JPS59124016A - 磁気ヘツド - Google Patents

磁気ヘツド

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Publication number
JPS59124016A
JPS59124016A JP23319682A JP23319682A JPS59124016A JP S59124016 A JPS59124016 A JP S59124016A JP 23319682 A JP23319682 A JP 23319682A JP 23319682 A JP23319682 A JP 23319682A JP S59124016 A JPS59124016 A JP S59124016A
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JP
Japan
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magnetic
main
auxiliary
head
magnetic pole
Prior art date
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Pending
Application number
JP23319682A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyoichi Shirane
白根 京一
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS59124016A publication Critical patent/JPS59124016A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/1278Structure or manufacture of heads, e.g. inductive specially adapted for magnetisations perpendicular to the surface of the record carrier

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、垂直記録方法を採用した磁°気ヘッドに関す
るものである。
背景技術とその問題点 従来、磁気記録媒体例えば磁気テープに磁気ヘッドによ
り磁気記録特に、高密度磁気記録(短波長記録)を行う
ことを主眼とする場合があった。
この場合、磁気テープにかかる磁気テープと磁気ヘッド
との相対的移行方向に沼う方向の磁化によって記録する
、いわゆる長手記録方法によるよりも、磁気テープの厚
さ方向の磁化によって記録する、いわゆる垂直記録方法
を採る方が有利であることが知られている。その理由は
、長手記録方法では記録信号が短波長になるほど磁化の
厚みに比し、波長が短か(なるため自己減磁損失が太き
(なるのに比して、垂直記録方法では磁性層内の自己減
磁損失が小さくなる性質をもつことに因ると説明されて
いる。
この垂直記録方法を実現する磁気ヘッドとしては、種々
のものが提案されてきた。この垂直記録方法において、
その記録(磁化)を理想的に行うためには、先ず第1に
、磁気ヘッドから出る磁界の主成分が磁気媒体にできる
だけ垂直になっている必要がある。そのため、第1図に
示すように、磁気記録媒体(1)を挾んで対向するよう
に、例えばパーマロイ薄膜より成る主磁極(2)と、補
助磁極(3)とを有し、この補助磁極(3)にコイル(
4)が巻装された補助磁極励磁型磁気ヘッドhが提案さ
れた。
しかしながら、この磁気ヘッドhでは、媒体(1)の背
後に、媒体(1)に接近して補助磁極(3)を置く必要
があることから、実際の組立や、磁気媒体の装着などの
取扱い操作が繁雑となる欠点があった。
これらの欠点を回避したものとして、第2図に示すよう
に、磁気媒体(1)として、その非磁性ペース(5)上
に高透磁率材層(6)によって裏打ちされた磁性層(7
)を設けた構造のものを用いると共に、磁気ヘッドとし
て主磁極(2)の一方の面或いは両方の面に高透磁率の
