JPS59138267A - 樹脂用帯電防止剤 - Google Patents

樹脂用帯電防止剤

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JPS59138267A
JPS59138267A JP1314383A JP1314383A JPS59138267A JP S59138267 A JPS59138267 A JP S59138267A JP 1314383 A JP1314383 A JP 1314383A JP 1314383 A JP1314383 A JP 1314383A JP S59138267 A JPS59138267 A JP S59138267A
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JP
Japan
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calcium carbonate
carbonate powder
paper
surface treatment
formula
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JP1314383A
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JPH042616B2 (ja
Inventor
Tadashi Tabuchi
田淵 忠志
Yoshinori Kosaka
小坂 義紀
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Nitto Funka Kogyo KK
Original Assignee
Nitto Funka Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は炭酸カルシウム粉の表面処理方法に関する。
炭酸カルシウム粉は、各種の樹脂成形品の寸法安定性5
耐熱性、難燃性、剛性などの向上を図る1目的でまたコ
スト低減の目的で、樹脂用充填剤として広く利用されて
いる。また紙用塗料の充填剤としても用いられている。
ところで、樹脂成形品や塗工紙にあっては、その帯電を
防止して塵埃の付右を抑制し、またコンピュータの床拐
やパッケージなどでは帯電によるコンピュータの誤動作
を防ぎ、さらに乾式コピー用紙では紙送りの円滑化を図
っている。このような帯′改防止法としては、従来樹脂
成形用組成物や紙用塗料中に適宜の帯電防止剤を添加す
る方法、あるいは樹脂成形品ないし紙の表面に導電性樹
脂の薄膜を形成する方法などが知られているが、いずれ
の場合も充分に満足できる結果は得られておらす、才だ
導電性樹脂の薄膜形成法では帯電防止効果が経口的に低
下する憾みがあった。
この発明者らは、上記の事情にてらして鋭意検討した結
果、前記樹脂用充填剤などとして汎用されている炭酸カ
ルシウム粉に特定の表面処理を行ない、これを上記充填
剤として成形用樹脂組成物や紙用塗料などに添加したと
きには、得られる樹脂成形品ないしt下紙の招電を効果
的に防止できることを見い出し、この発明を完成するに
至ったものである。
すなわち、この発明は、炭酸カルシウム粉をっきの一般
式;旧   R2 R3−N (−CH2−Cl−lo + I(〔式中、
R1は水素または −(−CH2−Cl−lo + T−1、R2ハ水素マ
タハメチ、   m 2 /L、 基、1(3は炭素数10〜22のアルキル基、
l]−口nは1〜15の整数〕 て表わされるポリオキシアルキレンアミン化合物で表面
処理することを特徴とする炭酸カルシウム粉の表面処理
方法に係るものである。
この発明において炭酸カルシウム粉の表面処理剤として
用いられる前記一般式で表わされるポリオキシアルキレ
ンアミン化合物には、市販されている各種のアルキルポ
リオキシアルキレンアミンが包含され、その1種もしく
は2種以上が用いられる。
上記のポリオキシアルキレンアミン化合物はこれをその
まま成形用樹脂組成物中ないし紙用塗料中に添加したと
きでも成形品ないし塗工紙の帯電防止に好結果を与える
が、この発明法により炭酸カルシウム粉の表面処理剤と
して用いることによって上記成形品ないし塗工紙の帯電
をより一段と防ぐことができる。なお、この理由につい
ては、今のところ必すしも明らかではない。
表面処理は、一般に炭酸カルシウム粉を高速ミキサーで
110〜120℃に加熱撹拌しながらこれに前記のポリ
オキシアルキレンアミン化合物を添加することによって
実施される。ポリオキシアルキレンアミン化合物の添加
量は炭酸カルシウム粉100重量部に対して通常05〜
5重量部程度である。
上記方法で表面処理された炭酸カルシウム粉をポリ塩化
ビニル樹脂、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹
脂などの樹脂用充填剤あるいは紙用塗料の充填剤として
用いることにより、未処理の炭酸カルシウム粉を上記充
填剤として用いる場合はもちろんのこと未処理の炭酸カ
