JPS5911272B2 - 電動機速度制御回路 - Google Patents

電動機速度制御回路

Info

Publication number
JPS5911272B2
JPS5911272B2 JP52046372A JP4637277A JPS5911272B2 JP S5911272 B2 JPS5911272 B2 JP S5911272B2 JP 52046372 A JP52046372 A JP 52046372A JP 4637277 A JP4637277 A JP 4637277A JP S5911272 B2 JPS5911272 B2 JP S5911272B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
output
pulse
waveform
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52046372A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52132881A (en
Inventor
デスモンド・ロス・アムストロング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JPS52132881A publication Critical patent/JPS52132881A/ja
Publication of JPS5911272B2 publication Critical patent/JPS5911272B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P25/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details
    • H02P25/02Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of AC motor or by structural details characterised by the kind of motor
    • H02P25/10Commutator motors, e.g. repulsion motors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/16Controlling the angular speed of one shaft
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S388/00Electricity: motor control systems
    • Y10S388/907Specific control circuit element or device
    • Y10S388/915Sawtooth or ramp waveform generator
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S388/00Electricity: motor control systems
    • Y10S388/907Specific control circuit element or device
    • Y10S388/917Thyristor or scr

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は周波数が回転速度に比例する交流出力を発生す
る速度計用発電機を電動機に連結して、該電動機の速度
を制御する回路に関するものである。
速度計用発電機(タコジェネレータ)は振幅がその発電
機の回転子速度に依存し、かつ周波数が上記回転子速度
に比例する交流出力を発生する。
速度計用発電機の出力を整流し、かつ平滑化して速度計
用発電機の出力振幅値の関数である直流出力を発生させ
る回路は既知である。本発明の目的は、速度計用発電機
の出力周波数の関数であるも、本質的には速度計用発電
機の出力振幅値には依存しない電圧を発生させて、電動
機の速度を制御する回路を提供せんとするにある。
本発明は、周波数が回転速度に比例する交流出力を発生
する速度計用発電機を電動機に連結して、該電動機の速
度を制御する回路において、該電動機速度制御回路が、
電動機に直列に接続される制御スイツチにあつて、該ス
イツチがターン・オンされている間は電動機に電力がパ
