JPS59135174A - 感熱ヘツド - Google Patents
感熱ヘツドInfo
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- JPS59135174A JPS59135174A JP58009399A JP939983A JPS59135174A JP S59135174 A JPS59135174 A JP S59135174A JP 58009399 A JP58009399 A JP 58009399A JP 939983 A JP939983 A JP 939983A JP S59135174 A JPS59135174 A JP S59135174A
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- Japan
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- printing
- heat
- voltage
- transfer
- voltage application
- Prior art date
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- Pending
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/315—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
- B41J2/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
- B41J2/345—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads characterised by the arrangement of resistors or conductors
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- Electronic Switches (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、ファクシミリや感熱ラインプリンタなどに好
適な感熱ヘッドに関する。
適な感熱ヘッドに関する。
従来、電話ファクシミリや感熱ラインプリンタにおいて
は、セラミックなどの基板上に微小な発熱素子を多数ラ
イン状に配列されてなる感熱ヘッドが用いられていた。
は、セラミックなどの基板上に微小な発熱素子を多数ラ
イン状に配列されてなる感熱ヘッドが用いられていた。
かかる感熱ヘッドは、データに応じて発熱素子が発熱状
態あるいは非発熱状態に設定されるものであって、かか
る発熱素子に感熱紙を押しつけることにより、感熱紙に
発熱素子の設定された状態に応じたパターンが形成され
て印字が行なわれるっ 発熱素子をデータに応じて発熱状態あるいは非発熱状態
とするために感熱ヘッドは、発熱素子毎に夫々その端子
を介して基板の外部に設けられた駆動回路が接続され、
駆動回路にデータが供給されると、各駆動回路が供給さ
れたデータに応じた電圧を対応する発熱素子に印加する
ように構成されている。
態あるいは非発熱状態に設定されるものであって、かか
る発熱素子に感熱紙を押しつけることにより、感熱紙に
発熱素子の設定された状態に応じたパターンが形成され
て印字が行なわれるっ 発熱素子をデータに応じて発熱状態あるいは非発熱状態
とするために感熱ヘッドは、発熱素子毎に夫々その端子
を介して基板の外部に設けられた駆動回路が接続され、
駆動回路にデータが供給されると、各駆動回路が供給さ
れたデータに応じた電圧を対応する発熱素子に印加する
ように構成されている。
そこで、かかる構成の感熱へンドには、■ 発熱素子の
数と同数の引出線接続部を設ける必要があって基板の寸
法が大きく、■ 発熱素子数と同数の駆動回路が必要で
多量の部品が必要であり、また、■ 感熱ヘッド組立時
に発熱素子の基板と駆動回路との接続作業が必要となる
などの問題、′点があり、感熱ヘッドは必然的に大形で
高価となるという欠点があった。
数と同数の引出線接続部を設ける必要があって基板の寸
法が大きく、■ 発熱素子数と同数の駆動回路が必要で
多量の部品が必要であり、また、■ 感熱ヘッド組立時
に発熱素子の基板と駆動回路との接続作業が必要となる
などの問題、′点があり、感熱ヘッドは必然的に大形で
高価となるという欠点があった。
これに対し、かかる欠点を解消する感熱ヘッドとして、
熱移送素子を用いた感熱ヘッドが提案された、この感熱
ヘッドは、熱移送素子を構成する感温半導体による抵抗
体素子の負温度特性を利用し、熱移動素子中をデータが
熱的に転送され、また、熱的に保持されるようにしたも
のであって、このために、駆動回路としては、熱移送素
子にデータを注入するための簡単な回路構成となる。な
お、負温度特性とは、印加電圧がある値以上になると、
抵抗体素子の自己発熱により、抵抗値が急激に低下して
電流が急増する現象をいう。
熱移送素子を用いた感熱ヘッドが提案された、この感熱
ヘッドは、熱移送素子を構成する感温半導体による抵抗
体素子の負温度特性を利用し、熱移動素子中をデータが
熱的に転送され、また、熱的に保持されるようにしたも
のであって、このために、駆動回路としては、熱移送素
子にデータを注入するための簡単な回路構成となる。な
お、負温度特性とは、印加電圧がある値以上になると、
抵抗体素子の自己発熱により、抵抗値が急激に低下して
電流が急増する現象をいう。
次に、熱移送素子を用いたかがる従来の感熱ヘッドにつ
いて説明するが、その前連まず、感温半導体の負温度特
性について説明する。
いて説明するが、その前連まず、感温半導体の負温度特
性について説明する。
第1図、第2図は、感温半導体として二酸化バθ)
抵抗値の変化を、また、第2図は周囲温度が一定である
ときの印加電圧と電流との関係を夫々示している。
ときの印加電圧と電流との関係を夫々示している。
第1図から明らかなように、この感温半導体は、常温(
20℃)で直流抵抗値がRL(二1o5Ω・cIn)で
あったものが、臨界温度T。(ご67℃)を越えるとR
ヨ(=10’J2・σ)に急減する。
20℃)で直流抵抗値がRL(二1o5Ω・cIn)で
あったものが、臨界温度T。(ご67℃)を越えるとR
ヨ(=10’J2・σ)に急減する。
第2図において、特性曲線aは周囲温度t1の場合のも
のであり、また、特性曲線すは周囲温度t2の場合のも
のであって、tl〈t2である。
のであり、また、特性曲線すは周囲温度t2の場合のも
のであって、tl〈t2である。
電圧V。1は周囲温度t□における臨界電圧、電圧■。
2 は周囲温度t2における臨界電圧であって、■C2
<■C1であり、臨界電圧では感温半導体が臨界温度に
達して抵抗値が急減する。
<■C1であり、臨界電圧では感温半導体が臨界温度に
達して抵抗値が急減する。
いま、周囲温度がtlであるとき、感温半導体の印加電
圧を増加させていくと、臨界電圧V。1に達するまでは
、感温半導体のそれに流れる電流による自己発熱と感温
半導体の放熱とが平衡し、印加電圧の上昇とともに感温
半導体の温度と電流とが単調に増加する。印加電圧が臨
界電圧VC□を越えると、感温半導体は臨界温度’ro
(第1図)を越えて抵抗値が激減し、したがって、電流
が急増する(特性曲線a)。周囲温度がt2の場合も同
様であるがその臨界電圧V。2は周囲温度がt□の場合
の臨界電圧■。1よりも低いから、感温半導体は低い印
加電圧で臨界温度′I゛。に達することになる。
圧を増加させていくと、臨界電圧V。1に達するまでは
、感温半導体のそれに流れる電流による自己発熱と感温
半導体の放熱とが平衡し、印加電圧の上昇とともに感温
半導体の温度と電流とが単調に増加する。印加電圧が臨
界電圧VC□を越えると、感温半導体は臨界温度’ro
(第1図)を越えて抵抗値が激減し、したがって、電流
が急増する(特性曲線a)。周囲温度がt2の場合も同
様であるがその臨界電圧V。2は周囲温度がt□の場合
の臨界電圧■。1よりも低いから、感温半導体は低い印
加電圧で臨界温度′I゛。に達することになる。
そこで、第2図に示すように、印加電圧■を臨界電圧■
。1.vc2間に設定した場合、周囲温度が1、である
ときには(特性曲線a)、感温半導体に流れる電流は1
1であって微小であり、感温半導体の発熱量も極めて少
ないが、かがる感温半導体を外部より加熱し、周囲温度
を12(>11)にすると(特性曲線b)、印加電圧■
が臨界電圧VC2を越えていることから、感温半導体に
は大きな電流I2が流れることになり、感温半導体の発
熱量が急増して感温半導体はその温度が周囲温度t2よ
りもさらに高い状態に保たれる。なお、印加電圧が一定
であることを条件とし、周囲温度を変化させた場合、感
温半導体に大電流が流れ始める周囲温度を切換温度とい
うことにする。
。1.vc2間に設定した場合、周囲温度が1、である
ときには(特性曲線a)、感温半導体に流れる電流は1
1であって微小であり、感温半導体の発熱量も極めて少