補助コア(8)を、主磁極(2)の先端、すなわち磁気
媒体との摺接面より後退させた位置に配置させ、コイル
(4)を補助コア(8)上に巻装して成る主磁極励磁型
単磁極ヘッドhを配置してその記録を行うようにしたも
のがあった。
しかし、この種の磁気ヘッドhは、開磁路構成であるた
め一般にはリング型磁気ヘッドに比較して記録効率が低
かった。この記録効率を向上させることは非常に重要な
ことであり、また高周波で使用することを考えると、駆
動を容易にするためにコイルのインピーダンスを低(す
ることが望ましかった。
この種の磁気ヘッドhにおいて、第3図に示す如く主磁
極(2)とコイル(4)の中心までの距離なa、主磁極
(2)の長さをbとしたとき、a/b : 1〜1・5
とすると、実験的にも、理論的にも最も記録効率が良い
ことが究明された。また、コイル(4)は、補助コア(
8)のできるだけ先端に巻装し、さらに巻径を小さくす
ると記録効率を上げ、コイル(4)のインピーダンスが
下げられることは自明であった。問題はこのような磁気
ヘッドをいかにして実現するかという点にあった。
この第3図に示す如き磁気ヘッドにおいては、記録効率
を上げるために主磁極(2)とコイル(4)の中心まで
の距離aを小さくするとコアが細くなるため機械的強度
が問題になり、実際上限度があった。
そのため、第4図に示す如く主磁極(2)を挾持する補
助コア(8) (8’)の外面側に巻線用窓孔(91(
9’)を形成した非磁性保護体叫a6+を配置してなる
磁気ヘッドが提案された。ところで、この磁気ヘッドは
第5図に示す工程により製作される。先ず、巻線用窓孔
(9)を形成する凹部(lla)と、一方の補助コア(
8)が接合される接着面(llb)を形成した一方の保
護体(101となる非磁性体ブロック(1υに、一方の
補助コア(8)となるフェライト等の磁性板状ブロック
(121を、凹部(lla)の先端部内面から接着面(
llb)にかけてガラス接着剤(131により接着する
。次に非磁性体ブロック(11)の凹部(lla)の先
端部外側面から磁性板状ブロック(121の側面にかげ
て、磁性板状ブロック02が所要の厚みになるように鏡
面研磨して一方の複合ブロック圓を形成し、この鏡面加
工面(14a)に主磁極膜(2)を付着する。そして主
磁極膜(2)の他側面側に上述の非磁性体ブPツク(1
1)と磁性板状ブロック側との複合ブロックIと同様の
方法で製作した他方の複合ブロック篩を接合する。しか
る後この接合体を所定のトラック幅になるように主磁極
膜(2)に関して切断し、ヘッド取付は用ベース(図示
せず)に接着して磁気媒体との摺動面を研磨し、凹部(
lla)(lla’)から成る巻線用窓孔(91(9’
1にコイル(4)を巻線する。この工程によって第4図
に示す磁気ヘッドが得られる。
このように磁気ヘッドを構成することによりコイル(4
)の巻線部分を細くしても、両側の非磁性保護体no+
a6によって支えられるため機械的強度を保つことがで
き、従って補助コア(81(8)を肉薄にすることがで
きた。
しかし、このような構成の磁気ヘッドでは非磁性ブロッ
ク旧)面と磁性板状ブロックf12)(121による複
合ブロック(141(141の製作過程で次のような問
題がある。
(1)非磁性体ブロック旧)(113を加工する際、巻
線窓  ゛凡用凹部(lla)(lla)の加工精度、
特に巻緋窓孔用凹部(lla)(lla)の先端部内面
p、pと磁性板状7” o ツク(121t121 (
D 接合面(llb)(llb’)とのなす角度の加工
精度を上げることが困難である。(第6図A参照)。
(2)そのため磁性板状ブロック(12) asを接着
すると非磁性体ブロック(111(16の加工精度が上
げられない上、接着箇所が同一平面上にないため、接着
層を薄(することは困難である。(第6図B参照)。
(3)接着層が厚くなるため、その中に気泡Cが生じ易
(、また接着剤Q31 (131はガラスを用いても一
般フエライト等と比較すると軟質で鏡面研磨において凹
みdが生じ、特に接着層が広くなれば、轟然凹みdは太
き(深くなる。(第7図参照)。
(4)この上に゛主磁極となる磁性薄膜をスパッタ、蒸
着等の方法で付着すると気泡C或いは凹みdの部分にお