ルスとして供給されるようにするソリツドステートの制
御スイツチと;基準電圧を発生せしめる手段にあつて、
前記スイツチをターン・オンさせる時間の割合が該基準
電圧に応答するようにする基準電圧発生手段と;周波数
が回転子速度に比例する速度計用発電機の交流出力を処
理する回路を包含している帰還手段;とを具え、前記帰
還手段における速度計用発電機の交流出力処理回路が、
前記交流出力に応答するレベル検出手段にあつて、前記
交流信号の極性が反対の第1および第2電圧レベルに応
答して、対応する第1および第2出力を発生させる電圧
レベル検出手段と;前記電圧レベル検出手段の少なく共
一方の出力に応答して、持続時間が回転速度に反比例す
るキーパルスを発生するゲート手段にあつて、前記検出
手段の前記第1出力によつてクロツクされる主双安定回
路と前記検出手段の前記第2出力によつてクロツクされ
る従双安定回路とを具えて成るJKフリツプ・フロツプ
をもつて構成する第1ゲート手段と:前記各キーパルス
とキーパルスとの間の時間間隔内におけるサンプル周期
の後に、前記検出手段の出力および前記第1ゲート手段
の出力に応答してりセツトパルスを発生する第2ゲート
手段と;各りセツトパルスに応答して所定レベルの出力
を発生し、かつ各キーパルスに応答してこのキーパルス
の持続時間の間前記所定レベルの出力を所定の割合で漸
次上昇させる電圧発生器;とを含むようにして、各サン
プル周期の期間中における電圧発生器の出力レベルが回
転速度の所定の関数となるようにし、かつ各サンプル周
期の期間中に電圧発生器の出力レベルに基ずいて前記基
準電圧を変更させるべく前記帰還手段を適用するように
したことを特徴とする。
上述したようにすれば、第1および第2電圧レベルの双
方と交差しない速度計用発電機出力における雑音の余裕
度を十分にとることができるという利点がある。
なお、前記電圧発生器の出力レベルを、速度計用発電機
の出力の振幅と速度計用発電機回路が持たらす緩衝性と
に実質上無関係とすることは、例えば家庭用洗濯機に用
いるような電動機速度制御系に特に有利である。
その理由は、上述したようにすれば極めて正確な帰還情
報を比較的簡単、従つて廉価な速度計用発電機から得る
ことができるからである〇本発明による電動機速度制御
回路の好適な実施に当つては、第3ゲート装置を設け、
これを検出装置の出力および第1ゲート装置の出力に応
答させて各サンプル周期の期間中にサンプルパルスを発
生させ、基準電圧を発生させる装置をコンデンサとし、
かつ各サンプルパルスに応答させる装置を設け、これに
より電圧発生器の出力レベルを基準電圧と比較すると共
に、この比較電圧の差に応答させて、コンデンサに適当
量の電流を送給して、基準電圧を変化させるようにする
このようにすれば、基準電圧を上記各比較の結果少量変
化させるだけであるため、何れかの或るサンプル周期に
、電圧発生器のスプリアス出力レベルの帰還系に及ぼす
影響が極く僅かとなると云う利点がある。
本発明による電動機速度制御回路のさらに他の好適な実
施に当つては、電圧発生器にコンデンサを設け、このコ
ンデンサを上記予定速度に関連する値を有する電流によ
つて各キーパルスの持続時間の間充電し、電動機速度選
択装置には各キーパルスの期間中充電電流の値を決定す
る装置を設けるようにする。
このようにすれば、電動機速度を、例えば単一の可変抵
抗により充電電流だけを変えることによつて、例えば洗
濯機で20:1のような広範囲に亘つて変化させること
ができる利点がある。
図面につき本発明を説明する。第1図に示す本発明回路
図において、電動機は電機子1および界磁巻線2を具え
ており、これらの電機子および界磁巻線は交流給電幹線
のライン端子Lと中性端子Nとの間にトリアツク3と直
列に接続する。
作動に際し、電力は給電幹線の各半サイクル中に電動機
に1パルスとして供給され、各電力パルスは電圧比較器
COMPlからの出力信号Aにおける適当なレベルの寞
圧がトリアツク3のゲート電極に印加されて、このトリ
アツク3がターン・オンする際に供給し始める。電圧比
較器COMPlはランプ波形発生器4の出力信号電圧B
が基準電圧R以下となる際に信号Aのレベルを上述した
適当な値とする。基準電圧VRは基準コンデンサCRに
おける電圧である。定常状態下では基準電圧VRは電動
機の所望速度に適する値で一定である。第2および第3
図にランプ波形発生器4およびその動作を詳細に示す。
交流給電幹線のライン端子Lにおける交流電圧は適切な
電圧降下抵抗R1を介して2個のトランジスタTRlお
