JPS59129245A - 高滑性軟質塩化ビニル樹脂組成物 - Google Patents

高滑性軟質塩化ビニル樹脂組成物

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JPS59129245A
JPS59129245A JP571983A JP571983A JPS59129245A JP S59129245 A JPS59129245 A JP S59129245A JP 571983 A JP571983 A JP 571983A JP 571983 A JP571983 A JP 571983A JP S59129245 A JPS59129245 A JP S59129245A
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JP
Japan
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vinyl chloride
chloride resin
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plasticizer
weight
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JP571983A
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Toshiaki Kobayashi
俊昭 小林
Hiroyuki Matsushima
松島 浩之
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Zeon Corp
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Nippon Zeon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高滑性軟質塩化ビニル樹脂組成物に関し、更
に詳しくは塩化ビニル樹脂、ポリオレフィン系樹脂、塩
素化ポリエチレンおよび可塑剤とからなる塩化ビニル樹
脂組成物に関するものである。
一般に塩化ビニル樹脂に可塑剤他を配合してなる軟質塩
化ビニル樹脂組成物は、柔軟でゴム様弾性を有し、すぐ
れた成形性を持つとともに安価なこともあり、広範囲な
用途に使用されている。その用途の一つである自動車窓
ガラスのウェザ−ストリップ部材は、窓枠部に取付けて
、窓ガラス面と接触せしめ、室内へ風雨が侵入するのを
防ぐ目的を持つ部品であり、密着性を要求されることか
ら、軟質塩化ビニル樹脂又はゴムの押出成形物が使用さ
れている。一方、このウエザースVづブ部材は密着性と
同時に、窓ガラスの開閉が容易に行なえるよう、ガラス
との接触部は摩擦抵抗が出来るだけ小さいことも要求さ
れる。しかし、従来の軟質塩化ビニル樹脂組成物あるい
はゴムでは摩擦抵抗が大きく、そのままでは使用できな
い。従って、製造工程が増え、コストアップになるにも
かかわらず、ガラス面との接触部分に植毛あるいは摩擦
抵抗の低い塗料の塗布という手法が現在使われている。
そのため軟質塩化ビニル樹脂組成物自体で摩擦抵抗のき
わめて低い材料が開発されることが強く望まれている。
本発明者は、午の問題について種々検討を重ねた結果、
塩化ビニル樹脂にポリオレフィン系樹脂、特定の塩素化
ポリエチレンおよび可塑剤を添加することにより、摩擦
抵抗のきわめて低い組成物が得られることを見出し、本
発明を完成するに至った。・ すなわち本発明は、塩化ビニル樹脂100重量部に対し
、ポリオレフィン系樹脂10〜300重量部、結晶化度
5チ以上、塩素化度10〜50チの塩素化ポリエチレン
0.1〜5重量部および可塑剤を配合してなり、かつJ
IS硬度(JIS K−6301、A型)が50〜95
であることを特徴とする高滑性軟質塩化ビニル樹脂組成
物である。
本発明において用いられる塩化ビニル樹脂とは、塩化ビ
ニルの単独重合物の他、塩化ビニルとエチレン、酢酸ビ
ニル、塩化ビニリデン、ビニルエーテル類等とを共重合
させた塩化ビニルを主体とした共重合物或いは塩化ビニ
ル−エチレン−酢酸ビニル等のグラフト共重合物の単独
あるいは二種以上の混合物のことである。
また、ポリオレフィン系樹脂とは、低密度ポリエチレン
、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プ
ロピレンコポリマー、ポリブテン、ポリイソブチレン、
ポリ4−メチルペンテン−1等のポリオレフィン樹脂単
独及び二種以上の混合物のことである。ポリオレフィン
系樹脂の添加量が塩化ビニル樹脂100重量部に対し、
10重量部未満では十分な摩擦抵抗の低下を期待出来ず
、300重量部を越えると硬度が上り過ぎて可塑剤だけ
で低下させることが雌かしく、又、折曲げ白化現象も十
分抑制できない。
本発明における塩素化ポリエチレンとは、結晶化度5ヴ
以上で、塩素化度10〜50チのものをいう。結晶化度
5係未満のもの、および塩素化度10%未満又は50チ
を越えるものではいずれも折曲げ白化現象を十分抑制で
きない。又5塩化ビニル樹脂]、 O0重量部に対し、
塩素化ポリエチレンの添加量が0.1重量部未満では十
分に折曲げ白化現象を抑制できず、5重量部を越えると
、摩擦抵抗の低下をむしろ抑制する方向となり好ましく
ない。
本発明における可塑剤とは、塩化ビニル樹脂の軟質用途
に一般に使われる可塑剤のことであって、ジオクチルフ
タレート、ジインデシルフタレート、ジブチルフタレー