いて段切れが生じ、または切れないまでも磁性薄膜は薄
くなり磁気特性が劣化する。
それゆえ、これらの欠点を改善し、量産にも向き、さら
に記録再生効率も改善される第8図の如き垂直記録ヘッ
ドが提案された。
この例における磁気ヘッドHは軟質磁性材料薄膜層より
なる主磁極(221を、−側面側に保護膜(23)を接
合して両側からガード材ブロックを挾持するように接合
し一体化する。このガード材ブロック(241(241
は磁気媒体の対接面から所要の位置まで延在する非磁性
材部(251(25)とこの後方に接合される磁性材部
Qe−から形成され、磁性材部eat ag+には主磁
極@に接合されコイル(4)が巻装される補助磁極部(
27) (271があり、溝部(291−が形成されて
おり、この溝部(29)(23を通し主磁極(221に
補助磁極部(2n (27)を介してコイル(2滲が巻
装されて構成されている。
この垂直記録磁気ヘッドの製作方法を第9図を参照して
説明する。
先ず、非磁性板状ブロック胡と磁性材ブロック(34と
を用意する。この非磁性板状ブロック6υとしては非磁
性フェライト(Znフェライト)、フォルステライト、
フォトセラム、結晶化ガラス、チタンバリウム、チタン
酸カリウム、A0203−TiC系のセラミックス等よ
り構成し得、また磁性材ブロック国はMn −Zn系、
Ni −Zn系フェライト等より構成し得るが、非磁性
板状ブロックc31)及び磁性材ブロックC34はその
熱膨張率が近似することが望まれ、これがため非磁性板
状ブロック6υ及び磁性材ブロック(3りは夫々非磁性
及び磁性フェライトより構成することが望ましい。この
非磁性板状ブロック則及び磁性材ブロック(321の夫
々の一面ヲ鏡面研磨する。次に磁性材ブロック(34の
鏡面研磨面(32a)に溝(331を所要間隔で例えば
等脚台形をくりぬいた形に形成する。この状態で磁性材
ブロックS4の鏡面研磨面(32a)に非磁性板状5ブ
ロツクGυの鏡面研磨面(31a)を対向させて接合す
る。この接合はガラス融着或いはエポキシ接着剤、若し
くは無機系接着剤或いは水ガラス等の接着剤(−341
によって行い得るが、ガラス融着が望ましく後の工程で
再びガラス融着することがあるので2度目の融着で溶融
しない程度に高温のガラスを用いる。次に、鎖線用、 
m2 、 m3・・・に示す面に沿って非磁性板状ブロ
ックC311と磁性材ブロックG321の接合体(3国
を所要の厚さに非磁性板状ブロックSt+及び磁性材ブ
ロック(321を横切るように切断して一方のガード材
ブロック(24となる複数の複合板状体(ト)を切出す
。そして板状体(361の非磁性板状ブロック部分Gυ
及び磁性材ブロック部分o3に差渡る一生面(36,1
)を鏡面仕上げする。この鏡面仕上げにおいては記録再
生の効率を上げるために前述した主磁極(肋の先端近く
の補助磁極部(2ηの厚さを前述の第3図において説明
した如< a/b = 1〜1.5程度にする必要があ
り、一方、分割溝部(29)の大きさはコイルを充分巻
(ため、あまり小さくできないので分割溝部c9)とな
る溝間の縁部が研磨時に割れ易(なる。そこで強度を確
保するため磁性材ブロックG4の溝(至)を台形に形成
し、補助磁極部(2)が先細になるようになし、さらに
補助磁極部(271の下部に相当する底部の角を丸くす
ることが望ましい。また、補助磁極部(27)の先端は
薄(する必要があるので強度を保った怜接着ガラスで覆
って補強する。このように補助磁極L’1A(2nを先
細に形成することにより記録再生の効率は向上される。
このように形成した複合板状体(361の鏡面(36a
)に前述した主磁極シ2を構成する例えば厚さ0.5〜
3μmのパーマロイ、センダスト、磁性アモルファス等
よりなる磁性薄膜G37)をスパッタ、蒸着、イオンプ
レーティング等で被着し、必要なトラック幅及び間隔で
主磁極(2aが形成されるようにフォトエツチングする
。次にこれの上に保護膜(至)を形成する5i02 、
8菫3N4.AQ203等の絶縁保腰膜關をスバ)タリ
ング、蒸着、イオンブレーティング等で被着する。しか
るのち前述した複合板状体間と同様の方法で製作した他
方のガード材ブロックCI!ルとなる複合板状体(36
1を絶縁保護膜開側から接着する。この接着剤儲として