ないが、かがる感温半導体を外部より加熱し、周囲温度
を12(>11)にすると(特性曲線b)、印加電圧■
が臨界電圧VC2を越えていることから、感温半導体に
は大きな電流I2が流れることになり、感温半導体の発
熱量が急増して感温半導体はその温度が周囲温度t2よ
りもさらに高い状態に保たれる。なお、印加電圧が一定
であることを条件とし、周囲温度を変化させた場合、感
温半導体に大電流が流れ始める周囲温度を切換温度とい
うことにする。
そこで、感温半導体を上記特性を利用して高温かつ小電
流のスイッチ素子あるいは記憶素子として用いることが
でき、かかる素子を多数近接して一列に配置し、相互に
熱的に結合してデータを熱的に転送することができるよ
うにした素子が上記の熱移送素子である。
流のスイッチ素子あるいは記憶素子として用いることが
でき、かかる素子を多数近接して一列に配置し、相互に
熱的に結合してデータを熱的に転送することができるよ
うにした素子が上記の熱移送素子である。
第3図はかかる熱移送素子を用いた従来の感熱へンドの
一例を示す部分斜視図であって、1は基板12N−11
2N+2は印字用発熱抵抗体、3N−2〜3N+3は電
圧印加端子、4は熱移送素子、5は共通電極、6は発熱
抵抗層、7−1.7−2は転送電極、8は転送・印字電
極である。
一例を示す部分斜視図であって、1は基板12N−11
2N+2は印字用発熱抵抗体、3N−2〜3N+3は電
圧印加端子、4は熱移送素子、5は共通電極、6は発熱
抵抗層、7−1.7−2は転送電極、8は転送・印字電
極である。
同図において、基板1上には、共通電極5に前記の感温
半導体からなる発熱抵抗N6が積層され、さらに、その
上に電圧印加端子が1列に配列された熱移送素子4が設
けられている。第3図は、上記のように、感熱ヘッドの
一部を示したものであるが、その部分は、第(N−2)
番目の電圧印加端子3N−2から第(N−4−3)番目
の電圧印加端子3N4−3までの部分である。
半導体からなる発熱抵抗N6が積層され、さらに、その
上に電圧印加端子が1列に配列された熱移送素子4が設
けられている。第3図は、上記のように、感熱ヘッドの
一部を示したものであるが、その部分は、第(N−2)
番目の電圧印加端子3N−2から第(N−4−3)番目
の電圧印加端子3N4−3までの部分である。
311M目毎の電圧印加端子”N−213N+1は基板
上に設けられた転送電極7−1に接続され、他の3個目
毎の電圧印加端子3N、3N+3は転送電極7−2に接
続され、さらに他の3個目毎の電圧印加端子3N−11
N+2は夫々印字素子を構成する印字用発熱抵抗体2N
−112N+2と直列に転送・印字電極8に接続されて
いる。
上に設けられた転送電極7−1に接続され、他の3個目
毎の電圧印加端子3N、3N+3は転送電極7−2に接
続され、さらに他の3個目毎の電圧印加端子3N−11
N+2は夫々印字素子を構成する印字用発熱抵抗体2N
−112N+2と直列に転送・印字電極8に接続されて
いる。
次に、第3図の熱移送素子4の熱移送について、第4図
(a)、(+))、(()を参照して説明する。なお、
第4図(a)、(b)、(C)は第3図の熱移送素子4
の長手方向の概略断面を示し、第3図に対応する部分に
は同一符号をつゆている。
(a)、(+))、(()を参照して説明する。なお、
第4図(a)、(b)、(C)は第3図の熱移送素子4
の長手方向の概略断面を示し、第3図に対応する部分に
は同一符号をつゆている。
まず、電圧印加端子3NK一定期間電圧を印加し、電圧
印加端子3N、共通電極5間に電圧が加わると、発熱抵
抗層6の電圧印加端子3Nの直下部分が発熱する。そし
て、この部分で発生した熱は発熱抵抗層6の他の部分に
も伝搬し、第410(a)で破線で示すように、発熱抵
抗層6の電圧印加端子3N−1,N−1−1の直下の電
圧印加端子3Nに近い部分までも温度が上昇することに
なり、温度上昇した部分がその温度に相応して抵抗値が
低下している。
印加端子3N、共通電極5間に電圧が加わると、発熱抵
抗層6の電圧印加端子3Nの直下部分が発熱する。そし
て、この部分で発生した熱は発熱抵抗層6の他の部分に
も伝搬し、第410(a)で破線で示すように、発熱抵
抗層6の電圧印加端子3N−1,N−1−1の直下の電
圧印加端子3Nに近い部分までも温度が上昇することに
なり、温度上昇した部分がその温度に相応して抵抗値が
低下している。
次に、電圧印加端子3Nからの印加電圧を遮断し、次の
電圧印加端子3 に電圧を印加すると、N++ 発熱抵抗層6の電圧印加端子3N+1直下部分カゝ発熱
するが、この部分の電圧印加端子3Nに近゛(・音す分
は先の加熱により温度上昇して〜・る力・ら、他の部分
よりも早(切換温度を越え、第4図(b)で破線で示す
部分の抵抗値が急減して大きな電流カー流れ、その部分
での発熱量が増加する。
電圧印加端子3 に電圧を印加すると、N++ 発熱抵抗層6の電圧印加端子3N+1直下部分カゝ発熱
するが、この部分の電圧印加端子3Nに近゛(・音す分
は先の加熱により温度上昇して〜・る力・ら、他の部分
よりも早(切換温度を越え、第4図(b)で破線で示す
部分の抵抗値が急減して大きな電流カー流れ、その部分
での発熱量が増加する。
そして、破線で示す発熱部分で発生した熱シま、やがて
他の部分にも伝搬されて加熱され、抵抗イ直が低下する
とともに、第4図(C)で破線で示すように、電圧印加
端子3N+1の直下刃・ら電圧印加端子3N、3N+2
の直下の電圧印加端子3N+1に近い範囲で発熱抵抗層
6の温度が上昇し、イ氏ゼ(抗値領域が形成される。
他の部分にも伝搬されて加熱され、抵抗イ直が低下する
とともに、第4図(C)で破線で示すように、電圧印加
端子3N+1の直下刃・ら電圧印加端子3N、3N+2
の直下の電圧印加端子3N+1に近い範囲で発熱抵抗層
6の温度が上昇し、イ氏ゼ(抗値領域が形成される。
このようにして、以下、電圧印加端子3N+213N+
3.・・・・・・に順次電圧を印加することにより、発
熱部分、したがって、低抵抗部分が電圧印7J[]端子
の位置毎に順次発熱抵抗層6中を移動して(・く。
3.・・・・・・に順次電圧を印加することにより、発
熱部分、したがって、低抵抗部分が電圧印7J[]端子
の位置毎に順次発熱抵抗層6中を移動して(・く。
ところで、このように発熱部分が伝搬するためには、発
熱抵抗J@6の電圧印加端子3N直下部分が、電圧印加
端子3NKlf、圧が印加される直mIに加熱されてい
なければならず、この加熱は直前の電圧印加端子3
への電圧印加によって行なわ−1 れ、結局、最初の電圧印加端子に印加される電圧を、臨
界電圧以上とすることにより、発熱部分の伝搬が可能と
なる。
熱抵抗J@6の電圧印加端子3N直下部分が、電圧印加
端子3NKlf、圧が印加される直mIに加熱されてい
なければならず、この加熱は直前の電圧印加端子3
への電圧印加によって行なわ−1 れ、結局、最初の電圧印加端子に印加される電圧を、臨
界電圧以上とすることにより、発熱部分の伝搬が可能と
なる。
そこで、最初の電圧印加端子に電圧を印加しないで、以
降の電圧印加端子に順次電圧を印加しても発熱部分の伝
搬は行なわれないが、この場合には、逆に、非発熱部分
が発熱抵抗層6中を伝搬されているものと考えると、2
値データの1”、0″を夫々発熱部分、非発熱部分に対
応させることにより、該データを発熱抵抗層6中で、し
たがって熱移送素子4中で熱的に転送させることができ
る。
降の電圧印加端子に順次電圧を印加しても発熱部分の伝
搬は行なわれないが、この場合には、逆に、非発熱部分
が発熱抵抗層6中を伝搬されているものと考えると、2
値データの1”、0″を夫々発熱部分、非発熱部分に対
応させることにより、該データを発熱抵抗層6中で、し
たがって熱移送素子4中で熱的に転送させることができ
る。
第5図(a)はかかる熱移送素子のデータ転送機能を利
用した第3図の感熱ヘッドの動作を説明するための概略
構成図であって、9は入力電圧印加端子、10はトラン
ジスタ、11はデータ入力端子であり、第3図に対応す
る部分には同一符号をつけている。
用した第3図の感熱ヘッドの動作を説明するための概略
構成図であって、9は入力電圧印加端子、10はトラン
ジスタ、11はデータ入力端子であり、第3図に対応す
る部分には同一符号をつけている。
また、第5図(b)は第5図(a)の転送電極、転送・
印字電極に供給されるクロックパルスを示すタイミング
チャートである。
印字電極に供給されるクロックパルスを示すタイミング
チャートである。
なお、第5図(a)において、入力電圧印加端子9は先
に説明した最初の電圧印加端子に相当し、以下、データ
転送のために電圧が印加される電圧印加端子を31,3
2,33.・・・・・・、3□2.・・・・・・として
示し、また、印字用発熱抵抗体を23.26.28.、
。
に説明した最初の電圧印加端子に相当し、以下、データ
転送のために電圧が印加される電圧印加端子を31,3
2,33.・・・・・・、3□2.・・・・・・として
示し、また、印字用発熱抵抗体を23.26.28.、
。
212、・・・・・・ として示した。
電圧印加端子31,34,37,31o、・・・・・・
は転送電極7−1に接続され、電圧印加端子32,3.