よびTR2のベースおよびエミツタにそれぞれ供給され
る。トランジスタTRlおよびTR2のエミツタおよび
ベースは交流給電幹線の中性電圧端子でもある正電圧線
路0Vに接続し、トランジスタTRlおよびTR2のコ
レクタは電流源11を介して負電圧線路−Vに接続する
。上記両トランジスタTRlおよびTR2のコレクタは
トランジスタTR3のベースにも接続し、トランジスタ
TR3のエミツタは正電圧線路0に、コレクタは抵抗R
2を介して負電圧線路−Vに接続する。コンデンサCB
を正電圧線路0とトランジスタTR3のコレクタとの間
に接続する。交流幹線電圧Lが低下し、すなわち0Vに
近付くと、トランジスタTRlおよびTR2は導通しな
くなり、ついで電流源11がトランジスタTR3をスイ
ツチ・オンし得るようになる。
このトランジスタTR3がスイツチ・オンされている期
間を第3図のパルス電圧波形Cに低レベル部分として示
してあり、これらの期間中トランジスタTR3はコンデ
ンサCBを正電圧線路0Vに向けて放電する。この放電
状態をランプ電圧波形Bの立上り部分によつて示す。端
子Lにおける電圧が十分な正電圧か、または十分な負電
圧の際における交流幹線電力の各半サイクルの期間中は
、トランジスタTR2またはトランジスタTRlがそれ
ぞれ導通し、トランジスタTR3がスイツチ・オフする
ようになる。この期間中コンデンサCBは抵抗R2を介
して負電圧線路−に向けて充電され、この充電状態をラ
ンプ電圧波形Bの降下部分によつて示す。基準電圧VR
とランプ電圧波形Bを比較する第1図に示す電圧比較器
COMPlは第4図に示すように、トランジスタTRx
(5TRyのロング・テールド・ペア配置として構成す
ることができる。
トランジスタTRxおよびTRyは、これら両トランジ
スタのエミツタと負電圧線路−Vとの間に接続する電流
源12がゲート・オンされる際にそれらの各ベースに供
給される電圧VxおよびVy(比較器COMPlの場合
のVRおよびB)を比較する作用する。電流源2は第5
A図に示すように、トランジスタTR4のエミツタを抵
抗R3を介して負電圧線路−Vに接続して構成する。こ
れがため、この電流源12はトランジスタTR4のベー
スに十分な正電圧が印加される際にゲート・オンされる
。第4図に戻つて説明するに、電圧Vxが電圧Vyより
も大きい際にはトランジスタTRxが導通して、トラン
ジスタTRyは導通しなくなり、またその逆に電圧yが
電圧Vxよりも大きくなると、トランジスタTRyが導
通して、トランジスタTRxは非導通となる。トランジ
スタTRxおよびTRyの導通および非導通状態は、電
圧比較器の各出力0P,0Pを電流の有無または適当な
抵抗を介しての電圧値の高低として与えることができる
。第1図の電圧比較器COMPlは僅か1個の出力端子
を有するものとして図示してある。その理由は、電圧出
力信号Aを供給するのに僅か1個の出力を用いるだけで
あるからであり、かかる電圧比較器は永久にゲート・オ
ンされるように配置するのでゲートは図示してない。再
び第1および3図を参照するに、ランプ波形Bの電圧が
基準電圧VR以下となるのに応答して、比較器COMP
lの出力端子の電圧波形Aが低レベルとなる際に、トリ
アツタ3は交流幹線電力の各半サイクル期間中ターン・
オンする。
基準電圧Rを高くする場合には、交流幹線電力の各半サ
イクルの初期にランプ波形Bの電圧が基準電圧R以下と
なり、しかも波形Aのレベルが低くなり、これにより多
量の電力が電動機に供給されて、この電動機を高い基準
電圧VRに関連する高速度で回転し続ける。基準電圧V
Rの値を選定し、かつその値を、非定常状態下において
は電動機に連結される速度計用発電機(タコジェネレー
タ)5を含む帰還回路によつて変更する。上記速度計用
発電機5は周波数が回転速度に比例する交流出力波形D
を発生する。第1図における上記帰還回路は速度計用発
電機5の出力波形Dに応答して電圧VTを発生し、この
電圧Tは電圧比較器COMP2が交流出力波形Dの交番
周期におけるサンプルパルス電圧波形Eによつてゲート
・オンされる際に、この電圧比較器COMP2にて基準
電圧。
と比較される。電圧比較器COMP2は第4および5A
図につき既に述べた形態にて構成することができる。ダ
イオードD1およびトランジスタTR5の陽極およびエ
ミツタはそれぞれ正電圧線路0Vに接続すると共に、そ
れらの陰極およびベースは比較器COMP2の出力端子
の1つにそれぞれ接続する。トランジスタTR5のコレ
クタは基準コンデンサCRの一方の電極に接続し、この
コンデンサの他方の電極は負電圧線路−Vに接続する。
