JPS5912821Y2 - 発振器 - Google Patents

発振器

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JPS5912821Y2
JPS5912821Y2 JP1978012451U JP1245178U JPS5912821Y2 JP S5912821 Y2 JPS5912821 Y2 JP S5912821Y2 JP 1978012451 U JP1978012451 U JP 1978012451U JP 1245178 U JP1245178 U JP 1245178U JP S5912821 Y2 JPS5912821 Y2 JP S5912821Y2
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JP
Japan
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transistor
voltage
power supply
capacitor
emitter
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Expired
Application number
JP1978012451U
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English (en)
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JPS54115850U (ja
Inventor
雅晴 森田
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は鋸歯状波の出力を発生する発振器に係り電源電圧
の変動にかかわらず常に一定周期の安定した出力が得ら
れるようにすることを目的とするものである。
一般に鋸歯状波の出力を発生する発振器として、第1図
に示すような発振器が知られている。
第1図において、1はコンデンサ、2. 5. 6は抵
抗、3はPNP型トランジスタ、4はNPN型トランジ
スタ、7は電源であり、コンデンサ1の充放電によって
トランジスタ3,4がオン、オフ動作を繰返し発振する
ように構成されている。
ところで第1図に示す発振回路においてコンデンサ1の
容量をC1、抵抗2. 5. 6の値をR2,R5,R
6、電源7の電圧を■。
0とすると発振周期Tは次式で表わされ明らかに電源7
の電圧Vccに依存することになる。
そして、更に第1図に示す実施例では抵抗2、コンデン
サ1の充放電を利用して鋸歯状波を得ているため第2図
に示すように出力そのものが完全な鋸歯状でなく、必ず
しも優れたものではなかった。
本案は以上のような従来の欠点を除去するものであり、
発振周期が電源電圧にほとんど依存しない優れた発振器
を提供するものである。
以下、本考の発振器について一実施例の図面とともに説
明する。
第3図は本案の発振器における一実施例の電気的結線図
であり、図中8〜12は抵抗、13〜15はダイオード
、16はNPN型トランジスタ、17はPNP型トラン
ジスタである。
そして、第1図と同一符号のものは第1図と同一のもの
を示している。
第3図において抵抗8〜12の値をそれぞれR8,R1
□とすれば、抵抗9と抵抗10との接続点(A点)にお
ける電圧VAは次式によって表わされる。
但し、vBEはトランジスタ16のペースエミッタ間電
圧、 とすると ■A−1■co+1.■BE となる。
トランジスタ16に流れる電流■は で表わされてダイオード13とトランジスタ17とはカ
レントミラー回路を構成しているため上記電流Iに等し
い電流がコンデンサ1に充電電流として流れることにな
る。
一方抵抗5と抵抗6との接続点(B点)における電圧V
Bは次式によって表わされる。
抵抗5.6.11.12の値を設定したとすると、B点
の電圧■8は v、= ’ vcc となるためトランジスタ3のエミッタ(0点)における
電圧■。
が”c= ’ VCC+VBE 己達したときトランジスタ3,4がオンすることになる
そして、トランジスタ3,4がオンすると直ちにコンデ
ンサ1の電荷が放電され再びコンデンサ1に上記電流I
に等しい電流が流れ、この動作が繰返される。
第4図はこの状態を示したものであり、トランジスタ3
,4がオンする寸前の0点における電圧■、8はv18
−上■。
C+VBEで表わされトランジスタ3,4が完全にオン
しコンデンサ1の電荷が放電したときの0点における電
圧V19は■1.=VBE+VCE (sat)で表
わされる。
そして、発振周期Tは で表わされるため、VCE (sat) = (1”t
)VBHになるように抵抗9〜12の値を設定すれば結
局発振周期Tは T=C1R8 となり電源電圧■。
Cに何一つ依存しないことになる。
このように、上記実施例によれば抵抗の値を適当に設定
することにより発振周期を電源電圧の変動に関係なく一
定にすることができ、きわめて有利なものである。
以上実施例より明らかなように本案の発振器によれば発
振周期が電源電圧の変動にかかわらず一定であり、定電
圧化回路等を必要とせず簡素な構成で温度変化、負荷変
動等の影響をなくすことができ、しかもコンデンサを用
いていながらそこに流す電流値を一定に規制しているた
め得られる出力波形もほぼ完全な鋸歯状波となり、実用
上きわめて有利なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の発振器の電気的結線図、第2図は同発振
器の出力波形図、第3図は本案の発振器における一実施
例の電気的結線図、第4図は同発振器の出力波形図であ
る。 1・・・・・・コンデンサ、3. 4.16.17・・
・・・・トランジスタ、5. 6. 8〜12・・・・
・・抵抗、13〜15・・・・・・ダイオード、7・・
・・・・電源。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1のトランジスタのペースエミッタ間電圧をVBE、
    電源電圧をV。 0、電源電圧とアースとの間に接続された複数の抵抗に
    よって決定される第1、1 第2の定数を−としたとき、第1のトラン9ii7 ジスタのベースを(−!=Vcc+” t VBE )
    なる電位点に接続し、エミッタを抵抗を介してアースし
    、コレクタをカレントミラー回路を構成するダイオード
    を介して電源に接続し、上記ダイオードとの間でカレン
    トミラー回路を構成する第2のトランジスタに直列にコ
    ンデンサを接続し、このコンデンサと上記第2のトラン
    ジスタとの接続点を第3のトランジスタのエミッタに接
    続し、第3のトランジスタのコレクタをエミッタがアー
    スされた第4のトランジスタのベースに接続し第3のト
    ランジスタのベースと第4のトランジスタのコレクタを
    (”Vcc)なる電位点に接続し、第4のトランジスタ
    のコレクタエミッタ間電圧を(1−に/1)vBEに等
    しくなしたことを特徴とする発振器。
JP1978012451U 1978-02-02 1978-02-02 発振器 Expired JPS5912821Y2 (ja)

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JP1978012451U JPS5912821Y2 (ja) 1978-02-02 1978-02-02 発振器

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JP1978012451U JPS5912821Y2 (ja) 1978-02-02 1978-02-02 発振器

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JPS54115850U JPS54115850U (ja) 1979-08-14
JPS5912821Y2 true JPS5912821Y2 (ja) 1984-04-17

Family

ID=28828744

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JP1978012451U Expired JPS5912821Y2 (ja) 1978-02-02 1978-02-02 発振器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4973958A (ja) * 1972-11-15 1974-07-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4973958A (ja) * 1972-11-15 1974-07-17

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JPS54115850U (ja) 1979-08-14

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