JPS631912Y2 - - Google Patents

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JPS631912Y2
JPS631912Y2 JP1982139065U JP13906582U JPS631912Y2 JP S631912 Y2 JPS631912 Y2 JP S631912Y2 JP 1982139065 U JP1982139065 U JP 1982139065U JP 13906582 U JP13906582 U JP 13906582U JP S631912 Y2 JPS631912 Y2 JP S631912Y2
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JP
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JP1982139065U
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JPS5944389U (ja
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  • Bathtub Accessories (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は溶槽の保温のために用いる風呂蓋の改
良に関し、特に内部に水が溜らないようにした風
呂蓋に関するものである。
合成樹脂よりなる扁平筒体を多数連結したシヤ
ツター式と呼ばれる風呂蓋が公知である。このシ
ヤツター式風呂蓋の扁平筒体に、端部保護のため
に軟質合成樹脂製の栓体を嵌着してあるものも知
られているが、栓体と筒体との接着不良又は経時
的剥離によつて筒体内部に水が侵入することとな
る。これは多湿雰囲気で使用される都合上不可避
のことである。
このように水が侵入すると腐敗水が浸み出して
浴槽内に入つたり、悪臭を放つたりして不潔であ
ることは言うまでもない。これを解消し得るもの
として実公昭56−9431号公報のシヤツター式浴そ
うふたがあるが、このふたには中空部材端部に穴
を有するキヤツプを嵌着しており、この穴と中空
部材の内周下面との間には段差を有し、ふたを横
置きした場合には中空部材内側の水は完全に排出
されるものではない。
本考案は斯かる事情に鑑みてなされたものであ
つて、筒体の端部の保護が図れることは勿論、筒
体内部に自由に水が入るものの直ちに排出され、
筒体内部での水の腐敗を防止できる風呂蓋を提供
することを目的とする。
以下、本考案をその実施例を示す図面に基いて
詳述する。
第1図は本考案に係る風呂蓋(以下本案品とい
う)の使用状態を示す斜視図、第2図は本案品の
部分的構造を示す斜視図であつて、図中Bは浴
槽、Aは本案品を示している。風呂蓋Aは扁平な
筒状に形成された広幅の蓋構成部材(以下広幅部
材という)1及びこの広幅部材1よりも狭幅の筒
状に形成された蓋構成部材(以下狭幅部材とい
う)2を交互に所要間隔離隔させて配置し、夫々
の底面(裏面)の幅方向両端縁を、可撓性を有し
た合成樹脂製の連結片3にて連結してあり、広
幅,狭幅部材1,2の長手両端の開口部には非密
閉栓体4,5を嵌着してある。広幅部材1は硬質
塩化ビニールよりなり、浴槽Bの奥行寸法より若
干長く、肉厚は1mm程度であり、全体として偏平
な矩形筒状に形成されており、側面13,13に
段部131,131を形成して上半分を下半分よ
り狭幅としており、底面11及び上面12の幅寸
法を夫々30mm及び25mm程度にしてある。そしてそ
の幅方向中央部には補強のリブ14が全長に亘つ
て下面11,上面12間に跨らせて形成されてい
る。狭幅部材2は広幅部材1と同様の硬質塩化ビ
ニールよりなり、その肉厚,長さ,高さ寸法は広
幅部材1と同様にしてあり、幅方向寸法は20mm弱
と広幅部材1より狭くしてある。そして、底面2
1は平坦であり、側面23,23には広幅部材1
同様の段部231を備えているが、この段部23
1より上の部分、即ち上面22は幅方向中央部に
溝221を形成するように断面形状半円のものを
2つ連ねた形状を有せしめている。そして幅方向
中央部には補強のリブ24を全長に亘つて底面2
1,上面22間に跨らせて形成してある。
広幅,狭幅部材1,2の各底面11,21に
は、夫々の全長に亘るように薄い滑動防止膜10
を付着させてある。(第4図参照)この滑動防止
膜10は5mm程度の幅を有し、相互に適長離隔さ
せて広幅部材1には4条,狭幅部材2には2条設
けてある。この滑動防止膜10は可塑剤を多量に
配合して粘着性を有せしめた軟質塩化ビニールよ
りなる。広幅,狭幅部材1,2はその底面側にお
いて幅方向端部に広幅,狭幅部材1,2の全長に
亘つて連設した軟質塩化ビニール製の連結片3に
て相互に連結されている。そしてこの実施例では
第2図に示すように広幅,狭幅部材1,2各2本
を連結片3にて連結し、且つこれらの広幅,狭幅
部材1,2の下面に滑動防止膜10を付着形成し
たものを一体押出成形により製造している。この
押出しの際、外側に位置する広幅部材1,狭幅部
材2の側縁には相隣配置すべき狭幅部材2,広幅
部材1との連結のために連結片3を形成してあ
り、この連結は夫々の連結片3を高周波溶着する
ことによつて行われる。
広幅部材1及び狭幅部材2の長手方向両端の開
口部には非密閉栓体4,5が嵌着される。これら
の栓体4,5は軟質塩化ビニールよりなり、第2
図及び第3図に示す如き形状に形成されている。
即ち、2〜3mm程度の厚味を有し、広幅,狭幅部
材1,2の断面の外周形状夫々から幅方向両端部
を欠落させた形状(広幅部材1については段部1
31相当部分よりも少し大きく欠落させた形状、
狭幅部材2については段部231相当部分を欠落
させた形状)に略々等しい輪郭に形成された基部
41,51と、この基部41,51の一側面に、
広幅,狭幅部材1,2の内部に無理嵌めにより内
嵌し得る形状に形成された栓部42,52とから
なり、栓部42,52はいずれもリブ14,24
を避けるために2分割されている。栓部42,5
2の厚み(上下寸法)は広幅,狭幅部材1,2の