ダイオードD1およびトランジスタTR5は適当な電流
ミラー回路を形成し、比較器COMP2がゲート・オン
される際に、電圧TがコンデンサCRの基準電圧VR以
上となる場合には、上記電流ミラー回路に接続される比
較器COMP2の出力端子に流れる電流がトランジスタ
TR5をターン・オンし、これによりコンデンサCB.
に充電電流を流し、電圧Rを増大するようになる。比較
器COMP2がゲート・オンされる際に電圧VTが基準
電圧VRより低い場合には、コンデンサCRに接続され
る比較器COMP2の他方の出力端子に電流が流れ、コ
ンデンサCRに放電電流を供給して、電圧VRを低下す
るようになる。比較器COMP2がゲート・オンされる
際に、電圧VTとVRが等しい場合には、比較器COM
P2の両出力端子には等しい電流が流れ、基準コンデン
サCRは充電も放電もしなくなる。比較器COMP2に
供給される電圧VTは電圧発生器6の出力であり、また
この電圧TはランプコンデンサCTの一方の電極におけ
る電圧である。コンデンサCTの他方の電極は負電圧線
路−に接続する。ランプコンデンサCTの負電圧線路一
への接続側とは反対側の電極は可変抵抗R8およびゲー
ト電流源13を介して正電圧線路0Vにも接続する。電
流源13は第5B図に示すようにして実現することがで
き、トランジスタTR6は抵抗R4を介しで正電圧線路
0に接続する。従つてこのトランジスタTR6のベース
に十分な負電圧が供給される際にこのトランジスタはタ
ーン・オンする。電圧レベル検出装置7は速度計用発電
機5の交流出力波形Dに応答して、クロツク出力CLM
およびCLSをゲート装置G1(これについては後に詳
述する)に供給する。上記ゲート装置G1のパルス出力
電圧波形Fは電流源13をゲートするために供給すると
共に、ANDゲートG2およびANDゲートG3に対す
る各々2つの入力端子の一方の入力として供給する。A
NDゲートG2およびG3の他方の入力端子には電圧レ
ベル検出装置7からの出力を供給する。第6図から明ら
かなように、パルス屯圧波形Fは速度計用発籠機の出力
波形Dの1周期毎に低電圧レベルになつたり、高電圧レ
ベルになつたりする。
電圧波形Fの各低レベルの期間中は、電流源13がゲー
ト・オンされ、しかも可変抵抗Rsによつて値が定まる
充電電流がランプコンデンサCTに供給されて、その電
圧VTを負電圧線路−Vの電圧から正方向に漸次上昇さ
せる。竜圧波形Fの各低レベル周期をキーパルスと称す
るものとする。各キーパルス間の時間隔中におけるサン
プル周期の間は電圧VTは不変であり、このサンプル周
期の期間中はANDゲートG3によつて与えられるサン
プルパルス波形Eにより比較器COMP2がゲートオン
される。各キーパルス間の時間隔中におけるサンプル周
期の後には、電圧発生器6におけるランプコンデンサC
T間に接続されるトランジスタTR7がANDゲートG
2により与えられるりセツトパルス波形Gによつてスイ
ツチ・オンされ、ランプコンデンサCTを放電し、その
電圧VTを負電圧線路−の電圧に戻る負方向に漸次低下
させる。各サンプル周期の期間中における電圧発生器6
の出力電圧レベルVTは、電動機の電機子1に連結され
る速度計用発電機5の回転速度の予定関数である。
ランプコンデンサCTの放電速度は、電圧VTの可能最
高レベルからりセツトパルス波形Gによつて与えられる
可能最短全りセツト周期の期間中に電圧VTが負電圧線
路一の電圧に戻るように設計する。従つて、電圧VTは
電圧波形Fによつて与えられる各キーパルスの始めに同
じ予定レベル一から出発する。これがため、各キーパル
スの終りに到達される電圧VTの値は、そのキーパルス
の持続時間およびそのキーパルスの期間における電圧V
Tの上昇度の勾配に依存する。各キーパルスの持続時間
は速度計用発電機の出力波形Dの1全周期であり、従つ
てその持続時間は回転速度に反比例する。各キーパルス
の期間中における電圧VTの上昇勾配は、可変抵抗Rs
によつて定まるコンデンサCTに供給される充電電流の
値によつて決定される。従つて、可変抵抗Rsは電動機
の速度選択装置を構成する。電動機の所定選択速度に対
し、抵抗Rsの値は適当に選定して、その選択速度にて
電動機が回転している定常状態下lこおいて、コンデン
サCTが各キーパルスの期間中抵抗Rsの値によつて定
まる速度で、キーパルスの持続時間によつて定まる時間
だけ充電されて、キーパルスの終りに到達する電圧VT
の値が所定の選択電動機速度に関連する予定値となるよ
うにする。上記選択速度で電動機が回転している定常状
