JPS59120285A - 弗素系成分含有廃水の処理方法 - Google Patents
弗素系成分含有廃水の処理方法Info
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- JPS59120285A JPS59120285A JP22674982A JP22674982A JPS59120285A JP S59120285 A JPS59120285 A JP S59120285A JP 22674982 A JP22674982 A JP 22674982A JP 22674982 A JP22674982 A JP 22674982A JP S59120285 A JPS59120285 A JP S59120285A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
方法に関する。
弗素系成分を含有する廃水は、゛アルミニウム工業、窯
業、肥料工業、めっき工業、半導体工業、こみ焼却工場
の排ガス湿式抗藻廃水（いわゆる洗煙廃水）等から発生
する。これらの設備からの廃水中には弗素の他にシリコ
ン等が含凍れてお・リ、弗素の形態にはＦ−の他にＳ
ｉ Ｆ’６一等が考えられる。
業、肥料工業、めっき工業、半導体工業、こみ焼却工場
の排ガス湿式抗藻廃水（いわゆる洗煙廃水）等から発生
する。これらの設備からの廃水中には弗素の他にシリコ
ン等が含凍れてお・リ、弗素の形態にはＦ−の他にＳ
ｉ Ｆ’６一等が考えられる。
このような弗素系成分を含有する廃水の処理方法として
、ＣａＣｔｚ ！ Ｃａ（ＯＨ）２等のＣａ塩を用いた
カルシウム凝沈法、鉄およびアルミニウム凝沈法、燐酸
アパタイト法などの凝集沈殿法とともに、吸着法、□イ
・オン交換法、電解法、逆浸透法などの物理化学的処理
法がある。
、ＣａＣｔｚ ！ Ｃａ（ＯＨ）２等のＣａ塩を用いた
カルシウム凝沈法、鉄およびアルミニウム凝沈法、燐酸
アパタイト法などの凝集沈殿法とともに、吸着法、□イ
・オン交換法、電解法、逆浸透法などの物理化学的処理
法がある。
しかしカルシウム凝沈法は、弗素の除去率が不十分．で
あるとともに、ＣａＣｔｚ ｌ Ｃａ （（用）２等の
Ｃａ塩が高い。また鉄およびアルミニウム凝沈法は、コ
ストがかさむとともに、廃棄スラツジ′が増加する。更
に燐酸アバタイト法は、除去率は高いが、燐酸の薬剤費
が高い．ことが挙げられる。
あるとともに、ＣａＣｔｚ ｌ Ｃａ （（用）２等の
Ｃａ塩が高い。また鉄およびアルミニウム凝沈法は、コ
ストがかさむとともに、廃棄スラツジ′が増加する。更
に燐酸アバタイト法は、除去率は高いが、燐酸の薬剤費
が高い．ことが挙げられる。
また物理化学的処理法は、いずれも弗素ｔ 屑綿除去す
る方法であり、最終的ＶＣ．ａ縮された弗素の再処理を
必要とする欠点がある。
る方法であり、最終的ＶＣ．ａ縮された弗素の再処理を
必要とする欠点がある。
本発明は上記．事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、工程が簡単でしかも処理コストの極め
て安価な弗素系成分含有廃水の処理方法を得んとするも
のである。：すなわち本発明は、り１４素系成分廃水に
製鋼スラグを添力ｉして同スジ？中の可溶１生カルシウ
ムを抽出した後、濾過５．抽出し、次いで抽出液をＰＨ
４，、Ｏ〜５．５に調整して弗化カルシウム全生成せし
めた後濾過することを特徴とする。
とするところは、工程が簡単でしかも処理コストの極め
て安価な弗素系成分含有廃水の処理方法を得んとするも
のである。：すなわち本発明は、り１４素系成分廃水に
製鋼スラグを添力ｉして同スジ？中の可溶１生カルシウ
