JPS61168648A - 防振ゴム組成物 - Google Patents

防振ゴム組成物

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JPS61168648A
JPS61168648A JP881685A JP881685A JPS61168648A JP S61168648 A JPS61168648 A JP S61168648A JP 881685 A JP881685 A JP 881685A JP 881685 A JP881685 A JP 881685A JP S61168648 A JPS61168648 A JP S61168648A
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ethylene
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Tsutomu Nakamura
勉 中村
Sei Imai
聖 今井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は防振ゴム組成物−特には温度特性の改良された
広い温度1f[)囲にわたって安定した防振効果を発揮
する防振ゴム組成物に関するものである。
(従来の技術) IE/li!ゴム組成物については一従来からブチル系
ゴムのような防振性のよい高分子物質からなるものが使
用されているが、これらの材料は温度によってその防振
効果が著しく変化するためにごく限られた温度範囲でし
か使用できないという欠点がある。他方−シリコーンゴ
ムは温度変化に対するいので一最近は明伽性のよいブチ
ル系ゴムと温度変化の小さいシリコーンゴムを配合して
温度変、化に対して安定した防振効果を示す防振ゴムを
作るという試みもなされているが、温度変化が小さく広
い温度範囲で安定した防振効果を示すゴム組成物は未だ
に得られていない。
また、この種の防振ゴムの性能を示す振動伝達率につい
ては、自由度系モデルを用いた防振伝達率Tと加振力の
振動数ωとの間につぎの関係式(こ\にKdは動的弾性
率+ tanδは損失係数−mは支持体の重量を示す) が酸室することが知られており、したがってこの(1)
式から振動伝達率Tと加振力の振動数ωとの関係は第1
図に示したようになり、この第1図の〔1〕領域では TOC□     ・・・・・・(2)tanδ (II)領域では T oc Kd       ”’・・・(3)と表わ
される。なお、材料のエネルギー吸収を測定する方法は
種々考えられるので、今回の実験ではII8に6301
による反撥弾性試験と粘弾性スペクトロメーター(台本
製作所)を用いて評価したが1反撥弾性Rはゴムに衝撃
力が加わったときのエネルギー散逸を知るには有効で、
これはtanδ とは次式で結ばれる。
1oo % eXP(−2x tanl)・・・・・・
(4) すなわち、防振性のすぐれた組成物はtanδが大きく
、Kdは小さくな11.反撥弾性Rも小さく発明の構成
) 本発明はこのような不利を解決した防振ゴム組成物に関
するものであり、これはl)合成ゴ今、100重量部、
2ノ比表面積が50w?/I以上のシリカ系微粉末10
〜100重量部、3)一般式(こ\KR,Rは同一また
は異種の非置換または置換1価炭化水累基で、この少な
くとも一方はフェニル基または炭素数2〜lOのアルキ
ル基。
mは1〜20.nは0〜20の正数)で示されるオルガ
ノポリシロキサン3〜20重量部とからなることを特徴
とするものである。
これを説明すると1本発明者らは広い温度範囲にわたっ
て安定した防振効果を示す防振ゴム組成物の取14!に
ついて種々検討した結果1合成ゴムにシリカ微粉末とα
、ω−ジヒドロキシオルガノポリシロキサンを添加する
とこれらの相互作用によって温度依存性の極めて小さい
防振効果をもっ組成物が得られるということを見出し、
とのシリカ微粉末、α、ω−ジヒドロキシオルガノポリ
シロキサンの種類、添加量などについての研究を進めて
本発明を完成させた。
本発明の防振組成物を構成する主剤としてゴム組成物は
合成ゴムであればよく、これにはエチレなプロピレン共
重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体。
エチレン−メタクリレート共重合体などのようなポリオ
レフィン系合成ゴム、イソブチレン−イソプレン共重合
体などの合成ゴム、オルガノポリシロキサンゴムなどが
例示されるが、これらは橋かけすることKよってゴム弾
性を示すものであればよい。
この合成ゴムとしては力学的性質の温度依存性で示され
、このRはメチル基、エチル基−グロピル基、ビニル基
などのアルキル基、ビニル基−アリル基などのアルケニ
ル基、フェニル基、トリル基などのアリール基、あるい
はこれらの基の炭素原子に結合した水素原子の1部また
は全部をハロゲン原子、シアノ基、メルカプト基などで
置換した3、3.3− )リフルオログロビル基−シア
ノプロピル基、メルカプトグロビル基などのような同一
または異種の非置換または置換1価炭化水素基、aは1
.95〜2.05とされる。25℃における粘度が1,
000c8以上でRの少なくとも50モル%がメチル基
とされる線状構造体とされるものであればよい。この種
のオルガノポリシロキサンはオリゴマーとしてよく知ら
れている環状ポリシロキサンを酸またはアルカリ触媒の
存在下で開環重合することKよって作られるが、これは
またオルガツク四ロシランの(共)加水分解物を縮合触