態下では、コンデンサCRの基準電圧Rが電圧VTと同
じとなり、また基準電圧。が電動機に供給される電力量
を決定する。この電力量は電動機を選択速度で回転させ
るのに適する電力量である。電動機が選択速度で回転し
ており、つぎにこの電動機における負荷が電動機速度を
低下させるように増加する場合には、帰還系統は次のよ
うに作用する。
電動機速度が低下すると、速度計用発電機5の出力Dの
周波数が低下し、この速度計用発電機5の出力Dは、そ
の出力Dから取り出される波形Fにおけるキーパルスの
持続時間を比例的に増加させる。各キーパルスの期間中
における電圧VTの正方向への上昇電圧の増大持続時間
は電圧VTの値を増加し、この電圧値は後続するサンプ
ル周期の期間中比較器COMP2に対して電圧VRの値
以上でゲートされる。前述したように、比較器COMP
2は電圧Rの値を高めるように作用し、この結果より一
層多くの電力が電動機に供給されて、電動機速度を増加
し、これにより電動機の複数回に亘る回転および比較器
COMP2による関連する調整後に、電動機の速度を選
択速度に戻し、かつ電圧VTおよびRをそれらの関連す
る予定した等しい値に戻して、帰還系が安定化するまで
電圧VTの値を低下させる。電動機の回転速度が高まる
ように電動機における負荷が低減すると、帰還系は上述
した方法とは全く反対に作用して電動機速度を選定速度
に戻すようになる。電動機が抵抗Rsによつて選択され
る速度で回転している場合に、その回転速度を新規に選
択される速度に変更するには、抵抗Rsの値を変化させ
れば達成し得ることは前述したような帰還系の説明から
明らかである。
要約するに、例えば電動機の速度が上昇する場合には抵
抗Rsの値を低下し、これにより初期速度に関連するキ
ーパルスのの持続時間の終りに電圧VTの値を現在値の
電圧VR以上とし、かつ新規の速度に必要とされる電圧
VTの値よりも揺かに高い値にする。このようにして電
圧VRの値を高めると、電動機速度が上昇して、電圧V
Tの低い値でキーパルスの持続時間を一層短くするため
、複数の回転周期に亘つて電圧Tが低下し、また電圧V
Rが増加し、これらの状態は両電圧が新規の高い選択回
転速度に関連する新規の予定された高い値で等しくなる
まで継続する。電動機が停止している場合、コンデンサ
CRの電圧値は、幹線電力からランプ波形発生器4によ
つて供給されるランプ波形が到達する最高の負値よりも
遥かに負の値で予定電圧VRとなる。
この場合には第3図から明らかなように、電動機には電
力が供給されなくなる。これらの状態下においてターン
・オンされて、電動機が回転するまで電圧VRを高める
始動回路8を設ける。この回路8は帰還系が正常に作動
している場合にはターン・オフされる。なおこの始動回
路8については後に詳細に説明する。電圧レベル検出装
置7、ゲート装置G1およびANDゲートG2,G3と
の上記各装置の作動につき詳述する。
速度計用発電機の出力電圧波形Dを4個の電圧比較器C
OMP3,COMP4,COMP5およびCOMP6に
供給して、これらの比較器にて上記出力電圧波形Dを4
個の基準電圧レベルV2,V3,VlおよびV4とそれ
ぞれ比較する。これら4個の電圧比較器は第4図に示す
ように、適当な電圧レベルの出力を発生するトランジス
タで各各構成することができる。電圧比較器COMP3
,COMP4およびCOMP5は永久にゲート・オンさ
れるが、電圧比較器COMP6は比較器COMP5によ
つて適当な出力が与えられる際にゲート・オンされるだ
けである。4個の基準電圧レベル1,2,V3およびV
4を速度計用発電機5の出力電圧波形Dに関連して第6
図に示す。
電圧波形Dは電動機に関連する零電圧、従つて速度計用
発電機が停止している零電圧に対する極性で交番的に示
してある。
電圧レベルV1とV4は互いに反対極性であり、しかも
それらの電圧レベルは後に説明するように、始動回路系
に関する理由からして零電圧レベルに対して非対称であ
る。大きさが最大の基準電圧レベルである負極性の基準
電圧レベル4は、電動機の最低所望作用速度で速度計用
発電機が実際に発生する最小振幅の電圧値よりも遥かに
小さく選定する。このように、電圧レベル検出装置7の
レスポンスは必ずしも速度計用発電機の出力振幅に依存
させる必要はない。電圧レベルV2およびV3は極性が
互いに反対であり、しかもそれらの大きさは電圧レベル
V1およびV4の大きさよりもそれぞれ小さい。ゲート
装置G1を第7図に詳細に示す。
これは主双安定回路9と従双安定回路10とで構成する
。主双安定回路9のセツト入力端子Sとりセツト入力端
