JPS59122451A - 有機イソシアナ−トの連続的製造法 - Google Patents

有機イソシアナ−トの連続的製造法

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JPS59122451A
JPS59122451A JP18373481A JP18373481A JPS59122451A JP S59122451 A JPS59122451 A JP S59122451A JP 18373481 A JP18373481 A JP 18373481A JP 18373481 A JP18373481 A JP 18373481A JP S59122451 A JPS59122451 A JP S59122451A
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小旗 健二
Shigeki Mori
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は工業的に有利にイソシアナートを連続的に製造
する方法に関するものである。
さらに詳しくは10kg/edゲージ圧以下の加圧下中
間生成物のカルバミルクルライドが60〜70チ分解す
る温度の60乃至100℃の温度を維持しながら種型反
応器中で第一段目の反応を行ない、しかる後にこれを1
20〜160℃に昇温された第二段目の反応器に導き、
反応を完緒させインシアナートに転換する方法に関する
ものであり、その特徴とする所は比較的に短かい時間の
反応で、高い反応濃度においても好収率でイソシアナー
トが得られ、小容量のホスゲン化反応器で大量生産を行
なうことができ、工業的に有利に実施できる点にある。
最近有機インシアナート類特にトリレンジイソシアナー
ト(以下TDIと称す)およびジフェニルメタンジイソ
シアナート(以下MDIと称す)などの芳香族ポリイソ
シアナート類は相当する一級アミンなO−ジクロルベン
ゼンのような不活性の有機溶媒中でホスゲン化すること
により大fig製造されている。このように大量Km造
されている製品はわずかな軒済上の改良でさえ工業的に
実施された場合は大きな利益をもたらし工業的にはきわ
めて重!!PKなる。
この化合物を第1級アミン(以下アミンと称す)または
その塩とホスゲンとの反応によって製造することは、公
知であり、この方法について数多くの文献が提案されて
いる。
しかしながらこれらの方法の多くは収率が90チ以下で
あるか、または収率が高い場合においても反応の濃度が
著しく低いか、または反応時間が著しく長いなどの欠点
があり今だ工業的に実施する場合満足さるべきものでは
なかった。
今までの方法の多くは例えばTDIの場合は次式に示す
ように30乃至40℃以下の低温で液状ホルバミルクロ
ライドまたはアミン塩酸塩の形Kかえ、つぎに100〜
180℃に加熱してカルバミルクルライドをインシアナ
ートkかえるとともにホスゲンを吹き込み反応の過程で
副生ずる未反応アミン塩酸塩をインシアナートにかえる
方式が一般にとられている。
この方式について種穴、基或またけ循環ラインなどの反
応型式が堰られ、または、アミンとホスゲンとのモル比
の変更、触媒の使用または高圧下でホスゲン化する方式
が種々提案されている。
(5) この反応において式(1)のアミンとホスゲンとの反応
は低温でも非常に早く、反応の過程でアミン塩酸塩を副
生ずる。このアミン塩酸塩とホスゲンとの反応によるカ
ルバミルクルライドの生成(式2)は割合におそく低温
ではほとんど進行しないのでつぎに100〜180℃に
加熱し、てホスゲンを吹き込みながら未反応のアミン塩
市塙をインシ7ナー)K&えるとともに式(3)のカル
バミルクルライドの分解を行ないイソシアナートに少え
る方法がとられている。
この場合カルバミルクーライドは加熱により割合に簡単
に分解反応を開始し120℃付近以上ではほぼ完全にイ
ソシアナー)K分解されるが未反応のアミン塩酸塩のホ
スゲン化速度は比較的遅い。
この反応を早(するため反応温度を高くすると分MKよ
り生じたインシアナートとアミン塩酸塩との反応が起き
好ましくない尿牽化合物を生じ、これ(6) がさらにホスゲン化を受け、またはインシアナートと重
縮合し、複雑な種々の副反応を起こし1タール状物質の
副生成をもたらし収率低下の大きな原因と考えられた。
従ってこのアミン塩酸塩のホスゲン化をできるだけ低温
で行ない収率よくイソシアナートを得ようと色々改良法
が提案されている。例えば、特公昭39−14664号
は第1段において、まず室温付近で弐〇)の反応を行な
い、第2段目では60〜80゛Cで4乃至8時間を曹し
て式(2)の反応により完全にカルバミルクロライドに
転換したのち、第3段目において式(3)のカルバミル
クロライドをイソシアナートに分解し収率よくインシア
ナートを得ようという方法が記載されている。しかしこ
の方法は反応時間が非常に長(なり、また反応の濃度も
あまり高くできないので大容量の反応器を必要とし、T
DIまたは矧Hなと大量生産する場合において工業的に
満足すべきものではない。これに対し比較的小容量の反
応器を用い大量生産が可卵な方法として、例えば特公昭
35−10774号、特公昭40−17581号、およ
び特公昭51−6126号が挙げられる。特公昭35−
10774号はカルバミルクロライドが分解する以上の
温度でインシアナートの溶液を閉塞されたループ(el
osed 1oap)のまわりを再循環させそれにアミ
ンを装入して一気に反応を行なったのち、副生成物の塩
化水素および過剰のホスゲンをある箇所で低圧において
除去し、そうしてインシアナート溶液の一部を回収する
方法が記載されている。
この方法は高レイノルズ数の渦流状態下にアミンとホス
ゲンとを短時間に接触させ対応するアミンから一気にイ
ソシアナー)に変換することができ、5〜10%程度の
比較的反応濃度の低い場合はかなり高収率で有機インシ
アナート類を連続的に製造でき、かなりの成果が得られ
ている。LかLながらこの方法では反応の濃度が高くな
るに伴ないアミンとホスゲンとの反応の外に好ましくな
いアミンとインシアナートとの反応も増加し1不揮発性
のタール状物質の副反応をまねき、収率の低下をもたら
すなど反応濃度を高くできない欠点があつた。また特公
昭40−17381号は、アミンと過剰量のホスゲンと
を接触反応させ対応するインシアナートと中間体を形成
し、前段(100〜110℃)の反応が完了しない内に
、(数秒から30分)他の反応系(150〜170°O
)K反応物質を通し、ホスゲンと塩化水素との混合物を
塩化水素の濃度が第1反応系に導入したホスゲンとアミ
ンとの完全反応により形成されるものより大であるよう
Kして接触させる方法である。この方法は特に第1段の
滞留時間と第2段でホスゲンと塩化水素の割合を一定割
合釦調節することがインシアナートへの収率を高くする