ルシウム粉と前記ポリオキシアルキレンアミン化合物と
を成形用組成物ないし紙用塗料に同時添加する場合に比
し、成形品ないし塗工紙の絶縁抵抗か著しく低下する。
また炭酸カルシウム粉の本来の機能として成形品ないし
塗工紙の寸法安定性、耐熱性、難燃性、剛性を改善でき
、さらにコスト低減にも好結果が得られる。
以下に、この発明の実施例を記載してより具体的に説明
する。なお以下において部とあるは重量部を意味するも
のとする。
実施例1 炭酸カルシウム粉(日東粉化工業社製の商品名N514
−100;島津製作所製の光透過式粒度分布測定機CP
 −5Q型による測定粒度が2μパス40%以上、島津
製作所製の島津空気透過比表面積測定機5S−100に
よる測定比表面積10,500crl/g以上)100
部を高速ミキサーで撹拌しながら、110〜120℃に
加熱し、これにアルキルポリオキシアルキレンアミン(
一般式中のR3がアテアリル基、R1かポリオキシアル
キレン基、R2が水素、n−1−mが7)4部を添加し
てさらに5分間加熱撹拌を続けることにより、表面処理
炭酸カルシウム粉を得た。
この処理粉250部、ポリ塩化ビニル樹脂(日本上オン
社製の部品名103EP )] 00部、ジオクチルフ
タレート50部、ステアリン酸バリウム1部およびステ
アリン酸亜鉛1部を混合し、160〜165℃の加熱ロ
ールで混練したのち、170℃でプレス成形して厚さ2
.0調のシート成形品を作製した。
このシート成形品の初期(プレス成形5時間後)および
経口保存後(20℃、42%RHのウニサオメータ5日
間)の1体積固有抵抗値を調へた結果は、つぎの第1表
に示されるとおりであった。
なお、表中比較例のNα1とは実施例に係る未処理の炭
酸カルシウム粉を用いた以外は前記と同様にして作製し
たシート成形品の結果、No、 2とは上記Nα1のシ
ート成形品の表面に導電性樹脂組成物(第四級アンモニ
ウム塩型アクリルポリマーをインプロピルアルコールと
キシレンとの重量化4:6の混合溶剤に溶解させてなる
固形分30重量%の有j次溶剤溶液)を19 / yn
’の割合で塗布した場合の結果、No、 3とは実施例
1に係る未処理の炭酸カルシウム粉トアルキルポリオキ
シアルキレンアミンとを樹脂組成物中に同時に添加混合
するようにした以外は前記と同様にして作製したシート
成形品の結果である。
第1表 実施例2 炭酸カルシウム粉(日東粉化工業社製の商品名ニドレッ
クス#80:実施例1に記載した測定機に、よる測定粒
度が2μパス80%す、上、比表面積24.000 c
rN7’ 9以J:)100部を高速ミキサーで撹拌し
ながら、1 ]、 O〜120℃に加熱し、これにアル
キルポリオキシアルキレンアミン(一般式中のR3か炭
素数12〜18の混合アルキル基、R1かポリオキシア
ルキレン基、R2がメチル基、nl −1−I]か3)
4部を添加してさらに5分間加熱撹拌を続けることによ
り、表面処理炭酸カルシウム粉を得た。
この処理粉100部、スターチ(放鳥スターチ社製の商
品名M−251を水に溶解させて20重9%濃度とした
もの)20部、合成樹脂ラテックス(日本合成社製の商
品名J’5R−0668)17部および分散剤(日本触
媒社製の商品名DL−4Q)1部を充分に混合したのち
、アプリケータによりコート原紙(市販上質紙)の上に
50μ厚に塗布乾燥して塗工紙を得た。
この塗工紙の初期および経日保存後(20℃。
42%RHのウエザオメータ5日間)の表面固有抵抗値
を調べた結果は、つぎの第2表に示される古おりてあっ
た。なお、表中、比較例のNo、 4とは実施例2に係
る未処理の炭酸カルシウム粉を用いた以外はi’17i
記と同様にして作製した塗工紙の結果、1\o5とは」
二記N(L 4の塗工紙の表面に前記No、 2の導電
性樹脂組成物をiy/m”の割合で塗布した場合の結果
、N()6とは実施例2に係る未処理の炭酸カルシウム
粉とアルキルポリオキシアルキレンアミンとを紙用塗料
中に同時に添加混合するようにした以外は前記と同様に
して作製した塗工紙の結果である。
第    2    表 以」二の第1表および第2表の結果から明らかなように
、この発明の表面処理法で得られる炭酸カルシウム粉に
よれは、樹脂成形品および塗工紙の帯電を効果的に防止
できるものであることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭酸Jyルンウム粉をっきの一般式;%式% ( 〔式中、R+ は水素または (−Cト12− CI!00.、nH、R2は水素また
    はに2 メチル基、1り3 は炭素数10〜22のアルキル基、
    n−1−Inは1〜15の整数〕て表わされるポリオキ
    シアルキレンアミン化合物で表面処理することを特徴と
    する炭酸カルシウム粉の表面処理方法。
JP1314383A 1983-01-29 1983-01-29 樹脂用帯電防止剤 Granted JPS59138267A (ja)

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