JPS591156B2 - 作業用自走台車 - Google Patents

作業用自走台車

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JPS591156B2
JPS591156B2 JP8829277A JP8829277A JPS591156B2 JP S591156 B2 JPS591156 B2 JP S591156B2 JP 8829277 A JP8829277 A JP 8829277A JP 8829277 A JP8829277 A JP 8829277A JP S591156 B2 JPS591156 B2 JP S591156B2
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self
floor
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JP8829277A
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勝治 宮本
通泰 石田
昌弘 中村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は溶接トーチ、超音波検査器等の作業機器を具え
た作業用自走台車の改良に関するものである。
作業対象物の例を第1、2図に示した。
第1図がウェブ1とその両側縁に溶接したフェイス2と
上記ウェブ1上に仮付けしたバーチカルスチフナー 3
a〜3dと同様に仮付けしたホリゾンタルスチフナー
4a〜4eとよりなる橋梁のI形ガーダを、また第2図
がウェブ5とマンホール6と上記ウェブ5に仮付けした
バーチカルスチフナーTa、Ibと同様に仮付けしたホ
リゾンタルスチフナー8a〜8fとよりなるボツクスガ
ーダのダイヤフラムを、それぞれ示している。自走式溶
接機(作業用自走台車)は、前記ウェブ1または前記ウ
ェブ5上を前記スチフナー 3a〜3d、4a〜4eま
たは前記スナフナーTa、Tb、8a〜8fに沿い走行
して、各スチフナーの基部に対し水平隅肉溶接を行うも
のであるが、スチフナー3a〜3dに沿い走行する場合
にはステフナー4a〜4eが障害物になる。またステフ
ナー4a〜4eに沿い走行する場合にはステフナー3a
〜3dが、スチフナーTa、Tbに沿い走行する場合に
はステフナー 8a〜8fが、スチフナー8a〜8fに
沿い走行する場合にはスチフナーTa、Ibが、障害物
になる。ところが従来の自走式溶接機には障害物を乗り
越える機能がなく、自走式溶接機を例えば大型の門型ク
レーンにより吊上げ、次いで同門型クレーンを前記作業
対象物の両側に敷設したレール上に移動させ、次いで自
走式溶接機を卸して、障害物を乗り越えさせるようにし
ている。そのためステフナーが第1、2図に示すように
短い場合(溶接線が短い場合)には前記ハンドリングを
屡々行はなければならず、ハンドリングに要する時間及
び自走式溶接機のアイドル時間を長くして、作業能率を
低下させる。また上記のように門型クレーンによりハン
ドリングする場合には、設備費をかさませるし、大型の
機械が作業場を占有して、そこを他の作業に流用できな
い。また前記各ステフナーに対しては、基部の両側に水
平隅肉溶接を施さなければならないが、前記従来の自走
式溶接機には溶接トーチが1本しかなく、第2図のよう
にマンホール6がある場合には、スチフナー7A,7b
,8b,8eのマンホール側を走行するときに、走行面
を確保できないという問題があつた。本発明は前記の問
題点に対処するもので、バ一に昇降可能に設けた複数本
の支持脚と、同各支持脚の下端部に設けた支持脚用可動
装置と、同各支持脚を床面上に固定するブレーキ装置と
、上記バ一に横行可能に設けた横行台車と、同横行台車
の下方に位置して同横行台車に水平方向への旋回を可能
に装着した一方の車輪付移動装置と、同一方の移動装置