ための重要なポイントであることが記載されている。し
かし工業的実施においてそのフントロールが煩雑であり
また反応濃度も高くできないなどまだ十分満足さるべ六
方法とけいえない。また特公昭51−6126号はホス
ゲンおよびアミンを40〜120℃の温度および10〜
50に−のゲージ圧で反応させ次いでその結果中じた反
応混合物のカルバミルクロライドを120〜180 ’
0の温度および少なくと(9) も15kV−のゲージ圧で加熱することにより有機イン
シアナートを連続的KW造する方法であり、その実施態
様にけ、ホスゲン−アミン反応が気体分離器を含む管状
回路内で反応混合物を循環させながら行なわれ、次で完
結したカルバミルクロライドの加熱の工程が蒸留塔内で
加圧下で行なわれここでカルバミルクロライドのインシ
アナートへの分解と塩化水素並びにホスゲンの蒸留の両
者が行なわれ、塔の基部から取出されるホスゲン含有イ
ンシアナート希釈混合物は、大気圧下又は僅がな加圧下
で蒸留され、インシアナート溶液が分離される方法が記
載されている。
確かに10乃至50気圧のような高圧下に反応をすれば
反応液中のホスゲン溶解度は著しく増大し1カルバミル
クpライドへの生成反応速度も早くなり、かつ高い反応
濃度でも好収率でインシアナートが得られることは従来
がら知られていた。
また第2段階のカルバミルクロライドの分解を高圧で実
施すれば未反応のホスゲンの凝縮が容易になり塩化水素
を分離する評題が容易になる効果(10) も確かにある。しかしながらこのような高圧下で大過剰
のホスゲンを含有する反応液を大量に取り扱うのは工業
的に実施する場合非常に危険であり、安全性の面から特
別の考慮が必要になる。
またカルバミルクロライドは溶剤に難溶であり、このよ
うな高い濃度のスラリー液を、高圧下で管状回路内に循
環するととけ、金属材質に対する腐食度が著しく増大し
、通常用いられているステンレス鋼では使用不可症とな
り、高価な材質が必要になるなど設備費が著しく増大す
る。
さらに1反応の濃度を高くすれば、タール状副生故物が
増加するだけでなくカルバミルクロライドのスラリー状
溶液は粘度が著しく増大し1管状回路の閉塞を引き起し
、反応液の循環が困難になる。また、前記特公昭51−
6126号方法のよ5に加圧−膜性では第1段階での反
応で、反応の過程で生成するアミン塩酸塩のカルバミル
クロライドへの反応を完結しておかないと第2段階での
蒸留塔での分解反応においてアミン塩酸塩が塔の閉寒を
起こL−!!たインシアナートの収率低下の原因となる
ので、第1段の反応を完結するに十分な長い滞留時間が
必要である。
本発明者らはこれらの欠点を改善するため、不活性有機
溶媒存在下過剰のホスゲンとアミンとを反応させて対応
するインシアナートを連続的に製造する方法において (1110kV−ゲージ圧以下の加圧下で中間生成物の
カルバミルクロライドが30〜70チ分解する温度の6
0乃至100°Cを維持しながら管状循環回路中でアミ
ンおよび反応の過程で副生ずるアミン塩酸塩のホスゲン
化を行ない、 (2)次にこの反応混合液を120乃至160℃の温度
およびIDkγ讐ゲージ圧以下の圧力に維持された第2
段目の反応器に移し、ここで未反応のアミン塩酸塩のホ
スゲン化とカルバミルクロライドの分解とを完結させる
連続加圧2段階法による有機インシアナートの製造方法
を先に出願した。(特願昭56−51216)上記特願
昭56−51216発明の目的とする所は、第1段の反
応において管状循環回路中、上記臨界条件の温度および
加圧下で反応を行なうととkより、ホスゲンの溶解度の
増大および反応液の循環によるアミン当量に対するホス
ゲンのモル比を増大させることによりホスにより生成す
るカルバミルクロライドが30〜70%分解するような
温度を維持しながら反応を行ない、逆にインシアナート
の濃度を反応終了後の実際の濃度より低くおさえてアミ
ンとイソシアナートとの反応の機会を小さくするととK
よって、高い反応濃度においても、タール状生成物が少
なく好収率でインシアナートが得られるとともに反応液
中のカルバミルクロライドも比較的低い濃度におさえら
れて反応液の粘度も低く循環回路も操作性よく行なうこ
とを目的としたものである。
黙しながら、第1段の反応において管状循環回路中で実
施した場合、カルバミルクロライドが30〜70%分解
するような温度を維持して反応を行っても、反応液を加
圧工高レイノルズ数の渦流状態下で管状内を多tk循環
させた場合、循環(13) 回路内の材質の腐食は避lすられず、同時に反応液循環
のための動力費がかさむ。本発明者らは、これらの管状
ループ反応の欠点を解決するため種型反応を検討した結
果必ずしも管状ループ型式Kして反応液を循環させてホ
スゲン/アミンのモル比を上げて反応させなくても、カ
ルバミルクルライを早< L、てアミン分散効果を上げ
れば、管状ループ反応方式で実#iした場合と同様に、
副生放物が抑制されインシアナートへの収率が大きい反
応な実施できることがわかった。
本発明方法は上記知見に基すき第一段目の反応を前記特
願昭56−51216の管状ループに替え種型の反応器
で行なうものであり特願昭56−51216の改良方法
である。
図−1は、各圧力における温度と、反応液相(溶媒0−
ジクpルベンゼン中でTDI換算濃度20重量%)中の
ホスゲン溶解度の関係を示す。
また図−2番まTDI換算の反応濃度20チ、圧力(1
4) 5 kg/cIIゲージ圧における反応温度と反応部内
のTI)Iおよびカルバミルクロライドの平衡濃度との
関係を示す図であり、これらの図より、本発明方法を実
施する場合の各臨界条件が理解できる。
図−1から温度が60〜100°Cの範囲では、5kg
/cdゲージ圧程度のわずかな加圧でホスゲン溶解度は
著しく増大し、また図−2よりわかるよ5に反応温度を
60〜100℃の範囲VC#jI持するととKよりカル
バミルク芦ライドからTDIへの分解平衡は30〜70
%に保つことができて加圧条件下での50℃以下の低温
で実施する場合のように高濃度カルバミルクロライドに
よる反応液の粘度が著しく高くなり槽内での7!ン分散
効果が悪くなることはなく、また100°C以内に維持
してカルバミルクロライドの分解率を30%以上に抑え
るととkより加圧条件による高濃度反応液中でも副生成
物を抑制できる。また第1段反応に於ては、圧力は10
k1mG圧以下でけカルバミルクロライドおよびインシ
アナートの組数割合への影響は温度の及ぼす影響はど大
きくないことが実験結果よりわかり、圧力は供給アミン
濃度、アミンの分散速度、滞留時間などにより10/1
4//a+lG圧以下の加圧条件下で適宜選建できるこ
ともわかった。
本発明者らはこのような基礎データーを積み重ねて、本
発明方法を完成させたものであり第1段目反応の温度お
よび圧力を選ぶことにまりカルバミルクロライドおよび
インシアナートの濃度をコントルールし、ホスゲン溶解
度を増大させることによって反応液のインシアナートの
