JPS59113053A - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物

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Publication number
JPS59113053A
JPS59113053A JP57222601A JP22260182A JPS59113053A JP S59113053 A JPS59113053 A JP S59113053A JP 57222601 A JP57222601 A JP 57222601A JP 22260182 A JP22260182 A JP 22260182A JP S59113053 A JPS59113053 A JP S59113053A
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JP
Japan
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component
water
resin composition
acid
soluble
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Pending
Application number
JP57222601A
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English (en)
Inventor
Shiyougo Hoshizumi
星住 壮吾
Takamitsu Daito
大東 隆光
Saburo Terada
寺田 三郎
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Honny Chemicals Co Ltd
Original Assignee
Honny Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、樹脂組成物に関する。 詳しくのべると、プ
ラスチック、特にポリオレフィン、ポリエステル、ポリ
アミドのフィルムや成型品に対して、優れた密着性を示
し、かつ優れた印刷適性をも有する樹脂組成物を提供す
るものである。
従来、プラスチックフィルムや成型品用の被覆組成物は
、主として有機溶剤にロジン変性マレイン酸樹脂、環化
ゴム、硝化綿、ポリアミド樹脂、塩素化ポリプロピレン
、アクリル酸又はメタクリル酸共重合体、ポリウレタン
樹脂等が使用されている。  しかしながら、これらの
樹脂は、必ずしもプラスチックフィルムや成型品に対し
て密着性が良くなく、又印刷適性においても種々の問題
があった。 さらに、有@済剤を使用するため、作業環
境が悪く、作業員への衛生上の問題、排出される有機溶
剤による大気汚染の問題、jだ、印刷されたプラスチッ
クフィルムや成型品を食品包装用に使用した場合、人体
に対する影響も考慮されなけれはならない等の問題があ
る。
このような問題を解決するため、樹脂の種類の検討、有
機溶剤にかえて水を溶剤とすることなどの検討が重ねら
れている。 例えはアクリル酸又はメタクリル酸を含む
共重合体をアミンで中和してえられる水溶性又は水分散
性アクリル系共重合体、各種の乳化共重合体、環化ゴム
、硝化綿、ポリアミド等の水溶化不能の樹脂を有機溶剤
に浴解し界面活性剤により分散させたエマルジョン、高
酸価の油変性アルキッド樹脂をアミン中和した水溶性樹
脂、高酸価飽和ポリエステルをアミン中和した水溶性樹
脂、その他マレイン化油、マレイン化ポリブタジェン等
が検討されて来た。
しかし、これらのものはいずれも、プラスチックフィル
ムへの密着性や、印刷インキとして必要な印刷適性にお
いていずれが或いはすべてに   (おいて劣り、実用
化に至っていないのが実状で  (ある。
本発明は、これら従来の樹脂の欠点を改良するためにな
されたもので、特定の樹脂組成物が、プラスチックフィ
ルムや成型品に対して密着性に優れ、しかも、印刷イン
キビヒクルとして使用しても優れた印刷適性を示すこと
を見出し、完成したものである。
本発明を概説すると (1)  A(a)平均分子量4oo、、2oooを有
し、かつポリオール成分のうちポリアルキレングリコー
ルを少なくとも20重i%以上含有するポリオール成分 (b)有機ジイソシアネート成分 水素又は炭素数/〜≠のアルキル基)で表わさJ’Lる
