JPS59116222A - 水添麦角アルカロイドとヘパリンからなる医薬 - Google Patents

水添麦角アルカロイドとヘパリンからなる医薬

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JPS59116222A
JPS59116222A JP58233457A JP23345783A JPS59116222A JP S59116222 A JPS59116222 A JP S59116222A JP 58233457 A JP58233457 A JP 58233457A JP 23345783 A JP23345783 A JP 23345783A JP S59116222 A JPS59116222 A JP S59116222A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、血栓症の予防、特に術後血栓症の防止に有
用な新規医薬組成物、および上記組成物の製造法に関す
るものである。
ヘパリン(ヘパリン酸ともいう)は、特異的な抗擬血性
を有する、高度に硫酸化された右旋性ムコ多糖類であり
、特に手術後の血栓症を予防するために広く用いられて
いる。この物質は、多数の咄乳類の棟において、種々の
組織、特に肝臓および肺臓の天然成分として存在し、色
々の供給源からj4j−dした製品か、遊離または医薬
上許容される塩の形、例えば棟々のアルカリ金属塩また
はアルカリ土類金属塩の形で市販されている。
全ヘパリン、すなわち広く供給源から直接単離されたヘ
パリンは、通常6000ないし20000にわたり平均
分子量が14000ないし18000の不均一な分子量
を有するポリマーからなり、その基本ポリマー鎖はD−
グルコサミン残基とD−クルクロン酸残基から構成され
ている。個々の化学的および物理的構成、例えば硫酸化
の正確な度合いおよび分子量特性は、供給源、すなわち
それを得た動物材料、および詳細な単離手段により異な
る。後述するように、全ヘパリン製品、例えば動物性供
給源から直接得られたものより低い平均分子量を有する
ヘパリン製品を得るための種々の技術も、先行技術に記
載されて公知である。
また、ヘパリンを、血管収縮活性を有する水素添加した
麦角アルカロイド、特にジヒドロエルゴタミンと共に投
与すると、血栓症の予防、特に術後血栓症の防止に有利
であることが知られており(例えば英国特許明細書第1
557331号参照)、ヘパリン/ジヒドロエルゴクミ
ン療法は、今や血栓症の危険のある患者、特(こ大手術
後の患者に対して広く使用される価値ある処置法となっ
ている。投与は、一般に非経口投与、例えば静脈注射で
あり、種々の製剤、例えは単純溶液に較べて溶解性のす
ぐれた上記用途の製剤か、文献に記載され市販されてい
る(例えは米国特許第4402949号参照)。
この発明によると、驚くべきことに、上記併用療法を適
用する場合、ヘパリン成分が低分子量のヘパリンである
と特に有利な結果が得られることが判明した。殊に、従
来用いられた全ヘパリンの代りに、低分子量ヘパリンを
、血管収縮活性を有する水素添加した麦角アルカロイド
、特にジヒドロエルコタミンと共に用いると、治療効果
、例えは抗血栓活性の持続が驚異的に向上し、それによ
つ−C1効果的な予防処置に必要なヘパリンと水素化し
た麦角アルカロイド両成分の1日用量を対応して減少さ
せ得ることが判明した。
したかって、この発明は、患者の処置に必要な1日投薬
量を顕著に減少し得るという重要な利点を有する。前述
のように、処置は通常静脈注射により行なわれるから、
この発明はさら(こ、必要な1日の注射割合を減らし、
それ故患者の不満を実質的に減少し得るという利点を同
時に有する。これは大手術を受け、それから快復する患
者の場合特に重要である。
したかつて、この発明は、 1)血管収縮活性を傅する水素添加した麦角アルカロイ
ド、またはその医薬上許容される酸付加塩、および H)低分子量のヘパリン、またはその医薬上許容される
塩 からなる、医薬組成物を提供するものである。
