JPS5859261A - 防振用ゴム組成物 - Google Patents

防振用ゴム組成物

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JPS5859261A
JPS5859261A JP15837981A JP15837981A JPS5859261A JP S5859261 A JPS5859261 A JP S5859261A JP 15837981 A JP15837981 A JP 15837981A JP 15837981 A JP15837981 A JP 15837981A JP S5859261 A JPS5859261 A JP S5859261A
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rubber
vibration
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peroxide
weight
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JP15837981A
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Masahiro Ikeda
昌弘 池田
Satoru Sugano
悟 菅野
Ryoichi Sado
佐渡 良一
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は防振用ゴム組成物、特には温度特性および制振
効果の改良された防振用ゴム組成物に関するものである
防振用ゴム組成物については、従来からブチル系ゴム・
など制振性のよい高分子材料を用いたものがピックアッ
プカートリッジのカンチレバー支持用ダンパーなどに汎
用されている。しかし、これらの防振材はその周波数振
動数が湿度に依存するため共振点のずれが大きく、その
制振効果が温度によって大きく変化するため、ごく狭い
温度範囲内でしか所望の性能を維持することができず、
これにはまたその加硫時間が長いため作業性がわるいと
いう欠点があった。
他方、との制振材については、シリコーンゴムが広い温
度範囲において安定した物性を示すというととから、こ
のシリコーンゴムにポリイソプテレyを配合してなる防
振用ゴム組成物も公知とされている(特開昭54−41
1157参照)が、これについてはポリイソブチレンが
加硫ポリマーとなり難く、シかもこれがシリコーンゴム
などとの相溶性にもかけるものであるため、この組成物
は共加硫することができず、したがって高温での保存、
加熱あるいは長期間の使用時にポリイソブチレンが表面
にブリードし、これによってその制振特性が経時的に著
しく劣化してしまうほか、これには他の樹脂、金属との
接着性が−わるいという欠点もあった。なお、この防振
用ゴム組成物について、本発明者らはさきにプチルゴA
系生ゴムにジオルガノボッシロキチンを配合したものを
提案し温度に対する制振効果変動については改良効果の
ないものであることが判った。
本発明はこのような不利を解決した防振用ゴム組成物に
関するものであって、これはイ)シツコーy生ゴム10
0重量部、口)ハロゲン含有量が0.5%以上であるへ
ロ、ゲン化ブチルゴム20〜100重量部、八)平均粒
子径が10声m以下の充填剤10〜200重量部および
二)有機過酸化物硬化剤とよ番)なることを特徴とする
ものである。
これを説明すると、本発明者らはシリコーンゴムとブチ
ル、ゴムとからなる防振用組成物の改質について′種々
検討の結果、このブチルゴムとして特にハロゲン化ブチ
ルゴムを選択すると、これがブチルゴムにくらべてν5
コーンゴムなどの相溶性、混線性においてすぐれている
ほか、加硫速度も早く、有機過酸化物によってシリコー
ンゴムとの共加硫ができること、また、これにさらに平
均粒子径が10μm以下の充填IIを1合すると補強効
果と共に防振効果も向上することを見出して本発明を完
成させた。
本発明の防振用組成物を構成するイ)成分としてのシリ
コーン生ゴムは一般式Rn8104−n−1− (ここにRは水素原子または非置換または置換の1価炭
化水素基、nは1.9〜2.02の正数)で示されるも
ので、この1価炭化水素基としてはメチル基、メチル基
、プロピル基、ブデル基などのアルキ4ル基、ビニル基
、アリル基などのフルケニル基、フェニル基などのアリ
ール基あるいはその水嵩基の1部または全部なへロゲン
原子などで置換した墓が例示されるが、このものは25
℃における粘度が1000oP以上、好ましくは500
00P以上のものとすることがよい。
本発明の組成物を構成する口)成分としてのノ10ゲン
化ブチルゴムは1−ブテンとイソプレンとの重合によっ
て得られるブチルゴムの鎖状分子12部分的に塩素、臭
素などのへロゲン基を導入したものであるが、本発明に
使用するハロゲン化ブチルゴムはそのハロゲン含有量が
o、 s を量%以上のものとする必要がある。これは
それがo、 s ii置置忘以下はV9コーンゴムとの
相溶性、混線性、およびこの加硫特性においてノ10ゲ
ン化して%sなVsブチルゴムと有意差が認められず実
質的C二本発明の目的が達成されないからである。また
、このハロゲン化ブチルゴムはシリコーンゴムとの分散
均一性、混線作業性の面からそのムーニー粘度が20〜
80の範囲とすることがよく、これによれば安定した品
質、特性をもつ防振性組成物が得られるが、この範囲外
では混線作業性、分散性がわるくなるので品質、特性の
管理が困難になる。なお、このハロゲン化ブチルゴムの
配合量はそれが20重量部以外では防振効果が不充分で
あり、こ・の100重量部以上の添加はシリコーンゴム
