JPS5913150Y2 - サ−ビスホ−ル用プラグ - Google Patents

サ−ビスホ−ル用プラグ

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JPS5913150Y2
JPS5913150Y2 JP1980168329U JP16832980U JPS5913150Y2 JP S5913150 Y2 JPS5913150 Y2 JP S5913150Y2 JP 1980168329 U JP1980168329 U JP 1980168329U JP 16832980 U JP16832980 U JP 16832980U JP S5913150 Y2 JPS5913150 Y2 JP S5913150Y2
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JP
Japan
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plug
panel
service hole
seal
body panel
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Expired
Application number
JP1980168329U
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English (en)
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JPS5790223U (ja
Inventor
勝弘 青山
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 く技術分類・分野〉 開示技術は自動車のボデーパネルに穿設されているサー
ビスホールに対する盲栓構造の技術分野に属する。
〈要旨の解説〉 而して、この考案は該自動車のボテ゛−パネルのサービ
スホールに対し事後盲栓するプラグが該サービスホール
に対するクランプ嵌合部とボデ−パネルの外側に位置づ
けられる密封用のシールフランジを該ボデーパネルに対
向して有している弾性材から戊るプラグに関する考案で
あり、特に、該シールフランジがボデーパネル対向面に
当接するシールリップと外縁を内向可撓に形成して外部
よりの水、泥の侵入を防止し、プラグボデーの側面から
該シールフランジ面にかけてドレン溝が刻設されて内方
から外部への水等の排出を可能にし、又、肉ぬすみ凹部
が中央から外方に延設された複数の立壁で仕切られて形
成されているサービスホール用プラグに係る考案である
〈従来技術〉 パネル接合による種々の工業製品、例えば、自動車に於
てはボデーパネルの接合を多く有しており、製造工程に
おいて各種の作業の都合からボテ゛−パネルに所謂サー
ビスホールが作業孔として穿設されている。
例示するに第1図に示す様に自動車1のロッカパネル2
のボデーパネル部は第2図に示す様に一般にボックス断
面を形成しており、図示態様ではロッカインナパネル3
と該ロッカインナパネル3に外装接合するロッカアウタ
パネル4がボックス断面にて形成されてフロアパネル5
に接合されている。
而して、該ロッカパネル2には塗装工程の塗料の付き廻
り向上、及び、塗装作業に併せて進入する液の排出のた
めに上下面、並びに、側面に多数のサービスホールが穿
設してあり、完成時には該サービスホールは閉塞して外
部からの水、泥の侵入を防止するべく盲栓としてプラグ
が用いられて封栓されるようにされている。
ところで、これまでに用いられている在来型プラグ6は
第3,4図に示す様にボデーパネル2に穿設したサービ
スホール7の縁部に係合固定する保合部8と該プラグボ
デー8と一体であってボデーパネル2′の外側に位置し
その面に当接して密封するシールフランジ9を有するゴ
ム製品等の弾性材から成り、弾性、軽量化のためプラグ
ボデー10には肉ぬすみの凹部11を内側に形成してい
る形状にされている。
したがって、外側からの水、泥等は上記シールフランジ
9に遮断されてボテ゛−パネル2内側に侵入しないもの
)、フロントピラー、センターピラー、クォータピラー
、或は、ドア等のボテ゛−パネルの接合、離村時等に不
可避的に生ずる許容範囲の微少クリアランスからの侵入
湿気の凝結水等は該プラグ6を外さなければ排水出来な
いという欠点があり、又、取外すことは一般に困難であ
る難点があった。
〈考案の目的〉 この考案の目的は上述従来技術に基づく自動車のボデー
パネル穿設サービスホールに対するプラグの問題を解決
すべき技術的課題とし、外部よりは水、泥等の侵入は防
止出来、しかも、内部からは容易に水等が排出出来るよ
うにし、簡単な構造ながら、合理的設計にして自動車産
業における作業性向上利用分野に益する優れたサービス
ホール用プラグを提供せんとするものである。
〈考案の構成〉 上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を要旨とす
るこの考案の構成は前述問題点を解決するためにボデー
パネルに穿設したサービスホールに対しプラグボデーを
外側より挿入してサービスホールの縁部に保合固定し、
該外側からの水、泥等の侵入はシールフランジのボデ−
パネル外側に位置しその外面への可撓的面接、及び、該
シールフランジに設けたシールリップにより二重に防止
され、又、内方からの排水等は該プラグボデー側面のド
レン溝からシールフランジ面、及び、該フランジ面のシ
ールリップ間隙を通りシールフランジとボデ−パネル間
で行われるようにし、又、上記ドレン溝を形成するプラ
グ中央から外方へ形成した複数の立壁で仕切られた肉ぬ
すみにより軽量化と弾力性が得られるようにした技術的
手段を講じたものである。
〈実施例−構成〉 次にこの考案の1実施例を第5図以下の図面に基づいて
説明すれば以下の通りである。
尚、第1,2図を参照援用し、第3,4図と同一態様部
分は同一符号を用いて説明するものとする。
6′はこの考案の要旨を威すプラグであり、図示態様で
は自動車1のロッカパネル2のボテ゛−パネルのサービ
スホール7の盲栓用に供されるものであって、弾性材と
してのゴム製成形品であり、ブツシュ状のプラグボデー
10′の底面から内部にかけては弾性、及び、軽量化の