この発明の医薬組成物における成分1)としては、式(
1) (式中、艮は水素またはC1−4アルキル、klはメチ
ル、エチルまたはイソプロピル、R2はイソプロピル、
第2級フチル、イソフチルまたはベンジル、■は水素ま
たはメトキシを意味する) で示される水素添加した麦角アルカロイドまたはその医
薬上許容される酸付加塩が適当である。
好ましい成分1)はジヒドロエルコタミン、6−ノルー
イツブロピルー9.10−ジヒドロ−2′β−ノナルー
5′α−ペンジルエルゴペプチンまたはジヒドロエルコ
バリン、またはこれらの医薬上許容される酸付加塩であ
り、そのうちジヒドロエルコタミンおよびその医薬上許
容される酸付加塩が最も好ましい。適当tS医薬上許容
される酸付加塩は、例えはメタンスルホン酸塩、マレイ
ン酸塩、および酒石酸塩であり、ジヒドロエルコバリン
の場合、特にメタンスルホン酸塩が好ましい。
「低分子量のヘパリンJの語は、例えば単離方法または
後述の解重合方法により平均分子量を全ヘパリン製品(
こ較べて顕著に減少させて得たヘパリンを意味する。
この発明で用いる成分11)とじては、平均分子(■約
10000または未満のものが好ましく、約8000ま
たは未満のものかさらに好ましい。しかし、平均分子量
は約4000未満でないことが好ましく、約5000未
満てないことかさらに好ましく、約6000未満でない
ことか最も好ましい。したがって、特に好ましい成分1
1)は、平均分子Ji)約10000 f、にいし約4
000、特に約8000ないし約5000、例えば約7
000±1000または約6000±1oooのもので
ある。
さらに、成分1()は比較的均質な分子量をもち、例え
はポリマ一単位の少なくとも60%さらに好ましくは8
0%が上記平均分子量範囲内の分子量をもち、例えは1
0000または未満の分子量をもつものであることが望
ましい。
成分11)における低分子量のヘパリンの適当な医薬上
許容される塩としては、例えばカルシウム塩、およびカ
リウム塩、特−にナトリウム塩か含まれる。
成分11)として用いる低分子量のヘパリンまたはその
医薬上許容される塩は、当技術(こおいて公知の方法、
例えはドイツ公開公報第2945591号記載の分別沈
殿および濾過により全ヘパリン製品から低分子量フラク
ションを分離するか、または例えはベルキー特許第88
8864号またはヨーロッパ特許公開第27089号記
載の化学的解裂により、全ヘパリン中の高分子量フラク
ションを解重合して得ることかできる。別の方法として
、成分11)は上記方法の組合わせ、すなわち、例えは
全ヘパリン製品から低分子量のヘパリンを分離し、次い
て残留する高分子量のヘパリンフラクションを解重合し
てさらに低分子量のヘパリンを得、所望により得られた
2種の低分子量のヘパリン製品を合わせることにより得
ることができる。
化学的解裂により低分子量のヘパリンを製造する場合、
個々の鎖の残基は一定の化学的修飾、特に脱スルフェー
ト化を受けることがある。これか起る場合、この発明で
使用するに際し、最初に製造した成分11)を、所望に
より公知技術例えはフランス特許第888864号記載
の技術と同様の方法により再構成または他の適当な修飾
を施すことかできる。
化学的解裂によって得た低分子量のヘパリン製品をこの
発明の組成物に用いる場合、これは他の化学的修飾を全
くまたは実質的に受けていないことが望ましい。
成分1)および11)は、成分I)171+!7:成分
II)300ないし70000(例えは500ないし7
0000)国際単位(IU)、好ましくは300ないし
35000国際単位国際率で存在するのが適当である。
さらに、成分1)および11)は、成分j)1+++g
:成分II)1000ないし20000(例えは200
0ないし20000)国際単位の比率で存在するのが好
ましく、1000ないし10000国際単位国際率で存
在するのが最も好ましい。成分1)および/または11
)が医薬上許容される塩の形で存在する場合、上記比率
をもたらすに足る量の塩が用いられる。
