JPS591296Y2 - スイツチジクノコウゾウ - Google Patents

スイツチジクノコウゾウ

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Publication number
JPS591296Y2
JPS591296Y2 JP15214375U JP15214375U JPS591296Y2 JP S591296 Y2 JPS591296 Y2 JP S591296Y2 JP 15214375 U JP15214375 U JP 15214375U JP 15214375 U JP15214375 U JP 15214375U JP S591296 Y2 JPS591296 Y2 JP S591296Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch shaft
protrusions
dividing plate
shaft body
center hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP15214375U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5264373U (ja
Inventor
勝男 伊藤
一則 吉村
Original Assignee
株式会社村田製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社村田製作所 filed Critical 株式会社村田製作所
Priority to JP15214375U priority Critical patent/JPS591296Y2/ja
Publication of JPS5264373U publication Critical patent/JPS5264373U/ja
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ロータリースイッチ、チューナーなどにお
ける、分割板を備えたスイッチ軸の構造に関し、特に分
割板をスイッチ軸本体に固定させるための手段に関する
従来、スイッチ軸本体に分割板を固定するには、第1図
に示すように、スイッチ軸本体1を分割板2の中心孔に
挿入したのち、スイッチ軸本体1へスピードナツト3を
分割板2に当接する位置まで圧入していた。
ところが、このような固定では、別部品のスピードナツ
ト3が必要にたるばかりか、圧入の際スピードナツト3
のエツジ部3aにより切粉が発生するためその処理をし
なければならず、また、圧入の際スイッチ軸本体1のメ
ッキ層がはがれるため防錆処理も施さなければならなか
った。
また、第2図に示すように、スポット溶接によって固定
する場合もあった。
この場合には、スポット溶接機のような特殊な設備が必
要であり、また分割板2を溶接可能な金属にする必要が
あす、シかも熱処理を含めてその製造が大変であった。
さらに、スイッチ軸本体1の回転時には発生音や振動が
大きくなるという欠点があった。
さらに、第3図に示すように、スイッチ軸本体1をかし
めることによって固定する場合もあった。
この場合には、かしめにより軸径が縮少して強度が低下
するばかりか、かしめ冶具(または工具)の破損が頻繁
に起こるという欠点があった。
この考案は、上述の従来の場合がいずれも、スイッチ軸
の機構上軸方向のスラストは余り加わらないにもかかわ
らず、必要以上の過剰な固定を行なっていたという反省
にたって、スラスト対策のための固定を必要最小限にし
て上述のような種々の従来欠点を解消しようとしたもの
である。
すなわちこの考案は、その外周面に保合部を有するスイ
ッチ軸本体が、中心孔の周辺に係合部を備えた分割板の
中心孔に圧入され、かつ前記スイッチ軸本体の保合部と
分割板の保合部とが係合されてなるスイッチ軸の構造で
ある。
以下、この考案の一実施例を図面を参照しつつ詳述する
第4図において、10はスイッチ軸本体で、外周面の切
り落し部の任意位置に一対の突部11,12が設けられ
ている。
この突部11,1から軸方向に一定の距離を隔てた個所
に径を太くして段部13が設けられている。
第5図において、20は分割板で、周縁部には切換え数
に合致した数だけ凹部21が設けられている。
分割板20の中央部には中心孔22が設けられ、この中
心孔22はスイッチ軸本体10よりわずかに大きく構成
している。
中心孔22にはスイッチ軸本体10の突部11,12が
挿通し得る溝23.24が設けられている。
中心孔22の周辺で、スイッチ軸本体10の各突部11
,12と係合し得る位置に、先端にツメ部25 a 、
26 aを有する突片25゜26が設けられている。
この突片25,26は分割板20の径方向に多少床がり
得るように弾性をもたせている。
このような構成にした分割板20の中心孔22にスイッ
チ軸本体10を圧入する際、分割板20の突片25、2
6が設けられていない面からスイッチ軸本体10の段部
13が設けられていない側を圧入していくと、スイッチ
軸本体10の突部11,12は分割板20の突片25,
26を径方向に押しやりつつツメ25a、25aに係合
する。
このようにして分割板20を取り付けたスイッチ軸本体
10をロータリースイッチなどに組み込んで使用する場
合、分割板20の周縁に当接している板バネなどによっ
て分割板20に軸方向のスラストが生じても、突部11
,12とツメ25 a 、26 aとの係合によってス
イッチ軸本体10と分割板20の分離やズレなどの恐れ
はなくなる。
また、万一組立不良などの事態が発生しても分解は従来
のものに比較してはるかに容易であるとともに再使用が
可能である。
しかも、固定するにあたって別個の部品や特殊な設備を
必要とせず、スイッチ軸本体10の性能や強度を悪くす
ることはない。
なお、この考案は、上記実施例に限定されることなく、
突部11,12あるいは突片25.26の代わりに凹部
を用いてもよく、要するに係合手段を与えるものであれ
ばいかなる形状であってもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図a、l)はそれぞれ従来のスイッチ軸を示す正面
図および要部斜視図、第2図は従来の他のスイッチ軸を
示す側面図、第3図は従来のさらに他のスイッチ軸を示
す側面図、第4〜6図はこの考案によるスイッチ軸の一
実施例を示し、第4図a。 bは軸本体の正面図および側面図、第5図a、l)は分
割板の正面図および側面図、第6図は分割板を固定した
状態を示す側面図である。 10はスイッチ軸本体、11.12は保合部、20は分
割板、25.26は係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 拡径段部13を有し、この段部13近傍であって切り落
    し部側の外周面に突部11,12を形成したスイッチ軸
    本体10と、中心孔22に突部11,12が挿通し得る
    溝23.24を形成し、かつ中心孔22の周辺に突片2
    5、26を形成した分割板20とを備え、スイッチ軸本
    体10の切り落し部側が分割板20の中心孔22に突片
    25,26の設けられていない側から挿入され、分割板
    20がその突片25,26とともにスイッチ軸本体10
    の拡径段部13と突部11,12との間に係合されたこ
    とを特徴とするスイッチ軸の構造。
JP15214375U 1975-11-07 1975-11-07 スイツチジクノコウゾウ Expired JPS591296Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15214375U JPS591296Y2 (ja) 1975-11-07 1975-11-07 スイツチジクノコウゾウ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15214375U JPS591296Y2 (ja) 1975-11-07 1975-11-07 スイツチジクノコウゾウ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5264373U JPS5264373U (ja) 1977-05-12
JPS591296Y2 true JPS591296Y2 (ja) 1984-01-14

Family

ID=28631455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15214375U Expired JPS591296Y2 (ja) 1975-11-07 1975-11-07 スイツチジクノコウゾウ

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JP (1) JPS591296Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS5264373U (ja) 1977-05-12

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