JPS59122526A - 制振材料 - Google Patents
制振材料Info
- Publication number
- JPS59122526A JPS59122526A JP22905482A JP22905482A JPS59122526A JP S59122526 A JPS59122526 A JP S59122526A JP 22905482 A JP22905482 A JP 22905482A JP 22905482 A JP22905482 A JP 22905482A JP S59122526 A JPS59122526 A JP S59122526A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration damping
- damping
- damping material
- plastic
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発”明は割振機能の優れた制振材料に関するものであ
る。従来顕微鏡などの精密機器の様な振動をきらう装置
類を、床振動から保護する目的で銅盤やゴムなどがよく
用いられている。
る。従来顕微鏡などの精密機器の様な振動をきらう装置
類を、床振動から保護する目的で銅盤やゴムなどがよく
用いられている。
一般にダッシュポットを用いた1次元の弾性体の振動伝
達率Tは次式で表わされる。
達率Tは次式で表わされる。
ω:外来振動の振動数
ωO:弾性体の固有振動数
ε:弾性体の減衰定数
図をと27ωOをパラメータとするTの”/(1)0依
存性のグラフを示す。Tは0シ′ωOχ1の領域では減
衰比27ωOが大きいほど小さくなり、′2′ωo )
1では1より小さくなる。それ故、減衰比 /ωOが
大きくかつ固有振動数ωOが小さい時減衰機能は大きく
なる。しかし、弾性体の固有振動数ωOは弾性体の大き
さに依存し、これを小さくすることは一般に困難である
。即ち、”/ωoを常に1より大きくすることは困難で
ある。従って減衰比/c1)。
存性のグラフを示す。Tは0シ′ωOχ1の領域では減
衰比27ωOが大きいほど小さくなり、′2′ωo )
1では1より小さくなる。それ故、減衰比 /ωOが
大きくかつ固有振動数ωOが小さい時減衰機能は大きく
なる。しかし、弾性体の固有振動数ωOは弾性体の大き
さに依存し、これを小さくすることは一般に困難である
。即ち、”/ωoを常に1より大きくすることは困難で
ある。従って減衰比/c1)。
が大きい材料が要求される。一方、弾性体の剛性(たと
えばヤング率)が小さい場合、弾性体の揺動が大きくな
り精密機器のベッドなどとしては不適当である。それ故
、一般にヤング率の大きい材料が要求される。即ち制振
材料として用いる場合、減衰比が大きく、ヤング率が大
きいことが要求される。さらに外力が加わった時の弾性
体の変位を小さくする為に大きい密度が要求される。
えばヤング率)が小さい場合、弾性体の揺動が大きくな
り精密機器のベッドなどとしては不適当である。それ故
、一般にヤング率の大きい材料が要求される。即ち制振
材料として用いる場合、減衰比が大きく、ヤング率が大
きいことが要求される。さらに外力が加わった時の弾性
体の変位を小さくする為に大きい密度が要求される。
しかしながら、前記した従来の制振材料は制振機能と云
う観点からは各種の欠点を持っていた。
う観点からは各種の欠点を持っていた。
たとえば、銅盤は剛性が大きいことからその上に大きい
質量を持つ装置類を設置しても、たわみ等の変形が起り
にくい反面、振動を抑える機能は小さい。一方、プラス
チック等の弾性体は振動を抑える機能は大きいものの、
剛性が小さく質量の大きいものをその上に設置するとた
わみ等の変形を起し易かった。このため、精密機器を多
用する今日、割振機能の優れた割振材料の開発が待たれ
ていた。
質量を持つ装置類を設置しても、たわみ等の変形が起り
にくい反面、振動を抑える機能は小さい。一方、プラス
チック等の弾性体は振動を抑える機能は大きいものの、
剛性が小さく質量の大きいものをその上に設置するとた
わみ等の変形を起し易かった。このため、精密機器を多
用する今日、割振機能の優れた割振材料の開発が待たれ
ていた。
本発明の目的は、前記従来の欠点を除去し、高い剛性を
持ち、かつ制振機能の大きい新規な制振材料を提供する
ことにある。
持ち、かつ制振機能の大きい新規な制振材料を提供する
ことにある。
本発明による材料は鉄酸化物の粒径がo、iμm〜10
0μmの微粒子をプラスチックなどの弾性体を結合材に
対して重量百分率で40チから90%の組成比で混合し
、固型化することにより、高密度で大きい剛性をもち、
かつ高い減衰機能をもつようにしたものである。
0μmの微粒子をプラスチックなどの弾性体を結合材に
対して重量百分率で40チから90%の組成比で混合し
、固型化することにより、高密度で大きい剛性をもち、
かつ高い減衰機能をもつようにしたものである。
プラスチックは対数減衰率で0.05〜04と大きい減
衰機能を持ち、その剛性はヤング率で106〜10’
”7m 2と、鉄の10−5〜10′はどの大きさの典
型的な弾性体である。鉄酸化物としてのフェライト粒子
は密度が約5と大きく、粒径が0.1μm程度まで均一
に細かくすることができ、かつ硬度も大きい。プラスチ
ックを結合材として使用することにより、材料の減衰比
27ω0は大きくなる。これをフェライト粒子とまぜあ
わせ、固形化することにより剛性がまし、結果的に大き
い減衰機能と高い剛性をもつ制振材料が得られる。
衰機能を持ち、その剛性はヤング率で106〜10’
”7m 2と、鉄の10−5〜10′はどの大きさの典
型的な弾性体である。鉄酸化物としてのフェライト粒子
は密度が約5と大きく、粒径が0.1μm程度まで均一
に細かくすることができ、かつ硬度も大きい。プラスチ
ックを結合材として使用することにより、材料の減衰比
27ω0は大きくなる。これをフェライト粒子とまぜあ
わせ、固形化することにより剛性がまし、結果的に大き
い減衰機能と高い剛性をもつ制振材料が得られる。
高い密度の粒子を用いることは、弾性体の密度を太きく
し、固有振動数ω0の増加を抑え、制振機能の向上に寄
与している。組成比が90%をこえると一般にこの材料
は固形化が困難となり、かつ40%以下では材料強度が
小さくなり、実用上、使用に耐えない。また、粒径が1
00μm以上になると1粒子あたりの質量が大きくなり
、均一な混合が困難となり、0.1μm 以下の均一な
フェライト粒子を大量lこ得ることは現状では困難であ
る。図から明らかなように、振動伝達率が最も大きく変
化するのはその材料の固有振動数付近であるのでそこで
の振動減衰で材料の減衰機能が評価され得ると考えられ
