JPS591431B2 - 炭化水素の不安定留分の水素化方法 - Google Patents

炭化水素の不安定留分の水素化方法

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JPS591431B2
JPS591431B2 JP51160785A JP16078576A JPS591431B2 JP S591431 B2 JPS591431 B2 JP S591431B2 JP 51160785 A JP51160785 A JP 51160785A JP 16078576 A JP16078576 A JP 16078576A JP S591431 B2 JPS591431 B2 JP S591431B2
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ジヤン・コザン
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ANSUCHICHU FURANSE DEYU PETOROORU
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G45/00Refining of hydrocarbon oils using hydrogen or hydrogen-generating compounds
    • C10G45/44Hydrogenation of the aromatic hydrocarbons
    • C10G45/46Hydrogenation of the aromatic hydrocarbons characterised by the catalyst used
    • C10G45/52Hydrogenation of the aromatic hydrocarbons characterised by the catalyst used containing platinum group metals or compounds thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G65/00Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only
    • C10G65/02Treatment of hydrocarbon oils by two or more hydrotreatment processes only plural serial stages only
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、不飽和炭化水素の不安定留分を水素化する
方法に関し、特に不安定留分を水素圧下に接触処理する
方法に関する。
未処理仕込物は、少なくとも大部分が76CrILHg
以下で沸騰しかつ少なくとも大部分がガソリンの範囲を
越えた(たとえば200℃以上)留分てあって、ビスブ
レーキング法、コーキング法、スチーム・クランキング
法のような石油留分の熱分解法により生じるかまたは石
炭やかつ炭アスファルト質片岩の熱分解操作により生じ
るものである。
これら最終蒸留点は350℃またはそれ以上である。
これら留分は、極く少量(20重量%以下、たとえば0
〜10重量%)の飽和炭化水素を含有しているにすぎず
、他方芳香族化合物とくにアルキル芳香族、多芳香族、
インデン系およびアルケニル芳香族炭化水素の極めて大
きい含有量(80重量世襲上たとえは90〜100重量
%)を示すものである。
これら化合物は、極めて不安定であって多くの欠点を有
している。
すなわち、熱分解生成物のイオウ含有量が通常0.01
重量%以下(たとえば0.05〜2重量%)の範囲にあ
ることならびに、カムと重合体とを形成する強い傾向(
この傾向はこれら留分を燃料として利用することをも困
難にしている。
)のために貯蔵中に不安定であることである。
この発明は、水素圧下に複数工程において、被処理留分
に適当な接触処理を施し、これら留分の上記欠点を除く
ことを目的とするものである。
そしてこれら工程の完了後に、飽和炭化水素含有量が8
0重量楚以上であり、芳香族炭化水素の含有量が20重
量%以下(たとえは1〜10重量楚)である主成分が得
られる。
この発明は、スチーム・クランキング操作によるエチレ
ン収率を著しく向上させる可能性において特に関心が持
たれる。
これらの方法の実際の傾向としては、軽油(gasol
l)のようねナフサよりも装置でかつ一層重質である仕
込物を処理するようになっている。
しかしこの場合であっても、仕込物のトン当りに対する
エチレンの生成が低下する。
そのため200℃以上で沸騰する留分を熱分解炉に再循
環させて効率を向上させることが考えられているが、こ
れらの留分の本質的な芳香族性のために、後のクランキ
ング処理が困難であり、そのため留分の再循環が不可能
である。
この発明の目的はまた、この再循環処理を可能にするこ
とにある。
不飽和炭化水素留出物を安定化するために、複数工程か
らなる方法を実施することは広く知られている。
しかし未処理仕込物は、主に200℃で大部分が沸騰す
るガソリンであって、これらの方法はこの発明における
未処理仕込物のような重質炭化水素に対しては適用でき
ない。
実際この場合には、使用される触媒が急速に不活性化し
または芳香族炭化水素の水素化率が不十分であることが