ムを抽出した後、濾過５．抽出し、次いで抽出液をＰＨ
４，、Ｏ〜５．５に調整して弗化カルシウム全生成せし
めた後濾過することを特徴とする。
以下本発明を図示する実施例を参照して説明する。
弗素系成分含有廃水ｌを製鉄所からｃｌｌ」生ずる製鋼
スラグ２とともにカルンウム抽出惰３に送入し、製、鋼
スラグ２中の可溶性カルンウムを抽出する。すなわち製
鋼る。ラグ２中には一般にＣａＯが４０〜鳴５幅含−ま
れて訃り、その中で可溶性のＣａＯは２〜４％で紗る。
スラグ２とともにカルンウム抽出惰３に送入し、製、鋼
スラグ２中の可溶性カルンウムを抽出する。すなわち製
鋼る。ラグ２中には一般にＣａＯが４０〜鳴５幅含−ま
れて訃り、その中で可溶性のＣａＯは２〜４％で紗る。
従って例えばＨ２Ｏ１１中に製鋼ス７り３０〜５．’０
９’、’ｃ加Ｌし１カルシウムを抽出すると、その抽出
液（ｌｉｐＨ１２〜１２．５であり、カルシウム濃度は
４００〜７００１）Ｖｌである。
９’、’ｃ加Ｌし１カルシウムを抽出すると、その抽出
液（ｌｉｐＨ１２〜１２．５であり、カルシウム濃度は
４００〜７００１）Ｖｌである。
次いでカルシウムを抽出した液をクゴ過機４に天孔、済
過、抽出する。ここで抽出残漬５と力：ルく・つ±抽、
出液６とを炉別踵 カルシウム抽出ろ液６を反応槽７に
入れる。ここでは塩虚等の酸８を添加して′伸１」」液
をｐ）Ｉ ４ 、０〜５，５好１ニジ＜はＰＨ４，５上
帆５に保持して難溶性の弗化カルシウム（ＣａＦ２）
ｆ生成せしめる。この範囲のｐＨに調整するのは、ＰＨ
４゜０未満では、弗素は）（Ｆ又はＨＦ２を（杉成する
ためＦ−として解、暉しにくく、又ＰＨ６，０を越える
と、□Ｈ−もＦ″の解離に妨害劣与えるためである。
過、抽出する。ここで抽出残漬５と力：ルく・つ±抽、
出液６とを炉別踵 カルシウム抽出ろ液６を反応槽７に
入れる。ここでは塩虚等の酸８を添加して′伸１」」液
をｐ）Ｉ ４ 、０〜５，５好１ニジ＜はＰＨ４，５上
帆５に保持して難溶性の弗化カルシウム（ＣａＦ２）
ｆ生成せしめる。この範囲のｐＨに調整するのは、ＰＨ
４゜０未満では、弗素は）（Ｆ又はＨＦ２を（杉成する
ためＦ−として解、暉しにくく、又ＰＨ６，０を越える
と、□Ｈ−もＦ″の解離に妨害劣与えるためである。
セして難溶性の弗化カルシウムを生成したｐ液を渥過ｌ
′ｌｉ！９に入れ、弗化カルンウムＩθ：全ｒ別回収す
る。この結果処理水１１中には１．残イＩ弗素一度が極
めて低くなる。次に本発明の実施例につき説明する。
′ｌｉ！９に入れ、弗化カルンウムＩθ：全ｒ別回収す
る。この結果処理水１１中には１．残イＩ弗素一度が極
めて低くなる。次に本発明の実施例につき説明する。
実施例１
原水としてこみ焼却工場洗煙廃水（ｐ” ７”８ を弗
素濃度３８ ｍ９／／ｌ）を供試し、製鋼スラグとして
、日本鋼管京浜製鉄所蕪のもの（Ｃａ０４２ ％。
素濃度３８ ｍ９／／ｌ）を供試し、製鋼スラグとして
、日本鋼管京浜製鉄所蕪のもの（Ｃａ０４２ ％。
１０’０メソシユバス粉砕物）を用い、図示する装置を
用いて本発明の処理をおこなった。この嚇合原水量１１
１．’ｃ対し製鋼スラグ量は１０ｇ。
用いて本発明の処理をおこなった。この嚇合原水量１１
１．’ｃ対し製鋼スラグ量は１０ｇ。
３０＆ 、５０ｇの３水準とし、又反応槽のｐＨは、塩
酸にてＰｌ（４，５±０．２ＶＣ調整した。この実験結
果を第１表に示す。
酸にてＰｌ（４，５±０．２ＶＣ調整した。この実験結
果を第１表に示す。
第１表
第１表から原水１１に対して製鋼スラグ全３０〜５０ｇ
添加してＣａを抽出す汎ば、処理水中の弗累ｄ簿度は１
０〜１． 、Ｉ ＬＱ９／１３にできることがわかった
。
添加してＣａを抽出す汎ば、処理水中の弗累ｄ簿度は１