ため肉ぬすみ凹部11’、 11’、 11’が中央か
ら外方に延設された複数の立壁(実施例では3枚)によ
り仕切られてハニカム状に形成されると共に底部からは
側方に外延してシールフランジ9′が形成され外縁は薄
く成形されて内向可撓部12に形成されている。
そして、該シールフランジ9′の内側面13にはノング
状であって断面三角形状のシールリップ14が突出成形
されている。
又、上記プラグボデー10の外側面には張出部15が周
設されると共にその下部にリング状凹溝を形成してボテ
゛−パネル2のサービスホール7の縁部に対する保合固
定部を形成している。
而して、該プラグボテ゛−10′の側面には3つのドレ
ン溝16.16.16が上記内ぬすみ凹部11’、 1
1’。
11′を仕切る各立壁の延長部分に刻設形成され、上記
シールフランジ9′の内側面に連通し、上記シールリッ
プ14を分断するようにされている。
〈実施例−作用〉 上述構成において、自動車1の製造プロセスで塗装工程
等でロッカパネル2内の塗装作業が終わり、排液終了後
所定タイミングでプラグ6′をサービスホール7の外側
からプラグボテ゛−10′をしてその弾性、及び、肉ぬ
すみ凹部11’、11’・・・の可撓部の撓みを介しサ
ービスホール7に挿入し、その縁部と保合部としての張
出部15とその下側のリング状凹溝で係合、固定する。
この状態ではシールフランジ9′のシールリップ14は
パネル2の外側面に密着当接し、該シールフランジ9′
の外縁12は可及的にボテ゛−パネル2の外側面に近接
し、又は、軽く当接状態となる。
そこで、前述の如く、万一接合、痙性誤差や許容範囲の
クリアランスから湿気等が侵入し露結して水張状態にな
っても、ボデーパネル2の内側面に溜まった水は第7図
矢印の様にドレン溝16゜16・・・から排出され、シ
ールフランジ9′の外縁12とパネル2外側面のクリア
ランスから外部に除去される。
一方、外方からの水、泥等は内部侵入しようとすると、
シールフランジ9′の可撓部12をパネル2面へ押圧す
ることによりその侵入は遮断され、更に、僅かに侵入し
た分はシールリップ14により侵入を確実に阻止される
したがって、内部の水等は排出されるが、外部の水、泥
等は侵入を阻止されることになる。
尚、この考案の実施態様は上述実施例に限るものでない
ことは勿論であり、例えば、ドレン溝にラビリンスシー
ルを設けたり、シールリップをラビリンス状にしたりす
る管種々の態様が採用可能であり、材質ゴム以外の、軟
質樹脂等が用いられ得るものである。
〈考案の効果〉 上述の如く、この考案によれば、自動車のボデーパネル
に穿設したサービスホールに盲栓する弾性材製プラグに
おいて、プラグボテ゛−下底から側延したシールフラン
ジの内側面にシールリップを設けてボデーパネルに密接
する如くし、更に、外縁が内向可撓にされていることに
より、第1に外部より水、泥等が侵入しようとしても該
内向可撓外縁をしてボデ−パネル面に押圧して侵入せず
、又、シールリップにも阻止されて二重に侵入しない優
れた効果が奏される。
又、プラグボデーの側面に設けたドレン溝がプラグの中
央から外方に延設された複数の立壁の延長部に於て該シ
ールフランジに連通されて複数刻設されているため、内
側の水等は容易、且つ、確実に外部に排水されることが
出来るのみならず、ボデーパネルがどの方向に傾斜して
いても確実に排水される優れた効果が奏される。
このようなプラグを盲栓とすることにより、外方からの
水、泥等の侵入を防止すると共にプラグを取り外ずすこ
となく内部の水等を排除出来るため、実用的効果が極め
て大である利点がある。
更に、プラグに肉ぬすみ四部を形成することにより軽量
化が図れる効果がある上に該肉ぬすみ凹部を郭成する立
壁が形成されることによりプラグ係合力も向上する効果
が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図はボデ−パネルの外観説明斜視図、第2図は第1
図A−A部断面図、第3図は従来技術に基づくプラグの
平面図、第4図は第3図■v−■v断面図、第5図以下
はこの考案のl実施例の説明図であり、第5図は底面図
、第6図は平面図、第7図は第6図VTI−Vll断面
図である。 2・・・ボデーパネル、7・・・サービスホール、10
′・・・プラグボデー、9′・・・シールフランジ、6
′・・・プラグ、14・・・シールリップ、12・・・
外縁、11・・・肉ぬすみ凹部、15・・・係合部、1
6・・・ドレン溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボテ゛−パネルに穿設されたサービスホールの縁部に係
    合されるプラグボデーと、該プラグボデーーと一体であ
    ってサービスホールとの係合時にボテ゛−パネルの外側
    に位置づけられるシールフランジを有する弾性材からな
    るプラグにおいて、該シールフランジのパネル対向面に
    パネル当接シールリップが設けられると共に前記シール
    フランジの外縁が内向可撓に形成され、前記プラグボデ
    ーにはプラグ沖央から外方に延設された複数の立壁で仕
    切られた複数の肉ぬすみ凹部が形成され、且つ前記プラ
    グボテ゛−のサービスホールの縁部との係合部であって
    前記立壁の延長部分に前記シールフランジ面に連通ずる
    ドレン溝が刻設されていることを特徴とするサービスホ
    ール用プラグ。
JP1980168329U 1980-11-26 1980-11-26 サ−ビスホ−ル用プラグ Expired JPS5913150Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5790223U JPS5790223U (ja) 1982-06-03
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JPS4840255U (ja) * 1971-09-16 1973-05-21
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JPS5220613B2 (ja) * 1975-07-15 1977-06-04
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