に走行方向と直交した左右方向への移動を可能に装着し
た他方の移動装置と、同各移動装置のそれぞれに取付け
た左右の溶接トーチ等の隅部用作業機器と、上記各移動
装置のそれぞれに設けた左右の走行用倣い装置とよりな
ることを特徴とした作業用自走台車に係り、その目的と
する処は、設備費を軽減できるし、作業場を他の作業に
流用できる。
障害物の乗り越え及び倣い装置による垂直壁の挟持を円
滑に行うことができる。作業能率を向上できる。作業対
象物にマンホール等があつても走行面を確保できる。さ
らに所定の作業を円滑に実施できる改良された作業用自
走台車を供する点にある。本発明の作業用自走台車は前
記のように構成されており、作業開始に当つては、前記
作業機器及び倣い装置の一方を作業対象の垂直壁の片側
に、前記作業機器及び倣い装置の他方を同垂直壁の残る
片側に、それぞれ臨ませるように前記一方の移動装置を
着床させて、同垂直壁を同各倣い装置により挟持する。
このとき前記各支持脚は上昇させておく。前記一方の移
動装置はこの状態から走行を開始する。そのため前記各
作業機器が前記垂直壁に沿い移動して、所定の作業を同
垂直壁の両側に対し同時に行う。また前記各移動装置力
く璋害物に遭遇して停止したときには、前記バ一と前記
各支持脚とを前記横行台車に対し前進させ、次いで前記
各支持脚を下降させる。この下降運動ね各支持脚が着床
してからも続くので、それからは前記バ一と前記横行台
車と前記各移動装置と前記各作業機器と前記各倣い装置
とを持上げることになる。また同各移動装置を障害物よ
りも高い位置まで持上げたときには、停止する。また各
支持脚が着床したときに、前記ブレーキ装置を作動して
前記各支持脚を床面上に固定する。次いで前記横行台車
を前記バ一上に横行させて前記各移動装置と前記各作業
機器と前記各倣い装置とを同横行台車とともに移動し、
次いで前記作業機器及び前記倣い装置の一方とそれぞれ
の他方とを離れる左右方向に移動し、次いで前記各支持
脚を前記バ一に対し上昇させて、前記横行台車と前記各
移動装置と前記各作業機器と前記各倣い装置とを下降さ
せる。同各倣い装置が次の垂直壁に近づいたときには、
前記ブレーキ装置を解放して前記各支持脚をその下端部
に設けた可動装置により移動可能にする。また同各倣い
装置が垂直壁の両側まで下降したときに、同各倣い装置
を近づく左右方向に移動して前記垂直壁を挟持する。上
記支持脚の上昇運動は各移動装置が着床してからも続く
ので、それからは各支持脚のみが上昇することになる。
また同各支持脚が障害物よりも高い位置まで上昇したと
きには、停止させる。かくして前記各要素は障害物を乗
り越えて最初の状態に戻るので、前記一方の移動装置は
走行を始めて次の作業を続行する。本発明の作業用自走
台車は前記のように障害物を、バ一と横行台車と支持脚
とにより乗り越えるので、門型クレーン等を必要とせず
、それを必要とする場合に比べると、設備費を軽減でき
るし、作業場を他の作業に流用できるものである。また
上記のように障害物を、バ一と横行台車と支持脚とによ
り乗り越えるので、門型クレーン等を使用する場合に比
べると、障害物を迅速に乗り越えることができる。しか
も各作業機器を垂直壁の両側に移動させるので、所定の
作業を垂直壁の両側に対し同時に実施できる。従つて作
業能率を向上できるものである。また垂直壁の板厚は垂
直壁により異るし、垂直壁の仮付け精度は低い。そのた
め各作業機器と各倣い装置とを単に下降させたので仄垂
直壁の上縁に衝接する惧れがあるが、本発明の作業用自
走台車は前記のように各作業機器と各倣い装置との一方
及び他方を離れる左右方向に移動したのち、下降させる
ので、垂直壁の両側に安全に臨ませることができるもの
である。また各倣い装置を上記のように垂直壁の両側に
臨ませても垂直壁に対する距離には差異がある。そのと
き各支持脚が床面に対し移動可能になつていなければ、
各倣い装置を近づく左右方向に移動してもその一方が垂
直壁に当接するにすぎないが、本発明の作業用自走台車