前述のように、この発明の組成物は一般に注射の形で投
与される。直接投与の場合、組成物は液体である。単な
る水溶液または水/アルコール溶7夜も用い得るか、安
定手段を講じない場合には成分1)および]1)が反応
して難溶性の塩を生成し、浴液から析出するので、これ
らは一般に好ましくはない。したかって、単なる溶液は
数時間以上の期間保存するこ、とができず、実用価値か
少ない。
この発明の好ましい組成物は、追加成分)11)として
安定剤の役をするエチレンジアミンテトラ酢酸(ED−
i’A )の医薬上許容されるカルシウム塩またはマグ
ネシウム塩を用いた、前記米国特許第4゜402949
号記載の型の安定化溶液である。この溶液では、溶媒は
+V)水およびV)医薬上許容されるモノまたはポリア
ルコールからなるのか好ましい。
成分111)として示したEDTAのマグネシウム塩お
よびカルシウム塩は、医薬上許容されるi金属塩を含む
モノマグネシウム塩およびモノカルシウム塩であって、
マクネシウムおよび好適にはカルシウムを1価金属イオ
ン例えはナトリウムイオンまたはカリウムイオンと共に
含むものである。
この発明に用いる好ましいE D T A塩は、カルシ
ウム・ティトリプレックスとしても知られるモノカルシ
ウム・ヒスナトリウム塩(CaNa2E D’rA)で
ある。モノマグネシラ仝・ヒスカリウム塩(Mg K2
 k−D TA )も用いることができる。
成分111)は、成分11)5000国際車位の量に対
して約1ないし約50mf/の範囲で存在するのか好ま
しく、1ないし25 mgの範囲で存在するのがさらに
好ましく、工ないし10πgの範囲で存在するのが最も
好ましい。
溶媒が希釈剤または担体として成分1v)および■)か
らなる場合、これらは組成物全容量に対してそれぞれ4
5ないし72%および28ないし55%の量で存在する
のが好ましい。
好ましい成分V)は、エタノール、プロピレングリコー
ノペポリエチレングリコール(好適には平均分子量約4
00のもの)、ジエチレングリコーノベ トリエチレン
クリコールおよびクリセリン並びにこれらの混合物であ
る。さらに、■)は、a)エタノールおよびb)トリエ
チレングリコールの混合物、またはC)グリセリンおよ
びd)プロピレンクリコールの混合物であるのが好まし
い。
このような混合物において、a)およびb)は1:6な
いし10]i量部、さらには1:8重量部の割合で、C
)およびd)は1:8ないし12重量部、さらには1:
10重量部の割合で存在するのか好ましい。
好ましい実施態様において、上記溶液はさらに成分Vi
)として生理学上許容される麻酔a+を含むことかでき
る。麻酔剤成分v1)は、「アセトアニリド麻酔剤」で
あるのが好ましく、これは麻酔活性を胃し生理学上許容
される一連のアセトアニリド誘導体中任意のものを意味
し、種々の公知の麻酔活性2−アミノ−N−フェニルア
セドア=lJトおよびその医薬上許容される塩を含む。
好ましいアセトアニリド系麻酔剤は、2−(ジエチルア
ミノ)−N−(2,6−ンメチルフエニル)アセトアミ
ド(リドカインとして知られるもの)、2−(フチルア
ミノ)−N−(2−クロロ−6−メチルフェニル)アセ
トアミド”(ホスタカインとして知られる)および2−
(2−ジエチルアミノアセトアミド)−m−トルイル酸
メチルエステル(ハイカインとして知られる)である。
このようなアセトアニリド系麻酔イリの医薬」二許容さ
れる繁用塩としては、例えはその塩酸塩6が含まれる。
成分v1)か存在する場合、その量は組成物全重量(こ
対して1ないし2重量%であるのか好ましい。
例えは注射用の浴液は、この発明の場合pH4ないし6
であるのが適当である。
勿論、例えば前述のように、溶成が一般に最も繁用され
好ましいが、この発明には、成分1)および11)から
なる他の適当な形態、例えは投与前(こ溶液または他の
適当な液体形にするための凍結乾燥製剤等も含まれる。
この発明の組成物は、さらに所望の添加剤、例えは当技
術において公知の担体、希釈剤、安定剤、保存剤、着色