濃度は最終的にイソシアナートに転換されたときの濃度
の約半分近くの濃度に維持されているのでインシアナー
トとアミンとの反応する機会も少なくなり高い反応濃度
においても高収率でインシアナートを得ることができる
のである。
本願方法はインシアナートとしてはTDI、MDIの製
造に特に適した方法であり、以下0−ジクロルベンゼン
を溶媒として使用するトリレンジアミン(TDAと称す
)またはジアミノジフェニルメタン(MDAと称す)か
らTDIまたはMDIを製造する方法につき説明する。
本発明の方法において一段目の種型反応器での新しく供
給するホスゲンのアミンに対するモル比は少なくとも5
0%/化学当」過剰のすなわちNHz基当り1.5モル
以上好ましくは70%〜150%過剰のホスゲンが存在
することが必要である。槽内の圧力は10ky/iG圧
以下、好寸しくは3kg/mG圧から7#’&/iG圧
である。そして該圧力は一般に溶媒やホスゲンとともに
介在する副生物の塩化水素(オフガス)の排出口で簡単
に調節される。本発明方法の第1段では比較的低温でし
かも加用下で操作されるため、ホスゲンはほとんど再循
環され実際のアミン当邦に対するホスゲンモル比は実η
的には上記モル比よりがなり大きい値崩はかなり高めで
もインシアナート収率の低下はなく、実施できるのが特
徴であり、たとえばアミン濃度は50%まで可能であり
、また反応終了時のインシアナートの濃度として30%
まで可能であるが通常はインシアナートの収率を考慮し
てア(17) ミン濃度は10〜60チ好ましくは10〜25%反応終
了時のインシアナートの含有濃度は10〜25%の範囲
内で実施するのが好ましい。
また槽内反応温度は60〜100℃の範囲であり反応液
はカルバミルクロライドおよびイソシアナートを含有す
るスラリー液となる。TDA、 MDAを使用する場合
は70〜90℃の温度が特に好ましい温度である。圧力
は10kg/−ゲージ圧以下の圧力であり、好ましくは
′5〜7 kfi / aIゲージ圧である。反応濃度
が15重惜%9上に増大してくるとホスゲンを加圧にす
ることによる収率への効果は急上昇してくるが5気圧程
度で十分な収率が得られ10気圧v上に上げても収率へ
の効朶は殆んど変らない。むしろ過剰ホスグ/の取り扱
いの際の安全性において望ましくない。
本発明方法では、これらの反応条件下で第1段目のホス
ゲン化反応を攪拌機及び保温用ジャケットを備えた耐圧
反応槽で行う。この際アミン分散管よりフィードされる
アミン溶液の分散速度は10〜30−/秒に維持して行
う。アミン分散連(18) 度がこれより遅い場合は、反応温度を制御し又もタール
状不揮発性残渣などの副生成物が増加する。
また特殊な分散管や反応槽内に特殊な設計をして30風
/秒以上の早さにする必要もな(、これ以上に分散速度
な早(しても副生成物量には変りなく少くとも10z/
秒以上で充分である。アミン分散速度はアミン耐液のフ
ィード餡、分散管口径、反応液の滞留時間などの設計に
合わせて適宜法められる。TDA、IMDAを使用する
場合は流速2011&/秒程度が好ましく、550RP
JM度の回転攪拌している槽内へ加圧ポンプで分散供給
する。
本発明方法においてホスゲン化の第2段階での反応は種
型攪拌あるいは槽内への循環攪拌により行ないつるが、
攪拌の必要性は第1段階はとではない。反応液をポンプ
循環させるだけで充分である。第2段反応の温度は12
0〜160℃の範囲で、圧力は’Okg/−ゲージ圧以
下であるが、第1段階の圧力はど収率には影響しない。
第1段階、第2段階のオフガスを合わせて過剰ホスゲン
の回収及び再循環を考慮に入れると第2段の圧力は第1
段の圧力と同等か、若干低くしてもよい。第2段の圧力
上昇は新ホスゲンを送入してもよいし、導入されてくる
第1段反応液中の溶解ホスゲンでも充分である。
第2段南口の反応は、未反応アミン塩酸塩のホスゲン化
とカルバミルクルライFの分解反応を行なうものだが、
カルバミルクルライドの分解反応が主反応であり、塩化
水素を発生する。本発明方法では循環攪拌の際、このガ
ス発生を利用した攪拌形式にして加熱器と気液分離器よ
りなる循環回路を設けて反応液の自己循環形式を採用す
るのが好ましい。即ち、カルバミルクロライド分解によ
り発生する塩化水素ガスおよび温度差により発生するホ
スゲンガスを随伴した反応液がカロ熱器内を上昇し加熱
器と気液分離器の間で自然循環を行なわせればポンプな
どの動力を使用する必要はなく乙 0薪循環により攪拌できる利点を有する。
本方法において用いられろ第1段、第2段反応系におけ
る滞留時間は各反応系で用いられる温度に大きく依介す
る。第1段において60〜100℃の温度範囲で30分
から120分の滞留時間で十分であり第1段で反応を完
結させる必要はない。
第2段反応の滞留時間は第1段で生成されろ中間生成物
アミン地酸塩の1ンシ7ナートヘ完全に転化させるのに
充分な時間が必要である。通常120〜160℃の温度
範囲で約10分から120分の範囲で行い、この際必要
あらば新たにホスゲンを導入して実施される。図6は本
発明方法を実施する場合の好fしい一例の〕pシートで
あるが図3に従がって実施例によりさらに詳しく本発明
を説明する。優は他に指示されていない限り、重量係で
ある。
実施例1 図6において第1段槽重反応系は攪拌羽根を備え付けた
攪拌機1、アミンフィード分散管2、ホスゲンフィーF
管3、及び新たな溶媒フィード管4を南するジャケット
付き501酎圧反応楢5より構成されている。
またカルバミルクルライドの分解とアミン塩酸(21) 塩のホスゲン化を同時におこなわせる第2段反応系は外
部加熱管7および気液分離器8を有する環状回路より構
成されている。
第1段、第2段のオフガスラインは同一ライン(10,
11)とし排出され、オフガスを冷却し、凝縮液を1段
および2段の反応系にもどし冷却分離後の主に塩化水素
よりなるオフガスは圧力調節弁9を通じて連続的に系外
に排出させるコンデンサーおよび凝縮液溜を装備してい
る。
図−1中の第1段反応器は不錆鋼材質よりなる内径35
0 +a、aの耐圧反応槽でありホスゲンとTDAfi
合異性体のナージクロルベンゼン溶液は連続的に、回転
数35QRPMで攪拌されている耐圧反応槽内に導入さ
れる。ホスゲンは管3より毎時4 o、 1 kg (
0,4054Kモル)の速度で液状ホスゲン加圧ポンプ
で供給され、一方別の供給は管2より25%濃度に調整
したTDAの企−ジクロルベンゼン溶液が毎時44kF
l(全アミン0.09[]2にモル)で加圧ポンプによ
り分散供給された。このときTDA溶液の反応槽内への
分散管出口吹き(22) 出し速度は2011L/秒に保った。
第1段、第2段反応系のオフガスラインは同一ラインと
し、圧力は圧力調整弁9により5.0 kg /−ゲー
ジ圧に維持されT二。上記アミン浴液は分散都より導入
されると同時に瞬時に拡散混合され、アミンとホスゲン
との反応が起こり反応槽内で80て)に維持され約10
