JPS59113846A - 冷水可溶性茶製品の製造法 - Google Patents

冷水可溶性茶製品の製造法

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JPS59113846A
JPS59113846A JP23048483A JP23048483A JPS59113846A JP S59113846 A JPS59113846 A JP S59113846A JP 23048483 A JP23048483 A JP 23048483A JP 23048483 A JP23048483 A JP 23048483A JP S59113846 A JPS59113846 A JP S59113846A
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water
cold water
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tea
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JP23048483A
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テイト・リビオ・ルンダ−
コリヌ・マドレ−ヌ・ニ−ルセン
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Nestle SA
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Societe des Produits Nestle SA
Nestle SA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は冷水可溶性茶製品の製造法および更に詳細には
冷水に容易に、かつ完全に溶解する粉末抽出茶に関する
通例、抽出、アロマ処理、濁シ除去および乾燥の工程か
ら成4る慣例的インスタント茶の製造方法は冷水可溶性
粉末を供さない。冷水可溶化を達成するには茶クリーム
およびポリフェノール ポリマーによシ形成される冷水
不溶性物質をかなυの量含む抽出茶のいくつかの付加的
処理を必要とする。この付加的方法は熱水茶抽出液を冷
却して、冷水不溶性物質を沈澱させることを含み、又は
冷水不溶性物質を化学薬品又は酵素によシ可溶化するこ
とを含む。しかし、前者の方法では沈澱部分が廃棄され
る場合、約10%までの全茶固形物の損失があシ、後者
の方法では再構成飲料は非常に起泡性が強く、安定性、
食性および飲用性が極端に不十分である。
何らの添加物の使用をも含まない冷水可溶性茶抽出物の
1製造方法は、英国特許第559,758号明細書に記
載される。この方法では、乾燥茶の冷水抽出液は10〜
25℃の温度で製造され、次に同じ茶菓は沸騰又ははと
んど沸騰する水による熱浸出液の製造に対し再び使用さ
れ、両袖出液は所望の割合に混合される半−液体又は固
体抽出物を製造するために脱水される。しかしこのよう
な方法の不利益は冷水抽出に要する時間が全く長く、例
えば4〜24時間であると述べられていることである。
このような抽出時間は経済的に実行しえない。
冷水可溶性粉末は化学薬品又は酵素を使用することなく
、きわめて簡単な方法により茶葉がら製造できることが
分った。この方法は膨軟、冷水抽出および次に熱水抽出
を含み、この方法では4時間よシ長い冷水抽出時間は不
必要であり、茶クリームの形成も、ポリフェノールの重
合化も起らない。
従って、本発明は紅茶葉が水により膨軟され、膨軟葉は
最初に冷水、次に熱水により抽出され、その後、冷水お
よび熱水抽出液は濃縮および乾燥前に混合される粉末茶
抽出物の製造方法を供する。
本発明方法はすべての種類の紅茶およびそれらの混合物
に適用することができる。
茶菓の膨軟は冷水又は温木、例えば15〜40’C1好
ましくは20〜65℃で行なうことができる。
膨軟時間は茶葉の良好な湿潤を得るに十分であるべきで
、通例少なくとも20分、例えば40〜150分、有利
には50〜160分である。150分よシ長い時間は使
用することができるが、最終製品に何らの改良をも生じ
ないので不必要である。
有利には、膨軟は環境温度、例えば20〜60℃で行な
うことができる。膨軟工程は茶菓を軟化、膨潤させ、冷
水抽出を容易にし、一層生産性を高くする。水は脱イオ
ン水が有利である。膨軟に使用する水量は茶葉重量で0
.5〜10重量部、有利には1に5重量部、好ましくは
1.5〜6.5重量部である。
膨軟系は次にバッチ式又は向流で抽出される。
バッチ式抽出は水および茶菓を含む容器中で攪拌するよ
うに攪拌しながら行なうことが好ましい。
向流方法では水は茶葉を含む多数のセルを通して向流で
流れる。
冷水による抽出では水は10〜40℃、好ましくは15
〜65℃、特に20〜60℃の温度である。冷水抽出時
間は2時間まで、例えは2.5〜90分、有利には4〜
80分である。向流およびバッチ式の両方法では、抽出
時間は5〜45分が適当で、好ましくは7.5〜65勢
であるが、バッチ式方法では抽出時間は所望の場合50