観察される。
従来の水素化処理方法は、元素周期律表第VIA族の金
属の硫化物に結合した元素周期律表第■族の金属の饋化
物を含有する常套的な触媒を使用するものであるが、こ
れは触媒床における著しい重合のために反応器が完全に
閉塞され、循環期間が非常に短かくなる(たとえば1〜
3力月)ために、経済的条件下にこのタイプの留分を処
理することは不可能である。
また触媒床に垢が付くことは、触媒の不活性化をもたら
し、この不活性化を避けるために触媒床の温度を上昇さ
せると、操作条件は水素化に対して一層不利なものとな
り、その結果必要な水素化率を得ることは、熱力学的に
非常に困難となる。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって上
記問題点を解消することを目的とする。
この発明は、熱分解操作により生じかつ200℃以上で
大部分沸騰しかつ芳香族炭化水素を80重量世襲上とイ
オウを0.01重量世襲上含む炭化水素の不安定留分の
水素化方法において、a)50〜300℃の温度におい
て水素とともに炭化水素の不安定留分を、元素周期律表
第v■族の金婿を含む触媒に接触させて循環させ、b)
250〜400℃の温度において、a)工程の生成物を
、元素周期律表第VIA族および第■族のそれぞれ金属
の少なくとも1つを含む触媒に接触させて水素で処理し
、 c)200〜300°Cでb)工程の生成物を、元素周
期律表第■族の貴金属の少なくとも1つを0.1〜2重
量%と塩素もしくはフッ素を0.5〜15重量係と世襲
ミナとを含む触媒に接触させて水素で処理し、水素化さ
れかつ安定化した炭化水素留分を収集する、連続工程か
らなる方法である。
第1工程の目的は、仕込物中に存在する最も不安定な化
合物(すなわちインデン系炭化水素およびアルケニル芳
香族炭化水素)を水素化することにある。
これら化合物の存在は、臭素および無水マレイン酸との
反応性によって分析的に特徴付けられる。
すなわち、50(g7100g)または100(g71
100(もしくはそれ以上の臭素指数(ASTM規格1
159−17)および50(mg/g)またはtoo(
mg/g)もしくはそれ以上の無水マレイン酸指数(U
OP規格32665)が観察される。
この第1工程の目的は臭素指数が10 (g /100
g )以下でありかつ無水マレイン酸指数が5 (mg
/g )以下である生成物を供給することにある。
第1工程の操作条件はつぎのとおりである。
圧力=10〜100バール好ましくは20〜60ノぐ一
ル 空間速度(触媒の容積当り時間毎の仕込物の容積V、V
、H,) : 0.3〜s時’好i L < ハo、5
〜2時−1 温度:50〜300℃好ましくは100〜250°C 炭化水素に対する水素の比(H2/炭化水素)二50〜
1000 (l/1TPN)好ましくは100〜500
(l/1TPN) 第1工程において用いられる触媒は、不活性担体上に適
当な方法で沈着または合体(1ncorpo −rat
e )されたニッケル、白金またはパラジウムのような
元素周期律表第■族の金属からなる。
ニッケルの含有量はたとえば1〜30重量楚であり白金
の含有量はたとえば0.1〜1重量%である。
パラジウムの含有量は好ましくは0.1〜2重量%であ
る。
パラジウムを含む触媒は特に好ましい。
担体は好ましくはシリカまたは弱酸性アルミナである。
特に好ましい弱酸性または中性アルミナは、アンモニア
の吸着による中和熱が300miEIgの圧力下でアル
ミ−1′のダラム当り好ましくは10カロリー以下であ
り、特に好ましくは7カロリー以下であるものである。
触媒の酸性は、たとえは、ジャーナル・オブ・カタリシ
ス(Journal of Catalysis ’)
、第2巻、第212〜222頁(1963年)に記述
されているアンモニア吸着試験によって測定される。
この方法は、完全な脱気(特に水分と好ましくない不純
物を除去する)に至るまで真空で(または0.01mi
Hgの圧力下て)温度600℃で触媒を力ロ熱すること
からなる。
ついで触媒を320℃の熱量計に入れ装置の最終圧力が
平均300mmHgになるような量のアンモニアを導入
して発熱量を測定する。
担体として好ましく用いらイするアルミナは、水素の存
在下にクラッキング反応およびコーキンク反応に対して
不活性である点でも特徴的である。
この特徴は適当な方法により明らかにされる。
1例としてn−へブタンのような容易Qこクラッキング
のできる分子のクランキング反応を用いることができる
すなわち、20バールの水素圧ドで仕込物n−へブタン
1モルに対して水素4モルノ流量で反応器内の固定床に
配置された担体に対して空間速度1時−1でn−へブタ
ンを反応器に注入し、反応器の出口において500℃で
注入重量に対して少くとも99重量楚の割合でn−へブ
タンが収集されれば、アルミナは不活性であるとされる
このような限定に適応するアルミナの例としては、正方
晶ベーマイトのか焼によって得られるアルミナ、ニッケ
ルまたはコバルトによって含浸されついで仏画特許第2
,118,309号に従って高温処理されたアルミナ、
元素周期律表第1族および第■族のアルカリ金属および
アルカリ土類金属によって処理されたアルミナなどが挙
げられる。
これらの担体の物理的特徴は好ましくはつぎのとおりで
ある。
比表面積:10〜300m2/g好ましくは40〜20
0 m2/ g 全多孔容積:0.1〜1 ad / g好ましくは0.