%のTDIと約10%のカルバミルクルライドとを含有
するl−ジクμルベンゼン懸濁液となる。
副生される塩化水素は管10を通り排出され随伴した解
媒およびホスゲンはコンデンサーにより凝縮液溜めより
管12から菓1段反応系に返送された。
第1段反応器での滞留液量は約49.5に9、滞留時間
0.6時間に保持し反応液の一部はオーバーフロー管6
より過剰分が抜き出され、150℃に維持された第2段
反応器中の外部加熱管7の下部にフィードされた。第2
段反応器は外部に加熱用ジャケットを有する容量61加
熱管と容[100を種型の気液分離器8よりなる環状回
路であり、第1段反応液は加熱管7内に入ると同時にカ
ルバミルクルライFの分解により発生する塩化水素ガス
と浴解度差により気化するホスグツとを急激に放出し加
熱管上部へ向かう流れが生ずることで第2段での反応液
は自己循環を行f、c 5ことになり、この間ホスゲン
化反応の完結と同時に発生するガスは気液分離器8内で
分離され管11を通りオフガスとして排出される。
第2段反応系での滞留液量は約81kg、滞留時間1時
間に保持され反応液の一部は圧力差により抜き出され、
フランシュタンク13で減圧された後さらに脱ガス塔で
脱ガスされる。このようにして得られた生成物のインシ
アナ−(溶液は通常の方法で蒸留分析したところ198
%のTDIおよび1.1%の不揮発性残渣を有していた
(比較例1) 実施例1と閤じ装置を使用して第1段反応系において供
給TDAQ液の槽内での吹き出し速度を78/秒とした
以外は実施例1と同様の操作を行なった。得られたイン
シアナート溶液を蒸留分析したところ192%のTDI
および1.7%の不揮発性残渣を含有していた。
(比較例2) 実施例1と同じ装置tを使用し″C,第1段反応系の温
度を140℃、圧力を0.8#/−ゲージ圧、供給TD
A溶液の槽内での吹き出し速度を20m/秒とし、第2
段反応系の圧力をo、 s ky /−ゲージ圧とした
以外は実施例1と同様の操作を行なった。
得られたインシアナート溶液を蒸留分析したところ19
0%のTDIおよび2.0%の不揮発性残渣を含有して
いた。
実施例2 実施例1と同じ装置を使用し、実施例1のTDAの代わ
りにNH嵩基含t15.9憾の粗MDAを原料に用いた
ほかは実施例1と全く同じ操作により粗MDIの製造を
行なった。
反応液は蒸留によりナージクpルベンゼンを留出し缶出
液を分析したところNCOt152.4%、粘度40c
ps(25−0)、HCo、02係の粗MDIが得られ
た。
(25)
【図面の簡単な説明】
図1は、各圧力における温度と、反応液相(溶媒0−ジ
クpルベンゼン中でTDI換XS度20重1%溶液)中
のホスゲン溶解度との関係図である。 図2は、TDI換算反応濃度20M1%、圧カ5kg/
cIiゲージ圧における反応温度と、反応液内のTDI
とカルバミルクルライドの平衡濃度との関係図である。 図3は、本発明方法を実施する場合の好ましい1例のフ
ルシートであり、 5、種型反応器 7、管状加熱器 8、種型気液分離器 である。 特許出願人 三井東圧化学株式会社 (26) 1’%Wり圃醤釧軍街 手  続  補  正  書(自発) 昭和58年11月2牛日 特許庁長官若杉和夫殿 1、事件の表示 昭和56年特許願第183734号 2、発明の名称 有機イソシアナートの連続的製造法 3、補正をする者 明細書の「特許請求の範囲」、「発明の詳細な説明」お
よび「図面の簡単な説明」の欄、なら間紙の訂正明細書
の通り 1、発明の名称 有機イソシアナートの連続的製造法 2、特許請求の範囲 1、 不活性有機溶媒存在下過剰のホスゲンと有機−級
アミンとを反応させて対応するイソシアナートを連続的
に製造する方法において、(1)  10 Kr / 
crlゲージ圧以下の加圧下で、温度を60乃至100
℃を維持し、不活性有流速を10m/秒以上に保った種
型反応器中で、アミンおよび反応の過程で副生ずるアミ
ン塩酸塩のホスゲン化を行ない、かつ(2)  次にこ
の反応混合液を120乃至160℃の温度および10に
9/iゲージ圧以下の圧力に維持された第2段目の反応
器に移し、ここで未反応のアミン塩酸塩のホスゲン化と
カルバミルクロライドの分解を完結させながら行なうこ
とを特徴とする加圧2段法による有機イソシアナートの
連続的製造法。 2、 第1段の種型反応器の圧力が、3〜7Kg/cr
lゲージ圧である特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、 第2段の反応器の圧力が3〜7Kq/ct/lゲ
ージ圧である特許請求の範囲第1項記載の方法。 門弟1項記載の方法。 5、 有機−級アミンがトリレンジアミンまたはジアミ
ノジフェニルメタンであり、対応する有機イソシアナー
トがトリレンジインシアナートマたはジフェニルメタン
ジイソシアナートである特許請求の範囲第1項記載の方
法。 6、 二段目の反応を加熱器及び気液分離器よりなる循
環回路中で行なう特許請求の範囲第1項記載の方法。 7、 二段目循環回路において、反応液の循環、攪拌を
、循環回路中で副生ずる塩酸ガスおよび過剰ホスゲンに
随伴して循環される反応液の自己循環型式により行なう
特許請求の範囲第6項記載の方法。 8、 二段目循環回路中の反応濃度(イソシアナート)
が10〜25重量バーセントチあル特許請求の範囲第6
項記載の方法。 9、 不活性有機溶媒が0−ジクロルベンセンチある特
許請求の範囲第1項記載の方法。 10  反応液の滞留時間が30〜120分である特許
請求の範囲第1項又は第6項記載の方法。 法。 3、発明の詳細な説明 本発明は工業的に有利にインシアナートを連続的に製造
する方法に関するものであるさらに詳しくは10Kp/
6!ゲージ圧以下の加圧下中間生成物のカルバミルクロ
ライドとアミン塩酸塩が30〜70%存在しているよう
にイソシアナートへ分解する温度の60乃至100℃の
温度を維持しながら種型反応器中で第一段目の反応を行
ない、しかる後にこれを120〜160℃に昇温された
第二段目の反応器に導き、反応を完結させインシアナー
トに転換する方法に関するものであり、その特徴とする
所は比較的に短かい時間の反応で、高い反応濃度におい
ても好収率でインシアナートが得られ、小容量のホスゲ
ン化反応器で大量生産を行なうことができ、工業的に有
利に実施できる点にある。 最近有機イソシアナート類特にトリレンジイソシアナー
ト(以下TDIと称す)およびジフェニルメタンジイソ
シアナート(以下MDIと称す)などの芳香族ポリイソ
シアナート類は相当スる一級アミンをO−ジクロルベン
ゼンのよう々不活性の有機溶媒中でホスゲン化すること
により大量に製造されている。このように大量に製造さ
れている製品はわずかな経済上の改良でさえ工業的に実
施された場合は大きな利益をもたらし工業的にはきわめ
て重要になる。 この化合物を第1級アミン(以下アミンと称す)または
その塩とホスゲンとの反応によって製造することは、公
