JPS59115561A - 薄膜トランジスタの製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタの製造方法Info
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/66—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/68—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
- H01L29/76—Unipolar devices, e.g. field effect transistors
- H01L29/772—Field effect transistors
- H01L29/78—Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は薄膜トランジスタ(Th1n Film Tr
ansistor以下TPTと略す)と呼ばれる半導体
薄膜を用い九電界効果トランジスタの製造方法に係り、
特にアモルファスSt(以下a−8lと略す)を半導体
薄膜としたTPTの絶縁薄膜の製造方法に関するもので
ある。
ansistor以下TPTと略す)と呼ばれる半導体
薄膜を用い九電界効果トランジスタの製造方法に係り、
特にアモルファスSt(以下a−8lと略す)を半導体
薄膜としたTPTの絶縁薄膜の製造方法に関するもので
ある。
第1図はTPTの一般的な断面構造の一例であシ、ガラ
ス、セラミックなどの絶縁物基板1の上に電界効果トラ
ンジスタとしてのゲート電極2がMoやN1などの金属
、Ni−Crなどの合金或いは必要があればIn2O3
、SnO宏、ITOなどの透明導電、性材料で形成され
ている。ゲート電極2に接する薄膜層3は絶縁物薄膜で
あって、その材料としては810 + 5to2+ A
t20sなどの酸化膜或いはS i、 N4などの窒化
膜によシ形成される。ソース電極4、ドレイン電極5に
接する薄膜N6は半導体薄膜であって、Se 、 Cd
S 、 GaAs 、 Ge 、 Stなどの半導体材
料が用いられるのであるが、この半導体薄膜6は蒸着法
、CVD法、プラズマCVD法などで形成されるので通
常多結晶或いはアモルファス(非、 品質)となる。
ス、セラミックなどの絶縁物基板1の上に電界効果トラ
ンジスタとしてのゲート電極2がMoやN1などの金属
、Ni−Crなどの合金或いは必要があればIn2O3
、SnO宏、ITOなどの透明導電、性材料で形成され
ている。ゲート電極2に接する薄膜層3は絶縁物薄膜で
あって、その材料としては810 + 5to2+ A
t20sなどの酸化膜或いはS i、 N4などの窒化
膜によシ形成される。ソース電極4、ドレイン電極5に
接する薄膜N6は半導体薄膜であって、Se 、 Cd
S 、 GaAs 、 Ge 、 Stなどの半導体材
料が用いられるのであるが、この半導体薄膜6は蒸着法
、CVD法、プラズマCVD法などで形成されるので通
常多結晶或いはアモルファス(非、 品質)となる。
このTPTは電界効果トランジスタであって、半導体層
6の表面に形成されるチャンネルを通してソース電極か
らドレイン電極へ流れる電流を絶縁膜6を介してゲート
電極2に力える電圧によって制御するものである。
6の表面に形成されるチャンネルを通してソース電極か
らドレイン電極へ流れる電流を絶縁膜6を介してゲート
電極2に力える電圧によって制御するものである。
このTPTは、用いられる半導体薄膜が単結晶である必
要がないので基板の選択が容易であること、大面積のも
のが得られること、製造工程が比較的簡単であることな
どの理由で種々の装置に組み合わせて湿近広く用いられ
るようになってきた。
要がないので基板の選択が容易であること、大面積のも
のが得られること、製造工程が比較的簡単であることな
どの理由で種々の装置に組み合わせて湿近広く用いられ
るようになってきた。
特に液晶を用いた二次元表示装置の液晶駆動用スイッチ
ング素子としてその特性改善が研究され、また種々の材
料を用いたTPTが研究開発されている。
ング素子としてその特性改善が研究され、また種々の材
料を用いたTPTが研究開発されている。
このTPTの特性を左右するものは大きく分けて2つに
なる。その1つはチャンネル長やチャンネル幅などの形
状因子であシ、他の1つは半導体層の移動度、絶縁膜の