は前記のように各倣い装置が下降して垂直壁に近づいた
ときに、ブレーキ装置を解放して各支持脚をその下端部
に設けた可動装置により移動可能の状態にするので、倣
い装置の一方及び他方を垂直壁に当接できて、垂直壁を
円滑に挟持できるものである。また各支持脚が着床して
から離床するまでの間、ブレーキ装置を作動して各支持
脚を床面に固定するので、各支持脚及び台車本体側を濫
りに移動させることがなくて、前記乗り越えを円滑に行
うことができるものである。また各作業機器が前記のよ
うに垂直壁の両側を垂直壁に沿い移動するので、一方の
移動装置を垂直壁の片側の床面上に走行させればよく、
作業対象物にマンホール等があつても走行面を確保でき
るものである。また垂直壁を各倣い装置により挟持する
ので、各作業機器の垂直壁に対する関係位置を各移動装
置の走行中、一定に保持できて、前記作業を円滑に実施
できるものである。次に本発明に係る作業用自走台車を
第3図乃至第10図に示す一実施例により説明すると、
第3,4,5図の10,10,11,11がハウジング
、12が同ハウジング10,10を連結するバ一、13
が同ハウジング11,11を連結するバ一、第3,5図
の14,15が同ハウジング10,11及び10,11
を連結するバ一、16が同バ一14,15により横行可
能に支持された横行台車、第3,4図の17,17,1
8,18が支持脚で、それぞれの下部に設けた雄ネジ部
17a,18aが前記ハウジング10,10,11,1
1の下部に設けた雌ネジ部10a,11aに螺合してい
る。
また19が前記支持脚17,17,18,18の上部に
スプラインを介し係合したスプロケツト、20が同各ス
プロケツト19の下部を前記ハウジング10,10,1
1,11内の上部に回転可能に支持する軸受、21が同
各軸受20を抜け出さないように支持するスナツプリン
グ、第3,4,5図の22が前記各スプロケツト19に
懸装した無端チエーン、23,24が前記横行台車16
の左右両側部に設けたフランジ、25が同フランジ23
の下面に取付けたモータ、26が同フランジ24の下面
に取付けた補助モータ、27が上記モータ25の出力軸
に取付けるとともに前記チエーン22に噛合した駆動ス
プロケツト、28が上記補助モータ26の出力軸に取付
けるとともに前記チエーン22に噛合した駆動スプロケ
ツト、29,29が前記フランジ23に回転可能に取付
けるとともに前記チエーン22に噛合した従動スプロケ
ツト、30,30が前記フランジ24に回転可能に取付
けるとともに前記チエーン22に噛合した従動スプロケ
ツト、31が前記支持脚17,17の下端に設けた軸部
17b,17bに遊嵌した支持脚連結杆、22が前記支
持脚18,18の下端に設けた軸部18b,18bに遊
嵌した支持脚連結杆、33が上記各軸部17b,18b
の下端に取付けたボールキヤスタ一部、34が前記連結
杆31,32の上面に接するように前記各支持脚17,
18の下部に設けた鍔部で、前記モータ25,26を同
じ正方向に起動して、駆動スプロケツト27,28を矢
印A方向に駆動すると、その回転がチエーン22各スプ
ロケツト19を介し支持脚17,17,18,18に伝
えられて、同各支持脚が上昇するように、また前記モー
タ25,26を同じ負方向に起動して、駆動スプロケツ
ト27,28を矢印B方向に駆動すると、その回転がチ
エーン22各スプロケツト19を介し支持脚17,17
,18,18に伝えられて、同各支持脚が下降するよう
に、また後記の台車本体39が着床しているときに(各
支持脚が離床しているときに)、前記モータ25を正方
向に起動して駆動スプロケツト27を矢印A方向に駆動
する一方、前記モータ26を負方向に起動して駆動スプ
ロケツト28を矢印B方向に駆動すると、バ一14,1
5及び各支持脚17,18が矢印C方向に移動するよう
に、また後記の台車本体39が離床しているときに(各
支持脚が着床しているときに)、前記モータ25を正方