る。
し、固有振動数ω0の増加を抑え、制振機能の向上に寄
与している。組成比が90%をこえると一般にこの材料
は固形化が困難となり、かつ40%以下では材料強度が
小さくなり、実用上、使用に耐えない。また、粒径が1
00μm以上になると1粒子あたりの質量が大きくなり
、均一な混合が困難となり、0.1μm 以下の均一な
フェライト粒子を大量lこ得ることは現状では困難であ
る。図から明らかなように、振動伝達率が最も大きく変
化するのはその材料の固有振動数付近であるのでそこで
の振動減衰で材料の減衰機能が評価され得ると考えられ
る。
本発明において使用できる結合材はプラスチックゴム系
、ポリプロピレン系そしてポリエステル系の各種プラス
チックを使用することができる。
、ポリプロピレン系そしてポリエステル系の各種プラス
チックを使用することができる。
本発明の一笑施例として鉄酸化物として平均粒径1μm
のフェライト粒子を用い、結合材と(7てタロロスルフ
ォン化ポリエチレン(5)、ポリプロピレン(B)、ポ
リエステル(qを用いてそれぞれの配合瑯を変えて混合
し、固型化して作製した割振材料を30CIrL×2C
n′L×ICnの形状に整形し、2点吊り法によりたわ
み振動の基本モードを励起し、その固有振動数とその時
の減衰の速さからヤング率(8と対数減衰率に)を求め
た結果を表1に示す。
のフェライト粒子を用い、結合材と(7てタロロスルフ
ォン化ポリエチレン(5)、ポリプロピレン(B)、ポ
リエステル(qを用いてそれぞれの配合瑯を変えて混合
し、固型化して作製した割振材料を30CIrL×2C
n′L×ICnの形状に整形し、2点吊り法によりたわ
み振動の基本モードを励起し、その固有振動数とその時
の減衰の速さからヤング率(8と対数減衰率に)を求め
た結果を表1に示す。
表1
表から明らかなように、プラスチック100チの材料に
比べ、フェライト含有量が増すにつれて密度(d)が瑠
加し、ヤング率(ト))が大きくなり高い剛性をもつよ
うになっていることがわかる。一方、対数減衰率(△)
は、プラスチック100%の材料とほぼ同程度のΔを保
持し、高い剛性をもち、かつ割振機能の大きい優れた制
振材料ができていることがわかる。
比べ、フェライト含有量が増すにつれて密度(d)が瑠
加し、ヤング率(ト))が大きくなり高い剛性をもつよ
うになっていることがわかる。一方、対数減衰率(△)
は、プラスチック100%の材料とほぼ同程度のΔを保
持し、高い剛性をもち、かつ割振機能の大きい優れた制
振材料ができていることがわかる。
図は弾性体の振動伝達率を説明するだめの図である。
KI ン皮 委父比 (%0)
Claims (1)
- 0.1μm〜100μmの範囲で選択された粒径を持つ
′鉄酸化物を重量百分率で40チ〜90%の組成に対し
て主結合材として弾性率の大きいプラスチックを混合し
て固型化してなることを特徴とする制振材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22905482A JPS59122526A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 制振材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22905482A JPS59122526A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 制振材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59122526A true JPS59122526A (ja) | 1984-07-16 |
Family
ID=16886019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22905482A Pending JPS59122526A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 制振材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59122526A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003085201A1 (de) * | 2002-04-07 | 2003-10-16 | Wirthwein Ag | Dämpfungsmittel für schienen |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5322553A (en) * | 1976-08-12 | 1978-03-02 | Nippon Zeon Co Ltd | Soundproof vibration-proof sheets |
JPS5859261A (ja) * | 1981-10-05 | 1983-04-08 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 防振用ゴム組成物 |
-
1982
- 1982-12-28 JP JP22905482A patent/JPS59122526A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5322553A (en) * | 1976-08-12 | 1978-03-02 | Nippon Zeon Co Ltd | Soundproof vibration-proof sheets |
JPS5859261A (ja) * | 1981-10-05 | 1983-04-08 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 防振用ゴム組成物 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003085201A1 (de) * | 2002-04-07 | 2003-10-16 | Wirthwein Ag | Dämpfungsmittel für schienen |
JP2005522602A (ja) * | 2002-04-07 | 2005-07-28 | ヴィルトヴァイン アーゲー | レールの緩衝手段 |
US7234647B2 (en) | 2002-04-07 | 2007-06-26 | Wirthwein Ag | Damping device for rails |
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