JPS59129917A

JPS59129917A - 磁気ヘツド

Info

Publication number: JPS59129917A
Application number: JP375083A
Authority: JP
Inventors: Toshihiro Kobayashi; 敏宏小林; Nobuyuki Yoshizawa; 吉沢　信行
Original assignee: Nidec Sankyo Corp
Current assignee: Nidec Sankyo Corp
Priority date: 1983-01-13
Filing date: 1983-01-13
Publication date: 1984-07-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】するものである。

磁気ヘッドでは、磁気テープがその磁気ヘッドのテープ
摺接面に摺接走行する構成であるために、その磁気ヘッ
ドのテープ摺接面が摩耗し、録音再成ヘッドにおいては
録音再生特性が変化９シ、再生ヘッドにおいてはその再
生特性が露化し、消去′ヘッドに・おーてはその消去特
性が変化する。そ□こで、従来から、このテープ摺接面
が極力摩耗しないように種々の工夫がな情れているが、
いまだ十分逐ものとけしい難い。

本発明の目的は、従来に較べてより６層テープ摺接面を
摩耗しにり〈シた耐゛摩耗性の磁気ヘッドを提供するこ
とにあり、その構成は、研摩仕上げはれたケース表面と
磁気″：１２ア表薊（！：全少くとも含む金属表面に、
磁気テープが摺，接走行するテープ摺接面としてのニッ
ケルメッキ皮Ｍ面を一形成したことｆ特徴とする磁気ヘ
ッドである。

以下に本発明に係る磁気ヘッドの実施例を図面に基づい
て説明する。

第１図ないし第３図において、１は磁気ヘッドであり、
ここでは、ステレオ式の録再ヘッドとされている。この
磁気ヘッド１は、シールビケース２全有しており、シー
ルドケース２には、レジン３が注入されて硬化σれてい
る。４ＵＩチャンネル側の磁−気コア、５は２チヤンネ
ル側の磁気コアで、その磁気コア４，５の間には、シー
ルド板６が介在してしる。磁気コア４，５は互いに第２
図に示すように一対設けられて、それぞれ、磁気ギャッ
プ７．８が形成されるものであり、シールドケース２の
前面は研摩仕上げされて、ケース表面９と磁気コア表面
１０とを含む金属表面１　］　７３ｒ形成されるもので
あり、この金属表面１１に、ニッケル皮膜層１２が形成
されている。

このニッケル皮膜Ｍ１２け、耐摩耗性の向上ケ図るため
のもので、第３図に拡大して示すように、その表面に、
磁気テープ（図示を略す。）が摺接走行するテープ摺接
面１３とされて因る。このニッケル皮膜層１２の厚さは
、録音再生特性を損なわないように０１ないしは０．５
ミクロンとされており、研摩仕上げされた金属表面１１
を有する磁気ヘッド１を無電解ニッケルメッキ液（日本
カニゼン社製の部品名５Ｃ−８Ｄ）の浴中に浸漬して形
成するものであり、その無電解ニッケルメッキ液の浴中
への浸漬条件は以下の通りである。

無電フ昨ニッケルメッキｉ　　　　１００ＯＣＣメツキ
液の浴温度　　　　　　　７０°〜１００　℃ここで、
ｉｊｔ摩性物性物質磁気ヘッド１の耐摩耗性ケざらに一
層向上式せＺ）ためｐｃ、無電解ニッケルメッキ液中に
分散配合したものであり、この耐摩性物質トしてｕ、Ｓ
ｉＣ、Ｓｉ３Ｎ４　、　ＣａＦｚ　。

ＢＮ　ｓ　Ａｌ２Ｏ３、ＴｉＣ、’ｌ’ｉＮ　、　Ｃｒ
０ａ　、　Ｃ１０２，タイヤモンド等の做粒子物質を使
用できる。この耐摩性物質は、金属表面１１にニッケル
皮Ｈ層１２としてのニッケルーリン合金が析出される際
に、このニッケル皮膜層１２に取りこブれるものであり
、符号１４はこの耐摩性物質を示すものである。