局在準位、ドラッグなどの物性因子であるが、前者は設
計可能な因子であるので、後者の因子の制御が重要なの
である。
なる。その1つはチャンネル長やチャンネル幅などの形
状因子であシ、他の1つは半導体層の移動度、絶縁膜の
局在準位、ドラッグなどの物性因子であるが、前者は設
計可能な因子であるので、後者の因子の制御が重要なの
である。
最近特性が比較的安定したTPTとして実用化を用い、
絶縁薄膜として窒化シリコン膜を用いたものであるが、
これらの薄膜は通常プラズマCVD法で形成されること
が多い。しかしながら、そのようなTPTにおいても種
々の問題点ないし欠点が存在し、特性が本当の意味で安
定していないのが実情である。これは半導体層の性質の
安定性にも問題があるが、絶縁膜の性質の不安定性がT
PTの駆動ゲート電圧の大小、ドレイン電流、スレッシ
ョルド電圧(TPTが正常動作を始めるドレイ/電圧の
最低値)に与える影昏は太き(TPTの特性及びその安
定性を大きく左右していたのである。
絶縁薄膜として窒化シリコン膜を用いたものであるが、
これらの薄膜は通常プラズマCVD法で形成されること
が多い。しかしながら、そのようなTPTにおいても種
々の問題点ないし欠点が存在し、特性が本当の意味で安
定していないのが実情である。これは半導体層の性質の
安定性にも問題があるが、絶縁膜の性質の不安定性がT
PTの駆動ゲート電圧の大小、ドレイン電流、スレッシ
ョルド電圧(TPTが正常動作を始めるドレイ/電圧の
最低値)に与える影昏は太き(TPTの特性及びその安
定性を大きく左右していたのである。
本発明は、半導体層としてa−8lhをまた絶縁層とし
て窒化シリコン膜をグロー放電によるプラズマCVD法
で形成したTPTにおいて、新たに見出された絶縁膜の
製作条件を提供することによってTPTの特性及びその
安定性を向上させようとするものである。
て窒化シリコン膜をグロー放電によるプラズマCVD法
で形成したTPTにおいて、新たに見出された絶縁膜の
製作条件を提供することによってTPTの特性及びその
安定性を向上させようとするものである。
以下、本発明の一実施例について説明する。
絶縁層である窒化シリコン膜(S 1sN4)をプラズ
マCVD法を用いて形成する場合、現在用いられるガス
は1つはSiH4Nz系であシ、もう1つは5iH4N
I(3系であシ、希釈するガスとしてはN2.Atガス
などである。今までは得られる膜の組成(N/81比)
或いは膜の歪などが着目され、組成が同じでも膜の歪、
局在準位が少なそうであるなどの理由からS I H4
NH3系がよシ多く用いられている。これら2つの混合
カス系を比較してみると、実験結果として次のような傾
向が得られた。すなわち、S i H4−N2系による
絶縁層のTPTの場合、ゲート電圧Vt ” 0におけ
るドレイン電流Id (すなわち、TPTのOFF電流
)は小さくて良いのであるが、スレッショルド電圧vt
hが大きくまた変動しやすい傾向があった。vthの移
動と変動が大きいことは液晶などを用いた二次元表示装
置の一定電圧による駆動ができないといった大きな問題
点を生じさせる。この原因は断定できないが窒化シリコ
ン膜の局在準位による窒化シリコン膜と半導体層との電
荷のやシとシに起因すると思われる。
マCVD法を用いて形成する場合、現在用いられるガス
は1つはSiH4Nz系であシ、もう1つは5iH4N
I(3系であシ、希釈するガスとしてはN2.Atガス
などである。今までは得られる膜の組成(N/81比)
或いは膜の歪などが着目され、組成が同じでも膜の歪、
局在準位が少なそうであるなどの理由からS I H4
NH3系がよシ多く用いられている。これら2つの混合
カス系を比較してみると、実験結果として次のような傾
向が得られた。すなわち、S i H4−N2系による
絶縁層のTPTの場合、ゲート電圧Vt ” 0におけ
るドレイン電流Id (すなわち、TPTのOFF電流
)は小さくて良いのであるが、スレッショルド電圧vt
hが大きくまた変動しやすい傾向があった。vthの移
動と変動が大きいことは液晶などを用いた二次元表示装
置の一定電圧による駆動ができないといった大きな問題
点を生じさせる。この原因は断定できないが窒化シリコ
ン膜の局在準位による窒化シリコン膜と半導体層との電
荷のやシとシに起因すると思われる。
一方、S iH4−NH3系による絶縁層のTPTの場
合、vthは比較的小さくまた変動は少ないが、Vy
= OにおけるId、すなわちT F T ノOFF