剤および界面活性剤を含むことかできる。
この発明の組成物は、血栓症の予防、特に術後血栓症の
防止に使用される。
この発明の組成物は、従来使用された組成物(こ較べて
打利な性質を有する。これは、例えはフレイ等(N+e
d、 K11n、第70巻第1553−1558頁、1
975年)の■125−フィフリノーゲン取込み試験を
用いる臨床実験により示されるが、そこでは下肢静脈中
の血栓物質中に選択的に濃縮され25 たI −フィブリノーゲンからの放射能が患者の外部か
ら測定される。
この試験において、大手術、例えはトータル・ヒップ・
レプレイスメント(total hip replac
emenOを受ける患者に、■125−フィフIJ 、
l’−ケン100uciを手術前日に非経口投与し、そ
の後2およびた。カウント率か低い場合には、フィブリ
ノーゲンの注射を最初の投与から8ないし10日間くり
返した。放射活性の記録にはロジック121カウンター
/レートメーターを用い、計数はカッカー等(ランセン
ト第1巻第540頁、1970年)の技法ζこしたがっ
て行なった。何れかの部位のカウントか同じ脚の隣接位
置または他の脚の対応位置のカウントと20%またはそ
れ以」二異fSす、そのイ・1違かその後の24時r=
5に持続または増大する場合に、深部静脈血栓(1) 
V −1’ )と診断した。
上記の臨床実験において、60分間以上(こわたって腹
部手術を受ける40才以上の患者を2群に分割した。平
均年令59,1才の患者97名(男37、女60)から
なる第1群に、ジヒドロエルゴクミン・メタンスルホン
酸塩Q、 57I9および低分子量のヘパリン酸ナトl
)ラム(平均分子量約7000±1000)2500国
際単位原車定化溶液の形で1日1回静脈注射した。平均
年令614才の患者103名(男30、女73)からな
る第2群ζこ、シヒドロエルコタミン・メタンスルホン
酸塩05〃lおよび全ヘパリン酸ナトリウム50001
E際単位を安定化石液の形で1日2回静脈注射した。
両群とも、少なくとも7日間、第1群では平均8゜7日
間、第2群では平均83日間処置を継続した。
この発明の組成物を投与した第1群と公知治療法を行な
った第2群の結果を比較した。両群のD VP発生頻度
の減少は均等であることが判明した。
詳細な結果は次の通りである。
血栓発生患者数:第1群 ・・4名 第2群・・・・14名 発生例における血栓部位: 第1群 一方のふぐらはき・・ 3名 一方のふともも ・  1名 第2群 一方のふくらはさ ・ 4名 両方のふくらはき・・ 6名 の −5eともも  ′°° 2名 一万のふぐらはさと同じ方のふ ともも・・・−・・・・−・・・・・ 1名両方のふく
らはきと両方のふと もも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
1名同様な結果か、ジヒドロエルコタミン・メタンスル
ホン酸塩0.5nrgと低分子量のヘパリン酸ナトリウ
ム(7000±1000)2500国際単位原車日1回
注射することからなる上記の臨床実験において、低分子
量ヘパリン用量を1500国除単位に減らしやだ場合に
も得られた。
したかつて、この発明の組成物の適当な1日指示用量は
、全ヘパリンまたはその医薬上許容される塩からなる公
知組成物の1日用量の1/3のオーターであり、さらに
、常用ヘパリン用量を例えは1日1500国原車位にま
で減少させることも可能である。すなわち、成分1)の
指示1日用量は約0.2ないし約1.5175/、例え
は0.5 mgであり、成分11)は約1000ないし
約50001際単位、例えば約1500ないし約500
01際単位である。所望により、1日用量を例えは1日
2ないし4回の分割用量として投与することができる。
しかし、1日1回用量、例えは単位用量形態で投与する
のか好ましい。別の方法として、所望により成分1)お
よび11)を別個に投与することかできる。
この発明の組成物の適当な単位用量形態、例えは後記安
定化注射溶液は、例えは成分:::) 、:V)、■)
と所望(こより■1)を含み、組1吸物一定量を含む注