０〜１． 、Ｉ ＬＱ９／１３にできることがわかった
。
実施例２
原水として試薬のＮａＦ’とＮａ ２ Ｓ ｉＦ ｂと
ｉ Ｈ２ＯＫｍ 解Ｌ タ合成液（Ｆ”” ２０”９／
”’ 、 Ｓ ｔＦ６２０ｈ１９／７１ 、全Ｆ量＝＝
４０ Ｔｎ９／ｌ； ）を用い、製鋼スラグとして実
施例１と同じものを用い、原水１１に対し”ＪＩＷ４ス
ラグ３０ｇ加え・て、カルシウムを抽出後、ヌッチェ型
定圧濾過（−４００ｍｍＨｇ、 ｐｒ紙は東洋Ｐ紙／１
６．．．２ ）にてスラグ、残漬を除去し、そのカルシ
ウム抽出Ｆ液のｐＨｉ塩１ンにて調整して、Ｆ−とＣａ
とからＣａＦ２に生成せしめ、このＣａ Ｆ ２を
濾過（スラグ残漬１ｙ５過と同じ方法）シｌこ。
ｉ Ｈ２ＯＫｍ 解Ｌ タ合成液（Ｆ”” ２０”９／
”’ 、 Ｓ ｔＦ６２０ｈ１９／７１ 、全Ｆ量＝＝
４０ Ｔｎ９／ｌ； ）を用い、製鋼スラグとして実
施例１と同じものを用い、原水１１に対し”ＪＩＷ４ス
ラグ３０ｇ加え・て、カルシウムを抽出後、ヌッチェ型
定圧濾過（−４００ｍｍＨｇ、 ｐｒ紙は東洋Ｐ紙／１
６．．．２ ）にてスラグ、残漬を除去し、そのカルシ
ウム抽出Ｆ液のｐＨｉ塩１ンにて調整して、Ｆ−とＣａ
とからＣａＦ２に生成せしめ、このＣａ Ｆ ２を
濾過（スラグ残漬１ｙ５過と同じ方法）シｌこ。
この結果得られた処理水中の弗素に度を測定し、第２表
に示す。この場合Ｐ１＋の水準は３．．５ 、、４，０
゜４．５ 、５．０ 、５．５ 、６．０の６水準とし
た。
に示す。この場合Ｐ１＋の水準は３．．５ 、、４，０
゜４．５ 、５．０ 、５．５ 、６．０の６水準とし
た。
第 ２ 表
第２表からＰｌ（全本発明範囲とすることによシ、処理
水中の弗素濃度を１０〜１１ ｔｕｇｙｌにできること
がわかる。
水中の弗素濃度を１０〜１１ ｔｕｇｙｌにできること
がわかる。
実施例３
原水としてごみ焼却工場洗饗廃水（ｐＨＬ８＋弗素譲度
３８ ＩｎＱ／ｌ ）を供試し、製鋼スラグとして実施
例１と同じものを用い、図示する装置で１０時間の連続
処、ｆ！！を行った。この場合原水処理量５１／時、製
鋼スラグ供給量１５ＯＮ／時、カルンウム抽出槽滞留時
間’に１時間、反応借ＰＨ４，５±０．２、反応槽滞留
時間を１時間とし、又濾過伎はヌソチェ型定圧ｒ過（−
４ｏ ｏｙａｍｓｇ。
３８ ＩｎＱ／ｌ ）を供試し、製鋼スラグとして実施
例１と同じものを用い、図示する装置で１０時間の連続
処、ｆ！！を行った。この場合原水処理量５１／時、製
鋼スラグ供給量１５ＯＮ／時、カルンウム抽出槽滞留時
間’に１時間、反応借ＰＨ４，５±０．２、反応槽滞留
時間を１時間とし、又濾過伎はヌソチェ型定圧ｒ過（−
４ｏ ｏｙａｍｓｇ。
ｐ紙は東洋ｐ紙、４ｇ２）とした。
この結果処理水中の弗素礎度は１０〜１工ノｎｇ／ｌで
あった。
あった。
上述した実施例から明らかなように本発明によれば、製
鉄所から副生する製鋼スラグを用いることにより、廃水
中の弗素を効率よく、かつ安価に処理することができる
顕著な効果ヲ秦する。
鉄所から副生する製鋼スラグを用いることにより、廃水
中の弗素を効率よく、かつ安価に処理することができる
顕著な効果ヲ秦する。
図面は本発明に係る弗素系成分含有廃水の処理方法の一
例を示す説明図である。 ｌ・・・弗素系成分含有廃水、２・・製鋼スラグ、３・
・カルシ９ム抽出槽、４・・濾過磯、５・・抽出残渣、
６・・カルシ９ム抽出槽液、７ ・反応（’、！ｉ 。 ８゛°°１）匂、９″・・ｆ 、Ｉ尚（先、ＩＯ・・・
弗化カルシウム、１１・・処理水。
例を示す説明図である。 ｌ・・・弗素系成分含有廃水、２・・製鋼スラグ、３・
・カルシ９ム抽出槽、４・・濾過磯、５・・抽出残渣、
６・・カルシ９ム抽出槽液、７ ・反応（’、！ｉ 。 ８゛°°１）匂、９″・・ｆ 、Ｉ尚（先、ＩＯ・・・
