JPS59138679A - 木材または木質材料からなる窓枠 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱硬化性プラスチックラミネート被覆を備える
、テツプゼードのような木材または木質材料からなる窓
枠に関する。

以前は建物の建設はほとんどもっばら手作業によって行
われたけれど、最近は工業的にプレハブした部材をプレ
ハブ家屋のみならず、注文家屋の場合にも次第に多く使
用する傾向にある。これはとくに手作業で製造した部材
の価格が高いことによる。工業的に製造した部材は系統
的に大きい数量を、手作業で製造した部材と少なくとも
同じ品質をもってはるかに安、く製造することができる
。この傾向は高層建等に使用する窓の場合も同様であり
、その際窓開口はＤＩＮ１８０５ｃｌの規準によシ決定
される。

家屋の窓枠には種々の要求が課される。窓枠は数年の使
用後もその外観および屋外に対する気密性を保証するた
め、十分に安定であシ、捩れ剛性でなければならない、
。この要求の充足度は耐水性および耐候性によって決定
される。現在のエネルギー費を考慮すれば断熱性はもう
１つの重要な規準である。さらに居住性を上昇するため
遮音能力に注意しなければならない。最後ではないけれ
ど窓枠の装飾性も重要である。

窓枠の工業的製造に使用する材料である金属、プラスチ
ック′！！、たけ木材はこの要求を同時に最適には充足
しない。金属は良好な熱伝導体なので、金１月窓枠の場
合断熱のためさらに他の手段をとらな目ればならない。

さらに金属は比較的高価な原ｆＡ旧である。プラスチッ
ク窓枠は所要の安定性を得るため、たとえばガラス繊維
強化のような高価な構造および材料によって強化しなけ
ればならない。しかし他面金属およびプラスチック窓枠
は耐候性であり、永年にわたってその外観および気密性
を保つ。これに反し良好な捩り剛性を有する木材および
木質材料は低い熱伝導体であり、すなわち木材窓枠は良
好な断熱性を有する。さらに木材窓枠はきわめて装飾的
であり、したがってこの窓枠を備える家屋の居住性が著
しく上昇する。しかし木材および木質材料の耐候性は低
く、この材料から製造した窓枠はその寿命内に繰返し保
護処理をしなければならない。装飾効果を低下しないた
め、欠陥のない高価な木材を使用しなければならず、そ
のため材料費が上昇する。

好ましい性質のためしばしば製造される木材窓枠の高価
な材料の使用および保護塗装を避けるため、節、材料欠
陥および樹脂孔を有する安い木材をｐｖａ　ｉたはアク
リルシートで被覆することは公知である。他の利点とし
て窓枠のシールのため溝を備える高価な型材を個々の部
材から接合して形成することができる。というのは被覆
シートがこの構造物を被覆するからである。それによっ
て窓枠製造の際、被覆せずに保護塗装を備えるだけの、
視覚的理由により１体から製造しなければならない木材
窓枠に比して著しく材料および時間が節約される。公知
被覆法によれば内外面に同じ装飾および同じ模様を有し
、その材料組成のため金属の蒸気気密性および耐候性を
有しないシートが使用される。したがってこのように製
造した木材窓枠は寿命の要求を充足しない。

この技術水準から出発して本発明の目的は木材および木
質側斜窓枠をその材料特有の利点を維持し、金属窓枠と
同じ耐候性および寿命を繰返し保護処理なしに低い費用
をもって達成するように改善することである。

この目的は特許請求の範囲第１項の特徴部に記載の技術
的教示によって解決される。

本発明により達成される利点は木材、プラスチックおよ
び金属材料の窓枠に有利な性質が同時に存在し、かつそ
れぞれの材料の不利な性質が除去されることにある。

窓枠の支持部分には窓枠の安定な捩り剛性コアを形成す
る木ｌ′Ａまたは木質材料が使用される木材は熱伝導度
が低いので、他の断熱手段を必要としない。見える面を
熱硬化性樹脂ラミネートで被覆することによって欠陥を
有する安い木材を使用することができる。本発明の他の
形成によれば枠の接合によって１体の材料から切削加工
により製造した木材窓枠に比して水利の節約が可能であ
る。