子Rの状態は、速度計用発電機の出力電圧Dクが基準電
圧V2よりも一層正となる際に、比較器COMP3の出
力CLMの前縁でクロツクされて、主双安定回路9のQ
およびQ出力端子に取り出される。主双安定回路9のQ
およびQ出力端子は従双安定回路10のセツト入力端子
Sおよびリセツト入力端子Rtこそれぞれ接続する。従
双安定回路10のセツト入力端子Sおよびりセツト入力
端子Rの状態は、速度計用発電機の出力電圧Dが基準電
圧V3よりも一層負となる際に比較器COMP4の出力
CLSの前縁によつてクロツクされて、それぞれQおよ
びQ出力端子に取り出される。従双安定回路10のQお
よびQ出力端子は主双安定回路9のりセツト入力端子R
およびセツト入力端子Sにそれぞれ交差接続する。この
交差接続によつて、主および従双安定回路9および10
がクロツク入力CLMまたはCLSの何れか一方に応答
してJKフリツプーフロツプとして共に作用するように
する。すなわち、クロツク入力CLSが前のクロツク入
力CLM以来の周期中に従双安定回路10の状態を変化
させるものとすれば、主双安定回路9は各クロツク入力
CLMに応答して状態を変化し、またその逆についても
同様のことが云える。主双安定回路9または従双安定回
路10のQおよびσ出力(ま速度計用発電機の出力電圧
波形Dに応答する1/2分割出力として用いることがで
きる。第7図に示すように、主双安定回路9のQ出力を
用いて第6図に示すパルス波形F1すなわち第1図に示
す電圧発生器6に対する低電圧のキーパルスおよびこれ
らキーパルス間の時間隔中にANDゲートG2およびG
3に対する可能化高電圧を発生させる。2つの極性が反
対の電圧レベルV2およびV3に応答する2個のクロツ
ク入力CLMおよびCLSを用いることによる利点は、
後に詳細に説明するように、両電圧レベルV2およびV
3と交差しない速度計用発電機の出力における雑音の余
裕度を上記両クロツク入力によつて十分に高めることが
できることである。
第1および6図のみを参照するに、電圧比較器COMP
5はその一方の出力端子からパルス電圧波形Hを供給す
る。
この電圧波形Hは速度計用発電磯の出力電圧波形Dが基
準電圧V1よりも正となる際に正パルスを与える。電圧
波形Hの交番正パルスは、各キーパルス間の時間隔にお
ける高い正レベルの電圧波形Fによつてサンプルパルス
波形Eの正電圧パルスとしてANDゲートG3を通過す
る。電圧比較器COMP5の反対位相出力は、速度計用
発電機の出力電圧波形Dが基準電圧V1より低い正電圧
となる際に電圧比較器COMP6をゲート・オンする。
電圧比較器COMP6はその一方の出力端子からパルス
電圧波形Jを送給する。この電圧波形Jは速度計用発電
機の出力電圧波形Dが基準電圧V4よりも負の電圧値と
なる際に正パルスを与える。電圧波形Jの交番正パルス
は、各キーパルス間の時間隔中で、しかもサンプルパル
ス波形Eの各正パルス後における高い正レベルの電圧波
形Fによつてりセツトパルス波形Gに正電圧パルスとし
てANDゲートG2を通過する。電圧比較器COMP6
の反対位相の出力はパルス電圧波形Kを提供し、これは
速度計用発電機の出力電圧Dが電圧レベルV1と4との
間にある際には高い正の電圧レベルにあり、また上記出
力電圧Dが電圧レベルV1とV4との間以外にある際に
は低い正電圧レベルにある。電圧波形Kは始動回路8に
対する入力として送給され、この作用については後に詳
細に説明する。速度計用発電機の出力電圧波形Dにおけ
る雑音に対する帰還系のレスポンスおよび回路によつて
持たらされる斯種雑音に対する余裕度並びにゲート装置
G1の作動を、特に波形Dにおける雑音パルスN1〜N
6の6個の例を示す第8図につき説明する。
第8図はこれらの雑音パルスが、第7図に示す主双安定
回路9のQ出力である電圧波形F1第7図に示す従双安
定回路10のQ出力である電圧波形L1第1図に示すA
NDゲートG3の出力であるサンプルパルス電圧波形E
1第1図に示すANDゲートG2の出力であるりセツト
パルス電圧波形Gおよび上記各波形F,EおよびGに応
答する第1図に示す電圧発生器6の出力である電圧VT
にそれぞれ及ぼす影響も示している。電圧VTの上方に
破線にて示す波形は、雑音パルスN1〜N6がない場合
に電圧VTが波形Dに応答する状態を示したものである
。雑音パルスN1およびN2は電圧レベルV2および3
の双方と交差している最悪の場合であるため、先ずこれ
らの雑音パルスにつき説明する。
波形Dが電圧レベル2以上となる際の正しい時間t1に
