JPS59137308A - セレン材料の精製方法 - Google Patents
セレン材料の精製方法Info
- Publication number
- JPS59137308A JPS59137308A JP1113583A JP1113583A JPS59137308A JP S59137308 A JPS59137308 A JP S59137308A JP 1113583 A JP1113583 A JP 1113583A JP 1113583 A JP1113583 A JP 1113583A JP S59137308 A JPS59137308 A JP S59137308A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- selenium
- alloy
- cooling
- vacuum
- vapor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
大発明は、例えば電子写真用感光体のセレンあるいはセ
レン合金からなる感光層を真空蒸着によって生成する際
に蒸発源材料として用いられるセレン材料の精製方法に
関する。
レン合金からなる感光層を真空蒸着によって生成する際
に蒸発源材料として用いられるセレン材料の精製方法に
関する。
電子写真用として広(用いられているセレン感光体は、
アルミニウム等からなる導電性基体上にセレンまたはセ
レン合金を真空蒸着したものである。この種′の感光体
を複写機あるいはプリンタ等に装着し、数十回、数百回
電子写真プロセスを(り返した場合、残留電位が次第に
上昇し、鮮明な画像が形成されず、黒スジおよび地汚れ
等が発生した。またくり返し使用により光疲労によって
帯電の低下あるいは上昇という現象が生じ、画像面では
帯電低下の場合は地汚れ、帯電上昇の場合は薄い画像と
なり、いずれKしても不鮮明な画像となっていた。
アルミニウム等からなる導電性基体上にセレンまたはセ
レン合金を真空蒸着したものである。この種′の感光体
を複写機あるいはプリンタ等に装着し、数十回、数百回
電子写真プロセスを(り返した場合、残留電位が次第に
上昇し、鮮明な画像が形成されず、黒スジおよび地汚れ
等が発生した。またくり返し使用により光疲労によって
帯電の低下あるいは上昇という現象が生じ、画像面では
帯電低下の場合は地汚れ、帯電上昇の場合は薄い画像と
なり、いずれKしても不鮮明な画像となっていた。
大発明はセレン材料の精製方法を改良して、例えばその
蒸着により製造された電子写真用感光体が良好な疲労特
性を示すようにすることを目的とする0 この目的は化学的に精製されたセレンまたはそれを用い
て作成したセレン合金を真空中で蒸発せしめ、液体によ
って冷却される冷却体の/%二カム状凹部内に凝固させ
ることによって達成される。
蒸着により製造された電子写真用感光体が良好な疲労特
性を示すようにすることを目的とする0 この目的は化学的に精製されたセレンまたはそれを用い
て作成したセレン合金を真空中で蒸発せしめ、液体によ
って冷却される冷却体の/%二カム状凹部内に凝固させ
ることによって達成される。
従来セレン感光体の蒸発源として用いられていたセレン
材料は、化学精製されたセレンをさらに真空蒸留により
精製したものであった。真空蒸留は例えば真空槽中で蒸
発させたセレンをアルミニウムなどの熱伝導性の良好な
材料の笠の内面において液化させ、笠を伝って落ちるセ
レンの液滴を容器に受け−C同化させていた。本発明は
セレンあるいはセレン合金の蒸気を液冷板の上で直接固
化させるものである。
材料は、化学精製されたセレンをさらに真空蒸留により
精製したものであった。真空蒸留は例えば真空槽中で蒸
発させたセレンをアルミニウムなどの熱伝導性の良好な
材料の笠の内面において液化させ、笠を伝って落ちるセ
レンの液滴を容器に受け−C同化させていた。本発明は
セレンあるいはセレン合金の蒸気を液冷板の上で直接固
化させるものである。
以下図を引用して本発明の実施例について説明する。第
1図において、真空槽1の中の下部に蒸発容器2が配置
され、蒸発容器2の中のボート3には精製すべきセレン
またはセレン合金4が入れられてt・る。、真空槽内の
圧力を2〜0.5 Torrとし、このセレン材料4を
ヒータ5により350〜400 ℃に加熱して蒸発させ
る。真空槽1の上部には、蒸発容器2の開口部6に対向
してハニカム状に形成された冷却体7が配置されている
。冷却体7は上部に冷却バイブ8を介して水9が通流さ
れる冷却室10を有する。このため3〜10 ℃に冷却
されたハニカム状冷却体7の四部11に入った蒸気は、
力、冷されて凝固し凹部11の壁面に付着する。凹部1
1の内径は小さいので付着した材料12は落下すること
がない。このようにして積段されたセレン材料J2を冷
却体7より採取し、次の工程で溶融、粒状化し、所要の
量を計量して、真空蒸着装置の蒸発源に入れて蒸発させ
、例えばアルミニウム円筒を用い、約60℃に保持され
た感光体の表面に例えば1μm/分の蒸着速度で蒸着し
た。比較のために従来の方法で真空中で蒸気を液化、固
化して精製したセレン材料を用いて感光場を作成した感
光体とともに電子写真特性としての帯電電位、半減衰露
光量および500回の電子写真プロセスくり返し後の残
留電位を測定した。第1表にその結果を示す。
1図において、真空槽1の中の下部に蒸発容器2が配置
され、蒸発容器2の中のボート3には精製すべきセレン
またはセレン合金4が入れられてt・る。、真空槽内の
圧力を2〜0.5 Torrとし、このセレン材料4を
ヒータ5により350〜400 ℃に加熱して蒸発させ