窓枠の建物外側に面する面は金属シートからなるラミネ
ートを備えるので、窓枠は水に対しシールされ、天候に
応じて異なる含水量による膨潤または収縮は最小に低下
される。外側ラミネートの金属面たとえば銅または特殊
鋼によって窓枠の外面は小さい費用で耐久性になり、開
いたまま残る継目部とくにコーナ結合部および水抜孔部
も確実にガスおよび蒸気気密になる。

金属シートの成形部材によりコーナ結合の斜め継目が蒸
気気密にシールされる。成形部材の継目部分の波によっ
て空気湿度または温度が変化する際の木材コアの運動が
可能になり、外皮の破壊したがって不気密が発生しない
。同様金属管の軸方向の波によって水抜孔の縦方向の伸
びが汲取されるので、この孔も天候の影響に対し最適に
保護される。木材または木質材料からなる窓枠はしたが
って問題なく金属窓枠と同様長期にわたる耐候性を有す
る。

使用する木材または木質材料が必要とする場合、金属シ
ートおよびラミネートコアはミクロ気孔によって木ｔｌ
　ｉＡ料の最高寿命に必要な程度に蒸気透過性にするこ
とができる。

金属シートはラミネートコアによって耐圧性になるので
、非常に薄く選択子ることができ、したがって金属の費
用を最小に減少することができる。同様ラミネートコア
によって薄い安い金属シートが接着性またはロウ抜性に
なるので、窓枠の製法は著しく簡単になる。このように
製造した窓枠の価格はしたがって金属窓枠に比して著し
く低い。

最後ではないけれど近代建築の正面の金属ラミネートの
装飾効果も指摘しなければならない。装飾的ラミネート
たと＆ば模造木材による窓枠内面の被覆によって居住者
に所望の居住雰囲気が得られる。ラミネートは熱硬化性
樹脂からなるので、その表面は著しくスクラッチおよび
化学的に安定であり、これは窓枠の使用寿命に有利に影
響する。

次に本発明の実施例を図面により説明する。

窓枠はすてＩＦ３当に所要の溝および突起を成形した個
々の木材ストリップ３を接合してなる。個々のストリッ
プ３はコンノξクトなブロックコア６に接着され、この
ブロックは窓枠の捩り剛性で安定な断熱コアを形成する
。個々のストリップ３には見える表面がラミネート２，
４で被覆されるので、節および樹脂孔を有する安い欠陥
材料を使用することができる。材料および時間を節約す
る必要がない場合、この窓枠コア６を１つの木材ブロッ
クから切削Ｂロエして製造することもできる。同様窓枠
コアはチップ昶−ドなどの木質材料から々ることもでき
る。建物外側から正面に見える窓枠の面ｌは金属シート
ラミネート２で被覆される。このラミネートはたトエば
ダブルベルトプレスにより熱および圧力の作用下に被覆
される。金属シートラミネート２は通常フェノール樹脂
またはメラミン樹脂を含浸した多層の厚い紙によって形
成したコアを有する。この紙のコアの表面に薄く圧延し
たまたは電気メッキした耐候性金属からなるシートたと
えば銅、アルミニウムまたは特殊鋼シートが接着される
。薄く安価ガ金属シートはラミネートコアによって耐圧
性になり、かつ接着性およびロウ抜性になり、したがっ
て加工が容易【なる。ラミネート中の熱硬化性プラスチ
ック分によって水および薬品に対する高い安定性ならび
に大きい硬度が達成される。

將定木材たとえば松材は腐敗に対し確実に保巡したい場
合、露出面に蒸気透過性表面保護を必要とする。この場
合本発明によれば金属シートおよびラミネートコアをミ
クロ多孔性にし、すなわち必要の程度に蒸気透過性に形
成し、または両者を所望の方向に半透性にする。

所望により表面に節、木目のような模様または微粒子模
様等をつけることができる。金属シートラミネート２の
金属シートは蒸気およびガスの遮断に作用し、その下に
ある木材または木質材料のコアを著しく異なる含水量に
ならないように保護し、窓枠コア６の膨潤または収縮を
最小にする。