知であり、との方法について数多くの文献が提案されて
いる。 しかしながらこれらの方法の多くは収率が90%以下で
あるか、または収率が高い場合においても反応の濃度が
著しく低いか、または反応時間が著しく長いなどの欠点
があり今だ工業的に実施する場合満足さるべきものでは
なかった。 今までの方法の多くは例えばTDIの場合は次式に示す
ように30乃至40℃以下の低温で液状ホスゲンまたは
ホスゲンの不活性溶媒溶液と、アミンの不活性溶媒溶液
とを反応させてア/ ミに基を一部カルバミルクロライドまたはアミン塩酸塩
の形にかえ、つぎに100〜180℃に加熱してカルバ
ミルクロライドをインシアナートにかえるとともにホス
ゲンを吹き込み反応の過程で副生ずる未反応アミン塩酸
塩をイソシアナートにかえる方式が一般にとられている
。 この方式について種穴、基或またけ循環ラインなどの反
応型式が取られ、または、アミ−/とホスゲンとのモル
比の変更、触媒の使用または高圧下でホスゲン化する方
式が種々提案されている。 NH2NHCOC71! NHCOCJ       NCO この反応において式(1)のアミンとホスゲンとの反応
は低温でも非常に早く、反応の過程でアミン塩酸塩を副
生ずる。このアミン塩酸塩とホスゲンとの反応によるカ
ルバミルクロライドの生成(式2)は割合におそく低温
ではほとんど進行しないので、つぎに100〜180℃
に加熱してホスゲンを吹き込みながら未反応のアミン塩
酸塩をイソシアナートに変えるとともに式(3)のカル
バミルクロライドの分解を行ないイソシアナートに変え
る方法がとられている。 この場合カルバミルクロライドは加熱により割合に簡単
に分解反応を開始し120℃付近以上ではほぼ完全にイ
ンシアナートに分解されるが、未反応のアミン塩酸塩の
ホスゲン化速度は比較的遅い。この反応を早くするため
反応温度を高くすると分解により生じたイソシアナート
とアミン塩酸塩との反応が起き好ましくない尿素化合物
を生じ、これがさらにホスゲン化を受け、またはインシ
アナートと重縮合し、複雑な種々の副反応を起こし、タ
ール状物質の副生成をもたらし収率低下の大きな原因と
考えられた。 従ってこのアミン塩酸塩のホスゲン化をできるだけ低温
で行ない収率よくイソシアナートを得ようと色々改良法
が提案されている。例えば、特公昭39−14664号
は第1段において、丑ず室温付近で式(1)の反応を行
ない、第2段目では60〜80℃で4乃至8時間を要し
て式(2)の反応により完全にカルバミルクロライドに
転換したのち、第3段目において式(3)のカルバミル
クロライドをイソシアナートに分解し収率よくインシア
ナートを得ようという方法が記載されている。しかしこ
の方法は反応時間が非常に長くなり、また反応の濃度も
あまり高くできないので大容量の反応器を必要とし、T
DItたはMDIなど大量生産する場合において工業的
に満足すべきものではない。これに対し比較的小容量の
反応器を用い大量生産が可能な方法として、例えば特公
昭35−10774号、特公昭40−17381号、お
よび特公昭51−6126号が挙げられる。特公昭35
−10774号はカルバミルクロライドが分解する以上
の温度でイソシアナートの溶液を閉塞されたループ(c
losed’ 1oap )のまわりを再循環させそれ
にアミンを装入して一気に反応を行なったのち、副生成
物の塩化水素および過剰のホスゲンをある箇所で低圧に
おいて除去し、そうしてイソシアナート溶液の一部を回
収する方法が記載されている。この方法は高レイノズル
数の渦流状態下にアミンとホスゲンとを短時間に接触さ
せ対応するアミンから一気にイソシアナートに変換する
ことができ、5〜10%程度の比較的反応濃度の低い場
合はかなり高収率で有機インシアナート類を連続的に製
造でき、かなりの成果が得られている。しかしながらこ
の方法では反応の濃度が高くなるに伴ないアミンとホス
ゲンとの反応の外に好ましくないアミンとインシアナー
トとの反応も増加し、不揮発性のタール状物質の副反応
をまねき、収率の低下をもたらすなど反応濃度を高くで
きない欠点があった。また特公昭40−17381号は
、アミンと過剰量のホスゲンとを接触反応させ対応する
インシアナートと中間体を形成し、前段(100〜11
0℃)の反応が完了しない内に、(数秒から30分)他
の反応系(150〜170℃)に反応物質を通し、ホス
ゲンと塩化水素との混合物を塩化水素の濃度が第1反応
系に導入したホスゲンとアミンとの完全反応により形成
されるものより犬であるようにして接触させる方法であ
る。 この方法は特に第1段の滞留時間と第2段でホスゲンと
塩化水素の割合を一定割合に調節することがインシアナ
ートへの収率を高くするだめの重要なポイントであるこ
とが記載されている。 しかし工業的実施においてそのコントロールが煩雑であ
りまた反応濃度も高くできないなどまだ十分満足さるべ
き方法とはいえない。また特公昭51−6126号はホ
スゲンおよびアミンを40〜120℃の温度および10
〜5oK7/dのゲージ圧で反応させ次いでその結果生
じた反応混合物のカルバミルクロライドを120〜18
0℃の温度および少なくとも15Kg/l:rlのゲー
ジ圧で加熱することにより有機インシアナートを連続的
に製造する方法であり、その実施態様には、ホスゲン−
アミン反応が気体分離器を含む管状回路内で反応混合物
を循環させながら行なわれ、次で完結したカルバミルク
ロライドの加熱の工程が蒸留塔内で加圧下で行なわれこ
こでカルバミルクロライドのインシアナートへの分解と
塩化水素並びにホスゲンの蒸留の両者が行なわれ、塔の
基部から取出されるホスゲン含有インシアナート希釈混
合物は、大気圧下又は僅かな加圧下で蒸留され、イソシ
アナート溶液が分離される方法が記載されている。 確かに10乃至50気圧のような高圧下に反応をすれば
反応液中のホスゲン溶解度は著しく増大し、カルバミル
クロライドへの生成反応速度も早くなシ、かつ高い反応
濃度でも好収率でインシアナートが得られることは従来
から知られていた。 また第2段階のカルバミルクロライドの分解を高圧で実
施すれば未反応のホスゲンの凝縮が容易になり塩化水素
を分離する課題が容易になる効果も確かにある。しかし
ながらこのような高圧下で大過剰のホスゲンを含有する
反応液を大量に取り扱うのは工業的に実施する場合非常
に危険であり、安全性の面から特別の考慮が必要になる
。 またカルバミルクロライドは溶剤に難溶であり、このよ
うな高い濃度のスラリー液を、高圧下で管状回路内に循
環することは、金属材質に対する腐食度が著しく増大し
、通常用いられているステンレス鋼では使用不可能とな
シ、高価な材質が必要になるなど設備費が著しく増大す
る0 さらに、反応の濃度を高くすれば、タール状副生成物が
増加するだけでなくカルバミルクロライドのスラリー状
溶液は粘度が著しく増大し、管状回路の閉塞を引き起し
、反応液の循環が困難になる。また、前記特公昭51.