はガラス接着剤を用いることが信頼性向上という意味か
らは望ましいが、水ガラス等の無機系の接着剤、エポキ
シ樹脂等の有機接着剤を用いることもできる。
また、この場合他方の複合板状体(3山の接合面に予め
主磁極(2りとなる磁性薄膜c3′Oに対応する溝を例
えばエツチングによって形成し、この溝内に接着剤を充
填することによって両複合板状体関及び−を接着するこ
ともできる。
そして鎖ffan1.n2.・・・・に示すように各帯
状の磁性薄膜t2力に関して切断し、ヘッド取付用ベー
ス(図示せず)に接着し先端面すなわち被磁性板状ブロ
ック6υの表面側を研磨し、ここに磁気媒体との摺接面
Sを形成する。このような工程によれば磁気記録媒体と
の摺接面Sに臨んで磁性薄膜6ηからなる主磁極t2z
が設けられ、この主磁極c!2はその先端部の両側には
非磁性材部(25+ (2’;>が配置され、その後方
には磁性材部(261(26が配置されることになり、
溝I29+ (29) Kコイル(4)を巻線すること
にまり本イ列四による磁気ヘッドHが得られる。
そして、次のような特徴を持つ。
(1)非磁性材と磁性材からなる複合ブロックを制作す
るとき接合面が平面上にあるため、鏡面研磨ができ、ま
た加工精度が容易に上げられるので非常に薄くできろ。
さらに表面で接着するので接着作業も簡単であり、その
ため従来の欠点すなわち接着層に気泡が生じたり、凹み
ができる等の問題は起きず、また巻線用窓となる溝の構
造は寄単で1回の加工で容易に形成することができる。
(2)また、前述の第4図及び第5図に示される構造の
磁気ヘッドでは複合ブロックを1個1個接着して制作し
なければならないが本4’lYによるときは1皮接着し
て切断するだけで多数の複合ブロックを製作することが
できるので量産に適する。
(3)主磁極先端付近の補助磁極の形状を機械的強度を
増すため、また記録再生効率を向上させるために先細に
するには前述の−IIA例では補助磁極を構成するフェ
ライトブロックを1個1個先細の形状に加工する必要が
あり、ブロックの形状が複雑になるだけ加工精度も上げ
に(く、さらに加工に手数を要するが、本A?“j・に
よるときは溝を形成する研削に必要な形状の砥石を用い
るだけでよいので加工精度が向上すると共に簡単に加工
できる。
(4)また、前述した従来の磁気ヘッドでは薄い磁性材
料に対して非磁性材料の接着範囲が広く、しかも2面で
接着するので熱膨張率は一致した材料を用いないと磁性
材料が割れるおそれがちるが、本4’)にによれば非磁
性材料の部分は薄(小さいので従って接着長さも小さく
磁性材料と接着できる熱膨張率の範囲が従来の磁気ヘッ
ドはど厳しくな(それだけ材料の選択範囲が広(なる。
このように改良されてきた垂直記録方法を採用した主磁
極励磁型の単磁極ヘッドについ文も、従来の長手記録方
法を採用した磁気ヘッドと同様、いわゆるマルチチャン
ネル等に利用できる複数のヘッド素子を有して簡単な構
成の磁気ヘッドと成すIことが要請された。
発明の目的 本発明はかかる点に鑑み、複数のヘッド素子夫々が垂直
記録方法を採る構成簡単な磁気ヘッドを提供せんとする
ものである。
発明の概要 本発明磁気ヘッドは、補助磁性コアと、補助磁性コアの
第1の面に一端が補助磁性コアの一端面より突出して設
けられた磁性薄膜よりなる第1の主磁極と、補助磁性コ
アの第1の面に対向する面に一端が補助磁性コアの一端
面より突出して設けられた磁性薄膜よりなる第2の主磁
極と、補助磁性コアの一端面において第1及び第2の主
磁極に接合される第1.第2の補助磁極部を形成する切
除部と、第1の主磁極及び第1の補助磁極部をかこんで
形成された第1の巻線と、第2の主磁極及び第2の補助
磁極部をかこんで形成された第2の巻線とを有し、磁気
記録媒体の記録トラックの長手方向に複数のヘッド素子
を配するようにしたものであり、複数のヘッド素子の夫
々が垂直記録方法を採る構成簡単な磁気ヘッドを提供せ
んとするものである。
実施例 以下、第10図及び第11図を参照して本発明磁気ヘッ
ドの一実施例につき説明しよう。これら第10図及び第
11図において第8図に対応する部分には同一符号を伺
ルそれらの詳細な説明は省略する。
第10図及び第11図において、(4■は例えば磁性フ