.38゜3.1.・・・・・・は転送電極7−2に接続
され、さらに、電圧印加端子33,36,30,3□2
.・・・・・・は夫々印字用発熱抵抗体23,26,2
8,21゜、・・・・・・を介して転送・印字電極8に
接続されている。
は転送電極7−1に接続され、電圧印加端子32,3.
.38゜3.1.・・・・・・は転送電極7−2に接続
され、さらに、電圧印加端子33,36,30,3□2
.・・・・・・は夫々印字用発熱抵抗体23,26,2
8,21゜、・・・・・・を介して転送・印字電極8に
接続されている。
転送電極7−1,7−2.転送・印字電極8には夫々所
定の電圧レベルのクロックパルスψ1.ψ2゜ψ3が供
給され、各クロックパルスは幅T 1.周期3′「1で
あって、互いに順次幅T□だけ位相がずれている。また
、クロックパルスψ3は、所定の周期で幅T2(> T
、 ) のパルスを含み、ソノパルス期間、クロック
パルスψ1.ψ2は発生しない。転送電極7−1.7−
2.転送・印字電極8への幅7.0クロックパルスψ0
.ψ2.ψ3の供給にともない、電圧印加端子31,3
□、・・・・・・、312・・・・・・には転送電圧が
印加され、また、転送・印字電極8への幅′■゛2のク
ロックパルスψ3の供給にともない、電圧印加端子33
,36,3..31□、・・・・・・に印字電圧が印加
される。
定の電圧レベルのクロックパルスψ1.ψ2゜ψ3が供
給され、各クロックパルスは幅T 1.周期3′「1で
あって、互いに順次幅T□だけ位相がずれている。また
、クロックパルスψ3は、所定の周期で幅T2(> T
、 ) のパルスを含み、ソノパルス期間、クロック
パルスψ1.ψ2は発生しない。転送電極7−1.7−
2.転送・印字電極8への幅7.0クロックパルスψ0
.ψ2.ψ3の供給にともない、電圧印加端子31,3
□、・・・・・・、312・・・・・・には転送電圧が
印加され、また、転送・印字電極8への幅′■゛2のク
ロックパルスψ3の供給にともない、電圧印加端子33
,36,3..31□、・・・・・・に印字電圧が印加
される。
一方、データ入力端子11に供給されるデータは1”
N Q IIの2値付号であって、データが1′のとき
にはトランジスタ10がオンして電源電圧■。0が入力
電圧印加端子9に供給され、また、0″のととにはトラ
ンジスタ10はオフする。データの11″、′0″′信
号のタイミングはクロックパルスψ3のタイミングに一
致し、また、電源電圧■。0は発熱抵抗層6の臨界電圧
以上に設定されている。
N Q IIの2値付号であって、データが1′のとき
にはトランジスタ10がオンして電源電圧■。0が入力
電圧印加端子9に供給され、また、0″のととにはトラ
ンジスタ10はオフする。データの11″、′0″′信
号のタイミングはクロックパルスψ3のタイミングに一
致し、また、電源電圧■。0は発熱抵抗層6の臨界電圧
以上に設定されている。
そこで、データ入力端子11に供給されるデータの1″
、″lO”に応じて発熱抵抗N60入力電圧印加端子9
直下部分が発熱あるいは非発熱(発熱しないこと)し、
これによって生じた発熱部分あるいは非発熱部分がクロ
ックパルスψ1.ψ2.ψ3のタイミングで発熱抵抗層
6中を各電圧印加端子3、.32.・・・・・・毎に順
次転送される。
、″lO”に応じて発熱抵抗N60入力電圧印加端子9
直下部分が発熱あるいは非発熱(発熱しないこと)し、
これによって生じた発熱部分あるいは非発熱部分がクロ
ックパルスψ1.ψ2.ψ3のタイミングで発熱抵抗層
6中を各電圧印加端子3、.32.・・・・・・毎に順
次転送される。
転送電圧が供給される電圧印加端子は3M(ただし、M
は充分大きな正整数)個あり、データ入力端子11に最
初に供給された1”あるいは“0”信号によって生じた
発熱部分あるいは非発熱部分が最後から1つ前の電圧印
加端子”3M−1に達スると、クロックパルスψ1.ψ
2.ψ3による転送電圧の供給が停止し、転送・印字電
極8に幅1゛2の印字電圧が供給されて、発熱抵抗層6
の電圧印加端子33,36,39,31□、・・・・・
・33Mの直下部分に発熱部分あるいは非発熱部分が保
持される。すなわち、熱移送素子4にデータが保持され
ることになるが、このデータは、印字される感熱紙(図
示せず)に形成される1行分のドツト列を表わしている
。なお、印字用発熱抵抗体23,26,29,2.2.
・・・・・・はM偏設けられ、感熱紙の走行方向とは垂
直方向に配列され、その方向のドツトを形成するもので
ある。
は充分大きな正整数)個あり、データ入力端子11に最
初に供給された1”あるいは“0”信号によって生じた
発熱部分あるいは非発熱部分が最後から1つ前の電圧印
加端子”3M−1に達スると、クロックパルスψ1.ψ
2.ψ3による転送電圧の供給が停止し、転送・印字電
極8に幅1゛2の印字電圧が供給されて、発熱抵抗層6
の電圧印加端子33,36,39,31□、・・・・・
・33Mの直下部分に発熱部分あるいは非発熱部分が保
持される。すなわち、熱移送素子4にデータが保持され
ることになるが、このデータは、印字される感熱紙(図
示せず)に形成される1行分のドツト列を表わしている
。なお、印字用発熱抵抗体23,26,29,2.2.