第４図は、従来の高硬度パーマロイを磁気コアに使用し
た磁気ヘッドと本発明建係る磁気ヘッドとの摩耗ｔｉ比
較して示す摩耗特性図であって、横軸はテープ走行時間
、ｄｌ軸ｉｄ暦耗量であり、Δ印は高硬度パーマロイを
磁気コアに使用したときの磁気ヘッドの摩耗量、○印は
本発明に係る磁気ヘッドの摩耗量であって、テープ走行
時間が１０００時間１ｃも達すると、その差が約３０μ
ともな約１本発明に係る磁気ヘッドは従来のものに較べ
て耐膠耗性が向上していることは明らかである。

々お、この摩耗特性図を得るためのテスト条件は以下の
通りである。

■　使用機・−・オートリピート式のカセットテープレ
コーダ ■　テープの走行スピード・・・約４．７５　（＋１１
／Ｓ■　温湿度・・・　２５℃−６５係 ■　使用テープ・・・　γヘマタイトテープ（商品名Ｔ
ＤＫ　Ｉ）Ｃ−９０） ■　テープ変換・・・　１０００ｈｒに１回以上、実施
例について説明したが、本発明はこれに限らず、以下の
ものを含むものである。

（１）　　実施例では、無電解ニッケルメッキ液を利用
してニッケルメッキ皮膜面を形成するようにしたが、電
気メッキによってニッケルメッキ皮膜面全形成すること
もできる。

（２）実施例においては、耐摩耗性物質をニッケル皮膜
層に分散させる構成としｆＣが、耐摩耗性物質が含１れ
ていなしニッケル皮膜層を含むものである。

（３）　　実施例においては、録再用の磁気ヘッドに本
発明を適用するものとしたが、これに限らず、再生ヘッ
ド、消去ヘッドにも適用することができ、消去ヘッドで
は、ｏ、ｉないし３ミクロンの範囲のニッケル皮膜層の
ものであれば、消去特性の観点から実用性全払な１りず
に、耐摩耗性の向上を図ることができる。

本発明−は、以上説明したように、研摩仕上げされたケ
ース表面と磁気コア表面とルナくとも含む金属表面に、
磁気テープが摺接走行するテープ摺接面としてのニッケ
ルメッキ皮膜面を形成したので、従来に較べてより一層
耐摩耗性の向上を図ることができると論う効果を奏する
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る磁気ヘッドの要部を破断て示す全
体側面図、第２図はその要部斜視図、第３図はその要部の部分拡大図、第４図は本発明に係る磁気ヘッドと従来の磁気ヘッドと
のｐ秤量を比較して示す摩耗特性図、であＺ）。Ｉ　・・・磁久ヘッド２　・・・　シールドケース４．５−・・磁気コア９　・・・ケース表面１１　　・・・金属表面１２−−・　ニッケルメッキ皮ＭＪ− １３・・・ニッケルメツギ皮膜面１４・・・耐維粍性物質特許ｌｔｌ　Ｉｆｆ人（ほか１名）手続補正書１事件の表示昭和５８年特許鵬第　３７５０号２、発明
の名称磁、を−、ッ１．３補１ドする者事件との関係　特許出願人名　称　（２２３）株式会社　三ＶｊＪ精機製作所（ほ
か　　１　名）５、補正請合の１３付ト←−−−□日　「自発」６、補正の対象７、補正の内容（１）明細書第５頁第１行から同頁第２行までに、「○
印は本発明に係る磁気ヘッドの摩耗量であって、」とあ
るのを、「○印はニッケル皮膜１輌１２に耐摩耗性物質
が分散配合されていない磁気コアを使用したときの磁気
ヘッドの軍耗量、・印はニッケル皮膜層１２に耐摩耗性
物質としてＳｌが分散配合されている磁気コアを使用し
たときの磁気ヘッドの摩耗量を示すものであって、」と
補正する。（２）　　明紺癲第５頁第１５行に、ｒ　１０００　ｈ
ｒ　Ｊとあるのを、［１００ｈｒ　Ｊと補正する。（３）図面（第４図）を添付図面の如く補正する。８、添付書角の目録

Claims

【特許請求の範囲】

（１）研摩仕上げされたケース表面と磁気コア表面とと
少くとも含む金属表面に、磁気テープが摺接走行するテ
ープ摺接面としてのニッケルメッキ皮膜面を形成したこ
とを特徴とする磁気ヘッド。（２、特許請求の範囲第１項に記載の磁気ヘッドにおい
て、前記ニッケルメッキ皮膜面に耐摩耗性微粒子物質が
分散されてｂるもの。