3〜0.8crd/g 孔の平均直径:50〜1000人好ましくは80〜50
0人 第1の水素化処理装置の出口において得られた生成物は
、ついで第2の水素化処理装置に送られる。
第2の水素化工程の目的は、イオウ含有量5〜200
ppm好ましくは10〜100 ppmにまで仕込物を
選択的に水素化脱硫することである。
芳香族化合物の部分的水素化(たとえば水素化芳香族化
合物約10%)も同時に生じる。
第2工程の操作条件はつぎのと石りである。
圧力=10〜150バール好ましくは30〜100ノく
一ル 空間速度(V、V、H,) : 0.25〜5時−1好
ましくは0.5〜2時−1 温度=250〜400℃好ましくは300〜380°C 炭化水素に対する水素の比:100〜1000(l/l
)好ましくは200〜600(l/Aす触媒は元素周期
律表第VIA族および第Vlu族のそれぞれ少なくとも
1つの金属の化合物を含む水素化触媒である。
そして好ましくは未処理仕込物を轄続する2つの触媒の
上に通す。
第1の触媒は、アルミナ担体上に沈着または合体された
ニッケルおよび/またはコバルトの化合物の少なくとも
1つとモリブデンおよび/またはタングステンの化合物
の少7..l’ くとも1つを含み、かつ金属の割合が
金属のダラム原子で表わして、Niおよび/またはC°
力3□、50、〜□。
。比R= Wおよび/またはM。
1好ましくは2:1〜5:1であるものである。
第2の触媒もまた、アルミナ担体上に沈着または結合さ
れたニッケルおよび/またはコバルトの化合物の少なく
とも1つとモリブデンおよび/またはタングステンの化
合物の少なくとも1つを含釈比8=Niれび/ま爾10
°ヵ3°、□2、〜、Wおよび/またはM。
:1好ましくは0.25:1〜0.6:1であるもので
ある。
これら2つの触媒は、好ましくは一方が他方に連続して
同一反応器に充填される。
第1の触媒の担体は、好ましくは第1工程の触媒に用い
られたものと同じ弱酸性アルミナである。
第2の触媒のアルミナ担体も同じものである。
ただし担体の酸性は限定されない。
第2工程の生成物は、本質的に脱硫されかつ脱硝されて
いる(好ましくはイオウ含有量が10〜1100ppで
ある)。
また90重量世襲満の芳香族化合物を含んでいる。
第3工程の目的は、芳香族化合物をほぼ完全に水素化す
ることにある。
すなわちその最高含有量をたとえば20重量受とし、必
要に応じてその含有量を1重量楚まで低下させることで
ある。
こうして大部分がナフテン系化合物からなる生成物を得
る。
第3工程の操作条件はつぎのとおりである。
圧カニ10〜100バール好ましくは30〜80ノく一
ル 空間速度(V、V、H,): 0.5〜6時−1好まし
くは1〜4時−1 温度=200〜380℃好ましくは250〜330°C 炭化水素に対する水素の比:500〜2000(l/l
)好ましくは600〜1500 C1/l) 第3工程で用いられる触媒は、アルミナによって担持さ
れた元素周期律表第■族の貴金属の少なくとも1つを含
む。
これは第■族の貴金属好ましくは白金を0.1〜2重量
楚と、塩素またはフッ素を0.5〜15重量係好世襲く
は1〜5重量予含む。
この発明の仕込物に適合した触媒は仏画特許第2.24
