JPS59116397A

JPS59116397A - 高耐食性防錆鋼板

Info

Publication number: JPS59116397A
Application number: JP22461082A
Authority: JP
Inventors: Hideo Okuda; 奥田　秀雄
Original assignee: Sumitomo Metal Industries Ltd
Current assignee: Nippon Steel Corp
Priority date: 1982-12-21
Filing date: 1982-12-21
Publication date: 1984-07-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、特に自動車用鋼板として好適な、νＤち、外
面側は、耐食性と塗膜密着性が良好で、内面側は、スポ
ット溶接性と加工性に優れ、しかも高い耐食性を有する
、高耐食性防錆鋼板に関するものである。

従来技術第１表は、公知の防錆鋼板について、自動車用鋼板とし
ての適性を示したものである。

即ち、外面側は、塗装耐食性と塗装密着性を、内面側は
、耐食性を示し、また、両面処理の適用性を、スポット
溶接性、塗装鮮映性等を基準にして評価した。

第１表から、２層電気メッキ鋼板、塗装鋼板は、内外面
特性が共に良好であるが、溶融メッキ鋼板、塗装鋼板の
両面処理は困難であシ、電気メツキ鋼板、溶融メッキ鋼
板は塗装密着性が劣っていることが理解できる。

現在自動車用鋼板として実用されているものは、片面溶
融メッキ鋼板、片面及び両面電気メツキ鋼板、片面塗装
鋼板であるが、第１表から明らかなように、溶融メッキ
鋼板、電気メッキ鋼板Ｖｉ塗装密着性、内面の耐食性が
不充分であり、塗装鋼板はスポット溶接性等から両面処
理が適用できず、いずれも満足すべき性能を有していな
いのが現状である。

発明の目的本発明は、このような従来の防錆銅板を更に改善したも
ので、外面側は従来の二層電気メツキ鋼板の性能を、内
面側はシンクロメタル；ｆ岡板のような塗装鋼板の性能
を組合せて有する自動車用防錆鋼販を提供するものであ
る。

発明の構成本発明の防錆鋼板は、図面に示すように、外面側は、第
１層の高耐食性電気メッキ層２の上に、第２層として薄
眠気メッキ層４を施し、また、内面１１１１１は、外面
側と同し７第１１ｎの上に、浴接可能な塗膜６を塗装し
たものである○ 本発明のｍ＆の製造法は、先づ、鋼板１０両面に高耐食
性の゛電気メツキ層２を施したのち、外面側に薄電気メ
ッキをし、更に、ライン内或いは別ラインで、内面ＩＪ
ｉｌｌに浴接可能な塗膜６を塗装する。

この際、塗装ｒｉｉｆ　＋’こクロメート処理を施し、
クロメート処理層５を弁して塗装するのが特に有効であ
る１、第１Ｊ？４の高耐食性磁気メッキ層２としては、Ｎｉ−
Ｚｎ系、Ｆｅ　−Ｚｎ系等の合金メッキを、目付量１０
ｆ／ｒｒ？〜４０ｆ／ｍ’の範囲にメッキするのが好ま
しい。上記目付量を超えるとスポット溶接性が劣Ｊ、１
０　ｔ／ｒｒ？以下だと充分な耐食性が得られない。な
お、Ｎｉ　−Ｚｎ系では、小量のＣｒＸＦｅ、　Ｃ。

等を１種又は２種以上式れることができる。

第２層の薄電気メッキ層４としては、Ｆｅ　−Ｚｎ系の
Ｆｅ分比率の高い電気メツキ層を施す。塗装後の高い二
次密着性を得るだめには、Ｆｅ分が６０チ以上のメッキ
層を、目付量１７／Ｒ以上メッキするのが適当である。

なお、この系には、小量のＣｕ、　Ｎｉ　、　ＣｒＸＣ
ｏ、　Ｍｎ、　ＭｏＸＶＸＳｎ、　Ｃｄ等を１種又は２
種以上式れることができる。

内面側に施す溶接可能な塗膜３としては、Ｚｎ１Ａｔ等
の金属や、Ｃその他の導電顔料を含むか、又は含まない
エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂等の樹脂膜を使用する
。所期の溶接性、耐食性を得るために適当な膜厚の範囲
は、導電性顔料を含む膜では、６〜１０μ、導電顔料を
含まない膜では、０．５〜３μである。

実施例第２表に、本発明の鋼板の実施例１〜６と、比較例１の
メッキ層、塗膜等の構成を示す。また、第３表に、実施
例１〜６と比較例の性能を示す。

４９１発明の効果第２表、第６表から明らか々ように、本発明の鋼板は、
比較例２−４の従来の耐食鋼板に比し、非塗装の場合、
赤サビ発生時間が大幅に長くなり、内面側の耐食性の向
上が著しく、また、外面側の塗装耐食性も非常に向上し
ており、二次密着性は良好で、自動車用鋼板として適し
ている。

【図面の簡単な説明】

図は、本発明の高耐食性防錆銅板の説明図１・・・鋼板
　　　　　　２・・・高耐食性電気メッキ層６・・・薄
電気メッキ層　４・・・溶接可能な塗膜５・・・クロメ
ート処理層代理人　弁理士　佐々木　俊　哲

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　　両面に第１屑として、烏Ｉけ食性電気メッキ
層を有し、さらに、片面には、第２層として薄電気メッ
キ層を、反対面には、溶接可能々塗膜を有することを特
徴とする、高面［食性防錆鋼板。
（２）　　高耐食性電気メツキ層が、目付量１０　ｆ　
／　ｎ？〜４０　ｆ　／　＋１１’としたＮｉ　　Ｚｎ
系又はｐ６　　”ｌｎ系合金メッキである特許請求の範
囲第１項記載の銅板。
（３）Ｎ電気メツキ層が、目付量ｉ　ｙ／　ｍ′以上と
した、Ｆｅ分６０襲以上のＦｅ　　Ｚｎ系合金メッキで
ある％　ｉｆ’ｌ’請求の畦曲第１又は第２項記載の鋼
板。
（４）＠接可能な塗膜が、導…、性顔料を含む、膜厚３
〜１０μのエポキシ樹脂又はポリエステル樹脂膜Ｃある
特許請求の範囲第１項ないし第６項のいずれか１つに記
載の鋼板。
（５）溶接可能な塗膜が、導電性顔料を含まない、膜厚
０５〜３μのエポキシ樹脂又はポリエステル樹脂膜であ
る特許請求の範囲第１項ないし第６項のいずれか１つに
記載の鋼板。