−6126号方法のように加圧−膜性では第1段階での
反応で、反応の過程で生成するアミン塩酸塩のカル2 ハミルクロライドへの反応を完結しておかないと第2段
階での蒸留塔での分解反応においてアミン塩酸塩が塔の
閉塞を起こしまたインシアナートの収率低下の原因とな
るので、第1段の反応を完結するに十分な長い滞留時間
が必要である0 本発明者らはこれらの欠点を改善するため、不活性有機
溶媒存在下過剰のホスゲンとアミンとを反応させて対応
するイソシアナートを連続的に製造する方法において、 (1)  10 Kg / ct/Lゲージ圧以下の加
圧下で中間生成物のカルバミルクロライドが30〜70
チ分解する温度の60乃至100℃を維持しながら管状
循環回路中でアミンおよび反応の過程で副生ずるアミン
塩酸塩のホスゲン化を行ない、 (2)  次にこの反応混合液を120乃至160℃の
温度および10 Ky / triゲージ圧以下の圧力
に維持された第2段目の反応器に移し、ここで未反応の
アミン塩酸塩のホスゲン化とカル3 バミルクロライドの分解とを完結させる連続加圧2段階
法による有機イソシアナートの製造方法を先に出願した
。(特願昭56−51216) 上記特願昭56−51216発明の目的とする所は、第
1段の反応において管状循環回路中、上記臨界条件の温
度および加圧下で反応を行なうことにより、ホスゲンの
溶解度の増大および反応液の循環によるアミン当量に対
するホスゲンのモル比を増大させることによりホスゲン
とアミンとの反応の頻度を増大させて早い反応速度の維
持とタール状副生成物を抑制し、しかもそれにより生成
するカルバミルクロライドが30〜70%分解するよう
な温度を維持しながら反応を行ない、逆にイソシアナー
トの濃度を反応終了後の実際の濃度より低くおさえてア
ミンとイソシアナートとの反応の機会を小さくすること
によって、高い反応濃度においても、タール状生成物が
少なく好収率でイソシアナートが得られるとともに反応
液中のカルバミルクロライドも比較的低い濃度におさえ
られて反応液の粘度も低く循環回路も操作性よく行なう
ことを目的としたものである。 然しなから、第1段の反応において管状循環回路中で実
施した場合、カルバミルクロライドが30〜70多分解
するような温度を維持して反応を行っても、反応液を加
圧工高レイノルズ数の渦流状態下で管状内を多量に循環
させた場合、循環回路内の材質の腐食は避けられず、同
時に反応液循環のだめの動力費がかさむ。本発明者らは
、これらの管状ループ反応の欠点を解決するため種型反
応を検討した結果、必ずしも管状ループ型式にして反応
液を循環させてホスゲン/アミンのモル比を上げて反応
させなくても、カルバミルクロライドの含有量の制御さ
れた特定温度の反応液においては、種型反応でもフィー
ドするアミン分散速度を早くしてアミン分散効果を上げ
れば、管状ループ反応方式で実施した場合と同様に副生
成物が抑制されインシアナートへの収率が大きい反応を
実施できることがわかった。 本発明方法は上記知見に基づき第一段目の反応を前記特
願昭56−51216の管状ループに替え桶型の反応器
で行なうものであり、特願昭56−51216の改良方
法である。 図−1は、各圧力における温度と反応液相(溶媒0−ジ
クロルベンゼン中でTDI換算濃度20重量%)中のホ
スゲン溶解度の関係を示す。!、だ図−2はTDI換算
の反応濃度20%、圧力s Kg / crAゲージ圧
における反応温度と反応液内のTDIおよびカルバミル
クロライドとアミン塩酸塩の生成濃度との関係を示す図
であり、これらの図より、本発明方法を実施する場合の
各臨界条件が理解できる。 図−1から温度が60〜100℃の範囲では、5 Kg
 / crlゲージ圧程度のわずかな加圧でホスゲン溶
解度は著しく増大し、捷た図−2よりわかるように、第
1段反応において圧力を5 Kg / caゲージ圧付
近にして反応温度を60〜100℃の範囲に維持するこ
とにより、反応液中に存6 在するカルバミルクロライドと同時に生成した若干のア
ミン塩酸塩とのTDIへの生成平衡を30〜70係に保
つことができて、同じ加圧条件で50℃以下の低温で実
施する場合のように、高濃度カルバミルクロライドおよ
びアミン塩酸塩による反応液の粘度が著しく高くなシ槽
内でのアミン分散効果が悪くなることはなく、また10
0℃以内に維持することによりTDIの生成率を30%
以下に抑えることができ、高濃度反応液中でも副生成物
を抑制できる。また第1の組成割合への影響は温度の及
ぼす影響はど大きくないことが実験結果よりわかり、圧
力は供給アミン濃度、アミンの分散速度、滞留時間など
により10Kg1crlG圧以下の加圧条件下で適宜選
定できることもわかった。 本発明者らはこのような基礎データーを積み重ねて、本
発明方法を完成させたものであり第1段目反応の温度お
よび圧力を選ぶことにより7 カルバミルクロライド、アミン塩酸塩およびイソシアナ
ートに転換されたときの濃度の約半分近くの濃度に維持
されているのでインシアナートとアミンとの反応する機
会も少なくなり高い反応濃度においても高収率でインシ
アナートを得ることができるのである。 本発明方法はイソシアナートとしてはTDI、MDIの
製造に特に適した方法であり、以下〇−ジクロルベンゼ
ンを溶媒として使用するトリレンジアミン(TDAと称
す)またはジアミノジフェニルメタン(MDAと称す)
からTDIまたはMDIを製造する方法につき説明する
。 本発明の方法において一段目の種型反応器での新しく供
給するホスゲンのアミンに対するモル比は少なくとも5
0%/化学当量過剰のすなわちNH2基当り1.5モル
以上好ましくは70〜150%過剰のホスゲンが存在す
ることが必要である。槽内の圧力は10 Kg / t
ri G圧以下、好ましくは3 Kg / ca G圧
から7 Kp / ca G圧である。そして該圧力は
一般に溶媒やホスゲンとともに存在する副生物の塩化水
素(オフガス)の排出口で簡単に調節される。本発明方
法の第1段では比較的低温でしかも加圧下で操作される
