JPS59136881A - 情報記憶カ−ド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、種々の情報が記録された記録素子及びその処
理をなす処理回路即ちＩＣ又はＬＳＩ等の回路部品が内
蔵されたカードであって、特にこれを使用する電子機器
に設けである操作子との関連においてそのカードに記憶
てしある情報内容に関して、取出そうとする情報を説明
した表示を、カードの表面に附すことによって、電子機
器の操作即ち取り扱いを容易に理解できるように考慮し
たものである。

背景技術とその問題点 種々の情報を記憶している回路部品を含んだカードなる
ものが提案されており、これら情報記憶カードの複数種
を、共通の電子機器匣体内に互いに交換して挿入し、電
子機器の必要な釦を操作することにより、そのカード自
身に対応した情報を音声にて報知し、又は画面等にて表
示するようになすことが考えられている。しかしながら
この種の電子機器の操作即ち取り扱いが一般的には極め
て複雑であっｆミ取り扱い説明書に従って操作しなけれ
ば、必要とする情報が容易に得られない状態にある。

発明の目的 本発明は、上述した欠点を回避するために考慮されたも
のであって、取り扱い説明書等をその都度判読すること
なしに、その取り扱いが解るように情報記憶カードに対
して、電子機器の操作子と関連させて表示したものであ
る。

発明の概要 本発明は透視窓を有し、情報処理回路及びこれに接続さ
れた複数の接片を内蔵し、情報処理のための操作子を設
けてなる電子機器匣体のカード挿入口に着脱自在に挿入
されるものであって、カード本体を構成する基板内に情
報が記憶された記憶回路及びその処理回路を含む回路部
品を有し、且つ上記電子機器匣体内への挿入状態で、上
記複数の接片と夫々接触する複数の端子を有し、上記カ
ード本体の表面には、これの上記電子機器匣体内への挿
入状態において、上記電子機器匣体に設けた操作子と対
応し、且つ透視窓を通じて外部より透視できる位置にお
いて、対応する操作子の操作に基すいて、カード本体の
記憶情報内より得られる情報内容を表わす表示を付した
ことを特徴とするものである。

実施例 以下本発明による情報記憶カードの一例を、図面を用い
て説明する。第１図において（１１は本発明による情報
記憶カードで携帯出来る大きさに形成されている。この
カードは、例えば第２図に示すように構成されている。

即ち表面＆（２ａ）と中板（２ｂ）と裏板（２ｃ）とが
互いに装着されて一枚の板となされてカード本体（２）
としての基板が構成されており、中板（２ｂ）には貫通
孔（３）が形成され、これにマウント基板（４）がマウ
ントされている。裏板（２ｃ）にも貫通孔（５）が形成
されており、これに印刷配線基板（６）が丁度嵌合され
ている。（７）は印刷配線であり、その配線の一部は、
スルホール等の手段によって、裏側に導出され、複数の
端子（８）を形成している。（９）はＬＳＩ又はＩＣ等
のいわゆる回路部品であって、基板（６）上に取り付け
られており、これはＣＰＵや所定の情報等の記憶素子即
ちＲＯＭ等から構成され、それらの処理回路も含まれて
いるものとする。このようにして印刷配線基板（６）に
取付けられた回路部品（９）が、マウント基板（４）内
の貫通孔（２）に挿入され、モールド体（１１）にてモ
ールドされている。尚各板（２ａ）　、　　（２ｂ）及
び（２ｃ）は夫々塩化ビニールにて形成することが可能
である。

このようにしてカード本体（２）内に挿入された電子回
路（９）の所定の部分が、複数の端子（８）に電気的に
接続されている。

カード本体（２）の表面板（２ａ）の表面には、第１図
に示すようにこのカード（１）内の回路部品（９）に対
する情報内容が記録表示されている。（１２）はその表
示である。第１図の例では日常英会話が表示されており
、ホテル内における英会話、電話による通話の場合の英
会話等が情報信号として記憶されている。