・・・・・・はM偏設けられ、感熱紙の走行方向とは垂
直方向に配列され、その方向のドツトを形成するもので
ある。
また、転送・印字電極8に幅T2のクロックパルスψ3
が供給されると、発熱抵抗層6に保持されたデータが印
字用発熱抵抗体23,26t2g+2111・・・・・
・に転送され、感熱紙への印字が行なわれる。すなわち
、いま、発熱抵抗層6の電圧印加端子33直下部分に発
熱部分が保持されていると、その部分の抵抗値は充分に
小さいから、印字用発熱抵抗体23には大きな電流が流
れて印字用発熱抵抗体230発熱量は大きく、また、電
圧印加端子36直下部分に非発熱部分が保持されている
と、その部分の抵抗値は充分太きいから、印字用発熱抵
抗体26に流れる電流は小さく、印字用発熱抵抗体26
0発熱量は小さい。したがって、感熱紙には、印字用発
熱抵抗体23によってドツトが形成され、印字用発熱抵
抗体26によってはドツトは形成されない。このように
して、その直下に発熱部分が保持された電圧印字端子に
接続された印字用発熱抵抗体のみが充分に発熱し、感熱
紙にドツトが形成される。
が供給されると、発熱抵抗層6に保持されたデータが印
字用発熱抵抗体23,26t2g+2111・・・・・
・に転送され、感熱紙への印字が行なわれる。すなわち
、いま、発熱抵抗層6の電圧印加端子33直下部分に発
熱部分が保持されていると、その部分の抵抗値は充分に
小さいから、印字用発熱抵抗体23には大きな電流が流
れて印字用発熱抵抗体230発熱量は大きく、また、電
圧印加端子36直下部分に非発熱部分が保持されている
と、その部分の抵抗値は充分太きいから、印字用発熱抵
抗体26に流れる電流は小さく、印字用発熱抵抗体26
0発熱量は小さい。したがって、感熱紙には、印字用発
熱抵抗体23によってドツトが形成され、印字用発熱抵
抗体26によってはドツトは形成されない。このように
して、その直下に発熱部分が保持された電圧印字端子に
接続された印字用発熱抵抗体のみが充分に発熱し、感熱
紙にドツトが形成される。
ドツトの形成生完了すると、次の行に対するデータがデ
ータ入力端子11に供給され、また、感熱紙は所定量移
動し、同様に、発熱抵抗層6中のデータの熱的転送、保
持と印字用発熱抵抗体23゜26.23,2.□、・・
・・・・への転送が行なわれ、順次、各行のドツトが形
成されて印字が行なわれる。
ータ入力端子11に供給され、また、感熱紙は所定量移
動し、同様に、発熱抵抗層6中のデータの熱的転送、保
持と印字用発熱抵抗体23゜26.23,2.□、・・
・・・・への転送が行なわれ、順次、各行のドツトが形
成されて印字が行なわれる。
なお、発熱抵抗層6中一方向にデータ(すなわち、発熱
部分と非発熱部分)を転送するためには、少なくとも3
M個の電圧印加端子による転送手段が必要であり、この
場合、少なくとも3個目毎の電圧印加端子の直下部分に
データが保持される。
部分と非発熱部分)を転送するためには、少なくとも3
M個の電圧印加端子による転送手段が必要であり、この
場合、少なくとも3個目毎の電圧印加端子の直下部分に
データが保持される。
このデータを表わす発熱部分が保持された部分では、温
度が非常に高い(第1図)から、熱移送素子4に感熱紙
を押しつけても印字を行なうことができるが、データが
保持されている部分に対応した電圧印加端子間の間隔が
大きく、感熱紙」二に形成される文字パターンのドツト
間の隙間が大きくなる。そこで、面積の大きな印字用発
熱抵抗体23゜26.28,2,2.・・・・・・を設
け、これらの隙間を小さくして形成される文字パターン
の形状を整えるようにしている。このように、印字用発
熱抵抗体23゜26.20,212.・・・・・・ば、
面積が大ぎいと、熱容量も大きく、このために、印字時
に転送・印字電極8に供給されるクロックパルスψ3の
幅をT2ト太キくし、大きな電流を長時間流して発熱量
を増加させている。
度が非常に高い(第1図)から、熱移送素子4に感熱紙
を押しつけても印字を行なうことができるが、データが
保持されている部分に対応した電圧印加端子間の間隔が
大きく、感熱紙」二に形成される文字パターンのドツト
間の隙間が大きくなる。そこで、面積の大きな印字用発
熱抵抗体23゜26.28,2,2.・・・・・・を設
け、これらの隙間を小さくして形成される文字パターン
の形状を整えるようにしている。このように、印字用発
熱抵抗体23゜26.20,212.・・・・・・ば、
面積が大ぎいと、熱容量も大きく、このために、印字時
に転送・印字電極8に供給されるクロックパルスψ3の
幅をT2ト太キくし、大きな電流を長時間流して発熱量
を増加させている。
第6図は熱移送素子を用いた従来の感熱ヘッドの他の例
を示す概略構成図であって、7−3は転送電極、】2は
ナンド回路、13はインバータ、14−1.14−2は
転送−印字電極、15は印字電極であり、第5図に対応
する部分には同一符号をつげている。
を示す概略構成図であって、7−3は転送電極、】2は
ナンド回路、13はインバータ、14−1.14−2は
転送−印字電極、15は印字電極であり、第5図に対応
する部分には同一符号をつげている。
第6図においては、発熱抵抗層6に一列に配列された電
圧印加端子が一つを代表して符号3として示し、点線で
囲まれた部分が熱移送素子4を構成している。また、符
号2として代表して示される印字素子が3個目毎の電圧
印加端子2に対向1゜て設けられ、さらに、符号2tで
代表される印字素手素子2 、2’ 、 2“は夫々熱
移送素子4と同一構成をなしてその順で面積が大きくな
っており、がっ夫々は転送・印字電極14−1.14−
2、印字電極15に接続されている。共通電極は、図示
しないが、発熱抵抗層6の下方全体に設けられて熱移送
素子4.印字用素子2 、2’ 、 2”に共通となっ
ており、それらの間が相互に熱的結合が可能となってい
る。
圧印加端子が一つを代表して符号3として示し、点線で
囲まれた部分が熱移送素子4を構成している。また、符
号2として代表して示される印字素子が3個目毎の電圧
印加端子2に対向1゜て設けられ、さらに、符号2tで
代表される印字素手素子2 、2’ 、 2“は夫々熱
移送素子4と同一構成をなしてその順で面積が大きくな
っており、がっ夫々は転送・印字電極14−1.14−
2、印字電極15に接続されている。共通電極は、図示
しないが、発熱抵抗層6の下方全体に設けられて熱移送
素子4.印字用素子2 、2’ 、 2”に共通となっ
ており、それらの間が相互に熱的結合が可能となってい
る。
第7図は第6図のデータ入力端子11に供給されるデー
タS、転送電極7−1 、7−2 、7−3に供給され
るクロックパルスψ0.ψ2.ψ3.転送・印字電極1
4−1.14−2に供給されるクロックパルスψい、ψ
8および印字電極15に供給されるクロックパルスψ。
タS、転送電極7−1 、7−2 、7−3に供給され
るクロックパルスψ0.ψ2.ψ3.転送・印字電極1
4−1.14−2に供給されるクロックパルスψい、ψ
8および印字電極15に供給されるクロックパルスψ。
のタイミング関係を示すタイミングチャートである。
第6図、第7図において、期間Aでは、データ入力端子
11からのデータSに応じた電圧が入力電圧印加端子9
に供給されて発熱抵抗層6に発熱部分あるいは非発熱部
分が生じ、転送電極7−1゜7−2.7−3へのクロッ
クパルスψ1.ψ2.ψ3の供給とともに発熱部分ある
いは非発熱部分が発熱抵抗層6中を転送されることは、
第3図〜第5図で示した従来技術と同様である。
11からのデータSに応じた電圧が入力電圧印加端子9
に供給されて発熱抵抗層6に発熱部分あるいは非発熱部
分が生じ、転送電極7−1゜7−2.7−3へのクロッ
クパルスψ1.ψ2.ψ3の供給とともに発熱部分ある
いは非発熱部分が発熱抵抗層6中を転送されることは、
第3図〜第5図で示した従来技術と同様である。
そして、感熱紙(図示せず)1行当りのデータが全て供
給されると(期間B)、転送電極7−2に広幅のクロッ
クパルスψ2が供給され、このデータに応じた発熱部分
あるいは非発熱部分が、発熱抵抗層60転送電極7−2
に接続された3個目毎の電圧印加端子2の直下部分に保