〜75分に延長してもよい。水は脱イオン水が有利であ
る。
冷水抽出に使用する水量は茶菓重量で2〜50重量部、
有利には5〜60重量部、好ましくは7.5〜25重量
部である。抽出後、冷水抽出液は茶菓から分離される。
熱水による抽出では、水は60〜1oo℃、好ましくは
65〜97.5℃、特に70〜95℃の温度である。熱
水抽出時間は15分まで、有利には2.5〜12.5分
、好ましくは5〜(1分である。
熱水抽出に使用する水量は茶葉重量で2〜50重量部、
有利には5〜60重量部、好ましくは7.5〜25重量
部である。有利には熱水抽出に使用する水量は冷水抽出
に使用する水量と略略同じである。バッチ式方法では熱
水は茶葉上に注がれることが有利であシ、一方向流方法
では熱水は予め冷水により抽出された茶葉を含む多数の
セルを通して流れることが有利である。熱水抽出後、抽
出液は茶葉から分離される。
冷水および熱水抽出の両抽出後、茶菓から抽出液の分離
方法は、方法がバッチ式か向流法かのいずれかによる。
パッチ式方法では分離は濾過又は遠心分離によシ行なう
ことが適当で、一方向流方法では分離は最少抽出度の茶
葉を含むセルから抽出液を排出させることによシ達成さ
れる。
有利には分離熱水抽出液は冷水抽出液と混合前に活性炭
で処理される。例えば、活性炭は乾燥茶菓重量を基準に
して2〜5・0重量%、好ましくは5〜60重量%、特
に10〜20重量−の量で抽出液に添加される。混合物
は例えば濾過又は遠心分離によυ熱水抽出液を活性炭か
ら分離する前に適当な時間、有利には5〜20分攪拌さ
れる。別法では、熱水抽出液は活性炭を含むカラムを強
制通過させる。活性炭量は例えば1〜60分、好ましく
は5〜60分、特に10〜15分の熱水抽出液との接触
時間を保証するのに十−分な量である。
活性炭によるこの処理によシ、茶クリームおよびポリフ
ェノール ポリマーによシ形成される冷水不溶性物質の
形成阻止が更に改良される。
活性炭は固形物の損失を最少にするために熱水によシ洗
滌され、そして例えば加熱又は溶媒洗滌によシ再生され
る。
次に冷水および熱水抽出液は混合され、1一般に抽出液
は、例えば凍結乾燥又は噴霧乾燥による乾燥前に所望の
固形含量まで濃縮される。
粉末抽出物は茶製品に通常使用される任意の成分、例え
ば蔗糖、ブドウ糖、クエン酸、酒石酸、フレーバおよび
固結防止剤と混合きれる。
本発明によυ得た粉末抽出物は次に氷冷することかでき
る15〜20℃の冷水に即座に溶解し、良好な安駕性、
食性および飲用品質を有する飲料を供する。
次側は更に本発明を例示する。
例1 25℃の脱イオン水20に9を10kl?の紅茶葉を含
む容器に注ぎ入れ、60分膨軟させた。その後25℃の
脱イオン水2001を膨軟茶葉上に注ぎ、混合物は攪拌
しながら10分間抽出した。次に冷水抽出液は遠心分離
によυ分離した。
次に85℃の脱イオン2001を、冷水抽出液を分離し
た消費茶菓上に注ぎ、混合物は10分間抽出した。次に
熱水抽出液は遠心分離によシ分離した。冷水抽出液およ
び熱水抽出液は一緒に混合し、蒸発器に流した。次に混
合抽出液は濃縮し、最後に噴霧乾燥して冷水に即座に溶
解する粉末抽出物を得た。
例2 例1記載のものと同じ手順によシ、シかし、20kgの
代シに30kgの脱イオン水を用い、60分の代りに1
20分間10kgの紅茶葉を膨軟させることにより、冷
水に即座に溶解する粉末抽出物を得た。
例6 例1記載のものと同じ手IIによシ、シかし10分の代
りに60分間冷水で抽出することによシ、冷水に即座に
溶解する粉末抽出物を製造した。
例4 例1記載のものと同じ手順により、しかし、そこで使用
した2001の代りに冷水および熱水抽出の双方で10
01の水を使用することによシ、冷水に即座に溶解する
粉末抽出物を製造した。
例5 25℃の脱イオン水25ゆを10kgの紅茶葉を含む容
器に注ぎ入れ、次に90分膨軟させた。その後25℃の
脱イオン水1501を膨軟茶葉上に注ぎ、混合物は60
分攪拌しながら抽出した。次に冷水抽出液は濾過によシ
分離した。
次に1501の沸騰脱イオン水を、冷水抽出液を分離し
た消費葉上に注ぎ、混合物は10分抽出した。次に熱水
抽出液は濾過によシ分離し、熱水抽出液に乾燥茶菓重量
を規準にして15重量%の活性炭を添加した。混合物は
10分間攪拌し、次いで濾過した。冷水抽出液は活性炭
から分離した熱水抽出液と混合し、適当な固形含量に濃
縮し、最後に噴霧乾燥して冷水に即座に溶解する粉末抽
出物を得た。
比較例A 膨軟させなかった10−の紅茶葉を10分間攪拌しなが
ら25℃の脱イオン水2001で抽出した。冷水抽出液
は濾過により分離した。次に85℃の脱イオン水200
1を消費葉の上に注ぎ、混合物は10分間抽出し、その
後熱水抽出液は濾過によシ分離した。2抽出液は脱水し
て粉末とし、次に混合したが生成混饋は冷水に完全に溶
解しなかった。
比較例B 比較例Aに記載のものと同じ手順に従ったが、熱水およ
び冷水抽出液は脱水して粉末にする前に混合した。生成
粉末は冷水に完全に溶解しなかった。
比較例C 比較例Aに記載のものと同じ手、順に従ったが、冷水抽
出時間は10分の代シに4時間であった。
生成混合物は冷水に完全に溶解しなかった。
代理人 浅  村   皓