カードの表面板（２ａ）の表面には、更に、第１図より
明らかなように表示（１３）が表示されている。この表
示（１３）は、カード（１）に記憶されている記憶情報
あうちから選択して取り出そうとする必要な情報を説明
したものである。

第３図は本発明による情報記憶カードの他の実施例を示
すものであって、第１図との対応部分には同一符号を付
して説明を省略するも、本例では、いわゆる世界時計を
得るためのカードであって、これには表示（１２）とし
て世界地図が書かれている。そして表示（１３）として
州、都市及びサマータイムが記載されている。

次にこのような本発明による情報記憶カードを使用する
電子機器（１４）について第４図以下について説明する
。

第４図〜第６図はこれを示し、（１５）はその前面パネ
ルであって、これには第４図より明らかなように、透視
窓（１７）を有する。この透視窓（１７）はガラス板又
はアクリル樹脂等を使用して構成することができ、その
内面には第４図及び第７図に示すように、横方向に関し
、範囲Ｈａ、　Ｈｂ、　Ｈｃに亘って匣体内を目かくし
するための被験（ｔｏ）が被着されている。実際上この
Ｈｂの範囲内にある被膜（１８）の形成に先立って、こ
のガラス板（１７）の背面に、第４Ｉ！ＩＪに示すよう
にラジオ受信機のダイヤルメモリ（１９）が印刷されて
いる。又、被１１Ｈａ及びｆｌｂ間で形成されているス
リットＨｄを通じて内部のダイヤル指針（１６）が見え
るように構成している。第７図（第４図のＢ−Ｂ線上の
一部分の拡大断面ｔ！１１）において、（２０）はその
案内板であって、本例ではコ字状に折り曲げられている
。

電子機器（１４）を構成する匣体内には、印刷配線基板
（２１）が取り付けられ、これに複数の接片（２２）が
植立され（第７図において紙面方向に並んでいるものと
する）、更に図示しないが必要な処理回路等の回路部品
、例えばＬＳＩが取り付けられている。匣体（１４）の
側面には第５図及び７図より明らかなように、カード（
１）の挿入口（２３）が形成されており、これを通じて
カード（１）が電子機器即ち匣体（１４）内に挿入され
たとき、カード（１１の複数の端子（８）が夫々複数の
接片（２２）に電子的に接触するようになされている。

尚、第８図に示すように匣体（１４）の前面パネル（１
５）には、透視窓（１７）の後方において案内溝（２４
ａ）及び（２４ｂ）が形成され、カード（１）が挿入口
（２３）を通じて匣体内に差し込まれたとき、この案内
溝（２４ａ）及び（２４ｂ）により１．／Ｊ−Ｆ（１１
が所定の位置に収納されるようになされている。尚、第
５図において示される（２６）は、カード（１）のイジ
ェクト釦であり、これを押すことによってカード（１１
を匣体（１４）内より外方へ突出させるようになしてい
る。斯る構成は、本発明の要旨に直接関係ないので、そ
の詳細な説明を省略する。又、透視窓（１７）の後方に
おいては、第７図及び第８図より明らかなように、目か
くし板（２７）が配置され、カード（１）を匣体（１４
）内より取り出した状態において、この透視窓（１７）
を通じて匣体（１４）内が透視されるのを回避するよう
にしている。

第４図に戻って説明する。以下に述べる操作子（押釦と
称するもの）は、例えばタクトスイッチの押釦であるも
のとし、ノンロックで構成されるものとする。（２８）
はスピーカ、（２９）及び（３ｏ）は夫々ＦＭ及びＡＭ
の夫々の受信のための押釦であって、電源のオンを兼用
しており、いずれかを押すことによって、選択されたラ
ジオ受信をなすことができ、受信の途中において、他の
釦を押せば、それに応じた受信をなし得る。（２９ａ）
及び（３０ａ）は夫々それらの受信表示ランプ、（３１
）はいわゆるチューニングランプであって、これらラン
プ（２９ａ　）　、　　（３０ａ　）及び（３１）は、
夫々ＬＥＤ、いわゆる発光ダイオードによって構成する
ことができる。（３２）はこれらラジオ受信時における
オフ釦であって、これを押すことによって、ラジオ受信
を中断させることができる。（３３）　。