持される。とれとともに、発熱部分に対応した電圧印加
端子3に隣り合う印字素子2の直下の発熱抵抗層60部
分も加熱されており、したがって、転送・印字電極14
、−IK高レベルのクロックパルスψ6 が供給される
と、印字素子2のうち発熱抵抗層6が上記のように加熱
されている印字素子は大きな発熱状態となる。すなわち
、クロックパルスψ4 により、データが熱移送素子4
から印字素子2に転送される。同様にして、次に転送・
印字電極14−2にクロックパルスψ8 が供給される
と、印字素子2から印字素子2′にデータが転送される
。
給されると(期間B)、転送電極7−2に広幅のクロッ
クパルスψ2が供給され、このデータに応じた発熱部分
あるいは非発熱部分が、発熱抵抗層60転送電極7−2
に接続された3個目毎の電圧印加端子2の直下部分に保
持される。とれとともに、発熱部分に対応した電圧印加
端子3に隣り合う印字素子2の直下の発熱抵抗層60部
分も加熱されており、したがって、転送・印字電極14
、−IK高レベルのクロックパルスψ6 が供給される
と、印字素子2のうち発熱抵抗層6が上記のように加熱
されている印字素子は大きな発熱状態となる。すなわち
、クロックパルスψ4 により、データが熱移送素子4
から印字素子2に転送される。同様にして、次に転送・
印字電極14−2にクロックパルスψ8 が供給される
と、印字素子2から印字素子2′にデータが転送される
。
以上のデータ転送は期間Bでなされるが、この期間印字
電極15は低レベルに保持される。
電極15は低レベルに保持される。
データが印字素子2′に転送されると、印字電極150
レベルは高レベルドナってクロックパルスψ。が供給さ
れ、印字素子2!のデータは印字素子2“に転送されて
保持される。そして、印字素子2“はデータに応じて発
熱状態あるいは非発熱状態になり、感熱紙(図示せず)
に印字が行なわれる。
レベルは高レベルドナってクロックパルスψ。が供給さ
れ、印字素子2!のデータは印字素子2“に転送されて
保持される。そして、印字素子2“はデータに応じて発
熱状態あるいは非発熱状態になり、感熱紙(図示せず)
に印字が行なわれる。
この印字は第7図の期間Aで行なわれ、同時に、この期
間Aでは、熱移送素子4に次のデータが転送される。
間Aでは、熱移送素子4に次のデータが転送される。
以上、熱移送素子を用いた従来の感熱ヘッドについて2
種類の例を説明した。これらの違いは、以上の説明から
明らかなように、熱移送素子から印字素子へのデータの
転送方法にあるものであって、電気的に転送するもの(
第3図〜第5図に示した感熱ヘッド)と熱的に転送する
もの(第6図および第7図に示した感熱ヘッド)とに区
分される。
種類の例を説明した。これらの違いは、以上の説明から
明らかなように、熱移送素子から印字素子へのデータの
転送方法にあるものであって、電気的に転送するもの(
第3図〜第5図に示した感熱ヘッド)と熱的に転送する
もの(第6図および第7図に示した感熱ヘッド)とに区
分される。
ところで、熱移送素子から印字素子へデータを熱的に転
送するようにした感熱ヘッドは、印字と熱移送素子での
データ転送とを同時に行なうことができ、また、熱移送
素子4.印字素子2.2’。
送するようにした感熱ヘッドは、印字と熱移送素子での
データ転送とを同時に行なうことができ、また、熱移送
素子4.印字素子2.2’。
2′の順に小さな寸法の部分から大きな寸法の部分へ安
定したデータ転送が可能となるが、その反面、熱移送素
子4と印字素子2とは熱伝搬性が容易な関係にあること
から、熱移送素子4内をデータが転送しているとき乙印
字素子方向にも熱が逃げてしまうことになり、データ転
送速度が遅(なるという欠点がある。
定したデータ転送が可能となるが、その反面、熱移送素
子4と印字素子2とは熱伝搬性が容易な関係にあること
から、熱移送素子4内をデータが転送しているとき乙印
字素子方向にも熱が逃げてしまうことになり、データ転
送速度が遅(なるという欠点がある。
一方、熱移送素子と印字素子との間のデータ転送が電気
的に行なわれる第3図〜第5図の感熱ヘッドは、熱伝搬
が熱移送素子内で行なわれるために、電圧印加端子直下
の加熱速度が速く、データ転送速度が速いという利点を
有している。したがって、ファクシミリや感熱ラインプ
リンタなどにおいては、・印字速度を向上させるために
は、熱移送素子、印字素子間のデータ転送が電気的に行
なわれる感熱ヘッドの方がむしろ好ましいことになる。
的に行なわれる第3図〜第5図の感熱ヘッドは、熱伝搬
が熱移送素子内で行なわれるために、電圧印加端子直下
の加熱速度が速く、データ転送速度が速いという利点を
有している。したがって、ファクシミリや感熱ラインプ
リンタなどにおいては、・印字速度を向上させるために
は、熱移送素子、印字素子間のデータ転送が電気的に行
なわれる感熱ヘッドの方がむしろ好ましいことになる。
しかしながら、この感熱ヘッドには、次のような大きな
問題点があることが判明した。すなわち、第5図(a)
において、いま、感熱抵抗層6の電圧印加端子33の直
下部分に発熱部分があるとすると、転送・印加電極8に
印加電圧が供給されて印字用発熱抵抗体23に大電流が
流れて印字のための発熱が生ずるのであるが、同時に、
この大電流は熱移送素子4にも流れることになる。
問題点があることが判明した。すなわち、第5図(a)
において、いま、感熱抵抗層6の電圧印加端子33の直
下部分に発熱部分があるとすると、転送・印加電極8に
印加電圧が供給されて印字用発熱抵抗体23に大電流が
流れて印字のための発熱が生ずるのであるが、同時に、
この大電流は熱移送素子4にも流れることになる。
しかも、印字用発熱抵抗体23,26,28,2,2゜
・・・・・・は、互いに隙間が小さいように面積を太彦
くしており、このために、熱容量が大きくなるから、充
分な発熱量を得るためには、印字用発熱抵抗体23に大
電流を長時間流さなければならず、印字時において、転
送・印字電極8に広幅1゛2のパルス(2g5図(b)
)が供給されることになる。
・・・・・・は、互いに隙間が小さいように面積を太彦
くしており、このために、熱容量が大きくなるから、充
分な発熱量を得るためには、印字用発熱抵抗体23に大
電流を長時間流さなければならず、印字時において、転
送・印字電極8に広幅1゛2のパルス(2g5図(b)
)が供給されることになる。
したがって、印字時においては、熱移送素子4にも局部
的に大電流が長時間流れることになり、局部的に長時間
の発熱が生じて熱移送素子4が破損するととKなる。す
なわち、熱移送素子、印字素子間のデータ転送が電気的
に行なわる感熱ヘッドにおいては、寿命の点で問題があ
る。
的に大電流が長時間流れることになり、局部的に長時間
の発熱が生じて熱移送素子4が破損するととKなる。す
なわち、熱移送素子、印字素子間のデータ転送が電気的
に行なわる感熱ヘッドにおいては、寿命の点で問題があ
る。
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を除き、データ転
送速度が改善され、長寿命化した感熱ヘッドを提供する
にある。
送速度が改善され、長寿命化した感熱ヘッドを提供する
にある。
この目的を達成するために、本発明は、基本的には熱移
送素子、印字素子間のデータ転送を電気的に行なう構成
がとられるが、該印字素子として共通電極と負温度特性
の感温半導体からなる発熱抵抗層と印字用発熱抵抗体と
が積層してなり、かつ、熱移送素子の共通電極に逆電圧
印加端子を設け、印字時において、該印字素子に大電流
を流すようにするとともに、該逆電圧印加端子に逆電圧
を印加して前記熱移送素子に大電流が流れる期間を短縮
するようにした点に特徴がある。
送素子、印字素子間のデータ転送を電気的に行なう構成
がとられるが、該印字素子として共通電極と負温度特性
の感温半導体からなる発熱抵抗層と印字用発熱抵抗体と
が積層してなり、かつ、熱移送素子の共通電極に逆電圧
印加端子を設け、印字時において、該印字素子に大電流
を流すようにするとともに、該逆電圧印加端子に逆電圧
を印加して前記熱移送素子に大電流が流れる期間を短縮
するようにした点に特徴がある。
