとなって飛散するが、
塗装室３内に供給される空調空気の一部が常に排出タク
ト２３に吸引されており。

塗装室３内の塗＄４ミスＩ・は、吸引される空調空気と
ともにフィルタ２８．２８ａを通過するとともに。

＜ｑ＋　Ｉｔ　Ｅストはフィルタ２８，２８８に捕捉さ
れる。

また、塗装１ミストを捕捉しｔこフィルタ２８，２８８
は、コンベア２４によって台車２５とともに排出タクト
３３上を通過すると共に、燃焼分解域９に搬送される。

その際、自動車４体Ｗを載置した台＄２５は中央部を通
過し１台＄２５の側面に設けられているフィルタ２ｇ、
２８ａは支持部材３１が仕切壁１１．ｌｌａのスリット
１６．１６ａを通って燃焼分解室１２，１２８内を通過
する。そして、燃焼分解室１２．１２ａ内は燃焼バーナ
１３，１３ａによって４００〜８０　ｏ　Ｄ　（７Ｊ　
高ｍに維持されており、フィルタ２８．２８ａに捕捉さ
れた塗料ミストが燃焼分解される。

そして、塗ｆ−ｌミストが燃焼分解されたフィルタ２８
．２８ｍは、コンベア２４によって台Ｉ１１．２５とと
もに洗浄域１０に搬送される。その際、自動草々体Ｗを
載置した台車２５は中央部を通過し２台車２５の側面に
設けられているフィルタ２８．２８ａは支持部材３１が
仕切壁１７．１７ａのスリッｌ−２３゜２３ａを通って
洗浄室１８．１８ａ内を通過する。

そして、洗浄室１８，１８ａ内はポンプ２２．２２８に
よって水槽１９’、１９ａの水１１が散水ノズル２１゜
２１ａから噴出されており、フィノ１夕２８，２８Ｍに
残油する顔料等の不燃物が洗浄されろ。

ま１コ、自動車４体Ｗの表向に形成され１こ塗装皮膜か
らは、燃焼分解域９及び洗浄域１０を通過する際に有機
溶剤が適度に蒸発する。そして、再生されたフィルタ２
８．２８ａは台車２５とともに次の工程に搬送される。

以上説明したように１本発明の塗料ミスト捕捉用フィル
タの再生方法及びその再生装置においては１台車の側面
に着脱自在に取り付けられるフィルタを不燃性材料より
形成し、塗料ミスト捕捉後のフィルタの移動路上に、塗
料ミストを燃焼分解させる燃焼分解域と、燃焼分解後の
不燃物を洗浄ずろ洗浄域とを配設したから、被塗装物の
塗装の際、塗装室内に飛散する塗料ミストを捕捉したフ
ィルタを連続的に再生することができるので、フィルタ
の廃棄を皆無とすることができる効果がある。

まｔこ、フィルタを連続的に再生することかできること
によって、フィルタの交換作業がなくなり。

蜜月ミストの捕捉にともなうランニングコストを大幅に
低減することができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る塗料ミスト捕捉用フィルタの再生
装置の系統図、第２図は第１図の１−１線に沿−）た拡
大断面図、第３図は第１図の１１線に沿っｔこ拡大断面
図、第４図は台車に取り付けられたフィルタの拡大断面
図、第５図は従来の塗装１斤を示す断面図である。１・・塗装ブース、２・・・給気室、３・・・塗装室。４・・排気室、５・・・フィルタ、６・・・簀の子。７　・再生装置、８・・・外殻、９・・・燃焼分解域。１０・・・洗浄域、１１．ｌｌａ・・・仕切壁。１２．１２ａ・・・燃焼分解室、１３．１３ｇ−＠焼バ
ーナ。１４．１４ａ・・・供給管、１５，１５ａ・・・排気ダ
クト。１６．１５ａ−スリット、１７，１７ａ　・・・仕切壁
。１８．１８ａ−・・洗浄Ｍ、１９，１９ａ−水槽。２０．２０ａ・・・循環配管、２１．２１ａ・・・散水
ノズル。２２．２２８−・・ポンプ、２３，２３ａ−スリット。２４・・・コンベア、２５・・・台車、２６・・ドグ。２７．２７ａ・・・レール、２８．２８ａ・・フィルタ
。２９．２９ａ−・・枠板、３０．３ｏａ−・・油部。３１・・・支持部材、３２・・・保持部材。３３・・・排出ダクト出　粕　人トヨタ自動車株式会社第２図第４図」− （第５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　塗装ブースの塗装室内に飛散する塗料ミストを
１Ｍ塗装物を搬送する台車の側面に取り付けられた不燃
性材料のフィルタによって捕捉した後。該塗ネ４ミストを分解除去することによるフィルタの再
生力法であって、前記フィルタによって捕捉されｔこ崩
ネ１ミストを燃焼させて分解すると共に。このフィルタの上方から洗浄液を吹き付けて燃焼分解し
た塗料ミストを洗浄することを特徴とする塗料ミスト捕
捉用フィルタの再生方法。
（２）塗装ブースの塗装室内に飛散する塗料ミストを、
被塗装物を搬送する台車の側面に取り付けられた不燃性
材ネ４のフィルタによって捕捉した後。該塗＄１ミストを分解除去するフィルタの再生装置であ
って、前記塗装ブースの塗装室外に２６けるフィルタの
移動路上に燃焼分解室を設け、この燃焼分解室にフィル
タ化よって捕捉された塗料ミストを燃焼させて分解する
燃焼バーナを設け、更にこの燃焼分解室の後工程で、し
かもフィルタの移動路上に洗浄室を設け、この洗浄室に
フィルタの上方から洗浄液を吹き付ける噴射機を設けた
ことを特徴とする塗料ミスト捕捉用フィルタの再生装置
。