を流が大きく、従ってON −OFF比が大きくとれず
スイッチング特性が良くないという問題点が生じる。
合、vthは比較的小さくまた変動は少ないが、Vy
= OにおけるId、すなわちT F T ノOFF
を流が大きく、従ってON −OFF比が大きくとれず
スイッチング特性が良くないという問題点が生じる。
これもまた原因を断定できないが、半導体層であるa−
81の極く表面に反転層を形成せしめるような製置を絶
縁層が有しているものと思われる。
81の極く表面に反転層を形成せしめるような製置を絶
縁層が有しているものと思われる。
本発明者等はこの2つの系のそれぞれの長所を生かしな
がら安定したTPTを得るガスの条件を探すべく実験し
た結果、5in4NH3Nzなる混合カスにH2カスを
加えた5tH4−NH31’h −Hzにおいて良好な
結果が得られることを見出したのである。
がら安定したTPTを得るガスの条件を探すべく実験し
た結果、5in4NH3Nzなる混合カスにH2カスを
加えた5tH4−NH31’h −Hzにおいて良好な
結果が得られることを見出したのである。
本発明の内容を以下の実施例によって更に詳しく説明す
る。まずTPTの製作工程及び形状は次の通シである。
る。まずTPTの製作工程及び形状は次の通シである。
(1) カラス基板(コーニング7059)上にMo
を電子ビーム蒸着で約1000’j、厚みで形成し、写
真蝕刻法で幅70μmの線としゲート電極とする。
を電子ビーム蒸着で約1000’j、厚みで形成し、写
真蝕刻法で幅70μmの線としゲート電極とする。
(2) 次にグロー放電によるプラズマCVD法で窒
化シリコン膜を2oooX、更にその上にa−81膜を
3000 ′i影形成る。
化シリコン膜を2oooX、更にその上にa−81膜を
3000 ′i影形成る。
(3)写真蝕刻法でゲー)!極上にあるa−8i層のみ
を幅90μmの線にする。
を幅90μmの線にする。
(4)その上にAtを約2oooX蒸着し、写真蝕刻法
によシチャンネル長10μm、チャンネル幅1.7簡の
大きさになるよう電極の分離を行いTPTを完成する。
によシチャンネル長10μm、チャンネル幅1.7簡の
大きさになるよう電極の分離を行いTPTを完成する。
このような製作工程及び形状のTPTにおいて、グロー
放電によるプラズマCVD法の条件は次の通シである。
放電によるプラズマCVD法の条件は次の通シである。
(以下余白)
上表から判るように、この実施例においては窒化シリコ
ン膜製作条件においてカス組成のみを(AISiH4−
NH3−H2、(BI S i H4N2− H2、(
CISiH4−NH3−N2− H2と変えてTPTが
製作されている。これらの製作されたTFTのId−V
y特性を第2図、第3図および第4図に示す。測定は暗
室内dry N2カス中で行なった。図中(1)、(2
)は、それぞれ製作直後の特性(1)及び繰シ返し測定
後の特性(2)を意味している。第2図から判るように
5iH4−NH3−N2系においてはvthは約1.5
v稈度と移動は小さいが、v、=OにおけるIdが変動
増加するし捷たその値も10〜10 AとOFF電流
は太きい。まだ第3図から判るように5iH4−N2
H系においてはv2;0におけるIdは充分小さく1
0−” A程度f 6 ルア5E、vthノ移動が3〜
4v程度と大きくなってしまう@ このようにH2ガスの効果はS iH4−NH3系にお
いても、5IH4N2系に不充分なのである。しかるに
第4図から判るように5in4NHn系とS i H+
−N、系の混合の中にH2ガスをいれたSiH4NH−
N2−N2系においては、■2二〇におけるIdも10
”−” Aと充分ニ小さく、vthノ移動は約1.1v
で繰シ返し測定しても殆んど変動せず安定したTPTが
得られたのである。その原因を断定するととは現段階に
おいてはできないが、5IH4Nl(s−N2系にH2
カスが加わることによってTPTに耳いられる窒化シリ
コン膜が良好になって安定す2ことが判明した。
ン膜製作条件においてカス組成のみを(AISiH4−
NH3−H2、(BI S i H4N2− H2、(
CISiH4−NH3−N2− H2と変えてTPTが
製作されている。これらの製作されたTFTのId−V
y特性を第2図、第3図および第4図に示す。測定は暗
室内dry N2カス中で行なった。図中(1)、(2
)は、それぞれ製作直後の特性(1)及び繰シ返し測定
後の特性(2)を意味している。第2図から判るように