熱移送素子、印字素子間のデータ転送を電気的に行なう
感熱ヘッドにおいては、熱移送素子の熱的破損を防止す
るためには、印字時に熱移送素子の大電流が流れる期間
を短か(しなければならない。このためには、熱移送素
子と印字素子との間が電気的に遮断可能とし、印字時に
熱移送素子と印字素子とに大電流が流れた後、熱移送素
子の電流を遮断し、印字素子のみに大電流が流れるよう
にしなければならない。
感熱ヘッドにおいては、熱移送素子の熱的破損を防止す
るためには、印字時に熱移送素子の大電流が流れる期間
を短か(しなければならない。このためには、熱移送素
子と印字素子との間が電気的に遮断可能とし、印字時に
熱移送素子と印字素子とに大電流が流れた後、熱移送素
子の電流を遮断し、印字素子のみに大電流が流れるよう
にしなければならない。
しかし、第3図〜第5図に示した印字素子として発熱抵
抗体の4からなる従来技術においては、転送・印字電極
8に高レベルの印加電圧が供給されて印字が行なわれる
ものであるから、熱移送素子4での大電流が遮断された
後にも電圧が印加されると、この電圧が印加される全て
の印字用発熱抵抗体2312612912121 ””
”’が発熱してしまうことになり、印字を行なうこと
ができない。この問題点を解消するためには、印字素子
としてデータを保持する機能を備えていなければならず
、保持されたデータに応じて印字素子が発熱するように
しなければならない。
抗体の4からなる従来技術においては、転送・印字電極
8に高レベルの印加電圧が供給されて印字が行なわれる
ものであるから、熱移送素子4での大電流が遮断された
後にも電圧が印加されると、この電圧が印加される全て
の印字用発熱抵抗体2312612912121 ””
”’が発熱してしまうことになり、印字を行なうこと
ができない。この問題点を解消するためには、印字素子
としてデータを保持する機能を備えていなければならず
、保持されたデータに応じて印字素子が発熱するように
しなければならない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものである。
以下、本発明の実施例を図面について説明する。
第8図は本発明による感熱ヘッドの一実施例を示す部分
斜視図であって、16は共通電極、17は発熱抵抗層で
あり、第3図に対応する部分には同一符号をつけて説明
を一部省略する。
斜視図であって、16は共通電極、17は発熱抵抗層で
あり、第3図に対応する部分には同一符号をつけて説明
を一部省略する。
第9図は第8図の一点鎖線X−X7に沿った断面図であ
り、第8図に対応する部分には同一符号をつけている。
り、第8図に対応する部分には同一符号をつけている。
第10図(a)は第8図の感熱ヘッドの動作を説明する
ための概略構成図であって、18は逆電圧印加端子であ
り、第5図(a)、第8図に対応する部分には同一符号
をつけている。また、第10図(b)は同図(a’)の
転送電極、転送・印字電極、逆電圧印加端子へ供給され
るクロックパルスのタイミングを示すタイミングチャー
トである。
ための概略構成図であって、18は逆電圧印加端子であ
り、第5図(a)、第8図に対応する部分には同一符号
をつけている。また、第10図(b)は同図(a’)の
転送電極、転送・印字電極、逆電圧印加端子へ供給され
るクロックパルスのタイミングを示すタイミングチャー
トである。
第8図、第9図において、熱移送素子4の構成、電圧印
加端子3N−2N−4−4と転送電極7−1゜7−2お
よび転送・印字電極8との接続関係などは第3図に示し
た従来技術と同様であり、また、熱移送素子4中のデー
タの転送の仕方もこの従来技術と同様である。
加端子3N−2N−4−4と転送電極7−1゜7−2お
よび転送・印字電極8との接続関係などは第3図に示し
た従来技術と同様であり、また、熱移送素子4中のデー
タの転送の仕方もこの従来技術と同様である。
これに対して、印字素子としては、基板1上に共通電極
I6、負温度特性の感温半導体による発熱抵抗層17、
印字用発熱抵抗体2N12N+3 が積層してなり、
各印字素子は印字用発熱抵抗体2N。
I6、負温度特性の感温半導体による発熱抵抗層17、
印字用発熱抵抗体2N12N+3 が積層してなり、
各印字素子は印字用発熱抵抗体2N。
2N+31・・・・・・で区分され、共通電極16、発
熱抵抗層17は各印字素子に共通となっている。
熱抵抗層17は各印字素子に共通となっている。
印字用発熱抵抗体23,26,29,2.□、・・・・
・・の表面積は電圧印加端子33,36,39,3.□
、・・・・・・の表面積よりも充分太きいから、発熱抵
抗層6.17の厚さをはg等しくしておくと、印字素子
の発熱抵抗層17の方が熱移送素子40発熱抵抗層6よ
りも抵抗値が小さく、転送・印字電極8に電圧が印加さ
れると、印字素子の発熱抵抗層17により多くの電流が
流れることになる。すなわち、第2図において、外部温
度に対して発熱抵抗層6が曲線aあるいはbの特性を有
するものとすると、発熱抵抗層17のl特性は曲線a′
ある(・はVのようになり、低電圧大電流の傾向を示3
ことになる。
・・の表面積は電圧印加端子33,36,39,3.□
、・・・・・・の表面積よりも充分太きいから、発熱抵
抗層6.17の厚さをはg等しくしておくと、印字素子
の発熱抵抗層17の方が熱移送素子40発熱抵抗層6よ
りも抵抗値が小さく、転送・印字電極8に電圧が印加さ
れると、印字素子の発熱抵抗層17により多くの電流が
流れることになる。すなわち、第2図において、外部温
度に対して発熱抵抗層6が曲線aあるいはbの特性を有
するものとすると、発熱抵抗層17のl特性は曲線a′
ある(・はVのようになり、低電圧大電流の傾向を示3
ことになる。
そこで、同一の初期温度t1の条件のもとに、熱移送素
子40発熱抵抗層6と印字素子の発熱抵抗層17とに電
圧■を印加すると、発熱抵抗層6.17は夫々流れる電
流により発熱し、第2図の曲線aにあった発熱抵抗層6
の特性は曲線すの方向に変化し、温度の上昇とともに臨
界電圧が低下して、印加電圧■が臨界電圧になったとき
に発熱抵抗層6に大電流が流れ始める。このときの温度
をt2とすると、これが発熱抵抗層6の切換温度である
。
子40発熱抵抗層6と印字素子の発熱抵抗層17とに電
圧■を印加すると、発熱抵抗層6.17は夫々流れる電
流により発熱し、第2図の曲線aにあった発熱抵抗層6
の特性は曲線すの方向に変化し、温度の上昇とともに臨
界電圧が低下して、印加電圧■が臨界電圧になったとき
に発熱抵抗層6に大電流が流れ始める。このときの温度
をt2とすると、これが発熱抵抗層6の切換温度である
。
これに対して、発熱抵抗層17の特性は曲線a′にあり
、温度上昇とともに曲線Vの方向に変化するが、温度t
2になる前にこの臨界電圧は印加電圧■に一致すること
になる。したがって、発熱抵抗層17の切換温度は発熱
抵抗層6の切換温度よりも低いことになる。
、温度上昇とともに曲線Vの方向に変化するが、温度t
2になる前にこの臨界電圧は印加電圧■に一致すること
になる。したがって、発熱抵抗層17の切換温度は発熱
抵抗層6の切換温度よりも低いことになる。
しかし、発熱抵抗層17の熱容量は、発熱抵抗層6の熱
容量よりも太きいから温度上昇速度が遅く、発熱抵抗層
17が発熱抵抗層6よりも切換温度に達するに要する時
間が短かいわけではな(、発熱抵抗層6,170構成に
より、発熱抵抗層17が切換温度に達するよりも、発熱
抵抗層6が早く切換温度に達するようにすることができ
る。
容量よりも太きいから温度上昇速度が遅く、発熱抵抗層
17が発熱抵抗層6よりも切換温度に達するに要する時
間が短かいわけではな(、発熱抵抗層6,170構成に
より、発熱抵抗層17が切換温度に達するよりも、発熱
抵抗層6が早く切換温度に達するようにすることができ
る。
この実施例では、発熱抵抗層6,170寸法などを特定
することにより、転送・印字電極8への転送電圧の印加
に対しては、データに応じて発熱抵抗層6の電圧印加端
子33 、・′・・・・直下のNt N+3 部分が切換温度以上となり、かつ、印字素子の発熱抵抗
層17は切換温度以上とはならず、熱移送素子4中のデ
ータ転送のみが行なわれ、転送電圧よりも充分に長い期