ジヒドロキシカルボン酸単独又は他の活性水素含有化合
物よりなる鎖延畏成分 り各成分を重合シ・、さらに塩基でカルボキシル基υ少
なくとも一部を中和して得られる水溶性又は水分散性ポ
リウレタン樹脂 jO〜27重量部B 承部)α、β−
エチレン性不飽和カルボン酸成分(e)(d)成分と共
重合可能なα、β−不飽和化合物の各成分を共重合し、
さらに塩基でカルボキシル基の少なくとも一部を中オ[
]シて得られる水溶性又は水分散性共重合体 3〜jt
O重量部よりなる樹脂組成物である。
本発明の樹脂組成物は、皮膜形成成分が上記特定のポリ
ウレタン樹月\アクリル系共重合体とよりなることを特
徴とし、これをポリオレフィンポリエステル、ポリアミ
ド等のプラスチックのフィルムや成型品の被覆用に使用
すると、優れた密着性を示し、jた、これを印刷インキ
用ビヒクル組成物として使用すると、印刷インキが具備
すべき種々の印刷適性や耐ブロッキング性等の諸機能を
十分に満足するのである。
本発明をより詳細に説明すると、ポリウレタン樹脂は、
次に示す(a)〜(C)成分を反応してえられる。
(a)平均分子量too〜2000を有し、かつポリオ
ール成分のうちポリアルキレングリコールを少なくとも
20重i%以上含有するポリオール成分 このポリオール成分は、分子量分布に関係なく、平均分
子量が4oo〜2000の範囲のものを使用する必要が
ある。 これは、平均分子量が600未満であれば、溶
解性が低下し印刷適性が劣り、又、樹脂の脆化点の上昇
l二より、弾性がなくなり、ポリオレフィン、ポリエス
テル、ポリアミド等のプラスチックへの密着性が劣るた
めである。シ・6方、平均分子量が2ooOを越える場
合であれば、乾燥性が低下し、耐ブロッキング性が劣り
好ましくな〜1゜ポリオール成分のうちポリプロピレン
グリコールを少なくとも20重−チリ上含有させるのは
、特に印刷インキ用ビヒクル組成物として使用する場合
に必要な顔料分散性、印刷インキの再溶解性等を向上さ
せると共に、水、アルコール系溶剤への溶解性を向上さ
せるために必要である。
ポリアルキレングリコールとしてポリプロビニレングリ
コールの使用は、特にボリオレフィ゛・ンのフィルム又
は成型品に対し、密着性を向上させる効果が望められ好
ましい。
本発明で使用するポリオール成分としては、ヒドロキシ
ル基を有するポリエーテルヘ ポリエーテル、ポリエス
テルエーテルなどがあり、ポリエステルとしては多価ア
ルコール、たとえはエチレングリコール、フロピレンゲ
リコール、/、 4t−ブタンジオール、/、 /lI
−へキサンジオール、トリメチロールプロパン、ソルビ
タンなどと多価カルボン酸、たとえばコノ・り酸、アジ
ピン酸、セバシン酸、フマル酸、グルタル酸、フタル酸
、イソフタル酸、テレフタル酸、ピロメリット酸、ドデ
カンジカルボン酸などとの縮合物、ヒドロキシカルボン
酸と多価アルコールとの綜合物、ラクトン重合物などが
挙げられる。
ポリエーテルとしては、ポリアルキレングリコール、例
えばポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコール、ポリエチレンプロ
ピレングリコールなどが使用できる。
また、ポリエステル、ポリエーテルとしては、前記ポリ
エステルにアルキレンオキサイドを付加させたもの、ポ
リエーテルとポリカルボン酸とを縮合させた末端にヒド
ロキシル基を有するものなどが使用できる。
(b)有機ジイソシアネート成分 有機ジインシアネート成分は、水やアルコール系溶剤へ
の溶解性の向上をはかるため、脂肪族又は脂環族ジイソ
シアネート化合物を使用することが好ましい。
ジイソシアネート化合物としては、トリレンジイソシア
ネート、久≠′−ジフェニルメタンジインシアネート、
4z−ヘキサメチレンジイソシアネート、イノホロンジ
イソシアネート、キシリレンジインシアネート、乞弘−
ジシクロヘキフルメタンジインシアネート、43−ビス
(インシアネートメチル)シクロヘキサン、トリメチル
へキサメチレンジイソシアネート、リジンイノシアネー
トメチルエステルなどが使用できる。
水素又は炭素数/〜グのアルキル基)で表わされるジヒ
ドロキンカルボン酸単独又は他の活性水素含有化合物よ
りなる鎖延長成分この鎖延長成分では、ジヒドロキンカ
ルボン酸は、ポリウレタン樹脂の水溶化又は水分散化の