0,905号(米国特許第3,954,601号)に記
述した触媒のうちから選ばれる。
この特許によれば触媒は、アルミナ担体上に、元素周期
律表第VtU族の貴金属の化合物および 一般式 %式% (式中yは1.3/2または2であり、Xは塩素または
フッ素のようなハロゲンであり、Rは1価の炭化水素基
である。
)で示される有機金属化合物子還元剤を結合させること
により得られる。
担体は、好ましくはっぎの物理的特徴を有するアルミナ
である。
比表面積: 50〜500 m、’/ g全多孔容積二
0.1〜1crIi/g 用いられる貴金属は、たとえば白金、イリジウム、ロジ
ウム、ルビジウムであり、好ましくは有機溶媒中の可溶
性塩または錯体の形の白金および/またはイリジウムで
ある。
すなわち、塩たとえばハロゲン化物、アルコレート、ア
セチルアセトネートおよびカルボキシレートなどまたは
錯体たトエば一酸化炭素もしくはアンモニアとノ錯体す
どが用いられる。
用いられる還元剤は、フッ化ハイドロカルビルアルミニ
ウムまたは塩化ハイドロカルビルアルミニウムである。
これは単独化合物または数個の化合物の混合物で、たと
えば分析式がA#2CJ?3(C,μρ3またはAlC
l3/2(c2H5)3/2であるセシキ塩化エチルア
ルミニウムである。
実施例 実験 1 この実験は、水素化処理用の単独触媒を用いがつ公知の
方法を実施する例を示す。
処理原料は200℃以上で95%以上で沸騰するスチー
ム・クランキングの重質留分からなり、っぎの特徴を有
する。
d 二0.972 5=710重量ppm N二115重量ppm スルホン化に対する芳香族化合物−1oo容量φ臭素指
数=38(g/100g) 無水マレイン酸指数−40(m@/g )蒸留ASTM
(0C) P i = 1685%=209 10%=211 50%=231 90%=255 P、F、=291 触媒は、アルミナゲルにNi03.4重量%とWO32
4,7重量%の割合で混合した酸化ニッケルと酸化タン
グステンからなる。
金属元素の合体(in−corporat ion )
は、水の存在下に所望の割合の硝酸ニッケルとメタタン
グステン酸アンモニウムに、アルミナゲルを混和して適
当な方法で行なう。
得たペーストを押出し成形し、ついで約550℃で空気
中でか焼し、対応する酸化ニッケルと酸化タングステン
を得る。
他の好ましい方法では、触媒金属の塩の水溶液を用いて
、予め成形したアルミナを浸漬する。
この触媒の物理的化学的特徴はつぎのとおりである。
形 状:φ1.5mmの押出し物 充填密度: 0.81 g /cm 全多孔容積:0.43criL/g 比表面積:183m’/g 水素化処理の操作条件はつぎのとおりである。
反応器内の圧カニ100バール 空間速度(V、V、H,) : 0.5即(仕込物)/
触媒Ky/時間 水素の再循環: 1000 l (T、P、N、 )/
仕込物l 温 度:操作中変化 この実験の結果はつぎのとおりである。
実験 2 実験1で処理した物質を、連続する2つの触媒(A)
、 (B)を含む水素化処理の第2工程で処理する。
反応器頂部において用いられる第1の触媒(8)はつぎ
の方法で製造される。
すなわち、比表面積190m2/g、で全多孔容積0.