射用アンプルおよび使い捨てシリンジを含むものである
。このような単位用量形態は、成分1)ヲ約o、 2 
fi (、’t LFJl、 5 Tn9、好マシ<ハ
約0.5 ”&、成分11)を約1000.(例えは約
1500)ないし約10000、好ましくは約1500
(例えば約2500 ) fj;いし約50001際単
位含むのか適当である。さらζこ、成分1)を約05 
rJK/と成分11)を約1500、約2500または
約50001際単位含むのが好ましい。
さらに、この発明は、例えは成分l)を成分11)と共
に医薬上許容される溶媒中に溶解することにより、成分
1)、を成分11)との緊密混合物にすることからなる
、この発明の組成物の製造法を提供する。上記成分ll
1)、IV)、■)および所望により■1)を用いて溶
液を作る場合、この方法は好ましくは 1)成分V)からなる溶媒中に成分1)および所望によ
り成分v1)を溶解した溶液を製造すること、 2)成分IV)からなる溶媒中に成分11)および成分
111)を溶解して溶液を製造すること、3)上記工程
1)および2)で得た溶液を合わせること、および 4)所望によりさらに成分IV)および/または)を加
えること からなる多工程法として実施することかできる。
溶液の製造に際しては、この発明の方法は、溶液を保護
カス化、例えばC02カス化して実施することかできる
。得られた溶液のpHか4ないし6のP日範囲外にある
場合、例えば適当量の医薬上許容される酸、例えば医薬
上許容される有機酸を加えることにより上記範囲に調節
することができる。成分1)として医薬上許容される酸
付加塩を使用する場合、添加する酸は塩の形成に使用さ
れたものに対応することが望ましい。すなわち、成分1
)がメタンスルホン酸塩の場合、必要なPH調節はメタ
ンスルホン酸の添加(こより行なうのか好ましい。
得られた組成物は、上記のようにして、例えは注射用浴
7夜の場合、濾過後アンプルに充填し、好ましくは例え
はC02カス化で保護して、単位用量形態で保存される
さらにこの発明は、処置を必要とする対象に、血、咥症
の才防特に術後血栓症の防止に充分な量の前記成分i)
′j6よひ前記成分11)を投与することからなる、血
栓症の予防将に術後血栓症の防止方法を提供する。
上記方法における成分1)および11)の適当な1日用
量は、前記の通りである成分1)2よひ11)は前記医
薬組成物の形で同時に投与するのか好ましい。
さらにこの発明は、前記成分1)およびm」記成分11
)の実質的同時給付または投与に遇したパックまたは投
薬装置であって、成分1)および11)が上記パックま
たは投薬装置に含ま゛れている、パツクまたは装置を提
供する。成分1)および11)はそれぞれ単位用量形態
で上記パックまたは投薬装置に含まれるのか好ましく、
各単位用量形態中の成分1)おヨヒj])ノ量は、成分
1)約Q、 5 m9および成分1:)1soo、25
00または5000国際単位原車しるのが好ましい。ま
たパックまたは投薬装置には、成分])および11)の
予しめ定めた量を同時投与するための指示が付されてい
ることが望ましい。
この発明による適当な投薬装置(こは、成分1)および
11)が別個の室に含まれた、注射(こよる含自成分の
同時投与または直接連続投与に>%Mする多室、例えば
2蚕ンリンジが含まれる。このようγS多室シリンジは
、当技術において公−知である。
以下、7この発明の実施例を示す。
実施例1 平均分子量約6000ないし約9000の低分子量ヘパ
リン酸ナトリウムの製造。
平均分子量15000の全ヘパリン酸ナトIJウム10
009を蒸蕾水666リソトルに溶解し、25%HC’
 F 145 mlを加えてpHを2.7に調節し、4
゛量を7ユライヘル・アンド・シュル社製折りたたみフ
ィルタ、520bl/2(0,320mm )に通す。
得られたp液を、呼称分子量排除限R10000(ペリ
コン・フィルターカセット、カタロク合号PT−GCo
ooo1、ミリボア・カンパニー)の分子濾過膜に、遮