向に起動して駆動スプロケツト27を矢印A方向に駆動
する一方、前記モータ26を負方向に起動して駆動スプ
ロケツト28を矢印B方向に駆動すると、前記横行台車
16がバ一14,15上を矢印D方向に横行するように
、また後記の台車本体39が着床しているときに(各支
持脚が離床しているときに)、前記モータ25を負方向
に起動して駆動スプロケツト27を矢印B方向に駆動す
る一方、前記モータ26を正方向に起動して駆動スプロ
ケツト28を矢印A方向に駆動すると、パ一14,15
及び各支持脚17,18が矢印D方向に移動するように
、また後記の台車本体39が離床しているときに(各支
持脚が着床しているときに)、前記モータ25を負方向
に起動して駆動スプロケツト27を矢印B方向に駆動す
る一方、前記モータ26を正方向に起動して駆動スプロ
ケツト28を矢印A方向に駆動すると、前記横行台車1
6がバ一14,15上を矢印C方向に横行するようにな
つている。また35,35が前記支持脚17,17,1
8,18を床面に固定するブレーキ装置で、同各ブレー
キ装置35が、ソレノイド36と同ソレノイド36によ
り昇降せしめられる軸37と同軸37の下端に固定した
デイスク38とにより構成されている。なお同デイスク
38の下面にはゴム板が取付けられている。次に台車本
体39を第3,5,6,7図により説明すると、40が
センターボツクス、41が同センターボツクス40から
斜め上方に延びた中空の支柱、第5図の42が同支柱4
jの上部に設けた環状の突出部、43が同支柱41の上
端に設けた歯車で、上記環状の突出部42が前記横行台
車16に設けた環状溝に摺動自在に嵌挿されている。ま
た44が上記歯車43に噛合した歯車で、同歯車44が
前記横行台車16に設けた台車本体旋回用モータ(図示
せず)の出力軸に固定されている。また45が前記セン
ターボツクス40の前端部と後端部とに固定したスライ
ドベース(なお後端部に固定したスライドベース45は
図示せず)、46,47が同各スライドベース45に摺
動自在に嵌挿した左右の作業機器支脚プロツクである。
なお本実施例では、作業機器支持プロツク46が一方の
車輪付移動装置に、作業機器支持プロツク47が同支持
プロツク46に走行方向と直交した方向への移動を可能
に装着した他方の移動装置に、それぞれ相当している。
また第6図の48が前記センターボツクス40内に取付
けたクラツチ・ブレーキ付スライド用モータ、49が同
モータ48の出力軸に取付けた歯車、51が前記センタ
ーボツクス40を前後方向に貫いた回転軸、50が同回
転軸51に固定するとともに上記歯車49に噛合した歯
車、52が同回転軸51の両端に固定したピニオン、第
6,7図の53が前記作業機器支持プロツク46に固定
するとともに同ピニオン52に噛合したラツク、54が
前記作業機器支持プロツク47に固定するとともに同ピ
ニオン52に噛合したラツク、55が上記支持プロツク
46,47間に張設した引張りスプリング、56,57
が上記支持プロツク46,47に取付けたボールキヤス
タ一付走行用倣い装置、58が前記支持プロツク46内
に設けた走行用モータ(図示せず)により駆動される駆
動車輪、59が前記支持プロツク47の下面に設けた転
倒防止脚で、前記台車本体旋回用モータを起動すると、
その回転が歯車44,43を介し支柱41に伝えられて
、台車本体39が同支柱41の上部を中心に水平方向に
旋回するように、また前記クラツチ・ブレーキ付スライ
ド用モータ48を正方向に起動すると、その回転が歯車
49,50回転軸51ピニオン52ラツク53,54を
介し作業機器支持プロツタ46,47に伝えられて、同
支持プロツク46,47が離れる方向に移動するように
、また同モータ48を負方向に起動して上記支持プロツ
ク46,47を或る距離まで近づけ、次いで同モータ4
8を止め、次いで同モータ48のクラツチを切つてフリ
ーにすると、上記支持ブロツク46,47がスプリング
55によりさらに近づくように、また前記走行用モータ