コーナ結合部および水抜孔７のように々お開いたまま残
る継目部の蒸気気密性は次のように達成される。蒸気気
密にシールするためコーナ結合部の斜め継目に第２図に
示す金属シートｌＯからなる成形部材９を継目の上にロ
ウ接する。この成形部材は継目範囲に波を有し、その下
にある外側ラミネートの表面とロウによって結合されな
い。空気湿度または温度が変化する際、木材コアの運動
は継目部分の金属シート９の波によって可能になり、可
撓性蛇腹のように継目の位置および長さ変化に追ずいし
、常に継目を蔽って保持し、したがって木材コアは天候
の影響から保護される。それによって木材の連続的剛性
結合の係発生する破壊および外皮の不気密性が避けられ
る。軟ロウ接した金属シート１０は水を導出するため、
雨トイまで導かれる。

第１図に示すような水抜孔７は軸方向に波を打ち、した
がって縦方向の伸びが可能な薄い金属２１１　Ｋよって
ライニングされ、その金属シート上の端部８は雨トイま
たは外側表面へ折返され、これらとロウ接される。木材
または木質材側コアの運動が可能であるにもかかわらず
、水抜孔７内の金属管１１は波によって可撓性なので、
位置および長さ変化の際破壊せずに追ずいし、その下に
あるコア６に対するシール機能が維持される。

したがって窓枠のとくに天候の影響にさらされる建物外
面の木材または木質材料コア６は風化から保護され、被
覆されていない木材窓枠の場合一定期間ごとに必要な保
護層の塗装が完全に不用となる。

居室側から見える窓枠端面５は装飾ラミネートΦで被覆
される。金属シートラミネート２と同様このラミネート
はダブルベルトプレスにより熱および圧力の作用下に被
覆される。装飾ラミネート牛の構造は金属シートラミネ
ート２と同様であるけれど、金属シートの代りに所望の
プリント模様を備える装飾フィルムが使用される。この
模様は木材表面の構造または所望により他のプリントで
ある。窓の内側は外気でなく、一定の居住雰囲気にさら
されるので、耐候性を達成するための金属シートは必要
でない。装飾フィルムを保護するためこのフィルムハ水
に対する高い安定性および大きい硬度を有するメラミン
樹脂に富む透明な表皮フィルムによって閉鎖される。純
樹脂からなる外側に存在するプレス表皮は表面の封鎖に
役立ち、同様化学安定性を高める。建物内側のラミネー
ト２の表面は同様木材の孔または節の模造、木目などの
型押模様を備えることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による窓枠断片の斜視図、第２図は窓枠
のコーナ結合の斜め継目の斜視図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、熱硬化性プラスチックラミネート被覆を備える木材
   または木質材料からなる窓枠において、建物外側の外気
   にさらされる面（１）に銅、アルミニウムまたは特殊鋼
   シートの金属シートラミネート（２）が被覆され、その
   下にある木材コア（６）の要求に応じて金属シートおよ
   び結合剤を含浸した多層の厚紙からなるラミネートコア
   よりなるラミネート（２）が蒸気不透過性もしくはミク
   ロ孔によって所望の程度に蒸気透過性であり、または金
   属シートおよびラミネートコアが所望の方向に半透性で
   あり、コーナ結合部の斜め継目の上に薄い金属シー）（
   １０）からなる成形部材（９〕がロウ接され、この部材
   が継目部分で波を打ち、その下にある外側ラミネート（
   ２）の金属表面とロウによって結合されず、窓枠中の水
   抜孔（７）が軸方向に波を打つ軸方向に延びうる薄い金
   属管（１１）によってライニングされ、その金属シート
   （２）上の端部（８）が雨トイまたは外側表面（１）上
   へ折曲げられ、これらとロウ接され、建物内側に面する
   窓枠の見える面（５）が装飾ラミネート（４−）で被田
   されていることを特徴とする木材または木質材料から々
   る窓枠。 ２、木材または木質材料のコア（６）が接合した木材ス
   トリップ（３）からなる特許請求の範囲第１項記載の窓
   枠。 ３、建物外側に面する金属シートラミネート（２）の表
   面および（または）建物内側に面する装飾ラミネー）（
   ４−）の表面が木材の孔、節、木目のような模様を備え
   ている特許請求の範囲第１項または第２項記載の窓枠。 ４、水抜孔（７）の金属管（１１）および継目部分に設
   置した金属シー）（１０）の成形部材（９）が窓枠内に
   生ずる伸びを吸収するため波形である特許請求の範囲第
   １項〜第３項のいずれか１項に記載の窓枠。