光、室温下にポンプで通す。使用条件は下記の通り。
入口圧力 : 32 X 105Pa 残渣倶]圧カニ1.2X105Pa 全KK速度、約200rnl/分 残渣の武れ:約196m1/分 ?炉液の流れ:約 、4m11分 1時間ポンプで送った後、炉液の社れを別の容器に導き
集める。約24時間後に一過を停止する。
p液に30%きaol−1水溶液約3vtを全ヘパリン
設すl−IJウムの当初pH値(約pH7)に再調を百
する。この7容/夜をフラクション■とする。
残渣に30%へaO)1水溶液約’3.0mlを加えて
pH3,5に調節し、上記と同一条件で約24時間再−
過する。p液(約8 Q Q ml )にN a OH
水溶液を加えて全ヘパリン酸す) IJウム溶液の当初
PH1直(約pi−17)に再調節する。この溶液をフ
ラクション■とする。
残渣に30%NaOH水溶液約60m1を加えてpH4
,2に調節し、上記と同一条件で約24時間後戸この溶
液をフラクションIllとする。
上記3つのフラクションは、それぞれ別個に下記工程に
付した。
ます、ヘパリン酸ナトリウムを141倍容量のアセトン
を加えて沈殿させ、油状、粘祁j沈殿を一夜放置して沈
降させ、溶媒をテカントして除く。残渣をメタノール約
3倍容量で覆い、全体を約1゜Q Q rpmで充分攪
拌する。その結果、ヘパリンナトリウム塩か類白色沈殿
として沈降し、これを乳鉢中メタノール下で顆粒化する
。得られるけんたく液を一過し、残渣を60°、圧力約
200 paて轢する。NaCl含量が0.5%より大
きい場合には、同一方法による再沈殿か必要となる。
こうして得た3つのフラクションは、下記特性を有する
実施例2 低分子量ヘパリン1500国際車位/ジヒドロエルゴタ
ミン0.51V注射用溶液の製造。
1)プロピレンクリコール18.4kQおよび無水グリ
セリン1.84kQを50リツトルの攪拌容器に注入し
、混合物をCO□ ガス化しながら10分間攪拌する。
ジヒドロエルゴタミン・メタンスルホン酸塩0.028
6kQおよびリドカイン塩酸塩0.426kQを、攪拌
およびCO2ガス化しながらさらに30分間を要して上
記混合物に溶解する。
2)水(注射用)L8.4kqを30リツトルの攪拌容
器番こ注入し、CO2ガス化しなから約10分間攪拌す
る。平均分子量6000±1000のヘパリン酸ナトリ
ウム85.71X100万国際単位(約17ないし2.
5 kq )およQ” Ca N a 2 E]) T
 A 5水化物(カルシウムティトリプレックスの名で
市販)0.114kqを、撹拌およびCO2ガス化しな
がらさらに30分間を要して上記水に溶解する。
3)上記工程2)で得た溶液を、攪拌およびCO。
ガス化しなから工程1)で得た溶液に加える。
溶液2)を得た容器を水(注射用)1/cgで洗い合わ
せてC02カス化しながら10分間攪拌する。
溶液のpHは約5.5である。
4)溶2+こ水(注射用)を加えて42.810/c、
2の重量(または40リツトル)ニスル。
5)得られた溶成を、膜フイルタ−(02μm、ウルチ
ポルnmパル)により予備濾過し、膜フイルタ−(02
8m1ウルチポルramパル)を傳する無菌加圧p過装
置に、CO2の存在下17ハールてアンプル充填機中に
直接濾過する。7谷液を無菌条件下で1 me容のアン
プルに0.8 meつつ充填する。
実施例3 シヒドロエルコタミン05〜と低分子量ヘパリンD  
2500および+:)sooo国際単位からなる注射用
溶液の製造。
ヘパリン酸ナトリウム(平均分子it 6000±10
00)を第1回目の実験では1・2/3用い、第2回目
の実験では3・1/3の相対割合で用い\ る以外は、各成分の同−相対割合量を用いて実施例2の
操作をくり返した。
実施例4 ジヒドロエルコタミンと平均分子量n7o、o。
±1000およo:1r) s o o o±]000
の低分子量ヘパリンからなる注射用溶液の製造。
平均分子量6000±1000のヘパリン酸ナトリウム
の代りに1)平均分子量7000±1000のヘパリン
酸ナトリウムまたは2)平均分子i8.000±100