媒または平衡化触媒の存在下で重合することKよって得
ることかで営る。また、このオルガノポリシロキサンは
その分子鎖末端がシラノール基。
ジメチルビニルシロキシ基、トリメチルシロキシ基、メ
チルフェニルビニルシロキシ基などで封鎖されたものと
されるが、この硬化物に強度を与えるためにはこの末端
基をビニル基含有シロキシ基としたものとすることがよ
く、この粘度はその硬化物をゴム状物とするため釦は少
なくとも1.000c8のものとすることが必要とされ
るが、この重合度はオイル状から生ゴム状までの巾広い
ものであってよい。
本発明の組成物を構成する第2成分としてのシリカ微粉
末は合成ゴムに対する補強材としてよく知られている煙
霧質シリカ、沈降性シリカとすればよいが−こh、ら&
を七の1部裏面鍔がFi n−/Qしl下で゛は十分な
防振効果を与えないので比表面積が50d111以上の
ものとする必要がある。
また、このシリカ微粉末の添加量は上記した合成ゴム1
00重量部に対し、10重量部以下では十分な防振効果
を与えず、100重量部以上とするとこれを添加した組
成物の物性が低下するので10〜100重量部の範囲と
することが必要とされるが、好ましくは30〜60重量
部とすることがよい。なお、このシリカ微粉末は必要に
応じ石英粉、けいそう±などと併用してもよく、これに
よればよりよい防振効果が与えられる。
つぎに本発明の組成物に添加される第3成分としてのオ
ルガノポリシロキサンは で示され、 Hl 、 R1は前記したRs と同じ同
一または異種の非置換または置換1価炭化水素とされる
ものであるが、これはその少なくとも一方がフェニル基
または炭素数2〜10のアルキル基で。
mは1〜20.nf工O〜20の正数とされるものであ
り−これは例えばメチルフェニルジクロロシランの加水
分解で作ることができるが、これには下記のものが例示
される。
p−(1”2〜4 このオルガノポリシロキサン、すなわちα、ω−ジヒド
ロキシオルガノポリシロキサンの上記合成ゴムに対する
添加量は1合成ゴム100重量部果を示さず一20′M
量部以上添加してもその増加によって効果がそれ以上に
向上しないので3〜20重量部の範囲とすればよいが、
好ましくは5〜10重量部の範囲とされる。
本発明の組成物は上記した第1〜第3成分の所定量ヲ二
本ロール一二一ダー−バンバリーミキサーなどで混線も
)することによって得ることができるが、これには従来
公知の添加剤1例えば耐熱性向上剤としての酸化チタン
、ベンガラ−酸化セリウム、バリウムジルコネート、難
燃剤としてのへロゲン化合物、酸化アンチモン、各種カ
ーボンファンクショナルシランなどを添加してもよい。
また、この組成物は実用化に当って周知の架橋手段。
例えば有機過酸化物、無機過酸化物による縮合反応、い
お、つ、加硫などの方法による硬化反応によって弾性体
として使用されるが、この有機過酸化物としてはジクミ
ルバーオキサイド−ジ−t−ブチルパーオキサイド、t
−ブチルクミルパーオキサイド、2,5− ジメチル−
2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、 2 
、5−ジメチル−2、S−シ(t、−ブチルパーオキシ
)ヘキシン、l、1−ビス(t−ブチルパーオキシ)3
,3.5−トリメチルシクロヘキサンなどが例示され、
いおう系加硫剤についてはいおう、ジペンタメチレンチ
ウラムテトラサルファイドなどが例示される。
つぎに本発明の実施例をあげるが1例中の部は重喰部を
示したものである。
実施例1.比較例1〜2 (OH3)2SiO単位99.83モル%。
(OH)(OH=CH)SiO単位0.15モル%。
s       2 (OH、)2(0H2=OR) 810o、、単位0.
02モル%からなる平均重合度がto、oooのメチル
ビニルポリシロキサン住ゴム100部を2本ロールに巻
きつけ、これに比表面積が200d//iであるシリカ
微粉末・エアロジル200(日本シリカ社製向で示され
るα、ω−ジヒドロキシメチルフェニルポリシロキサン
10部を添加して均一に混練りしてコンパウンドを作っ
た。
ついでこのコンパウンドをニーグーを用いて150℃で
2時間熱処理したのち、このフンパウンド100部に2
.5−ジメチ/I/−2,5−ビス(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキサン0.5部を加え円柱形の試験片人を作り
、この反撥弾性をJISK−6301にもとづいて測定
したところ第1表に示したとおを)の結果が得られた。
なお1本例では比較のために上記におけるエアロジル2
00の代わりに比表面積が19rr?/gのクリスタラ
イ)VXS((株)前置社裂商品名〕40部を添加した
ほかは上記と同じ方法で試験片Bを作ると共に、上記に
おけるα、ω−ジヒドロキシメチルフェニルポリシロキ
サンに代えてα。
ω−ジヒドロキシジメチルポリシロキサン10部をWえ
たほかは上g1と同じ処理をして試験片0を作6)、こ
れらについての反撥弾性をしらべたとこ現 ろ、第1表に併記したとおりの結果が得られた。
睡 実施例2〜4 (OH)  Si○単位89゜85モル%。
(CB、)(OH2=OH)SiO単位0.15部ル%
(C6H,)2SiO単位10.0モル%からなる平均
重合度が8,000のメチルフェニルポリシロキサン生
ゴム100部を二本ロールにまきつけ、これにシリカ微
粉末・エアロジル200(前出)40部と実施例1で使
用したα、ω−ジヒドロキシメチ“7“=“′す′°“
f y (1’) 5部−7ff1.10     !
