JPS633842Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS633842Y2
JPS633842Y2 JP1982121858U JP12185882U JPS633842Y2 JP S633842 Y2 JPS633842 Y2 JP S633842Y2 JP 1982121858 U JP1982121858 U JP 1982121858U JP 12185882 U JP12185882 U JP 12185882U JP S633842 Y2 JPS633842 Y2 JP S633842Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
center cap
center
socket
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982121858U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5926001U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12185882U priority Critical patent/JPS5926001U/ja
Publication of JPS5926001U publication Critical patent/JPS5926001U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS633842Y2 publication Critical patent/JPS633842Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車の車輪においてデイスクホイ
ール中心部に装着される打込み型のセンターキヤ
ツプ取付け構造に関するものである。
[従来の技術] 従来この種のセンターキヤツプ取付け構造は、
例えば実開昭56−19402号公報および実開昭56−
87301号公報の先行技術にも示されているように、
センターキヤツプ側に弾性的な接触片が円周上複
個所に配置して設けてあり、この接触片をデイス
クホイール側ハブの嵌合部に位置合わせして押込
むことにより、嵌合圧着して取付けるようになつ
ている。そのため、接触片の位置決め用の部材も
兼ねており、位置決め不良の状態で押込まれると
容易に折曲つてしまう。従つて、位置決めに正確
性が要求されてその作業がめんどうであり、やり
直しの場合は折曲つた接触片の修理等を伴つて作
業が煩雑になる等の問題があつた。
なお、孔と突起とで位置決めするものとして実
開昭52−52202号公報がある。
本考案はこのような事情に鑑み、ほぼ位置合わ
せした状態でセンターキヤツプを押込むと、適正
な位置にセツトすることができてやり直しが無く
なり、取付け作業が非常に容易なセンターキヤツ
プ取付け構造を提供することを目的とするもので
ある。
[問題点を解決するための手段] この目的のため、本考案は、デイスクホイール
中心のハブにセンターキヤツプを弾性結合するよ
うにしたものにおいて、上記センターキヤツプの
内側に、上記デイスクホイール中心のハブと弾性
結合するソケツトを配設し、上記ハブに、上記ソ
ケツトが嵌合圧着する円弧と、上記円弧の外方に
膨出した位置合せ用の凹部とを形成し、上記ソケ
ツトに、上記ハブの上記円弧に嵌合圧着する舌片
と、上記ハブの上記凹部に嵌合するテーパビード
とを形成したものである。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案の一実施例を具体
的に説明すると、第1図と第2図において、符号
1はタイヤを具備するデイスクホイールであり、
このデイスクホイール1の中心にハブ2が開口し
ている。ハブ2はその軸芯を中心とする嵌合圧着
用の円弧2aと、その外方に膨出した位置決め用
の凹部2bとが交互に円周上へ配置されている。
また、このようなハブ2に取付けられるセンター
キヤツプ3は、碗形を成しその内部にリング状の
ソケツト4がビス5により固着されている。ソケ
ツト4において上記ハブ側の円弧2aと合致する
位置にはL字形に屈曲して弾性的に嵌合する円弧
状の舌片4aがあり、この舌片4aの隣りの上記
凹部2bと合致する位置には、第3図に示すよう
な三角形のテーパビード4bが突設されている。
尚、符号6はホイールナツトである。
このように構成されることから、センターキヤ
ツプ3の取付けにおいてソケツト4のテーパビー
ド4bをハブ側の凹部2bに略位置合わせして、
そのセンターキヤツプ3を押込む。すると、テー
パビード4bは凹部2bに完全に一致していない
ことから、その斜面の途中にハブ2の縁が当るこ
とになり、このためテーパビード4bには第3図
に示すように押込み力Fに対し、斜面に沿う分力
F1と斜面に直角な分力F2とが生じる。そこで
この場合の斜面に直角な分力F2によりセンター
キヤツプ3が回されて自動的に適正な位置に位置
合わせされることになり、その後舌片4aがハブ
側の円弧2aに弾性的に嵌合圧着して取付けられ
る。尚、最初のセンターキヤツプ3の位置合わせ
においずれが大きい程センターキヤツプ3も大き
く回転して、位置ずれが矯正される。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように本考案による
と、センターキヤツプ3を取付ける際に、ソケツ
トのテーパビード4bがハブ2の凹部2bの縁に
当つて、テーパビード4bと凹部2bとの間に位
置ずれが生じても、センターキヤツプ3を押込む
力によつて、テーパビードの斜面の直角方向に作
用する分力で、センターキヤツプ3が回動される
ため、テーパビード4bは凹部2bへ嵌合するこ
とができる。
さらに、センターキヤツプ3の位置合せが、セ
ンターキヤツプ3を押し込む動作で自動的に適正
な位置に取付けられると共に、取付け作業性が著
しく向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による構造の一実施例を一部切
欠いて示す平面図、第2図は第1図の−断面
図、第3図は一部の斜視図である。 1……デイスクホイール、2……ハブ、2a…
…円弧、2b……凹部、3……センターキヤツ
プ、4……ソケツト、4a……舌片、4b……テ
ーパビード、5……ビス、6……ホイールナツ
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 デイスクホイール中心のハブにセンターキヤツ
    プを弾性結合するようにしたものにおいて、 上記センターキヤツプの内側に、上記デイスク
    ホイール中心のハブと弾性接合するソケツトを配
    設し、 上記ハブに、上記ソケツトが嵌合圧着する円弧
    と、上記円弧の外方に膨出した位置合せ用の凹部
    とを形成し、 上記ソケツトに、上記ハブの上記円弧に嵌合圧
    着する舌片と、上記ハブの上記凹部に嵌合するテ
    ーパビードとを形成したことを特徴とするセンタ
    ーキヤツプ取付け構造。
JP12185882U 1982-08-11 1982-08-11 センタ−キヤツプ取付け構造 Granted JPS5926001U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12185882U JPS5926001U (ja) 1982-08-11 1982-08-11 センタ−キヤツプ取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12185882U JPS5926001U (ja) 1982-08-11 1982-08-11 センタ−キヤツプ取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5926001U JPS5926001U (ja) 1984-02-17
JPS633842Y2 true JPS633842Y2 (ja) 1988-01-30