（３４）及び（３５）は夫々機能選択用押釦であって、
図示の例においてはＡ、Ｂ、Ｃの符号が表示されている
。（３６）はアナウンス用押釦である。これら各押釦（
３３）　、　　（３４）　、　　（３５）及び（３６）
による動作は後述する。　　（３７）はスピーカよりの
音声によって現在の時間を聞く為の押釦であって、これ
を押すことにより、現在時刻をスピーカより報知（ラジ
オ受信時は、これを自動的に、一旦中断）する。（３８
）は例えば３分おきに時間を知らせてもらう為の押釦で
あって、これを押すことにより、例えば６０分間丈は報
知する。（３９）はアラーム時刻のセットであり、本例
におけるＡ、Ｂ、Ｃの各釦、即ち（３３）　、　　（３
４）　、　　（３５）は、夫々時、分、秒をセットする
釦を兼用しているもので、釦（３９）を押しながら、押
釦（３３）　、　　（３４）及び（３５）即ちＡ、Ｂ、
Ｃの各釦を押すことによって、アラーム時刻をセットで
き、その時刻になった時、スピーカ（２８）より音声に
よって自動的に知らして（れるものである。（４０）は
ダイアル嫡子である。

第６図において示される（４２）は外部よりの電源ジャ
ックの差込口、（４３）はイヤホンジャック、（４４）
は時刻セット用スライドスイッチであり、匣体（１４）
内の時針回路の時刻を、現在時刻に合わせるものであっ
て、この場合は、スイッチ（４４）をオンの位置にセッ
トした状態で、上述したＡ。

Ｂ、Ｃの各押釦を押すことにより、順次、時、分、秒を
スピーカ（２８）より聞き乍ら合わせるものである。（
４５）はアラーム用スライドスイッチであって、このス
イッチ（４５）をＡＲの位置にセットすると、その時刻
においてラジオが自動的に鳴り初め、ＡＶの位置にセン
トしておくことによって、その時刻においてスピーカよ
りその旨を報知するものである。（４６）は時報のスイ
ッチであって、これをＯＮの位置にセントしておくこと
によって、例えば、毎正時に時報を発するものである。

次に第４図で示されるＡ、Ｂ、及びＣの各相（３３）及
び（３４）及び（３５）について説明するに、これは上
述したように、時、分、秒のセントをも兼用している。

そして上述した本発明によるカード（１）の挿入状態に
おいて、カード＋１１の表示（１３）は、これら各押釦
Ａ、Ｂ、Ｃと対応した位置に表示されるものであって、
例えば第４図に示すように８布英会話の情報カード（１
１を挿入した状態では、状況という表示（１３）がＡ釦
に対応し、英文／和文の表示（１３）がＢ釦に対応し、
訳の表示（１３）がＣ釦に対応するように表示するもの
である。

今Ａ釦（３３）を押すことによって、このカードＴｌ）
に記憶されている情報のうち状況が選択されてスピーカ
（２８）よりアナウンスされる。例えば図示の例におい
ては、ホテル、電話、買物、食事・・・・の如くである
。そして自己の希望する状況のアナウンスがあった状態
で次のＢ釦（３４）を押すことにより、英文か和文かの
選択を行なう。例えば、最初のブツシュにより「英語で
す」と云うアナウンスが発せられ、次のブツシュにより
「日本語です」のアナウンスが発せられ、以後ブツシュ
毎に交互に変換するものとする。今「日本語」を選んだ
状態でアナウンス用押釦（３６）を押すと、希望の状況
の日本語を聴取できる。この状態においてＣ釦（３５）
をおすことによって、上述した日本語に対する英会話が
スピーカ（２８）より聴取される。即ちＣ釦（３５）は
、Ｂ釦（３４）で選択された日本語又は英語の夫々の訳
を聞くことができるものである。