0のヘパリン酸ナトリウムを用い、実施例2および3の
操作をくり返す。何れの場合(こも、各成分の相対割合
は実施例2と同一とする。使用Cプこヘパリン酸ナトリ
ウムの相対、411合は、それぞれ約300CI、15
000および約10000 国際単位/ンヒトロエルコ
クミン・メタンスルホン酸塩1 rtrgである。
特許出願人 サンド・アクチェンゲゼルシャフト代理人
弁理士青山 葆  外1名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  i)血管収縮活性を有する水素添加した麦角
    アルカロイド、またはその医薬上許容される酸付加塩、
    および 11)低分子量のヘパリン、またはその医薬上許容され
    る塩 からなる、医薬組成物。 (2)成分1)が式(1) (式中、kは水素またはC1−4アルキノペR1はメチ
    ノペエチルまたはイソプロピル R2はインプロピノへ
    第2級ブチル、インブチルまたはベンジル、Xは水素ま
    たはメトキシを意味する) で示される水素添加した麦角アルカロイドまたはその医
    薬上許容される酸付加塩である、特許請求の範囲第1項
    記載の医薬組成物。 (3)成分1)かジヒドロエルゴバリンまたはその医薬
    上許容される酸付加塩である、特許請求の範囲第2項記
    載の医薬組成物。 (4)成分1)か6−ツルー6−イソプロピルー9.1
    0−ジヒドロ−2′β−メチル−5′α−ペンゾエルコ
    ヘフチン、マたはジヒドロエルゴバリン、またはそれら
    ゛の医薬上許容される酸付加塩である、特許請求の範囲
    第2項記載の医薬組成物。 (5)成分1)が抗血栓活性を有する麦角アルカロイド
    のメタンスルホン酸塩、マイイン酸−塩マたは酒石酸塩
    である、特許請求の範囲第1項記載の医薬組成物。 (6)成分11)か約10000またはそれより小さい
    平均分子量を有するものである、特許請求の範囲第1項
    記載の医薬組成物。 (7)成分11)が約8000またはそれより小さい平
    均分子量を有するものである、特許請求の範囲第6項記
    載の医薬組成物。 (8)成分j1)か約4.000以上の平均分子量を有
    するものである、特許請求の範囲第6項記載の医薬組成
    物。 (9)成分11)か約5000Q上の平均分子量を有す
    るものである、特許請求の範囲第8項記載の医薬組成物
    。 (10)成分11)が約6000以上の平均分子量を有
    するものである、特許請求の範囲第9項記載の医薬組成
    物。 (11)成分11)中のポリマ一単位の少なくとも60
    %か10000ま゛たはそれより小さい分子量を有する
    ものである、特許請求の範囲第6項記載の医薬組成物。 (12)成分11)が低分子量ヘパリンのす) IJウ
    ム塩、カリウム塩またはカルシウム塩である、特許請求
    の範囲第1項記載の医薬組成物。 (13)成分1)および11)が、成分1)1ダニ成分
    子f)30(if、(いし70000国際単位の原車で
    存在する、特許請求の範囲第1項記載の医薬組成物。 (14)比率か成分:)1my:成分子:)3ooない
    し35000国際単位で原車く特許請求の範囲第13項
    記載の医薬組成物。 (15)比率か成分1)1〜=成分11)1000ない
    し20000国際単位で原車、特許請求の範囲第14項
    記載の医薬組成物。 (16)比率か成分D17#&:成分+oxoo。 ないし1000θ国際単位である、特許請求の範囲第1
    5項記載の医薬組成物。 (17)医薬上許容される溶媒に溶かした溶液であり、
    さらに111)エチレンジアミンテトラ酢酸の医薬上許
    容されるカルシウム塩またはマグネシウム塩を含む、特
    許請求の範囲第1項記載の医薬組成物。 (18)  成分11゛)がエチレンジアミンテトラ酢
    酸のCaNa2塩である、特許請求の範囲第17項記載