を起動すると、駆動車輪58が駆動して、台車本体39
が走行するようになつている。なお作業対象物にマンホ
ールがなければ自走機能を支持プロツク47側にも与え
てよい。次に前記支持プロツク46,47に設けた作業
機器60,61を説明する。本実施例では溶接トーチを
示した。即ち、62が溶接トーチ、63がワイヤフイー
ドモータ、64がワイヤスプールである。また上記溶接
トーチ62が支持プロツク46,47に次のように支持
されている。即ち、第8,9図の65が支持プロツタ4
7(及び46)に旋回可能に設けたスライド台、66が
前記溶接トーチ62を支持するとともに同スライド台6
5に摺動自在に嵌挿したトーチサポート、67が支持プ
ロツク47に設けたガイド部材、68が同ガイド部材6
7に設けたガイド溝、69が前記トーチサポート66の
先端に固定するとともに同ガイド溝68に摺動自在に嵌
挿したガイドピンで、台車本体39が例えば第10図に
示すようにステフナ一3aのフエイス2側から溶接を始
.めるとすると、溶接トーチ62が01−Fの方向を指
向している。スライド台65はこの状態から矢印E方向
に旋回する。従つてトーチサポート66と溶接トーチ6
2とガイドピン69とがガイド溝68によりガイドされ
、溶接トーチ62の先端部がスチフナ一3aの基部に沿
い移動して水平隅肉溶接を始め、ガイドピン69がガイ
ド溝68の他端部に達したときには、溶接トーチ62が
01−Gの方向を指向する。次いで台車本体39を矢印
1方向に走行させて、水平隅肉溶接を続行するが、台車
本体39がスチフナ一4bの手前に達したときには、溶
接トーチ62が02−H方向を指向する。以上は支持プ
ロツク47側の作用であるが、支持プロツク46側も同
様に構成されており、水平隅肉溶接を同じように行う。
従つてスチフナ一3aの基部の両側がウエブ1に剰す処
なく溶接される。なお溶接部を検査する場合にぱ溶接部
検出器(例えば超音波探傷ヘツド)を、表面処理を行う
場合には表面処理トーチを、前記溶接トーチ62に替え
て取付ければよい。また自動運転のためには各部の動き
を検出する検出器を必要とするが、説明を複雑にするた
め省略した。第3図の70は自動運転に必要なケーブル
類、第5図の71は同ケーブル70を導くため支柱41
に設けた中空部である。次に前記作業用自走台車の作用
を説明する。
作業開始に当つては、溶接トーチ62の一方と倣い装置
56とを例えばスチフナ一3aの片側に、溶接トーチ6
2の他方と倣い装置57とを同スチフナ一3aの残る片
側に、それぞれ臨ませるように台車本体39を着床させ
て、同スチフナ一3aを同倣い装置56,57により挟
持する。このとき支持脚17,17,18,18は上昇
させておく。台車本体39はこの状態から走行を開始す
る。そのため溶接トーチ62,62がスチフナ一3aに
沿い移動して、水平隅肉溶接をスチフナ一3aの基部の
両側に対し同時に行う(第11図のI参照).またスチ
フナ一4a,4b(障害物)を、台車本体39の前端部
に設けた前壁検出器(例えばリミツトスイツチ)が検出
すると、台車本体39が停止する。次いでモータ25を
正方向に起動し、駆動スプロケツト27を矢印A方向に
駆動して、またモータ26を負方向に起動し、駆動スプ
ロケツト28を矢印B方向に駆動して、バ一14,15
と支持脚17,17,18,18とを矢印C方向に前進
させる。(第11図の参照)。次いでモータ25,26
を同じ負方向に起動し、駆動スプロケツト27,28を
矢印B方向に駆動して、支持脚17,17,18,18
を下降させる。この下降運動は同各支持脚が着床してか
らも続くので、それからはバ一14,15と横行台車1
6と台車本体39と溶接トーチ62,62と倣い装置5
6,57とを持上げることになる。また同台車本体39
をスチフナ一4a,4bよりも高い位置まで持上げたと
きに&ち停止させる(第11図の参照)。また支持脚1
7,17,18,18が着床したときに、ブレーキ装置
