JPS6333228Y2 - - Google Patents

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JPS6333228Y2
JPS6333228Y2 JP14254382U JP14254382U JPS6333228Y2 JP S6333228 Y2 JPS6333228 Y2 JP S6333228Y2 JP 14254382 U JP14254382 U JP 14254382U JP 14254382 U JP14254382 U JP 14254382U JP S6333228 Y2 JPS6333228 Y2 JP S6333228Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
end plate
cylinder
spring
plate
cylindrical body
Prior art date
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JP14254382U
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English (en)
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JPS5948558U (ja
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Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Springs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は筒体の開口部に端板を取付ける固定
構造に関するものである。
従来、たとえば複写機のドラム型感材となる筒
体の開口部に軸支持用の端板を取付ける方法とし
ては、両開口部に装着した端板間を筒体内に貫通
した長いボルトで連着しナツトで締付けて固定し
ていた。しかし上記による方法は、端板間を長い
ボルトで連着する面倒な作業があるので組立てに
手数を要する上、部品点数が多くなるので製作コ
ストが高価であつた。
この考案の目的は、従来のようなボルトによる
固定をやめ、板バネによるバネ力を利用して端板
の取付けが行なえるようにしたもので、これによ
り筒体への端板の組立てが簡単に行なえ、かつ部
品点数を少なくして安価に製作することのできる
筒体への端板の固定構造を提供することにある。
以下この考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。第1図において、1は円筒形状の筒
体で、図では一端部のみを示している。この筒体
1の開口部近傍の内壁周面には凹溝2を形成して
ある。第2,3図において、3は上記筒体1の開
口部に装着するための端板であつて、この端板3
は断面が略コ字形状を有し、外周部に筒体1の開
口縁部1aに係合するフランジ部4を設けてい
る。5は端板3の中心部に形成した図示しない回
転軸の支軸部である。
上記端板3の形状内には板バネ6が収容してあ
る。この板バネ6は外方(第2図右方)へ弧状に
灣曲しており、板バネ6の先端部7,7が端板3
の周壁面に設けたスリツト3a,3aに挿入して
取付けてある。板バネ6自体は内外へ灣曲変形可
能で、板バネが第2図の灣曲状態ではその全長l
が筒体1の内径Dより僅かに短かくなつている。
なお、板バネ6の中央部には上記支軸部5の逃げ
孔8を設けている。
次に筒体1の開口部へ端板3を取付ける操作に
ついて説明する。まず第3図に示すように筒体1
の開口縁部1aへ端板3をそのフランジ部4を装
着した状態において、板バネ6を矢印のように押
圧すると、板バネ6は第5図に示すように逆に内
方へ灣曲してその中央部が端板3に圧接する。す
なわちこの状態の板バネ6は、第4図に示す板バ
ネの灣曲度が小さいのでその全長l0がl0>lとな
るので、板バネ6の先端部7,7が筒体1の内壁
の凹溝2,2内に係入すると共に、板バネ6のバ
ネ力により端板3を内方へ押圧するように作用す
る。これによつて端板3は筒体1の開口部へ強固
に固定することができる。また、端板3の取外し
は、板バネ6を工具などで外方へ灣曲するように
復元してやればよい。
なお、図では筒体1の一端開口部に端板3を取
付けた例について示してあるが、図示してない筒
体1の他端開口部にも端板を取付けることは言う
までもない。また端板3には必ずしも支軸部5を
必要としなくともよく、さらに板バネの形状も実
施例のものに限定するものでない。
以上説明したようにこの考案によれば、筒体の
開口部に板バネのバネ力を利用して端板を取付け
るようにしたもので、従来のように長いボルトを
筒体内に挿通して端板間を連結するような面倒な
組立て作業を行なうことなく、板バネを押圧して
灣曲する簡単な操作により筒体開口部への端板の
取付けが行なえる。また筒体と端板に対して板バ
ネを付加した少ない部品点数で済むので、安価に
製作することができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は筒体の断面図、第2図は板バネを取付けた端板
の断面図、第3図は同じく正面図、第4図は筒体
へ端板を組付けた断面図、第5図は端板の固定状
態の断面図である。 1……筒体、2……凹溝、3……端板、3a…
…スリツト、6……板バネ、7……板バネの先端
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒体の開口端部に、断面路コ字形状の端板をそ
    の外周部を筒体開口縁部に係合させて配置し、こ
    の端板の形状内にてその周壁に対向して設けたス
    リツトに両端部を挿着した筒体軸方向内外に灣曲
    可能の板バネを取付け、該板バネは内方への灣曲
    状態において板バネ先端部を上記筒体内壁の上記
    スリツトに対応する位置に形成した凹溝に係合さ
    せ、かつ該板バネのバネ力により前記端板を内方
    へ押圧して固定してなる筒体への端板の固定構
    造。
JP14254382U 1982-09-22 1982-09-22 筒体への端板の固定構造 Granted JPS5948558U (ja)

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JP14254382U JPS5948558U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 筒体への端板の固定構造

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JP14254382U JPS5948558U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 筒体への端板の固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5948558U JPS5948558U (ja) 1984-03-31
JPS6333228Y2 true JPS6333228Y2 (ja) 1988-09-05

Family

ID=30318472

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JP14254382U Granted JPS5948558U (ja) 1982-09-22 1982-09-22 筒体への端板の固定構造

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JP (1) JPS5948558U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5448970B2 (ja) * 2010-03-29 2014-03-19 矢崎総業株式会社 制動バネ、ギア、および計器ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5948558U (ja) 1984-03-31

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