ための必須成分で、えられるポリウレタン樹脂に酸価を
もたせ、塩基で中和し水溶化するものである。 酸価は
、目的に応じて種々変更できるが、本発明のポリウレタ
ンmJl&では、to−troが適当である。 この酸
価が低いと、ポリウレタン樹脂の耐水性、耐アルカリ性
が向上するが、再溶解性が悪くなり印刷適性が低下する
ため好ましくない。 逆に酸価を高くすると、再溶解性
は向上するが、耐水性、耐アルカリ性等が低下し、ゴた
、ポリウレタン樹脂の脆化点が上り、弾力性がなくなり
プラスチックフィルムや成型品への密着性が劣るように
なり好ましくない。
(Rは水素又は炭素数l−≠のアルキル基)で表わされ
るジヒドロキシカルボン酸の代表例としては、ジメチロ
ールプロピオン酸が挙げられる。
鎖延長成分は、このジヒドロキ7力ルボ761e必須成
分とし、必要な酸価になる量まで使用する。 更に必要
に応じて他の活性水素含有化合物と併用することができ
る。
他の活性水素含有化合物としては、エチレングリコール
、プロピレングリコール、4t/−−フタンジオール、
46−ヘキサンジオール、ヒドロキノン−ビス(βヒド
ロキシエチル)エーテルレゾルシノール−ビス(βヒド
ロキシエチル)エーテルなどのグリコール類、その他各
種の低分子量ジオールが使用できる。
又、インホロンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ピ
ペラジン、アミノエチルピペラジン、ジフェニルメタン
ジアミン等のジアミン類も使用できる。
ポリウレタン樹脂は、前記(a)〜(C)成分を通常の
方法で反応させてえられる。 例えは、反応容器にポリ
オール成分、有機ジイソシアネート成分を仕込み、窒素
ガス昇囲気中で60〜70℃で2〜3時間反応を行ない
、ついで鎖延長成分、溶媒を加えてさらに3〜7時間重
合反応をすすめる。 重合物が適当な粘度になった時点
で、反応停止剤を加え重合反応を停止する。 溶媒は、
重合物の粘度上昇と共に添加をしていく。
重合反応の停止は、重合物を赤外分光光度計で分析し、
−NGO(2,2!;0crn−”lの吸収をチェック
してピークが無くなった時点とする。
次にこのようにして得られたポリウレタン樹脂に塩基を
加え、分子中のカルボキシル基の少なくとも一部を中和
して、水溶化又は水分散化を行う。
前記水溶性又は水分散性ポリウレタン樹脂と混合使用す
るアクリル系共重合体は、アクリル酸又はメタクリル酸
を含有し、アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステ
ル及びスチレン等の他の共重合可能なα、β−不飽和化
合物との共重合体で、これを水溶性又は水分散性化した
ものである。この共重合体の一成分として第四級アンモ
ニウム塩を含有する単量体を使用するが又は四級化シつ
る官能基を有する単量体を使用して共重合を行ないこれ
を四級化して分子内に第四級アンモニウム塩を導入した
アクリル系共重合体は、プラスチックフィルム又は成型
品との密着性を向上させる効果が認められる。
アクリル系共重合体としては、種々のガラス転移温度(
以下、Tgと表示する)を有するものが使用できる。 
本発明では、混合するポリウレタン樹脂のTgやその混
合量によって変化させる必要があるが、アクリル系共重
合体のTgは、−i、o℃〜20℃の範囲のものが好ま
しい。
一般的に、Tgが高いものは密着性が劣る傾向がみられ
、又、弾性(柔軟性)が低いため、特にプラスチックフ
ィルムの被覆には不適である。
一方、Tgが低すぎると、ブロッキング現象が生じこ第
1も被覆には好jしくない。
アクリル系共重合体は、α、β−エチレン性不飽和カル
ボン酸成分とこれと共重合可能な他のα、β−不飽和化
合物とを溶媒中で加熱し反応させる従来の一般的な方法
により製造させる。
α、β−エチレン性不飽和カルボン酸成分の例としては
、アクリル酸、α−クロロアクリル酸、メタクリル酸、
イタコン酸、無水マレイン酸、マレイン酸、フマル酸、
クロトン酸、ントラコン酸及びメサコン酸等の単独又は
混合物あるいは少なくとも7個のカルボキシル基を有ス
るそれらの官能性誘導体例えば、不飽和の重合性のジー
又はポリ−カルボン酸の部分的エステル又はアミドがあ
る。
α、β−エチレン性不飽和カルボン酸成分と共重合可能
なα、β−不飽和化合物の例としては、α、β−エチレ
ン性不飽和カルボン酸のエステル例えはアルキル及びオ