だめ、ホスゲンはほとんど再循環され実際のアミン当量
に対するホスゲンモル比は実質的には上記モル比よりか
なり大きい値になる。 本発明方法では一段目でのホスゲン化反応のアミン濃度
はかなり高めでもインシアナート収率の低下はなく、実
施できるのが特徴であシ、たとえばアミン濃度は50%
まで可能であり、また反応終了時のイソシアナートの濃
度として30%まで可能であるが通常はインシアナート
の収率を考慮してアミン濃度は10〜30%好ましくは
10〜25%、反応終了時のインシアナートの含有濃度
は10〜25%の範囲内で実施するのが好ましい。 また槽内反応温度は60〜100℃の範囲であり反応液
はカルバミルクロライド、アミン塩酸塩およびインシア
ナートを含有するスラリー液と々る。TDA、MDAを
使用する場合は70〜90℃の温度が特に好ましい温度
である。 圧力は1 ’OKg / crIゲージ圧以下の圧力で
あり、好ましくは3〜7 Kg / olゲージ圧であ
る。反応濃度が15重量係以上に増大してくるとホスゲ
ンを加圧にすることによる収率への効果は急上昇してく
るが5気圧程度で十分な収率が得られ10気圧以上に上
げても収率への効果は殆んど変らない。むしろ過剰ホス
ゲンの取り扱いの際の安全性において望ましくない。 本発明方法では、これらの反応条件下で第1段目のホス
ゲン化反応を攪拌機及び保温用ジャケットを備えた耐圧
反応槽で行う。この際アミン分散管よりフィードされる
アミン溶液の分散速度は10m/秒以上、好ましくは1
0〜30m/秒に維持して行う。アミン分散速度がこれ
より遅い場合は、反応温度を制御してもタール状不揮発
性残渣などの副生成物が増加する。また特殊な分散管や
反応槽内に特殊な設計をして0 30m/秒以上の早さにする必要もなく、これ以上に分
散速度を早くしても副生成物量には変りなく少くとも1
0m/秒以上の流速でフィードすれば、アミンは実質的
に瞬時に分散されるのでこの程度以上の流速で充分であ
る。アミン分散速度はアミン溶液のフィード量、分散管
口径、反応液の滞留時間などの設計に合わせて適宜法め
られる。TDA、MDAを使用する場合は流速20m/
秒程度が好ましく、350RPM程度の回転攪拌してい
る槽内へ加圧ポンプで分散供給する。 本発明方法においてホスゲン化の第2段階での反応は桶
型攪拌あるいは槽内への循環攪拌によシ行ないうるが、
攪拌の必要性は第1段階はどではない。反応液をポンプ
循環させるだけで充分である。第2段階反応の温度は1
20〜160℃の範囲で、圧力は10Kg/cr!!ゲ
ージ圧以下であるが、第1段階の圧力はど収率には影響
しない。 第1段階、第2段階のオフガスを合わせて過1 剰ホスゲンの回収及び再循環を考慮に入れると第2段の
圧力は第1段の圧力と同等が、若干低くしてもよい。第
2段の圧力上昇は新ホスゲンを送入してもよいし、導入
されてくる第1段反応液中の溶解ホスゲンでも充分であ
る。 第2段南口の反応は、未反応アミン塩酸塩のホスゲン化
とカルバミルクロライドの分解反応を行なうものだが、
カルバミルクロライドの分解反応が主反応であり、塩化
水素を発生する。 本発明方法では循環攪拌の際、このガス発生を利用した
攪拌形式にして加熱器と気液分離器よりなる循環回路を
設けて反応液の自己循環形式を採用するのが好ましい。 即ち、カルバミルクロライド分解により発生する塩化水
素ガスおよび温度差により発生するホスゲンガスを随伴
した反応液が加熱器内を上昇し加熱器と気液分離器の間
で自然循環を行なわせればポンプなどの動力を使用する
必要はなく自己循環により攪拌できる利点を有する。 本方法において用いられる第1段、第2段反応系におけ
る滞留時間は各反応系で用いられる温度に大きく依存す
る。第1段において60〜100℃の温度範囲で30分
から120分の滞留時間で十分であり第1段で反応を完
結させる必要はない。第2段反応の滞留時間は第1段で
生成される中間生成物アミン塩酸塩のインシアナートへ
完全に転化させるのに充分な時間が必要である。通常1
20〜160℃の温度範囲で約10分から120分の範
囲で行い、この際必要あらば新だにホスゲンを導入して
実施される。 ”図3は本発明方法を実施する場合の好ましい一例のフ
ロシートであるが、図3に従って実施例によシさらに詳
しく本発明を説明する。係は他に指示されていない限り
、重量係である。 実施例1 図3において第1段種型反応系は攪拌羽根を備え付けた
攪拌機1、アミンフィード分散管2、ホスゲンフィード
管3、及び新たな溶媒フィード管4を有するジャケット
付き501耐圧反応槽5より構成されている。 またカルバミルクロライドの分解とアミン塩酸塩のホス
ゲン化を同時におこなわせる第2段反応系は外部加熱管
7および気液分離器8を有する環状回路より構成されて
いる。 第1段、第2段のオフガスラインは同一ライン(10,
11)とし排出され、オフガスを冷却し、凝縮液を1段
および2段の反応系にもどし冷却分離後の主に塩化水素
よりなるオフガスは圧力調節弁9を通じて連続的に系外
に排出させるコンデンサーおよび凝縮液溜を装備してい
る。 図−3中の第1段反応器は不錆鋼材質よりなる内径35
0 Illの耐圧反応槽でありホスゲンとTDA混合異
性体の0−ジクロルベンゼン溶液は連続的に、回転数3
5ORPMで攪拌されている耐圧反応槽内に導入される
。ホスゲンは管3より毎時40.1に9(0,4054
にモル)の速度で液状ホスゲン加圧ポンプで供給され、
一方別の供給は管2より25%濃度に調整したTDAの
0−ジクロルベンゼン4 溶液が毎時44 K9 (全アミ10.0902にモル
)で加圧ポンプにより分散供給された。また、0−ジク
ロルベンゼンは導管4より毎時29.7Kfの速度で供
給された。このときTDA溶液の反応槽内への分散管出
口吹き出し速度は20m/秒に保った。 第1段、第2段反応系のオフガスラインは同一ラインと
し、圧力は圧力調整弁9により5、OK9/c4ゲージ
圧に維持された。上記アミン溶液は分散部より導入され
ると同時に瞬時に拡散混合され、アミンとホスゲンとの
反応が起こり反応槽内で80℃に維持され約10チのT