5iH4−NH3−N2系においてはvthは約1.5
v稈度と移動は小さいが、v、=OにおけるIdが変動
増加するし捷たその値も10〜10 AとOFF電流
は太きい。まだ第3図から判るように5iH4−N2
H系においてはv2;0におけるIdは充分小さく1
0−” A程度f 6 ルア5E、vthノ移動が3〜
4v程度と大きくなってしまう@ このようにH2ガスの効果はS iH4−NH3系にお
いても、5IH4N2系に不充分なのである。しかるに
第4図から判るように5in4NHn系とS i H+
−N、系の混合の中にH2ガスをいれたSiH4NH−
N2−N2系においては、■2二〇におけるIdも10
”−” Aと充分ニ小さく、vthノ移動は約1.1v
で繰シ返し測定しても殆んど変動せず安定したTPTが
得られたのである。その原因を断定するととは現段階に
おいてはできないが、5IH4Nl(s−N2系にH2
カスが加わることによってTPTに耳いられる窒化シリ
コン膜が良好になって安定す2ことが判明した。
S i H4g NH3+ N2 r H2の比率とT
PTに適し力膜の性質との関係を種々の実験によって調
べたところ次のような結果が得られた。
PTに適し力膜の性質との関係を種々の実験によって調
べたところ次のような結果が得られた。
モル比NHa / S i H4、N2 / S i
H4が余シ小さいと絶縁膜の抵抗値が下がシゲート絶縁
層としての機能が低下する。一方、余シ大きいと耐薬品
、耐湿性に乏しい絶縁膜となる。結果としてTPTとし
て満足できるモル比はNHs/ S i H4= 2〜
101N2/5IH4=4〜20と考えられる。モル比
82/81H4は生膜速度と絶縁膜中のH濃度及び結合
状態に影l 響を与え、それによ−ると思われるvt
hの変動が観3 測された。TPTとして満足しうる
モル比はH2/5IH4=1〜20が良いことが判った
。これらに加えて放1it(RF)電力が小さいときに
は、NH3/SiH4、N2/SiH4は上述した範囲
において犬である方が、逆に放電(RF)電力が大きい
時には、NH3/5iHi 、 Hz/Si■4を上述
の範囲内で小さく1 とる方がTPTに用いられる
窒化シリコン膜として良好となる傾向が見いだされてい
る。いずれにしても5IH4−付H3−N、カス系にH
2ガスを混合してグロー放電によるプラズマCVD法で
形成された窒化シリコン膜は、スレッショルド電圧お上
びドレイン電流の移動変動が小さく、ドレインOFF電
流が小さいといったように安定して良好な特性をもつT
PTを得るには極めて望ましい性質を有しているもので
ある。
H4が余シ小さいと絶縁膜の抵抗値が下がシゲート絶縁
層としての機能が低下する。一方、余シ大きいと耐薬品
、耐湿性に乏しい絶縁膜となる。結果としてTPTとし
て満足できるモル比はNHs/ S i H4= 2〜
101N2/5IH4=4〜20と考えられる。モル比
82/81H4は生膜速度と絶縁膜中のH濃度及び結合
状態に影l 響を与え、それによ−ると思われるvt
hの変動が観3 測された。TPTとして満足しうる
モル比はH2/5IH4=1〜20が良いことが判った
。これらに加えて放1it(RF)電力が小さいときに
は、NH3/SiH4、N2/SiH4は上述した範囲
において犬である方が、逆に放電(RF)電力が大きい
時には、NH3/5iHi 、 Hz/Si■4を上述
の範囲内で小さく1 とる方がTPTに用いられる
窒化シリコン膜として良好となる傾向が見いだされてい
る。いずれにしても5IH4−付H3−N、カス系にH
2ガスを混合してグロー放電によるプラズマCVD法で
形成された窒化シリコン膜は、スレッショルド電圧お上
びドレイン電流の移動変動が小さく、ドレインOFF電
流が小さいといったように安定して良好な特性をもつT
PTを得るには極めて望ましい性質を有しているもので
ある。
第1図は一般的な薄膜トランジスタ(TPT)の断面構
造例。 第2図は絶縁膜製作条件としてS I H4NHs −
Hzカスを用いた場合のTPTのId−Vy%性例を示
すグラフ。 第3図は絶縁膜製作条件として5t)14−NZ−H。 カスを用いた場合のTFTのId−Vy特性例を示すグ
ラフ。 第4図は絶縁膜製作条件として本発明による5IH4−
NH3−N、−H2カスを用いた場合の’rFTのId
−Vy%性例を示すグラフである。 1・・・基板;2・・・ゲート電極:6・・・薄膜層;
4・・・ソース電極:5・・・ドレイン電極:6・・・