上下方向内法寸法より少し長くして無理嵌めでき
るようにしてあり、また幅方向寸法は上述のよう
な形状をした基部のそれと一致させてある。この
ように栓体4,5は広幅,狭幅部材1,2の断面
の内周形状と比較して側端部を欠落させた断面形
状を有しているので、広幅,狭幅部材1,2の長
手両端開口に栓体4,5を嵌着すると、その両側
に水抜穴15,15、25,25が形成されるこ
ととなる。
叙上の如く構成された本案品Aは第1図に示す
如く、広幅,狭幅部材1,2の長手方向を浴槽B
の奥行方向に一致させて、浴槽Bの開口に被せて
使用する。そして、入浴の際等、本案品Aを使用
しない場合にはその長手一端を持ち上げて第1図
に示す如くに巻き取り、浴室内の隅などの適処に
立てかけるなどして置いておけばよい。
而して本案品においては、栓体4,5端部の欠
落部によつて水抜穴15,25を形成してあるの
で広幅,狭幅部材1,2内への水の侵入は避けら
れないが、逆にその存在により、直ちに排出され
る。そして重要なことは、本案品を立てかけてい
る場合に水の排出が行われるだけではなく、浴槽
Bに被せて使用している場合にも水が排出される
点である。これは水抜穴15,25の下端が広
幅,狭幅部材1,2の内周面と一致しているため
であつて、これにより長期に亘つて浴槽Bに被せ
ておいた場合にも水の腐敗は起らない。
第5図,第6図は本考案の他の実施例を示して
おり、栓体4′,5′の厚みを広幅,狭幅部材1,
2の上下方向内法寸法より短くして、広幅,狭幅
部材1,2の開口端における広幅,狭幅部材1,
2の裏面側に水抜穴15′,25′を形成したもの
である。つまり栓体4′,5′の基部41′,5
1′、栓部42′,52′は段部131,231と
同高の部分をその全幅に亘つて欠落させた形状を
有し、残余の部分の幅寸法は広幅,狭幅部材1,
2の上部の内法寸法よりも少し長くして無理嵌め
できるようにしてある。
この実施例も水抜穴15′,25′の存在のため
に、本案品を立てかけた場合のみならず、浴槽B
に被せている場合も内部の水の排出が行われる。
その他第1図〜第4図に示すものと同様のものに
は同符号を付して説明を省略する。
なお、いずれの実施例においても栓体は栓部の
表面に接着剤を塗布して広幅,狭幅部材1,2内
へ嵌入して両者の固着を確実にすることは言うま
でもない。もちろん高周波等を利用して溶着する
こととしてもよい。
以上のように本考案に係る風呂蓋は、合成樹脂
よりなる筒状の蓋構成部材を幅方向に複数連結し
てあり、その端部には一部を欠落させた非密閉栓
体を嵌着して水抜孔を形成させたものであり、特
にその水抜孔の下端を筒状をした蓋構成部材の内
周面としているので、風呂蓋を立てかけた場合は
勿論のこと浴槽上に載置した場合も、蓋構成部材
の内部に水が溜ることがない。それ故、水の腐敗
が全くない衛生的な風呂蓋を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであつて、第
1図は本案品の使用状態を示す斜視図、第2図は
その部分的構造を略示する斜視図、第3図は本案
品に用いられる栓体の外観を略示する斜視図、第
4図は本案品の外観を底面側から略示する斜視
図、第5図は本考案の他の実施例の栓体の外観を
略示する斜視図、第6図はこれを組付けた状態を
示す底面側からの斜視図である。 1……広幅部材、2……狭幅部材、4,5……
栓体、15,25……水抜穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂よりなる筒状の蓋構成部材を幅方向に
    複数連結してあり、各蓋構成部材の端部には非密
    閉栓体を嵌着してあり、該非密閉栓体は蓋構成部
    材の連結方向側端部又は裏面側端部を所定寸法に
    亘つて欠落させて水抜孔を形成してあり、該水抜
    孔の下端を前記蓋構成部材の内周面としてあるこ
    とを特徴とする風呂蓋。
JP13906582U 1982-09-14 1982-09-14 風呂蓋 Granted JPS5944389U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13906582U JPS5944389U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 風呂蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13906582U JPS5944389U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 風呂蓋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5944389U JPS5944389U (ja) 1984-03-23
JPS631912Y2 true JPS631912Y2 (ja) 1988-01-18

Family

ID=30311816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13906582U Granted JPS5944389U (ja) 1982-09-14 1982-09-14 風呂蓋

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JP (1) JPS5944389U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569431U (ja) * 1979-07-02 1981-01-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS569431U (ja) * 1979-07-02 1981-01-27

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Publication number Publication date
JPS5944389U (ja) 1984-03-23

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