Family

ID=30278749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12185882U Granted JPS5926001U (ja) 1982-08-11 1982-08-11 センタ−キヤツプ取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5926001U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5619402B2 (ja) * 1976-06-04 1981-05-07

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5252202U (ja) * 1975-10-11 1977-04-14
JPS588561Y2 (ja) * 1979-07-24 1983-02-16 日産自動車株式会社 ホイ−ルキヤツプの取付構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5619402B2 (ja) * 1976-06-04 1981-05-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5926001U (ja) 1984-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS633842Y2 (ja)
JPS6436555A (en) Mounting structure of brake booster for car
US6635822B2 (en) Snap-in meter
JPH0129333Y2 (ja)
JPH08148246A (ja) バルブソケット
JPH0125497Y2 (ja)
JPH074380Y2 (ja) ホース継手の取付構造
US3897113A (en) Rim mounting
JPS629623Y2 (ja)
JP2876383B2 (ja) 組立式自動車ホイール
JPH0323385Y2 (ja)
JPS6113362Y2 (ja)
JPH021534Y2 (ja)
JPH0127578Y2 (ja)
JPH0740110Y2 (ja) 駆動シャフト機構
US4545472A (en) Clutch release bearing
JPS6237547Y2 (ja)
JPS641841Y2 (ja)
JPH0238100Y2 (ja)
JPH0215305Y2 (ja)
JPS633882Y2 (ja)
JPS60488Y2 (ja) 合成樹脂製スナツプリング
JP2591380Y2 (ja) クラッチレリーズ軸受
JPH0124812Y2 (ja)
JPS587549Y2 (ja) 車輌用灯具