波形Fのキーパルスが開始するものとすれば、電圧Tは
漸次上昇し始める。ついで、負の雑音パルスN1が波形
Dの同一正半サイクルの期間中に生じ、この雑音パルス
N1が電圧レベル1以上で、しかも両電圧レベルV2お
よびV3と交差する場合、雑音パルスの影響は次のよう
になる。パルスN1の降下縁は従双安定回路10をクロ
ツクして波形Lを発生するため、パルスN1の後続する
立上り縁は時間T2に主双安定回路9をクロツクして、
波形Eにおける正サンプルパルスによつて比較器COM
P2にゲートされる誤つた低レベルで電圧VTの上昇を
停止する。しかし、電圧VTはつぎに波形Dて電圧レベ
ルV3以下となる際にりセツトされ、時間T3にはキー
パルスが開始し、電圧VTをその正しいレベルまで漸次
上昇させる。従つて、帰還系は速度計用発電機の出力波
形Dの1周期以内に正しい作動を回復する。さらに、基
準コンデンサCRの値は、比較器COMP2での電圧V
Tとの各比較中に基準電圧Rが少量だけ変化し得るよう
に選定する。従つて、単一誤差電圧VTの影響は極めて
小さい。波形Dが電圧レベル2以上となる正しい時間T
4に波形Fのキーパルスが停止するものとすれば、正し
い電圧レベルVTが達成されることになる。この正しい
電圧VTがサンプルされた後に、正の雑音パルスN2が
波形Dの次期負半サイクルの期間中に生じ、このパルス
N2が電圧レベルV3とV4との間にあり、かつこの雑
音パルスN2が両電圧レベルV3および2と父差する際
にはつぎのように作用する。雑音パルスN2の立上り縁
は時間T5に主双安定回路9をクロツクする。従つて、
りセツトパルスがなくなり、時ならぬキーパルスが時間
T6まで電圧VTを誤つた高レベルにまで漸次上昇させ
、ついでこの電圧は波形Eによつて比較器COMP2に
ゲートされる。しかし、電圧VTは後にりセツトされ、
波形Dが電圧レベルV3以下になると、時間T7にキー
パルスが開始し、電圧VTは正しいレベルにまで上昇す
る。従つて、帰還系は速度計用発電機の出力波形Dの2
周期以内にその正しい作動を回復し、単一誤電圧の影響
は雑音パルスN1につき説明したように極めて小さくな
る。キーパルスが時間T7に開始し、かつ電圧VTが上
昇し始めるものと再び仮定するに、この場合負の雑音パ
ルスN3が波形Dの同じ正半サイクルの期間中に生じ、
この雑音パルスが電圧レベル1以上で、しかも電圧レベ
ルV2と交差するも、電圧レベルV3とは交差しない場
合には、斯る雑音パルスN3は他に何等影響を及ぼさな
い。
その理由は雑音パルスN3の降下縁は従双安定回路10
の状態を変化させるクロツク入力を提供せず、ついで、
雑音パルスN3の立上り縁によつて与えられる主双定定
回路9へのクロツク入力がその主双安定回路の状態を変
化させないからである。波形Dの次期負半サイクルの期
間中に正の雑音パルスN4が生じ、このパルスが電圧レ
ベルV4以下で、しかも電圧レベルV3と交差するも、
電圧レベルV2とは交差しない場合には、この雑音パル
スは再び他に何等影響を及ぼさない。その理由は雑音パ
ルスN4の立上り縁は主双安定回路9の状態を変化させ
るクロツク入力を提供せず、また、雑音パルスN4の降
下縁によつて与えられる従双安定回路10へのクロツク
入力がこの回路10の状態を変化させないからである。
キーパルス間の時間隔中における波形H(第6図参照)
の高電圧レベル期間中に生じ、かつ電圧レベルV1と交
差するだけの負の雑音パルスN5は正サンプルパルスE
を中断する。
比較器α纂止2による基準電圧VRの電圧Tに対する調
整は雑音パルスN5の持続時間の間中断される。前述し
たように、コンデンサCRは、比較器COMP2で電圧
VTと各比較をする間に基準電圧VRが少量だけ変化し
得るようなものを選定する。従つて、雑音パルスN5の
影響は極めて小さい。キーパルス間の時間隔中における
波形J(第6図参照)の高電圧レベルの期間中に生じ、
かつ電圧レベルV4とだけ交差する正雑音パルスN6は
この雑音パルスの持続時間の間正りセツトパルスGを中
断する。
しかし、前述したようにランプコンデンサCTの放電速
度は、りセツトパルス波形Gによつて与えられる最短の
可能全りセツト周期の期間中に電圧VTの最高可能レベ
ルから負電圧線路−の電圧レベルにまで電圧VTが戻る
ように設計する。従つて、雑音パルスN6の影響も極め
て小さい。つぎに、始動回路8につき第1,9および1
0を参照して詳細に説明する。
この始動回路8は2個の電流源4および15を具えてお
り、これら電流源は各々第5B図に示すようにして構成
することができる。電流源4は正電圧線路0Vと、抵抗