ェライトより構成する補助磁性コアを示し、この補助磁
性コア(10)の−側面(40a)所定位置に、補助磁
性コア(4(歌の端面(40G)より突出させて高透磁
率の磁性薄膜よりなる主磁極(4I)を設ける。また、
この補助磁性コア[40)の−側面(4Q、a )に対
向するもう一方の側面(40b)にも高透磁率の磁性薄
膜よりなる主磁極(4a (43を一端が補助磁性コア
の端面(40C)より突出する如(設ける。本例では、
主磁極(4υを記録再生用として、主磁極(42) (
43)を夫々消去用として用いたマルチチャンネルヘッ
ドとする。また。
(40d)は例えば等脚台形状に切除された切除部を示
し、この切除部(40d)両側には主磁極(41)及び
(421(4:りに接合すると共に主磁極(4])及び
(・ツ々、(43を補助する補助磁極部(40e) (
40f)を形成する。また、この補助磁性コア(40)
の両側には、前述した第8図例同様の磁性材部(26)
 (26’)を装着し、 (25) (25’)(25
a)は夫々非磁性材部である。
このような構成を採る本実施例の磁気ヘッドの製造工程
を上述した第9図及び第12図を参照して説明しよう。
本実施例の磁気ヘッドの製造工程は、第8図例の製造工
程を示した第9図における最終工程としての接着剤(3
9)による接着工程まで、゛第8図例と全く同様である
。そして、第9図の最終工程の磁性材ブロックC321
を図の幅方向所定位置で切断し、切断面を鏡面研磨して
1本実施例の補助磁性コア(40を得る。ここで、この
鏡面研磨した切断面一が補助磁性コア(40の一側面(
40b)となる如くする。それから、−側面(40b)
に磁性薄膜と第11図の如き位置関係となるように高透
磁率の2つの磁性薄膜をスパッタリング等で被着し、主
磁極(4I)と共に磁気記録媒体の記録トラック長手方
向に所定の段差をもって配する如くなされた主磁極(4
21及び(43を形成するようにする。また1図示せず
も第9図の場合と同様にこの主磁極(4つ的の上に絶縁
保護膜を形成する構成を可とする。しかるのち、接着剤
(39)例えばガラス接着剤を用いて補助磁性コア(4
1と磁性材部(2(へ)とを第12図の如く接着する。
尚、他の工程は従来の第8図例の工程と同様として、本
実施例のマルチチャンネルの磁気ヘッドを得るものとす
る。
このように本実施例によれば、従来改良されてきた簡単
な構成の′を磁極励磁型の単磁極ヘッドを夫々記録トラ
ック長手方向に所定の段差をもって配するようにしたの
で、簡単な構成でマルチチャンネルの磁気ヘッドが得ら
れる利益がある。特に、垂直記録用主磁極励磁型ヘッド
の補助磁性コアはり/グヘッドのコアと異なり閉磁路の
一部をなしておらず隣接するヘッド相互に磁束の悪影響
が起こらないので、単純に配列するだけで菌性能マルチ
チャンネルの磁気ヘッドを得ることができる。
また、第13図及び第14図は本発明の他の実施例を示
す。これら第13図及び第14図において5第10図及
び第11図に対応する部分には、同−符号を付しそれら
の詳細な説明は省略する。
この実施例は第10図例における補助磁性コア(4Gに
連ねて第13図の如(補助磁性コア(40’)を設けた
ものである。この実施例では第14図に示す如(。
主磁極(41a)、(42a、)、(43a)を、主磁
極(41a)及び(42a)をトラッキングサーボ用と
して用い、主磁極(43a)を記録再生ヘッド用として
用い、主磁極(43a)によりトラッキングしているト
ラックの一部を主磁極(41a)(42a)でオーバー
ライドしながらトラッキングサーボをかける如くする。
尚、(25b)は補助磁性コア(40’)に接合される
非磁性拐部を示し、他の部分は第10図例同様に構成す
るものとする。
この実施例の磁気ヘッドを製造する工程は、第10図例
の製造工程中の補助磁性コア(40)の製造工程を反復
して、補助磁性コアIO(40’)を得るようにすれば
よく、他の工程は第10図例と全く同様で良い。
この実施例によっても第10図例同様の作用効果が得ら
れることは容易に理解できよう。
また、この実施例にあってはヘッド素子を第14図の如
き段差をつけて配してトラッキングサーボを行なうマル
チチャンネル型磁気ヘッドとする構成を採ったが、第1