6crrt/gでアンモニア吸収により測定じた酸性5
力口’J −/ 1 gであるアルミナ担体に、硝酸ニ
ッケルとメタタングステン酸アンモニクムの水溶液状混
合物における含浸によってNi010重量係とW世襲1
0重量楚を合体する。
得られた触媒を乾燥し、ついで空気流下に550°Cで
2時間か焼する。
第2の触媒Bは実験1で用いた触媒であって、これを触
媒Aにつづいて反応器に入れる。
触媒Aの物理的化学的特徴はつぎのとおりである。
形 状:φ3〜5mmの球状物 充填密度:0.80g/i 全多孔容積: 0.45cfIt/g 比表面積:150rrL2/g 触媒(B)の重量/触媒(5)の重量−4/1操作条件
は実験1と同じである。
この実験の結果はつぎのとおりである。
実験 3 実験1および2で処理した物質を、連続する2つの水素
化処理工程において処理する。
第1工程において用いられる触媒は、仏画特許第2,0
70,995号に記述された方法により製造する。
この触媒は、後述する弱酸性アルミナ上における硝酸パ
ラジウムの沈着により0.30重量楚のパラジウムを含
む。
この触媒の物理的化学的特徴はつぎのとおりである。
形 状:φ2〜4mmの球状物 充填密度: O,’70 g /cit。
全多孔容積: 0.60 cit/ g 比表面積ニア1m3/g 第1工程の操作条件はつぎのとおりである。
反応器内の圧カニ100バール 空間速度(v、■、Ho)=IK7(仕込物)/触媒に
9/時間 水素の再循環: 200 l (T、P、N、)/仕込
物l温度:200°C 第1工程の生成物は、つぎの操作条件により、実験2の
第2工程において処理される。
反応器内の圧力=100バール 空間速度二0.5〜(仕込物)/触媒〜/時間水素の再
循環:10001(T、P、N、)/仕込物l 触媒(3)床の人口における温度:320℃触媒(B)
床の入口における温度:340°C触媒(B)の重量/
触媒(3)の重量−4/1この実験の結果はつぎのとお
りである。
200時間操作した後、操作条件をつぎのとおり変更す
る。
反応器内の圧カニ60バール 空間速度:IKy(仕込物)/触媒に9ノ時間水素の再
循環: 500 l(T、P、N、)/仕込物l触媒へ
)床の入口における温度:320°C触媒(B)床の入
口における温度=340℃この条件下に250時間操作
し、つぎの結果を得た。
第1工程の生成物の臭素指数ニア、2(g/100g)
第1工程の生成物の無水マレイン酸指数:2(mグ/g
) 第1工程の反応器内の仕込物の損失(△p)=2.1バ
ール 第2工程の生成物中の飽和炭化水素の含有量:15重量
楚 第2工程の生成物中のイオウの含有量:33重里ppm 前記条件下に250時間(全体で3250時間)操作し
た後、第2工程の操作条件をっぎのとおりに変更する。
反応器内の圧カニ125バール 空間速度:0.25に9(仕込物)/触媒に9ノ時間水
素の再循環: 1500 l (T、P、N)/仕込物
l触媒へ)床の入口における温度:330°C触媒(B
)床の入口こおける温度:350℃この条件で500時
間操作した後、つぎの結果を得た。
第1工程の生成物の臭素指数:9(g/100g)第1
工程の生成物の無水マレイン酸指数=3(mグ/g) 第1工程の反応器内の仕込物の損失(△p):3ノく一
ル 第2工程の生成物中の飽和炭化水素の含有量=17重量
係 世襲部は飽和炭化水素である) 第2工程の生成物中のイオウの含有量:5重量ppm以
下 実験3の結果からつぎのことかわかる。
(1)第1工程と第2工程の結合によって、反応器にお
いて許容範囲内の仕込物の損失があり、操作時間が増加
される。
(2)厳しい操作条件によっても、芳香族炭化水素の含
有量の極く低い生成物を得ることは困難である。
(3)他方、よく脱硫された生成物を容易に得ることが
できる。
実験 4 実験1で処理した物質を、第3の水素化処理工程におい
て処理する。
使用される触媒は、仏画特許第2,240,905号に
記述された方法によって製造する。
触媒は、γ立方体型の遷移アルミナ上の0.6重量源の
白金と1.5重量源のフッ素とからなる。
この触媒の物理的化学的特徴はつぎのとおりである。
形 状:φ1.5mmの押出し物 充填密度: 0.65 g/i 全多孔容積: 0.51d/g 比表面積: 180mVg 操作条件はつぎのとおりである。
反応器内の圧カニ55バール 空間速度:2,2々(仕込物)/触媒〜/時間水素の再