キシアルキルエステル、又、アミド等の誘導体、並ひに
不飽和ジー又はポリ−カルボン酸の遊離のカルボキシル
基を含有していない誘導体、例えば、ジエチルマレエー
ト及びジブチルマレエート等がある。
他の重合性のビニル又はビニリデン化合物例えばスチレ
ン、アルキルスチレン及びアクリロニドトリル等も使用
することができる。
α、β−エチレン性不飽和カルボン酸のアルキルエステ
ルの例としては、メチルアクリレート、メチルメタクリ
レート、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、
n−プロピルアクリレート、n−プロピルメタクリレー
ト、イソプロピルアクリレート、イソプロピルメタクリ
レート、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート、
アクリルアミド、ジエチレングリコールモノアクリレー
ト、ジエチレングリコールメタクリレート、メタクリル
アミド、メチロールアクリルアミド、メチロールメタク
リルアミド、ジアセトンアクリルアミド、ジアセトンメ
タクリレート、ラウリルアクリレート、ラウリルメタク
リレート、ステアリルアクリレート、ステアリルメタク
リレート、ヘプチルアクリレート、コーエチルへキシル
メタクリレート、ヘプチルアクリレート、ヘプチルメタ
クリレート等がある。又、α、β−エチレン性不飽和カ
ルボン酸のヒドロキシアルキル又はアルコキシアルキル
エステル及びα、β−エチレン性不飽和カルボン酸アミ
ド又はα、β−エチレン性不飽和カルボン酸アミドの誘
導体としては、例えばコーヒドロキソエチルアクリレー
ト、λ−ヒドロキシエチルメタクリレート、λ−ヒドロ
キシプロピルアクリレート、2−ヒドロキンプロピルメ
タクリレート、3−ヒドロキシプロピルアクリレート及
び3−ヒドロキ7プ口ピルメタクリルアミド等がある。
本発明で用いられる第四級アンモニウム塩を含むα、β
−エチレン性不飽和化合物としては、2−ヒドロキシ−
3−メタクリロイロキシプロビルトリメチルアンモニウ
ムハライド、λ−メタクリロイロキ/エチルトリメチル
アンモニウムハライド、ビニルトリメチルアンモニウム
ハライド、ビニルトリエチルアンモニウムハライド、ア
リルトリメチルアンモニウムハライド、ビニルベンジル
トリメチルアンモニウムハライト、ビニルベンジルトリ
エチルアンモニウムハライド、N−アクリルアミドプロ
ピル−3−トリメチルアンモニウムハライドなどがある
さらに、四級化しうるアミノ基あるいはハロゲン基を有
するα、β−エチレン性不飽和化合物としては、ジアル
キルアミンエチルメタクリレート、λ−ヒドロキ7−3
−メタクリロイロキシグロピルジメチルアミン、コーメ
タクリロイロキシエチルジエチルアミン、ノーメタクリ
ロイロキシメチルジメチルアミン、ビニルジメチルアミ
ン、ビニルジエチルアミン、ビニルベンジルジエチルア
ミン、N−アクリルアミドプロピル−3−ジメチルアミ
ン、クロロメチロール化スチレン、クロロエチルビニル
エーテル、フロモメチルビニルエーテル、3−クロロ−
λ−ヒドロキシプロピルメタクリレート、3−クロロプ
ロピルアクリレートなどがある。 この四級化1jる化
合物を共重合した重合体を四級化するには、ジアルキル
硫酸、たとえばジメチル硫酸、ジエチル硫酸やアルキル
ハライド、たとえばメチルクロライド、エチルブロマイ
ド、ブチルブロマイドのような四級化剤を使用する。
前記ポリウレタン樹脂およびアクリル系共重合体は、こ
れを水溶性又は水分散性とするため、有機アミンやアン
モニア等の塩基で中和を行う。
有機アミンとしては、モノメチルアミン、ジメチルアミ
ン、トリメチルアミン、モノエチルアミン、ジエチルア
ミン、トリエチルアミン、モノイノプロピルアミン、ジ
イソプロピルアミン、トリイノプロピルアミン、モノブ
チルアミン類、ジプチルアミン類及びトリブチルアミン
類等のようなアルキルアミン、モノエタノールアミン、
ジェタノールアミン、トリエタノールアミン、モノイノ
プロパノールアミン、ジイソプロパツールアミン、トリ
イソプロパツールアミン、ジメチルアミンエタノール及
びジエチルアミノエタノール等のようなアルカノールア
ミン、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ジエチ
レントリアミン及びトリエチレンテトラミン等のような
アルキレンポリアミン、エチレンイミン及びプロピレン