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粉末抽出茶の製造方法において、紅茶葉を水で膨
    軟させ、その膨軟葉を最初に冷水により、次に熱水によ
    シ抽出し、その後濃縮および乾燥前に冷水およびれ・、
    ゛々水抽出液を混合することを特徴とする。上記製造方
    法。
  2. (2)膨軟時間は40〜150分であることを特徴とす
    る特許
  3. (3)膨軟に使用する水量は茶菓重量部につき1.5〜
    6.5重量部であることを特徴とする,特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
  4. (4)冷水抽出時間は7.5〜65分であることを特徴
    とする,%許請求の範囲第1項記載の方法。
  5. (5)冷水抽出に使用する水量は茶菓重量部につき7、
    5〜25重量部であることを特徴とする,特許請求の範
    囲第1項記載の方法。
  6. (6) 熱水抽出に対する水温は60〜100℃である
    ことを特徴とする,特許請求の範囲第1項記載の方法。
  7. (7)熱水抽出時間は5〜11分であることを特徴とす
    る,%許請求の範囲第1項記載の方法。
  8. (8)  熱水抽出に使用する水量は茶菓重量部につき
    7、5〜25重量部であることを特徴とする,%許諮求
    の範囲第1項記載の方法。
  9. (9)  熱水抽出液は、茶菓から分離した後、冷水抽
    出液と混合する前に活性炭で処理することを特徴とする
    ,%許請求の範囲第1項記載の方法。 α0 冷水および熱水抽出液は濃縮直前に混合すること
    を特徴とする,特許8h求の範囲第1項記載の方法。 Qυ 膨軟および両抽出に使用する水は脱イオン水であ
    ることを特徴とする,特許請求の範囲第1項記載の方法
JP23048483A 1982-12-06 1983-12-06 冷水可溶性茶製品の製造法 Granted JPS59113846A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US44716482A 1982-12-06 1982-12-06
US447164 1982-12-06
US472006 1983-03-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59113846A true JPS59113846A (ja) 1984-06-30
JPH0360467B2 JPH0360467B2 (ja) 1991-09-13

Family

ID=23775256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23048483A Granted JPS59113846A (ja) 1982-12-06 1983-12-06 冷水可溶性茶製品の製造法

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JP (1) JPS59113846A (ja)
IN (1) IN160701B (ja)

Cited By (5)

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