DIと約10%のカルバミルクロライドおよび塩酸塩と
を含有する0−ジクロルベンゼン懸濁液となる。 副生される塩化水素は管1oを通り排出され随伴した溶
媒およびホスゲンはコンデンサーにより凝縮液溜めより
管12から第1段反応系に返送された。 第1段反応槽での滞留液量は約49.5Kq。 5 滞留時間0.6時間に保持し反応液の一部はオーバーフ
ロー管6よシ過剰分が抜き出され、150℃に維持され
た第2段反応器中の外部加熱管7の下部にフィードされ
た。第2段反応器は外部に加熱用ジャケットを有する容
量61加熱管と容量1007槽型の気液分離器8よりな
る環状回路であり、第1段反応液は加熱管7内に入ると
同時にカルバミルクロライドの分解により発生する塩化
水素ガスと溶解度差により気化するホスゲンとを急激に
放出し加熱管上部へ向かう流れが生ずることで第2段で
の反応液は自己循環を行なうことに々す、この間ホスゲ
ン化反応の完結と同時に発生するガスは気液分離器8内
で分離され管11を通りオフガスとして排出される。 第2段反応系での滞留液量は約81句、滞留時間1時間
に保持され反応液の一部は圧力差によシ抜き出され、フ
ラッシュタンク13で減圧された後さらに脱ガス塔で脱
ガスされる。このようにして得られた生成物のインシア
ナート溶液は通常の方法で蒸留分析したところ19.8
%のTDIおよび1.1%の不揮発性残渣を有していた
。 比較例1 実施例1と同じ装置を使用して第1段反応系において供
給TDA溶液の槽内での吹き出し速度を7 m 7秒と
した以外は実施例1と同様の操作を行った。得られたイ
ソシアナート溶液を蒸留分析したところ19.2%のT
DIおよび1.7%の不揮発性残渣を含有していた。 比較例2 実施例1と同じ装置を使用して第1段反応系の温度を1
40℃、圧力を0.8に9/crlゲージ圧、供給TD
A溶液の槽内での吹き出し速度を20m/秒とし、第2
段反応系の圧力を0.8Kp/iゲージ圧とした以外は
実施例1と同様の操作を行なった。得られたイソシアナ
ート溶液を蒸留分析したbころ19.0%のTDIおよ
び2.0%の不揮発性残渣を含有していた。 実施例2 実施例1と同じ装置を使用し、実施例1のTDAの代わ
りにN H2基含量15.9%の粗MDAを原料に用い
たほかは実施例1と全く同じ操作により粗MDIの製造
を行なった。 反応液は蒸留により0−ジクロルベンゼンを留出し缶出
液を分析したところNGO含量32.4%、粘度40 
cps (25℃)、HCO002%の粗MDIが得ら
れた。 4、図面の簡単な説明 図1は、各圧力における温度と、反応液相(溶媒o−ジ
クロルベンゼン中でTDI換算濃度20重量%溶液)中
のホスゲン溶解度との関係図である。 図2は、TDI換算反応濃度20重量%、圧力5 Kg
 / cr&ゲージ圧における反応温度と、反応液内の
TDIとカルバミルクロライドおよびアミン塩酸塩の生
成濃度との関係図である。 図3は、本発明方法を実施する場合の好ましい1例のフ
ローシートであり、 8 5、種型反応器  7、管状加熱器 8、種型気液分離器 である。 特許出願人 三井東圧化学株式会社 9 蓼 1 図 公()虻  (C) 第 2 口 5敷 崖 (’C)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 不活性有機溶媒存在下過剰のホスゲンと有機−級
    アミンとを反応させて対応するイソシアナートを連続的
    ′に製造する方法において、 (1110kg/cd  ゲージ圧以下の加圧下で中間
    生成物のカルバミルクロライドが30〜70チ分解する
    温度の60乃至100℃を維持し、アミンフィード流速
    を10乃至30 m/81に、保った種型反応器中でア
    ミンおよび反応の過程で副生ずるアミン塩酸塩のホスゲ
    ン化を行ない、 (2)次にこの反応混合液を120乃至160℃の温度
    および10kV−ゲージ圧以下の圧力に維持された第2
    段目の反応器に移し、ここで未反応のアミン塩酸塩のホ
    スゲン化とカルバミルクロライドの分解を完結させなが
    ら行なうことを特徴とする加圧2段法による有機イソシ
    アナートの連続的製造法。 2、 第1段の槽型反応器の圧力が、3〜7−ゲージ圧
    である特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、 第2段の反応器の圧力が3〜7kg/cdゲージ
    圧である特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、 第1段の反応↑供給するトスゲンが、アミンに対
    し3.4〜キモル倍である特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 5、 有機−級アミンがトリレンジアミンまたはジアミ
    /′ジフェニルメタンであり、対応する有機インシアナ
    ートがトリレンジイソシアナートまたはジフェニルメタ
    ンジインシアナートである特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 6 二段目の反応を加熱器及び気液分離器よりなる循環
    回路中で行なう特許請求の範囲第1項記載の方法。 Z 二段目循環回路において、反応液の循環、攪拌を、
    循環回路中で副生ずる塩酸ガスおよび過剰ホスゲンに随
    伴して循環される反応液の自己循環型式により行なう特
    許請求の範囲第6項記載の方法。 8、 二段目循環回路中の反応濃度(イソシアナート)
    が10〜25重量パーセントである特許請求の範囲第6
    項記載の方法。 9 不活性有機溶媒が0−ジクロルベンゼンである特許
    請求の範囲第1項記載の方法。 10、  反応液の滞留時間が30〜120分である特
    許請求の範囲第1項又は第6項記載の方法。
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