イミン等のようなアルキレンイミン、ピベランン、モル
ホリン、ピラジン及びピリジン等がある。
前記アクリル系共重合体の酸価は、30〜goの範囲が
好ゴしい。 酸価が30未満と低い場合、再溶解性が悪
く印刷適性が低下し、一方、♂0より大きい場合、耐水
性、耐アルカリ性が低下するためである。
本発明における樹脂組成物は、前記水溶性又は水分散性
ポリウレタン樹脂(A成分)と水浴性又は水分散性アク
リル系共重合体(B成分)とを混合して得られるもので
、その配合割合は、A成分;B成分−jθ〜り7:jO
〜3(重量比)より成るものである。
アクリル系共重合体は、ポリウレタン樹脂単独使用の場
合の特に印刷適性における溶解性、プラスチックフィル
ム又は成型品との密着性の欠点を改良するために配合す
るものである。 アクリル系共重合体の配合量がSO重
量部を越えると密着性が逆に低下し、jたブロッキング
現象も生じて好jしくない。
一方、3重部部未満では、溶解性の改良、密着性の向上
の効果が得られず好ましくない。
本発明の樹脂組成物の酸価は、A成分およびB成分の酸
価の合計が30〜100の範囲にあることを必要とする
本発明の樹脂組成物は、水溶性又は水分散性ポリウレタ
ン樹脂と水溶性又(J水分散性アクリル系共重合体を混
合の後脱イオン水を添加して水溶液又は水分散液とする
が、あるいは、それぞれの水溶液又は水分散液をあらか
じめ調製しておきこれを混合してプラスチック表面被覆
用又。
は印刷インキ用ビヒクルとして使用する。
本発明をより具体的に説明するため、以下実施例を示す
。 なお、実施例中部数は特にことわりのない限り重量
部である。
合成例/ (ポリウレタン樹脂イの調製)温度計、還流
冷却器、攪拌機および窒素吹込管を設置した3を四つロ
フラスコに、ポリプロピレンゲ、リコール(分子量20
32)33上乙部、ポリカプロラクトン(分子隼/タタ
0)3部g3部およびトルエン、200部を加え、窒素
を吹き込みながら昇温し、/70′Cで加熱をやめ、ト
ルエンを留去した。 次いで、イノホロンジイノシアネ
ート2.2.2部を加え、60〜gθ℃で2時間反応を
行フた。 次にンメチロールプロピオン酸67部、アセ
トン67部、トリエチルアミン3部を添加し、アセトン
の還流温度約60℃で反応を続ける。 この時、粘度が
徐々に上昇するので攪拌可能な範囲にアセトンで希釈し
た。
乙時間反応の後、更にアセトンを加え樹脂固形分30重
量%と[、温度jO−60℃でこれにインホロンジアミ
ンを少量づつ添加した。
この添加は、粘度の状況を確認しながら行い、結局、イ
ンホロンジアミンを77部添加した。
ついで、反応停止剤として、4≠ブタンジオール//、
7部、中和剤としてトリエチルアミン3部j部を添加し
、30−6部℃で2時間攪拌を行った後、イオン交換水
を添加しなからアーbトンを留去し、最終樹脂固形分3
0重量多酸(i62gを有する。 ポリウレタン樹脂水
溶液を調製した。  (これを、以下、ポリウレタン樹
脂イビする。) 合成例2〜9 合成例/と同様の方法で、第1表に示す各成分を反応さ
せ、ポリウレタン樹脂水浴液口〜りを調製した。
合成例//−/≠(アクリル系共重合体ヌ〜ワの調製) 温度計、還流冷却器及び攪拌機を11mえた/lの四つ
ロフラスコにイソプロピルアルコール70部を入れ、還
流温度まで昇温シ、これに第2表に示す組成を混合した
単量体100部及びアゾビスインブチロニトリル/部の
混合物を71時間を二わたす滴下した。 謂下終了から
2時間後にアゾビスイノブチロニトリルを03部添加し
更に3時間重合反応を続けた。 その後イソプロピルア
ルコール743部を加え反応を終了し、アクリル系共重
合体ヌ〜ワを得た。
なお、ワ組成(合成例/≠)では、重合反応生成物にさ
らにjO係メチルクロライド水溶液を、2447部加え
て四級化を行なった。
ついで、中和剤としてトリエチルアミン7部を添加し攪
拌を行ない更に脱イオン水を加えて樹脂固形分30重量
%のアクリル系共重合体水溶液を調製した。
第   2   表 実施例/〜り及び比較例/〜5 ポリウレタン樹脂水溶液イ〜りとアクリル系共重合体水
溶液ヌ〜ワとを第3表に示す組合せで混合し、樹脂組成
物l〜/≠を調製した。
上記各樹脂組成物の水溶液(樹脂固形分3(重量fD)
をそれぞれ2j部、酸化チタン30部およびメチルエチ
ルケトン≠j部をボールミルにてlj時間分散を行ない
、白色印刷インキを調製した。 えられた各種白色印刷