間の印字電圧が印加されて始めて、発熱抵抗層17も切
換温度以上となるようにしている。
することにより、転送・印字電極8への転送電圧の印加
に対しては、データに応じて発熱抵抗層6の電圧印加端
子33 、・′・・・・直下のNt N+3 部分が切換温度以上となり、かつ、印字素子の発熱抵抗
層17は切換温度以上とはならず、熱移送素子4中のデ
ータ転送のみが行なわれ、転送電圧よりも充分に長い期
間の印字電圧が印加されて始めて、発熱抵抗層17も切
換温度以上となるようにしている。
次に、第10図(a)、(b)により、この実施例の動
作について説明する。
作について説明する。
第5図(a)に示した従来技術と同様に、データ入力端
子11からデータが供給され、入力電圧印加端子9によ
りデータの1”、0”に応じて発熱抵抗層6に発熱部分
あるいは非発熱部分が発生する。転写電極7−1,7−
2.転写・印字電極8に夫々クロック・パルスψ1.ψ
2.ψ3が供給され、電圧印加端子3□、3□、・・・
・・・に順次幅T1の転送電圧が印加されて上記データ
が熱的に発熱抵抗層6中を転送される。この場合、この
転送電圧では、データが印字素子の発熱抵抗層17には
転送されない。
子11からデータが供給され、入力電圧印加端子9によ
りデータの1”、0”に応じて発熱抵抗層6に発熱部分
あるいは非発熱部分が発生する。転写電極7−1,7−
2.転写・印字電極8に夫々クロック・パルスψ1.ψ
2.ψ3が供給され、電圧印加端子3□、3□、・・・
・・・に順次幅T1の転送電圧が印加されて上記データ
が熱的に発熱抵抗層6中を転送される。この場合、この
転送電圧では、データが印字素子の発熱抵抗層17には
転送されない。
そして、1行当りのデータが熱移送素子4に書き込まれ
ると、広幅1゛2のパルスψ3が転送・印字電極8に供
給されて印字素子と電圧印加端子33゜36.3..3
□2に印字電圧が印加される。広幅′r、のパルスが供
給されてから期間′r3経過後、逆電圧入力端子18に
パルスψお が供給される。このパルスψ8 の幅1゛
4 は T =’l’ −’r 4 2 3 の関係にあり、上記期間T3の経過後の印字電圧印加期
間全体にわたってパルスψ8が共通電極5に印加される
。
ると、広幅1゛2のパルスψ3が転送・印字電極8に供
給されて印字素子と電圧印加端子33゜36.3..3
□2に印字電圧が印加される。広幅′r、のパルスが供
給されてから期間′r3経過後、逆電圧入力端子18に
パルスψお が供給される。このパルスψ8 の幅1゛
4 は T =’l’ −’r 4 2 3 の関係にあり、上記期間T3の経過後の印字電圧印加期
間全体にわたってパルスψ8が共通電極5に印加される
。
そこで、いま、発熱抵抗層6の電圧印加端子33の直下
部分に発熱部分が保持され、電圧印加端子36の直下部
分に非発熱部分が保持されているものとすると、印字用
発熱抵抗体23には大きな、電流が流れ、印字用発熱抵
抗体26には小さな電流が流れる。したがって、印字用
発熱抵抗体23,2゜i夫々の電流に応じて発熱し、夫
々の直下の発熱抵抗層170部分を局部的に加熱する。
部分に発熱部分が保持され、電圧印加端子36の直下部
分に非発熱部分が保持されているものとすると、印字用
発熱抵抗体23には大きな、電流が流れ、印字用発熱抵
抗体26には小さな電流が流れる。したがって、印字用
発熱抵抗体23,2゜i夫々の電流に応じて発熱し、夫
々の直下の発熱抵抗層170部分を局部的に加熱する。
しかし、発熱抵抗層17の印字用発熱抵抗体23の直下
部の方の温度上昇が当然急激であり、短時間で切換温度
に達することになる。
部の方の温度上昇が当然急激であり、短時間で切換温度
に達することになる。
このことにより、期間1゛3は、発熱抵抗層17の印字
用発熱抵抗体23の直下部分が切換温度に達する期間よ
りも長く、印字用発熱抵抗体26の直下部分が切換温度
に達する期間よりも短かく設定されている。したがって
、転送・印字電極8への印字電圧の印加期間′r2の最
初の期間T3において、発熱抵抗rfI60発熱部分、
非発熱部分は、発熱抵抗層17の印字用発熱抵抗体23
,260直下に転送される。
用発熱抵抗体23の直下部分が切換温度に達する期間よ
りも長く、印字用発熱抵抗体26の直下部分が切換温度
に達する期間よりも短かく設定されている。したがって
、転送・印字電極8への印字電圧の印加期間′r2の最
初の期間T3において、発熱抵抗rfI60発熱部分、
非発熱部分は、発熱抵抗層17の印字用発熱抵抗体23
,260直下に転送される。
要するに、熱移送素子4に保持されたデータは、印字電
圧の印加期間T2の最初の期間T3中に、印字素子に転
送される。
圧の印加期間T2の最初の期間T3中に、印字素子に転
送される。
期間T3経過後も、転送・印字電極8から印字電圧が継
続して印加されるが、これと同時に、逆電圧印加端子1
8に幅T4のクロックパルスψ8が供給され、これが、
熱移送素子4に関し、電圧印加端子33.a6.ao、
a、2.・・・・・・に印加される印字電圧に対して逆
電圧として作用し、発熱抵抗層6にかかる電圧な零また
ははy零とする。
続して印加されるが、これと同時に、逆電圧印加端子1
8に幅T4のクロックパルスψ8が供給され、これが、
熱移送素子4に関し、電圧印加端子33.a6.ao、
a、2.・・・・・・に印加される印字電圧に対して逆
電圧として作用し、発熱抵抗層6にかかる電圧な零また
ははy零とする。
そこで、印字期間′r2のうちの期間′I゛4では、熱
移送素子4に流れる電流ははy零となる。これに対して
、発熱抵抗層17が発熱部分を保持した印字素子におい
ては、発熱抵抗層17の抵抗値が充分小さくなり、たと
えば、印字用発熱抵抗体2.直下の発熱抵抗層17部分
が発熱部分を保持して抵抗値が非常に小さいとすると、
印字用発熱抵抗体2.。
移送素子4に流れる電流ははy零となる。これに対して
、発熱抵抗層17が発熱部分を保持した印字素子におい
ては、発熱抵抗層17の抵抗値が充分小さくなり、たと
えば、印字用発熱抵抗体2.直下の発熱抵抗層17部分
が発熱部分を保持して抵抗値が非常に小さいとすると、
印字用発熱抵抗体2.。
発熱抵抗層17.共通電極16を通して大きな電流が流
れ、印字用発熱抵抗体230発熱量がさらに増加する。
れ、印字用発熱抵抗体230発熱量がさらに増加する。
これに対し、たとえば、印字用発熱抵抗体26直下の発
熱抵抗層17部分が非発熱部分を保持しているとすると
、この部分の抵抗値は大きく、印字用発熱抵抗体26は
、その直下の発熱抵抗層17、共通電極16を介して流
れる電流が小さいから、印字に要するほどの熱量を発生
しない。
熱抵抗層17部分が非発熱部分を保持しているとすると
、この部分の抵抗値は大きく、印字用発熱抵抗体26は
、その直下の発熱抵抗層17、共通電極16を介して流
れる電流が小さいから、印字に要するほどの熱量を発生
しない。
すなわち、各印字素子は、熱移送素子4から転送された
データに応じて発熱状態あるいは非発熱状態となり、印
字素子の印字用発熱抵抗体23,2.。
データに応じて発熱状態あるいは非発熱状態となり、印
字素子の印字用発熱抵抗体23,2.。
29,2.□、・・・・・・に感熱紙を押しつり−るこ
とにより、印字が行なわれる。
とにより、印字が行なわれる。
このように、印字素子は、印字機能(すなわち、印字の
ための発熱)とともにデータの保持機能を有しており、
このために、印字期間においては、熱移送素子には、該
熱移送素子で保持されているデータを印字素子に転送す
るに要する期間だけ大電流が流れるものであるから、熱
移送素子に大軍流が流れる期間を大幅に短縮することが
でき、熱移送素子の熱的影響が軽減される。
ための発熱)とともにデータの保持機能を有しており、
このために、印字期間においては、熱移送素子には、該
熱移送素子で保持されているデータを印字素子に転送す
るに要する期間だけ大電流が流れるものであるから、熱
移送素子に大軍流が流れる期間を大幅に短縮することが
でき、熱移送素子の熱的影響が軽減される。
また、印字素子が印字のために発熱する期間は、熱移送
素子と電気的に遮断されているから、その期間において