こてのようにして、第４図に不ずカート（１）を使用し
た状態においては、これらＡ、Ｂ、Ｃの各相を選択する
ことによって、その場に対応した日本語又は英会話をス
ピーカ（２８）よりアナウンスさせることができ、例え
ば外国旅行の場合等において、先ず日本語でその場にマ
ツチした会話を聴取し、それを押釦（３５）の操作によ
り英会話にして相手に聞かせることによって、自分の意
思を相手に伝えることができる。

次に第３図に示すカード（１１を第４図に示す匣体内に
挿入するときには、Ａ釦（３３）が州の表示（１３）に
対応し、Ｂ釦（３４）が都市の表示（１３）に対応し、
Ｃ釦（３５）がサマータイムの表示（１３）と対応する
。これによれば、先ずＡ釦（３３）を押し続けることに
よって、例えばアフリカ州、欧州、東洋、アメリカ大陸
・・・等の如く、大きく区分された地域が、順次報知さ
れる。これによって例えば、欧州が報知されたときにＡ
釦（３３）より手を離し、続いて自分が時刻を知りたい
都市の名前がアナウンスされるまでＢ釦（３４）を押し
続ける。

例えばパリという都市がアナウンスされた状態でＢ釦（
３４）より手を離す。次にこの都市がサマータイムの実
施中であるか否かによりＣ釦（３５）を操作し選択する
。即ち実施中であれば、これを一度プッシュするものと
する。しかる後アナウンス釦（３６）をブツシュする。

これによってパリにおける現在の時刻をスピーカ（２８
）よりアナウンスによりしることが可能となるものであ
る。

この上述した動作に対する一連の回路構成は、従来周知
であり、本発明の要旨に直接関係がないので、その詳細
な説明を省略する。又Ａ釦（３３）及びＢ釦（３４）を
押し続けたとき、州及び都市の名称を順次、報知するが
、この場合、ブツシュ毎に一つづつの州及び都市の名称
を報知してもよい。

発明の効果 本発明はカード（１）の表面に、これを使用する電子機
器匣体（１４）に設けた釦Ａ、Ｂ、Ｃ即ち（３３）（３
４）　、　　（３５）と対応する位置において、このカ
ード（１１に記憶された記憶情報内容に関して、取り出
そうとする情報が表示（１３）によって明らかとなるも
のであるから、この表示（１３）と対応する押釦（３３
）　、　　（３４）　、　　（３５）を操作すれば、容
易にその情報を取り出すことができる特徴有するもので
あって、従来のこの種の機器につい°ζ、取り扱い説明
書等が付されており、これをよく熟読して記憶していな
いと、操作が困難であったものを、本発明によれば、電
にカード（１）の表示に従って押釦操作をすればよいの
で、何ら取り扱い操作を覚える必がなく、何人において
も、これを容易に使用し得る特徴を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるカードの一例を示す正面図、第２
図は第１図のＡ−Ａ線上の一部の断面図、第３図は本発
明によるカードの他の実施例を示す正面図、第４ｒｙＪ
は本発明によるカードを使用する電子機器の使用状態の
正面図、第５図はその右側面図、第６図は左側面図、第
７図は第４図のＢ−Ｂ線上の一部の断面図、第８図は第
４図のＣ−Ｃ線上の一部の断面図である。 （１１はカード、（１２）はカード内の表示、（１３）
は記憶情報内容に関して取り出そうとする情報を説明し
た表示である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 透視窓を設けると共に複数の接片を内蔵し、情報処理の
   ための操作子を設けてなる電子機器匣体のカード挿入口
   に対して着脱自在に挿入されるようになされたカード本
   体を設け、該カード本体に情報が記憶された情報回路や
   その処理回路等を含む回路部品と、上記電子機器匣体内
   への挿入状態で上記複数の接片と夫々接触する複数の端
   子とを有し、上記カード本体の表面には、上記電子機器
   匣体内への挿入状態において、上記電子機器匣体の操作
   子と対応し、且つ上記透視窓を通じて外部より透視でき
   る位置において、対応する操作子の操作に基すいて該カ
   ード本体の記憶情報内より得られる情報内容を表わす表
   示を付してなることを特徴とする情報記憶カード。