とブチルゴムとの相溶性を越えたものとなり、その分散
均一性が損なわれるので、これはシリコーンゴム1oo
x量部に対し20〜1001量部、好ましくは30〜8
0重量部とすることがよい。
本発明の防振用組成物には上記したイ)成分としてのシ
リコーンゴム、口>rft分としてのりσゲン化ブチル
ゴムに、さらにハ)成分として充填剤が配合されるが、
この充填剤としてはシシカ微粉末、けいそう土、酸化鉄
、酸化チタン、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、カーボンブ
ラックなどが例示される。この充填剤はその使用普が少
量にすぎると補強効果、防振効果の向上が期待できず、
この!OO重量部以上は混線が難しく、これを適量に添
加したものは防振ゴムとしての特性を失なうことになる
ので、これはシ9コーンゴム100重量部に対し、10
〜200重量部好ましくは20〜100重量部とされる
が、これはまたその平均粒子径がlO声m以上ではこの
添加による防振効果の向上がほとんど期待で傘な(なる
ので、10.am以下のものとする必要がある。
また、本発明の防振材は上記したイ)〜八)成分からな
る組成物を有機過酸化物の存在下で加熱硬化させること
によって得られるものであるから、この組成物には二)
成分としての有機過酸化物硬化剤の配合が必要とされる
が、これはシリコーンゴム用として公知のものでよく、
これにはジペyシイルバーオキナイド、ジクミルバーオ
キサイド、ビス(2,4−ジクロロペyゾイル)パーオ
キサイド、ビス(p−クロロベンゾイル)パーオキナイ
ド、t−ブチルパーオキサイド、2,5−ビ2(を−ブ
チルパーオキシ) −= 2.5−ジメチルヘキサンな
どが例示され、これにはまた有機νツルパーオキチイド
なども使用することができる。これらの過酸化物は通常
その1種を使用すればよいが、これは必要に応じその2
種または2111以上を併用してもよい、なお、このイ
)〜八)成分からなる組成物の加硫に当っては上記した
有機過酸化物と共に公知の共加硫剤、例えばトリメチロ
ールプロパン−トリツタクリレート、エチレングリコー
ル−ジッタクリレートなどを添加してもよく、これには
また加硫促進剤として公知のテトラメチルチウラムジス
ルフィドまたはモノスルフィドなどを添加してもよい。
本発明の防振用ゴム組成物を得るための1呵したイ)〜
二)成分の混線作業は公知の混線手段であるバyts−
99キナー12本ロールなどで行なえばよいが、この混
線に当ってはイ)成分と口)成分に^)成分を少量づつ
添加しながら、これに lX1G’ダイV/adのせん
断力を加えて混練し、ついで工)成分を混練することが
よい、しかし、これはまたトルエン、キシしyなどの有
機溶媒中にとのイ)成分と口)成分を溶解したのち、こ
れに八)成分を添加してボールミルやらいかい機で混練
し、ついで溶剤を揮発除去してから二)成分を混練する
という方法で行なってもよい。
つぎに本発明の実施例をあげるが1例中の部はいずれも
重量部を示したものである。
実施例 2Stにおける粘度が100万08のジメチルポリシロ
キチン100部に、塩素含有量が1.2部重量%である
クロジブチルゴム70部と平均粒子径が1opsの沈降
性V9力50部とジクミルパーオキサイド2部および共
加硫剤としてのトラメチロールプロパン−トリメタクリ
レ−)0.15部を加え−これらを2本ロールで均一に
混合したのち、200Q/−の加圧下に180℃で5時
間加圧加熱して1.2園×1.2■×7論の直方体試験
片を作った。
また、比較のたきンプ4ルゴム、シリコ−yゴムとボッ
イソブチレン、シリコーンゴム、クロロブチルゴムとジ
メチルポリVロキナンについて第1表に掲記した組成物
を作り、この硬化物について上記と同様の試験片を作っ
た。
つぎにこれらの試験片を診験斡中振動装置の一面にシリ
コーンシーラットで接着すると共に、この振動装置の他
面にlIPの真ちゅう製円盤を同様に接着し、これを用
いて各試験片の各温度における一次共蟹周波数変化、制
振効果変化および耐高温性を試験したところ、第2表に
示したとおりの結果が得られ、本発明の防振用ゴム組成
物が温度依存性も小さく、安定した防振効果を示すこと
が確認された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、イ)シリコーン生ゴム     100重量部口)
    へaゲン含有量が0.・5重量%以上であるへロゲン化
    ブチルゴム20〜100重置部へ)平均粒径がlO声n
    Pl下の充填鋼1θ〜200重量部 および 二)有機過酸化物硬化剤 とからなることを特徴とする防振用ゴム組成物
JP15837981A 1981-10-05 1981-10-05 防振用ゴム組成物 Expired JPS601896B2 (ja)

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JPS601896B2 JPS601896B2 (ja) 1985-01-18

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59122526A (ja) * 1982-12-28 1984-07-16 Nec Corp 制振材料
JPS61168648A (ja) * 1985-01-21 1986-07-30 Shin Etsu Chem Co Ltd 防振ゴム組成物
CN107629340A (zh) * 2017-10-12 2018-01-26 上海工程技术大学 一种硅橡胶/受阻酚复合改性氯化丁基阻尼橡胶及其制备方法

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