、熱移送素子に影響することなく印字素子に印加される
印字電圧を充分に高くすることができ、印字に必要な温
度に達するまでの時間を大幅に短縮することができて、
印字速度を向上させることができる。
素子と電気的に遮断されているから、その期間において
、熱移送素子に影響することなく印字素子に印加される
印字電圧を充分に高くすることができ、印字に必要な温
度に達するまでの時間を大幅に短縮することができて、
印字速度を向上させることができる。
以上説明したように、本発明によれば、印字素子と熱移
送素子との間を熱的に遮断してそれら間のデータ転送を
電気的に行ない、かつ、該印字素子に印字機能とともに
データ保持機能をもたせたものであるから、データ転送
と印字のための前記印字素子の発熱とを独立に行なうこ
とができ、データ転送速度が速いことと相まって、前記
印字素子の印字電圧を大きくして前記印字素子の温度上
昇速度を速くすることにより、印字速度を大幅に高める
ことができ、さらに、前記熱移送素子にはデータ転送に
のみ大電流が流れるものであって、前記熱移送素子は熱
的影響が大幅に軽減され、上記従来技術の欠点を除いて
優れた機能の長寿命化された感熱ヘッドを提供すること
ができる。
送素子との間を熱的に遮断してそれら間のデータ転送を
電気的に行ない、かつ、該印字素子に印字機能とともに
データ保持機能をもたせたものであるから、データ転送
と印字のための前記印字素子の発熱とを独立に行なうこ
とができ、データ転送速度が速いことと相まって、前記
印字素子の印字電圧を大きくして前記印字素子の温度上
昇速度を速くすることにより、印字速度を大幅に高める
ことができ、さらに、前記熱移送素子にはデータ転送に
のみ大電流が流れるものであって、前記熱移送素子は熱
的影響が大幅に軽減され、上記従来技術の欠点を除いて
優れた機能の長寿命化された感熱ヘッドを提供すること
ができる。
第1図、第2図は感温半導体の特性を示す特性図、第3
図は従来の感熱へ7ドの一例を示す部分斜視図、第4図
(a)l (b)、(C)は第3図の熱移送素子の熱移
送動作を示す動作説明図、第5図(a)は第3図の感熱
ヘッドめ動作を説明するための概略構成図、第5図(b
)は第5図(a)の転送電極、転送・印字電極に供給さ
れるクロックパルスを示すタイミングチャート、第6図
は従来の感熱ヘッドの他の例の動作を説明するための概
略構成図、第7図は第6図の各部に供給される信号を示
すタイミングチャート、第8図は本発明による感熱ヘッ
ドの一実施例を示す部分斜視図。 第9図は第8図の一点鎖線X−χに沿った断面図。 第10図(a)は第8図の感熱ヘッドの動作を説明する
ための概略構成図、第10図(b)は第10図(a)の
各部に供給されるクロックパルスを示すタイミングチャ
ートである。 1・・・・・・基板223,26,20,2.2,2N
、2N+3・・・・・・印字用発熱抵抗体、3.〜”1
1”N−2〜3N+4・・・・・・電圧印加端子、4・
・・・・・熱移送素子、5・・・・・・共通電極、6・
・・・・・発熱抵抗層、7−1.7−2 ・・・・・・
転送電極、8・・・・・・転送・印字電極、16・・・
・・・共通電極、17・・・・・・発熱抵抗層、18・
・・・・・逆電圧印加端子。 第1図 14度(’C) 第2図 電ヌL 第3図 ( 第4図 3N−13N 3N中7 3N+2 3
N+33N−13N 3hhl 3N+
2 3N+33N−13N 3N+13N+23A
I+3第5図 (a〕 (b) 第6図 \ N”l ’て 第 (偽
$ 5 今 も 各 へ 第8図 第9図 第1O図 (a〕 (b)
図は従来の感熱へ7ドの一例を示す部分斜視図、第4図
(a)l (b)、(C)は第3図の熱移送素子の熱移
送動作を示す動作説明図、第5図(a)は第3図の感熱
ヘッドめ動作を説明するための概略構成図、第5図(b
)は第5図(a)の転送電極、転送・印字電極に供給さ
れるクロックパルスを示すタイミングチャート、第6図
は従来の感熱ヘッドの他の例の動作を説明するための概
略構成図、第7図は第6図の各部に供給される信号を示
すタイミングチャート、第8図は本発明による感熱ヘッ
ドの一実施例を示す部分斜視図。 第9図は第8図の一点鎖線X−χに沿った断面図。 第10図(a)は第8図の感熱ヘッドの動作を説明する
ための概略構成図、第10図(b)は第10図(a)の
各部に供給されるクロックパルスを示すタイミングチャ
ートである。 1・・・・・・基板223,26,20,2.2,2N
、2N+3・・・・・・印字用発熱抵抗体、3.〜”1
1”N−2〜3N+4・・・・・・電圧印加端子、4・
・・・・・熱移送素子、5・・・・・・共通電極、6・
・・・・・発熱抵抗層、7−1.7−2 ・・・・・・
転送電極、8・・・・・・転送・印字電極、16・・・
・・・共通電極、17・・・・・・発熱抵抗層、18・
・・・・・逆電圧印加端子。 第1図 14度(’C) 第2図 電ヌL 第3図 ( 第4図 3N−13N 3N中7 3N+2 3
N+33N−13N 3hhl 3N+
2 3N+33N−13N 3N+13N+23A
I+3第5図 (a〕 (b) 第6図 \ N”l ’て 第 (偽
$ 5 今 も 各 へ 第8図 第9図 第1O図 (a〕 (b)
Claims (1)
- 電圧印加により発熱し臨界温度で電気抵抗が急激に減少
する発熱抵抗層に複数の電圧印加端子が配列されて熱移
送素子が形成され、n(ただし、nは3以上の整数)個
目毎の該電圧印加端子をもって1端子群とし、n個の該
端子群の1つは前記電圧印加端子の全てが異なる印字素
子を介して1つの転送・印字電極に接続されるとともに
、他の(n−1)個の前記端子群は(n−1)個の異な
る転送電極に夫々接続されてなり、該転送電極および前
記転送・印字電極に順次転送電圧を印加することにより
データが前記熱移送素子中を熱的に転送されて保持され
、前記転送・印字電極に印字電圧を印加することにより
前記印字素子に前記データに応じた電流を生じさせて発
熱印字可能とした感熱ヘッドにおいて、前記印字素子は
、共通電極と、負の温度特性を有する発熱抵抗層と、前
記電圧印加端子と前記転送・印字電極との間に接続され
た印字用発熱抵抗体とが積層されてなり、前記熱移送素
子に印字期間の一部期間中前記転送・印字電極の印加電
圧とは逆極性の電圧が印加される逆電圧印加端子を設け
、前記印字素子の切換温度を前記熱移送素子の切換温度
よりも低下させ、かつ、印字時の熱移送素子の発熱期間
を減少させることができるように構成したことを特徴と
する感熱ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58009399A JPS59135174A (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | 感熱ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58009399A JPS59135174A (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | 感熱ヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59135174A true JPS59135174A (ja) | 1984-08-03 |
Family
ID=11719337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58009399A Pending JPS59135174A (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | 感熱ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59135174A (ja) |
-
1983
- 1983-01-25 JP JP58009399A patent/JPS59135174A/ja active Pending
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