5図に示す如き段差をつけて主磁極(41b) (42
b) (43b)を磁気テープ長手方向に配して3チヤ
ンネル型とする構成を採るを可とする。あるいは第16
図に示す如き段差をつけて主磁極(41c)(42c)
(43c)を、磁気テープ長手方向に配し、主磁極(4
1c)(42c)をトラッキングサーボ用として用い主
磁極(43c)のトラッキングしているトラックの信号
をひろいながらサーボをかけるようにすると共に主磁極
(43C)を記録書生ヘッド用として用いる構成を採る
ことも可能である。
また、第17図は本発明の他の実施例を示す。
この第17図において、第1O図に対応する部分には同
一符号を付す。この例による磁気ヘッドは、補助磁極部
の幅をヘッドの厚みに関係なく主磁極幅と略同程度に形
成し、コイルのイノビーダンスを下けて高周波駆動が容
易に行えるようにしたものである。ここで、clO)は
主磁極幅と補助磁極部の幅をヘッドの厚みに関係な(、
略同程度にするため非磁性材料例えばガラスにより置き
かえた非磁性材部である。
次に、この例の磁気ヘッドΩ製造方法を第18図につい
て説明する。
まず例えばMn −Sn系フェライト成るいはN1−Z
・系ツーライト等より4る磁性体プ・ツク5υと例えば
ガラスセラミックス、非磁性の地糸フェライト等より構
成される非磁性板状体t521を用意し、磁性体ブロッ
ク(511の一生面(518)に後述する切断間隔に一
致するようにコ字状または台形状の溝531を形成しこ
の溝(53)にガラス等の非磁性材5句を充填する。そ
の後磁性体ブロック511の主面(51a)を非磁性材
64)の表面と共に鏡面研磨する。この鏡面研磨におい
ては非磁性材(51を充填した溝53)の深さは溝部(
ハ)の深さよりやや浅くなることが望ましい。また鏡面
研磨面(51a)における磁性体(51)の表出幅はト
ラック幅に一致するか少し広くなる程度に溝6310幅
を設定する。
尚、この溝部)を形成する際、磁性体6υの縁部に割れ
が生じないように注意する必要があり割れが生じる虞れ
がある場合はそれが生じない範囲で溝幅を狭くする必要
がある。
次に、磁性体ブロック(511の主面(51a)に非磁
性材5aを充填した溝531と直角方向に前述の分割溝
部(291となる例えば等脚台形状にえぐった溝55)
を所要間隔で形成する。そしてこの主面(51a)に非
磁性板状体(!52をその主面(52a)を鏡面研磨し
て接合する。この非磁性板状体じの接合は溝53)に光
硝した非磁性材641としてのガラスが溶融しない程度
の高温のガラスにより融着することが望ましく、また他
に水ガラス等の無機系接着剤エポキシ樹脂等の有機接着
剤を用いることもできる。
この杼にして磁性体ブロックC111と非磁性板状体(
571とを接合した後、Q #ji ml 、m2 、
m3 、−−− K示す面にそって切断して一つのガー
ド材ブロック(財)となる複数の複合板状体66)を切
り出す。次にこの複合板状体卵の磁性体ブロック部(5
1’)から非磁性板状体部(52’)に差し渡る主磁極
形成面(56a)を鏡面研磨した後、この面に最終的に
前述した主磁極(2湯を構成する例えば厚さ0.5〜3
μmのパーマロイ、セ/ダスト、磁性アモルファス等よ
りなる磁性薄膜筒をスパッタリング、蒸着、イオンプレ
ーディング等の方法によって被着する。次に磁性薄膜5
7)を例えばフォトエツチングによって所定のトラック
幅と間隔をもって、平衡をなす帯状に残して除去する。
この場合帯状の磁性薄膜51は磁性体ブロック部(51
Jの非磁性材(541を充填した溝63;の間、すなわ
ち補助磁極部上に位置する様に被着形成する。更に、帯
状磁性薄膜5Dの上か・ら複合板状体6−の主面(56
a)に保護膜(ハ)となる5i02 、  Si3N4
 、 AI!203等の絶縁保膜膜層(5gjを被着す
る。そこで複合板状体15Fjと同様に形成した他方の
ガード材ブロック(24’)となる複合板状体(56’
)を用意し、その−主面(56a’)を鏡面研磨して一
方の複合板状体561の主面(56a)側に絶縁保M 
H581を介して接着する。この場合他方の複合板状体
(56’)の補助磁極部は一方の複合板状体(56)の
補助磁極部と対向させ帯状磁性薄膜5nを挾持する様に