部を加え、ニーダ−で均一に混練I】シて3種のコぐ ンパウンドを作り、150℃で2時間熱処理してからジ
クミルパーオキサイド0.5部を添加し均一    J
に混練11した。
つぎにこれらのフンバウンドを100Kf/c+J。
170℃の条件下で15分間加圧加熱して厚さ12.7
順、直径29.Oj1ml+の直円柱状試料片D−E−
Fを作り、これらについての反撥弾性を測定したところ
、第2表に示したとおI】の結果が得られた。
実施仰5.比較例3 上記した実施例12〜4で使用したものと同じメチルフ
ェニルポリシロキサン100部を2本ロールに捲きつけ
、これにシリカ微粉末・エアロジル200(前出)40
部と実施例1で使用したα。
ω−ジヒドロキシメチルフェニルポリシロキサン10部
を加え、ニーダ−で均一に混線1)シてから150℃で
2時間熱処理して得たコンパワンドに一りリスタライト
VXS(前出)60部と2,5−ジメチル−2,5−ビ
ス(1,−ブチルパーオキシ)ヘキサン0.5部を加え
て均一に混練りし一ついでこれを100Kf/a/1.
170℃の条件下で15分間加圧加熱して厚さ12.7
m、直径29.0mの直円柱状の試験片Gを作った。
また、比較のために上記におけるメチルフェニルポリシ
ロキサン生ゴムに代えてブチルゴム・ブチル365〔日
本合成ゴム(株)襞間品名〕100部にエアロジル20
0(前出)40部、亜鉛華5部、ステアリン酸1部Hよ
びプロセスオイル15部v7JDえ、均一に混練りして
(尋たコンパワンドfニイオウ2部、2−メlレカプト
ペンゾチアゾール0.5部gよびテトラメチルチクラム
モノサルファイド1.0部ケ加え、上記と同じ方法で試
料片HYつくった。
つぎにこの試料片G、Hについてこれらの反撥弾性乞測
定すると共C二これらのダンベル特性HよびtaHJ 
 7!/l、らべたところ、つぎの第3表に示したとど
りの結果が得られた。
!3    表 実施例6〜7.比較例4〜5 市販のEPDMゴム・EPT3045(三井石油化学社
製商品名)およびTIRゴム・ブチル365(前出)1
00部に充填剤、可塑剤、加硫剤およびα、ω−ジヒド
ロキシメチルフェニルボリシロキサンケ第4表に示した
配合比で添加し均一に混合して得たコンパウンドから実
施例と同様に処理して試料片1.Jを作ると共に一比較
のために上C己においてα、ω−ジヒドロキシメチルフ
ェニルポリシロキサンを添加しなかったほかは同様に処
理して試料片に、Lを作り、これらにろいての反撥弾性
をしらべたところ、@4表に併記したとおりの結果が得
られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は防振ゴム組成物における振動伝達率Tと加振力
の振動数ωとの関係を示したグラフである。 μ tに 〜i 参 貴

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1)合成ゴム100重量部 2)比表面積が50m^2/g以上のシリカ系微粉末1
    0〜100重量部 3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (こゝにR^1、R^2は同一または異種の非置換また
    は置換1価炭化水素基で、この少なくとも一方はフェニ
    ル基または炭素数2〜10のアルキル基、mは1〜20
    、nは0〜20の正数)で示されるオルガノポリシロキ
    サン3〜20重量部 からなることを特徴とする防振ゴム組成物。 2、合成ゴムが一般式 R^3_aSiO_(_4_−_a_)_/_2(こゝ
    にR^3はその少なくとも50%がメチル基である同一
    または異種の非置換または置換1価炭化水素基、aは1
    .99〜2.02の正数)で示される、25℃における
    粘度が1,000cS以上のオルガノポリシロキサンゴ
    ムである特許請求の範囲第1項記載の防振ゴム組成物。 3、合成ゴムがエチレン−プロピレン共重合体。 エチレン−プロピレン−ジエン共重合体、エチレン−酢
    酸ビニル共重合体、エチレン−メチルアクリレート共重
    合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、イソブ
    チレン−イソプレン共重合体から選択されるものである
    特許請求の範囲第1項記載の防振ゴム組成物。 4、シリカ系微粉末がヒユームドシリカまたは沈降性シ
    リカである特許請求の範囲第1項記載の防振ゴム組成物
    。 5、オルガノポリシロキサンが重合度50以下であり、
    フェニル基を含有するものである特許請求の範囲第1項
    記載の防振ゴム組成物。
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