35,35を作動して、同各支持脚をウエブ1上に固定
する。次いでモータ25を負方向に起動し、駆動スプロ
ケツト27を矢印B方向に駆動して、またモータ26を
正方向に起動し、駆動スプロケツト28を矢印A方向に
駆動して、横行台車16を矢印C方向に前進させる。こ
のときスチフナ一4bを溶接する場合であれば、横行台
車16をスチフナ一4bの上方にきたときに停止させ、
次いで台車本体39を水平方向に90停旋回し、次いで
クラツチ・ブレーキ付スライド用モータ48を正方向に
駆動して、支持プロツク46,47を離れる方向に移動
する(第11図の参照)。次いでモータ25.26を同
じ正方向に起動し、駆動スプロケツト27,28を矢印
A方向に駆動し、支持脚17,17,18,18を上昇
させて、横行台車16と台車本体39と溶接トーチ62
,62と倣い装置56,57とを下降させる。同倣い装
置56,57がスチフナ一4bに近づいたときには、ブ
レーキ装置35,36を解放して、支持脚17,17,
18,18をボールキャスタ一部33により移動可能の
状態にする。また倣い装置56,57がスチフナ一4b
の両側まで下降したときに、クラツチ・ブレーキ付スラ
イド用モータ48を負方向に起動して、支持プロツク4
6,47を或る距離まで近づけ、次いで同モータ48を
止め、次いで同モータ48のクラツチを切つてフリーに
し、支持プロツク46,47をスプリング55によりさ
らに近づけて、スチフナ一4bを倣い装置56,57に
より挟持する(第11図の参照)。上記支持脚17,1
7,18,18の上昇運動は台車本体39が着床してか
らも続くので、それからは支持脚のみが上昇することに
なる。また各支持脚がスチフナ一よりも高い位置まで上
昇したときに&ζ停止させる(第11図の参照)。かく
して前記各要素は障害物を乗り越えて最初の状態に戻る
ので、台車本体39は走行を始めて次の溶接を続行する
。以上本発明を実施例について説明したが、勿論本発明
はこのような実施例にだけ局限されるものではなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内で種種の設計の改変を施
しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は作業対象物の一例を示す斜視図、第2図は作業
対象物の他の例を示す斜視図、第3図は本発明に係る作
業用自走台車の一実施例を示す斜視図、第4図は支持脚
部分の縦断正面図、第5図は横行台車部分の縦断正面図
、第6図は第7図矢視−線に沿う台車本体部分の縦断側
面図、第7図は第6図矢視−線に沿う台車本体部分の縦
断正面図、第8図は作業機器の縦断正面図、第9図はそ
の平面図、第10図はその作用説明図、第11図は本発
明に係る作業用自走台車の作用説明図である。 14,15・・・バ一、16・・・横行台車、17,1
7,18,18・・・支持脚、33・・・可動装置、3
5・・・ブレーキ装置、39・・・台車本体、56,5
7・・・走行用倣い装置、60,61・・・作業機器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 バーに昇降可能に設けた複数本の支持脚と、同各支
    持脚の下端部に設けた支持脚用可動装置と、同各支持脚
    を床面上に固定するブレーキ装置と、上記バーに横行可
    能に設けた横行台車と、同横行台車の下方に位置して同
    横行台車に水平方向への旋回を可能に装着した一方の車
    輪付移動装置と、同一方の移動装置に走行方向と直交し
    た左右方向への移動を可能に装着した他方の移動装置と
    、同各移動装置のそれぞれに取付けた左右の溶接トーチ
    等の隅部用作業機器と、上記各移動装置のそれぞれに設
    けた左右の走行用倣い装置とよりなることを特徴とした
    作業用自走台車。
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