半導体薄膜。 箆1 回 第21母 VQ EV 3 ′五そ、31− Vg[yl −1−4し Vq[V]
造例。 第2図は絶縁膜製作条件としてS I H4NHs −
Hzカスを用いた場合のTPTのId−Vy%性例を示
すグラフ。 第3図は絶縁膜製作条件として5t)14−NZ−H。 カスを用いた場合のTFTのId−Vy特性例を示すグ
ラフ。 第4図は絶縁膜製作条件として本発明による5IH4−
NH3−N、−H2カスを用いた場合の’rFTのId
−Vy%性例を示すグラフである。 1・・・基板;2・・・ゲート電極:6・・・薄膜層;
4・・・ソース電極:5・・・ドレイン電極:6・・・
半導体薄膜。 箆1 回 第21母 VQ EV 3 ′五そ、31− Vg[yl −1−4し Vq[V]
Claims (2)
- (1)アモルファスシリコン膜を半導体層とし、窒化シ
リコン膜をゲート絶縁層としてそれらをグロー放電によ
るプラズマCVD法で形成する薄膜トランジスタの製造
方法において、上記ゲート絶縁層を得るだめのガス組成
としてSiH4−NH3−Nz −1hの混合ガスを使
用することを特徴とする薄膜トランジスタの製造方法。 - (2) 特許請求の範囲第1項に記載の方法において
、前記カスのモル比がNus/ S iHn = 2〜
10 。 N2/ 5IH4−4〜20.82/ S i& =
1〜20 (D範囲にあることを特徴とする上記薄膜ト
ランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22494582A JPS59115561A (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22494582A JPS59115561A (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59115561A true JPS59115561A (ja) | 1984-07-04 |
JPH0454992B2 JPH0454992B2 (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=16821650
Family Applications (1)
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JP22494582A Granted JPS59115561A (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 薄膜トランジスタの製造方法 |
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JP (1) | JPS59115561A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0645605A (ja) * | 1991-12-02 | 1994-02-18 | Nec Corp | 薄膜トランジスタの構造及び窒化シリコン膜の製造方法 |
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1982
- 1982-12-23 JP JP22494582A patent/JPS59115561A/ja active Granted
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JPH0680827B2 (ja) * | 1988-08-12 | 1994-10-12 | 日本プレシジョン・サーキッツ株式会社 | 逆スタガー型非晶質シリコン薄膜トランジスタおよびその製造方法 |
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US5550091A (en) * | 1993-07-14 | 1996-08-27 | Frontec Incorporated | Method of sputtering a silicon nitride film |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0454992B2 (ja) | 1992-09-01 |
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