ト、ジオクチルフタレート等のフタル酸エステル、ジオ
クチルアンベート、ジオクチルセバケート等の直鎖二塩
基酸エステル、トリメリット酸エステル、ポリエステル
系高分子可塑剤、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ
油等のエポキシ系可塑剤、トリフェニルフォスファイト
等のリン酸エステル系可塑剤等の単独又は二種以上を混
合したものが使用される。可塑剤の添加によりJl、S
硬度(J I S K−6301A型)を50〜95と
したのは50未満では軟らかすぎて実用的でなく、かつ
、十分な摩擦抵抗の低下を得られないこと、又硬度95
を越えると硬すぎて、軟質用として使用できないためで
ある。
なお、本発明の組成物にオルガノポリシロキサンを塩化
ビニル樹脂100重量部当たり0.1〜10重量部の範
囲で含有せしめると摩擦抵抗がさらに低下するので好ま
しい。オルガノポリシロキサンの例としては、ジメチル
ポリシロキサン、メチルフェニルポリンロキサン、メチ
ルノ・イドロジエンポリシロギサン等、及び下記((示
す各種変性ポリシロキサン(w、 x、 y、 zは整
数)等の単独又は二種以上を混合したものが使用される
NT(2 OOH (7)アルキルアラルキルポリエーテル変性本発明の組
成物は、既述した成分の他に安定剤、充填剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、滑剤、加工助剤、顔料、l(J燃剤
等を必要に応じ含有することが出来る。
本発明の高滑性軟質塩化ビニル組成物は、押出成形、射
出成形、カレンダー成形、中空成形等、通常の方法によ
り成形することができる。
なお、従来軟質塩化ビニル樹脂にポリオレフィン系樹脂
を添加することは知られているがC特開昭48−584
2)、この組成物では引裂強度が低下し、しかも折曲げ
白化現象が起ることを避けられない。また、塩化ビニル
樹脂、ポリオレフィン樹脂混合物に塩素化ポリエチレン
、無機充填剤を添加する樹脂組成物も公知(特開昭5l
−12855)であるが、この方法は、組成物の均−相
溶性及び脆性防止のために塩素化ポリエチレンを塩化ビ
ニル樹脂100重量部当たり約5.5重量部以上添加す
ることを必須要件としている。それに対して本発明にお
いては、可塑剤及び特定の塩素化ポリエチレンを用いる
ので、塩素化ポリエチレンの使用量は0.1〜5重量部
という少量で均一に相溶した組成物を得ることができる
ばがりでなく5この範囲より多量用いた揚台には高滑性
の成形品を与えることができないのである。さらに、前
記公知の方法は摩擦抵抗の低下を意図するものではない
以下、本発明を実施例により、さらに詳しく説明する。
なお、実施例で示す部数は待にことわらない限り、重量
部である。
実施例1 第1表に示す樹脂、可塑剤及び添加剤の表示部数を配合
し、155℃の熱ロールにて5分間混練し、シート状に
取り出した後、表面粗さが中心線平均粗さくRa )(
JIS B−0601)で2−3 μmのツヤ消し而を
有するプレス板てて160℃、5分間加熱プレスし、厚
さ2 mm、直径60mmの円板を打ち抜き、試験片を
作成し、下記方法により試験した。結果を第1表に示す
っ 静摩擦係数は、平滑なガラス面にツヤ消し面をガラス面
に接する様に置き、M量が1oo&となる様荷重を乗せ
、ガラス面を徐々に傾り−てぃき、試験片の動き出した
角度より求めた。
折曲げ白化性は、試験片を]80度曲げた時、屈曲面に
白化が生じるが否かを目視、判定したつ硬度は、JIS
I(−6301,A型にて測定したっ実施例2 ポリジメチルシロキサン添加系の実施例を第2表に示す
。樹脂、可塑剤及び添加剤を表示部数配合し、以下、実
施例1と同様の方法にて試験片を作成し、測定も同様に
行なった。結果を第2表に示すっ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 塩化ビニル樹脂100重量部に対し、ポリオレフィン系
    樹脂10〜300重量部、結晶化度5%以上、塩素化度
    10〜50係の塩素化ポリエチレン0.1〜5重量部お
    よび可塑剤を配合してなり、かつJIS硬度(、r r
    −s−に−6301A型)が50〜95であることを特
    徴とする高滑性軟質塩化ビニル樹脂組成物。
JP571983A 1983-01-17 1983-01-17 高滑性軟質塩化ビニル樹脂組成物 Granted JPS59129245A (ja)

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JPS59129245A true JPS59129245A (ja) 1984-07-25
JPH0448819B2 JPH0448819B2 (ja) 1992-08-07

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JP2003026881A (ja) * 2001-07-23 2003-01-29 Chubu Electric Power Co Inc 複合樹脂組成物とその製法およびその成形体

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JPS5765742A (en) * 1980-10-08 1982-04-21 Mitsubishi Petrochem Co Ltd Conductive resin composition

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