循環: 1200 l(T、P、N、)/仕込物l 温度:300’C 100時間の操作後、生成物はつぎの特徴を有する。
d 、0.960 臭素指数: 1(g / 100 g )無水マレイン
酸指数二〇(■/g) 生成物中の芳香族炭化水素:90重重量 源の実験により、第3工程だけでは処理物質の水素化は
できないことがわかる。
実験 5 この実験では、実験1の原料を第1、第2および第3の
工程において順次処理する。
この3つの工程においてそれぞれ用いられる触媒は、第
1工程では実験3で用いた触媒、第2工程では実験2で
用いた触媒、第3工程では実験4で用いた触媒である。
操作条件はつぎのとおりである。
操作後の最終生成物の特徴はつぎのとおりである。
無水マレイン酸指数が5〜50■/gである類似の仕込
物について実験5をくり返したところ、はぼ同様の結果
を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱分解操作により生じかつ200°C以上で大部分
    沸騰しかつ芳香族炭化水素を80重量φ以上とイオウを
    0.01重量φ以上含む炭化水素の不安定留分の水素化
    方法において、 a)50〜300℃の温度において、水素とともに炭化
    水素の不安定留分を、元素周期律表第■族の金属を含む
    触媒に接触させて循環させ、b)250〜400℃の温
    度において、a)工程の生成物を、元素周期律表第VI
    A族および第1族のそれぞれ金属の化合物の少なくとも
    1つを含む触媒に接触させて水素で処理し、 c)200〜380℃でb)工程の生産物を、元素周期
    律表第■族の貴金属の少なくとも1つを0.1〜2重量
    重量塩素もしくはフッ素を0.5〜15重量楚とアルミ
    ナを含む触媒に接触させて水素で処理し、水素化されか
    つ安定化した炭化水素留分を収集する連続工程からなる
    方法。 2 C)工程の触媒が、白金−アルミナ系触媒を、一
    般式 %式% (式中、yは1.3/2または2であり、Xはフッ素ま
    たは塩素であり、Rは1価の炭化水素基である。 )で示される化合物によって処理することにより生じた
    生成物である特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 b)工程の操作条件が、イオウ含有量を5〜20
    0重量ppmにするように選択される特許請求の範囲第
    1または第2項記載の方法。 4 b)工程の操作条件が、イオウ含量を10〜10
    0 ppmにするように選択される特許請求の範囲第1
    または2項記載の方法。 5 b)工程において、水素とともに炭化水素の仕込
    物を、アルミナとニッケルおよび/またはコバルトの化
    合物の少なくとも1つとモリブデンおよび/またはタン
    グステンの化合物の少なくともNi+C。 1つを含みかつダラム原子比□が第1の W+M。 触媒において1.5:1〜10:1であり第2の触媒に
    おいて0.1:1〜1:1である2つの触媒に接触させ
    て通過させる特許請求の範囲第1〜4項のうちいずれか
    1項記載の方法。 6 炭化水素の不安定留分が飽和炭化水素をθ〜10重
    量係か世襲香族炭化水素を90〜100重量饅含む特許
    請求の範囲第1〜5項のうちいずれか1項記載の方法。 ? a)工程の触媒がパラジウムを0.1〜2重量係
    世襲特許請求の範囲第1〜6項のうちいずれか1項記載
    の方法。 8 C)工程の接触を、芳香族炭化水素を10重量楚
    以下含む生成物を得るまで行なう特許請求の範囲第1〜
    T項のうちいずれか1項記載の方法。 9 C)工程の触媒が塩素またはフッ素を1〜5重量
    %含む特許請求の範囲第1〜8項のうちいずれか1項記
    載の方法。 10 炭化水素の不安定留分が臭素指数10〜50を有
    しかつ無水マレイン酸指数5〜50を有する特許請求の
    範囲第1〜9項のうちいずれか1項記載の方法。 11 反応温度がa)工程において100〜250℃で
    ありb)工程において320〜380℃でありC)工程
    において100〜330℃である特許請求の範囲第1〜
    10項のうちいずれか1項記載の方法。
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