弗化カルシウム、１１・・処理水。
Claims (2)
- （１） 弗素系成分含有廃水に製鋼・スラグを添加して
同スラグ中の可溶性□カルシウムを抽出した後、濾過、
抽出し、次いで抽出液４ｐＨ４，、ｏ〜５．５に調整し
て弗化カルシウムを生成せしめた後ｐ過することを特徴
とする弗素系成分含有廃水の処理方法。 - （２）弗素系成分含有廃水１１に対し製鋼スラグ全３０
〜５０．９添加することを特徴とする特許請求の範囲第
１項記載の弗素系成分含有廃水の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22674982A JPS59120285A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 弗素系成分含有廃水の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22674982A JPS59120285A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 弗素系成分含有廃水の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59120285A true JPS59120285A (ja) | 1984-07-11 |
Family
ID=16850003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22674982A Pending JPS59120285A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 弗素系成分含有廃水の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59120285A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5153126A (en) * | 1987-05-29 | 1992-10-06 | Lion Corporation | Method for continuous preparation of highly pure monoglyceride |
| KR100984448B1 (ko) * | 2008-09-29 | 2010-09-29 | 현대제철 주식회사 | 폐수의 불소 제거방법 |
| KR101140883B1 (ko) * | 2010-03-30 | 2012-07-12 | 현대제철 주식회사 | 배가스의 불소 제거방법 |
-
1982
- 1982-12-27 JP JP22674982A patent/JPS59120285A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5153126A (en) * | 1987-05-29 | 1992-10-06 | Lion Corporation | Method for continuous preparation of highly pure monoglyceride |
| KR100984448B1 (ko) * | 2008-09-29 | 2010-09-29 | 현대제철 주식회사 | 폐수의 불소 제거방법 |
| KR101140883B1 (ko) * | 2010-03-30 | 2012-07-12 | 현대제철 주식회사 | 배가스의 불소 제거방법 |
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