    の医薬組成物。 (J9)成分111)が、約5000国原車位の量の成
    分)l)に対して約1ないし約507’19の範囲で存
    在する、特許請求の範囲第17項記載の医薬組成物。 (20)範囲が約1ないし約25〜である、特許請求の
    範囲第19項記載の医薬組成物。 (21)範囲が約1ないし約1′Oqである、特許請求
    の範囲第20項記載の医薬組成物。 (22)溶媒か +V)水、および ■)医薬上許容されるモノまたはポリアルコール からなる、特′Wf請求の範囲第17項記載の医薬組成
    物。 (23)成分IV)が、組成物の全容量に対して45な
    いし72%の量で存在する、特許請求の範囲第22項記
    載の医薬組成物。 (24)成分V)が、組成物の全容量に対して28ない
    し55%の量で存在する、特許請求の範囲第22項記載
    の医薬組゛成物。 (25)成分)が、a)エタノールおよびb)トリエチ
    レングリコール、またはC)グリセリンおよびd)プロ
    ピレングリコールからなる、特許請求の範囲第22項記
    載の医薬組成物。 (26)  a)およびb)がに6〜10重量部の比率
    で存在するか、またはC)およびd)か1=8〜12重
    量部の比率で存在する、特許請求の範囲第25項記載の
    医薬組成物。 (27)  a)およびb)か1:8重量部の比率で存
    在するか、またはりおよびd)が1:10重量部の比率
    で存在する、特許請求の範囲第17項記載の医薬組成物
    。 (28)  さらにVO生理学上許容される麻酔剤を含
    む、特許請求の範囲第一17項記載の医薬組成物。 (29)成分v1)がアセトアニリド系麻酔剤またはそ
    の医薬上許容される酸付加塩である、特許請求の範囲第
    28項記載の医薬組成物。 (30)成分v1)が、組成物の全重量に対して1ない
    し2重量%の量で存在する、特許請求の範囲第28項記
    載の医薬組成物。 (31)単位投与量形態である、特許請求の範囲第1項
    記載の医薬組成物。 (32)注射用アンプル形態である、特許請求の範囲第
    31項記載の医薬組成物。 (33)成分1)約02ないし約15■、および成分1
    1)約1000ないし約10000国除重位からなる、
    特許請求の範囲第31または32項記載の医薬組成物。 (34)成分1)約0.5肩gと成分II)約1500
    ないし約5000国除重位からなる、特許請求の範囲第
    33項記載の医薬組成物。 (35)例えは成分1)を成分11)と共に医薬上許容
    される溶媒に溶かした溶液にすること番こより、成分1
    )を成分11)と共に緊密混合物にすることからなる、
    特許請求の範囲第1項記載の医薬組成物の製造法。 (36)処置を必要とする対象に、血栓症の予防特に術
    後血栓症の防止に充分な量の特許請求の範囲第1項記載
    の成分I)および特許請求の範囲第1項記載の成分11
    )を投与することからなる、血栓症の予防、蛾、(こ術
    後血栓症の防止方法。 (37)成分1)を約0.2ないし約1.5ffl&の
    1日用量割合で投与し、成分11)を約1000な0シ
    約10000国際単位の1日用量割合で投与する、特許
    請求の範囲第36項記載の方法。 (38)成分I)を約0.5 mflの1日用量割合で
    投与し、成分11)を約1500ないし約5000国除
    重位の1日用量割合で投与する、特許請求の範囲第37
    項記載の方法。 (39)特許請求の範囲第1項記載の成分1)および特
    許請求の範囲第1項記載の成分11)の実質的同時給付
    または投与に適した7fツクまたは投薬装置であって、
    成分1)および11)か上記ノで・ンクまたは投薬装置
    に含まれている1、N6ツクまたは装置。
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