る。真空槽1の上部には、蒸発容器2の開口部6に対向
してハニカム状に形成された冷却体7が配置されている
。冷却体7は上部に冷却バイブ8を介して水9が通流さ
れる冷却室10を有する。このため3〜10 ℃に冷却
されたハニカム状冷却体7の四部11に入った蒸気は、
力、冷されて凝固し凹部11の壁面に付着する。凹部1
1の内径は小さいので付着した材料12は落下すること
がない。このようにして積段されたセレン材料J2を冷
却体7より採取し、次の工程で溶融、粒状化し、所要の
量を計量して、真空蒸着装置の蒸発源に入れて蒸発させ
、例えばアルミニウム円筒を用い、約60℃に保持され
た感光体の表面に例えば1μm/分の蒸着速度で蒸着し
た。比較のために従来の方法で真空中で蒸気を液化、固
化して精製したセレン材料を用いて感光場を作成した感
光体とともに電子写真特性としての帯電電位、半減衰露
光量および500回の電子写真プロセスくり返し後の残
留電位を測定した。第1表にその結果を示す。
第1表
第1表より分かるように、本発明により冷却速度を速く
して固化させたセレン材料を用いた感光体は疲労特性が
非常に良好で、500 @後の残留電位も小さい。また
数百回のくり返し使用後も鮮明な画像を得ることができ
た。
して固化させたセレン材料を用いた感光体は疲労特性が
非常に良好で、500 @後の残留電位も小さい。また
数百回のくり返し使用後も鮮明な画像を得ることができ
た。
このよう圧して得られたセレン材料は真空蒸留によって
精製した際凝固に至るまでの時間が知(、その間に槽内
のふん囲槃よりのガスの溶解等が起きないため、勃にガ
ス不純分の少ないものである。
精製した際凝固に至るまでの時間が知(、その間に槽内
のふん囲槃よりのガスの溶解等が起きないため、勃にガ
ス不純分の少ないものである。
従って感光体用の光導電材料に限らず、整流器、光電池
等に用いられる半導体材料としても適している。
等に用いられる半導体材料としても適している。
以上述べたように本発明は真空蒸留時に蒸憚を急冷して
固化することによりセレンまたはセレン合金を高度に精
製するもので、特に疲労特性の良好な重子写真用感光体
の原料として好適であり、発明の効果は極めて大である
。
固化することによりセレンまたはセレン合金を高度に精
製するもので、特に疲労特性の良好な重子写真用感光体
の原料として好適であり、発明の効果は極めて大である
。
第1図は本発明の一実施例のための真空蒸留装置の断面
図である。 1・・・真空槽、4・・・破精製材料、5・・・ヒータ
、7・・・・・ニカム状冷却体、■0・・・冷却室、1
2・・・fit M材料。
図である。 1・・・真空槽、4・・・破精製材料、5・・・ヒータ
、7・・・・・ニカム状冷却体、■0・・・冷却室、1
2・・・fit M材料。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)化学的に精製されたセレンまたはそれを用いて作成
したセレン合金を真空中で蒸発せしめ、液体によって冷
却される冷却体のハニカム状凹部内に凝固させることを
特徴とするセレン材料の精製方法。 2、特許請求の範囲第1項記載の方法において、精製し
たセレン材料を電子写真用感光体の感光層蒸着の際の蒸
発源材料として用いることを特徴とするセレン相料の精
製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1113583A JPS59137308A (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | セレン材料の精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1113583A JPS59137308A (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | セレン材料の精製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59137308A true JPS59137308A (ja) | 1984-08-07 |
Family
ID=11769573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1113583A Pending JPS59137308A (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | セレン材料の精製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59137308A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62283804A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 高純度セレンの改質方法 |
-
1983
- 1983-01-25 JP JP1113583A patent/JPS59137308A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62283804A (ja) * | 1986-05-30 | 1987-12-09 | Fuji Xerox Co Ltd | 高純度セレンの改質方法 |
JPH0510281B2 (ja) * | 1986-05-30 | 1993-02-09 | Fuji Xerox Co Ltd |
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