インキをグラビア印刷機で延伸ボリグロピレンフイルム
(以。
下OPPと称す)、ポリエチレンテレフタレートフィル
ム(以下PETと称す)および1.2−ナイロンフィル
ム(以下NYと称す)にそれぞれ印刷を施した後、常温
で7日放置して試料とした。
これらの試料について密着性試験、溶解性、耐ブロッキ
ング性についての試験および印刷仕上り状態の結果は第
グ表の通りであった。
ただし、前記各種試験は以下のように行なった。
/) 密着性試験(セロテープ試験):試料の印刷面に
セロテープを貼りつけ、これを強く引きはがした時、印
刷のインキ層が全くはがれなかったものを(◎)、セロ
テープ付着面のりb多板上残ったものを(O)、≠θ〜
90%残ったものを(△)、≠θ%以下しか残らなかっ
たものを(×)として評価した。
λ) 溶解性試験:試料をメチルエチルケトン溶液中に
30秒間浸漬した後インキ層の溶解性を調べ、全面溶解
してインキ層が残っていない(◎)、残ったインキ層が
30係以下(○)、30〜70チ(△)、全面インキ層
が残った(×)とした。
3) 耐ブロツキング性試験:試料の印刷面に印刷され
ていないフィルムを温度jO℃、湿度り0%、圧力3 
K9/adで20時間重ね合わせたのち、印刷されてい
ないフィルムをはがし、インキ層が全く取られないもの
(◎)、取られたインキ層が−)Q%以下(○)、取ら
れたインキ層が10〜goチ(△)、10係以上インキ
層が取られた(×)で評価した。
1、t)印刷適性 およぎ: 試料フィルムの印刷面にすじ状のムラがある
か否か目視で判定した。
はいり: 試料フィルムの印刷がグラビアメツシュの目
づまりなしに鮮明に再現さ れているか否かで判定した。
鮮明に再現されて〜λる(優)、や\ 鮮明に再現されている(良)、不鮮 明に再現されている(可)で評価し た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  A(a)平均分子量AOO−2000ヲ有し
    、カツポリオール成分のうちポリアルキレングリコール
    を少な(とも、2(7重量%以上含有するポリオール成
    分 (b)有機ジイソシアネート成分 されるジヒドロキシカルボン酸単独又は他の活性水素含
    有化合物よりなる鎖延長成分の各成分を重合し、さらに
    塩基でカルボキシル基の少なくとも一部を中和して得ら
    れる水溶性又は水分散性ポリウレタン樹脂 !θ〜77
    重量音B(d)α、β−エチレン性不飽和カルボン酸成
    分(e)(a)成分と共重合可能なα、β−不飽和化合
    物の各成分を共重合し、さらに塩基でカルボキシル基の
    少なくとも一部を中和して得られる水溶性又は水分散性
    アクリル系共重合体3〜SO重景部よりなる樹脂組成物
    。−(2)  ポリアルキレングリコールがポリプロピ
    レングリコールである特許請求の範囲第1項に記載の樹
    脂組成物。 (3)  α、β−不飽和化合物が第四級アンモニウム
    塩を含有するα、β−エチレン性不飽和単量体である特
    許請求の範囲第1項又は8g2項に記載の樹脂組成物。 (4)  α、β−不飽和化合物が四級化Liるアミノ
    基あるいはハロゲン基を有するα、β−エチレン性不飽
    和単量体である特許請求の範囲第1項又は第2項に記載
    の樹脂組成物。 (5)A成分のポリウレタン樹脂とB成分の共重合体3
       との酸価の合計が30−700である特許請求の
    範囲第1項ないし第弘項に記載の樹脂組成物。
JP57222601A 1982-12-17 1982-12-17 樹脂組成物 Pending JPS59113053A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62230863A (ja) * 1986-03-31 1987-10-09 Yuuhoo Chem Kk 床用被覆剤組成物
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JP2012515230A (ja) * 2009-01-12 2012-07-05 イー インク コーポレイション 電気光学ディスプレイのための接着剤および結合剤

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