接着する。これ以下の工程は、第9図例同様にしてマル
チチャンネル型の磁気ヘッドを得るようにする。
このような本例の磁気ヘッドによれば、第10図例の作
用効果に加えて補助磁極部上を主磁極1輻と略等しく形
成し、この補助磁極部を非磁性部材、により保持して構
成するので、補助磁極部がヘッドの厚さに対して中1+
狭であっても機械的強度は充分に確保される利益かある
。また、補助磁極部は主磁極と略同幅で幅狭であるため
、補助磁極部に巻装されるコイルのインピーダンスはコ
イル中のコアの断面積に略比例するので低下されること
になり1本例の磁気ヘッドはへ周波駆動をより容易にす
ることかできる利益がある。また、従来と同等のインピ
ーダンスまで昨されるとすればそれだけコイルを多く巻
装することができ記録再生感度を上げることが可能とな
りトラック幅の狭い狭トラツクヘッドの実現も容易とな
る利益がある。
尚、本発明は上述実施例に限らず本発明の要旨を逸脱す
ることなくその他種々の構成を採り得ることは勿論であ
る。
発明の効果 以上述べたように本発明に依れば、複数のヘッド素子夫
々が垂直記録方法を採る。構成簡単な磁気ヘッドが得ら
れる利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図及び第8図は夫々従来の垂直記録型磁気
ヘッドの例を示す線図、第5図は第4図例の磁気ヘッド
の製造工程図、第6図及び第7図は第4図例の説明に供
する線図、第9図は第8図例の製造工程図、第1O図は
本発明磁気ヘッドの一実施例を示す正面図、第11図は
第10図例の平面図、第12図は第10図例の説明に供
する線図、第13図及び第14図、第15図、第16図
、第17図は夫々本発明の他の実施例を示す線図、第1
8図は第17図例の製造工程の要部の例を示す線図であ
る。 +41)は補助磁性コア、(4υ、(4り、(43は夫
々主磁極、(40e) 、(40f)は夫々補助磁極部
、(4od) k191除部、(4)は巻線である。 同      松  隈 秀 盛 第午図 ・第7図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 補助磁性コアと、該補助磁性コアの第1の面に一端が補
    助磁性コアの一端面より突出して設けられた磁性薄膜よ
    りなる第1の主磁極と、上記補助磁性コアの上記第1の
    面に対向する面に一端が補助磁性コアの上記一端面より
    突出して設けられた磁性薄膜よりなる第2の主磁極と、
    上記補助磁性コアの上記一端面において上記第1及び第
    2の主磁極に接合される第1.第2の補助磁極部を形成
    する切除部と、上記第1の主磁極及び上記第1の補助磁
    極部をかこんで形成された第10巻線と、上記第2の主
    磁極及び上記M2の補助磁極部をがこんで形成された第
    2の巻線とを有し、磁気記録媒体の記録トラックの長手
    方向に複数のヘッド素子を配するようにしたことを特徴
    とする磁気ヘッド。
JP23319682A 1982-12-29 1982-12-29 磁気ヘツド Pending JPS59124016A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0175800A1 (en) * 1984-09-24 1986-04-02 Sony Corporation Magnetic transducer head
US5138508A (en) * 1988-04-12 1992-08-11 Ngk Insulators, Ltd. Magnetic head core

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0175800A1 (en) * 1984-09-24 1986-04-02 Sony Corporation Magnetic transducer head
US5138508A (en) * 1988-04-12 1992-08-11 Ngk Insulators, Ltd. Magnetic head core

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