R5の一端との間に接続する。抵抗R5の他端はランプ
コンデンサCTおよびNANY))y′L卜G5の一方
の入力端子lこ接続す妬電圧比較器COMP6の出力電
圧波形Kを発生する出力端子を、インバータG4を介し
て電流源14のゲートに接続すると共に、NANDゲー
トG5の他方の入力端子に直接接続する。NANDゲー
トG5の出力端子は電流源15のゲートに接続する。こ
の電流源15は正電圧線路0Vと基準コンデンサCRと
の間に接続する。第10図に示す時間TOは、電力がタ
ーン・オンされて間もない時間であり、この時間には電
動機1が静止しており、速度計用発電機5の出力波形D
はOボルトである。
従つて、電圧比較器COMP6の出力波形Kは、電圧レ
ベルV1とV4との間にある波形Dに適する高い正レベ
ルにある。ゲート装置G1の主双安定回路9および従双
安定回路10はランダム状態にあり、例えば実施例では
それらの出力波形FおよびLを、波形Fについそは高い
正電圧レベル(すなわちキーパルスはない)で、また波
形Lについては低い正電圧レベルにて示してある。サン
プル波形Eおよびりセツト波形Gはそれぞれ低い正電圧
レベルにある。ランプコンデンサCTは、その電圧VT
が負電圧線路一Vの電圧となるように配置する。波形B
は給電幹線からランプ波形発生器4によつて発生される
が、基準コンデンサCRの電圧VRは負電圧線路一Vの
電圧、すなわち波形Bが到達し得る最高の負電圧レベル
よりも遥かに負レベルの電圧である。従つて、電圧比較
器COMPlの出力波形Aはトリアツク3をターン・オ
ンせず、しかも電動機1には電力が供給されない。波形
Kは高電圧レベルにあるが、電圧VTは低く、NAND
ゲートG5はターン・オンされず、しかもその電圧出力
波形Pは高い正電圧レベルにあり、この正電圧レベルの
出力波形Pは基準コンデンサCRに対する電流源T5を
ゲート・オンしない。しかし、インバータG4によつて
反転される波形Kは電流源14をターン・オンし、この
電流源は抵抗R5によつて定まる値の電流コンデンサC
Tに供給して、電圧VTを上昇し始める。主双安定回路
9のランダム状態が、゛キーパルスを発生して電流源1
3をターン・オンするような状態(こある場合には、こ
の電流源13はコンデンサCTに供給される電流を増加
し、従つて電圧VTの増加速度を高めることになる。時
間Tltこは電圧VTが或る値にまで達し、その値以上
での電動機の何れかの所望速度に適し、斯る電圧値では
NANDゲートG5がターン・オンされ、電流源15が
コンデンサCRに充電電流を供給して電圧レベルVRを
上昇させるようになる。
ついで電圧VTは最大値に留まる。時間T2には波形B
が電圧VR以下となり、ついで波形Aのパルスが開始し
、幹線電力の各半サイクル期間の1周期の間トリアツク
3をターン・オンして、電力を電動機1に供給する。時
間T3には電動機1が回転し始め、波形Dが低電圧で、
かつ低周波で発生し始める。電圧VRが上昇し続けると
、電動機1に供給される電力量が増加し、その回転速度
従つて波形Dの電圧振幅値および周波数も上昇する。時
間T4には波形Dが最初の時間中電圧レベルV2と交差
するが、従双安定回路10のQ出力が低いため、主双安
定回路9の状態は変化しない。時間T5には波形Dが最
初の時間の間電圧レベルV3と交差し、従双安定回路1
0をクロツクする。つぎに波形Dが電圧レベルV2と交
差し、主双安定回路9はその状態を変化する。この場合
ゲート装置G1は正しく作動する。時間T6には波形D
が最初の時間の間電圧レベルV1と交差するようになる
波形Dが電圧レベルV1以上である間は、波形Kが低電
圧レベルになり、N.ANDゲートG5は電流源15を
一時的にターン・オフし、電圧VRは一時的に一定とな
る。しかし、波形Dが時間T7におけるキーパルス間の
時間隔中に電圧レベル1以上となると、正のサンプルパ
ルスが波形Eに現われ、しかもゲート・オンされた電圧
比較器COMP2での電圧Tとの比較により電圧VRが
上昇するようになる。時間T8で波形Dはキーパルス間
の時間隔中の最初の時間の間電圧レベルV4と交差する
。正りセツトパルスは波形Gこ現われ、コンデンサCT
は放電し、電圧VTは負電圧線路−Vの電圧にまで降下
する。NANDゲ゛一トG5はターン・オフし、かつ電
流源15をターン・オフする。この際電圧Rは、その電
圧値がゲート・オンされた比較器COMP2での電王V
Tとの比較により時間T9に低下するまで一定のままで
ある。最初のりセツトパルスG後における上記最初の比
較における電圧VTは速度選択抵抗Rsのセツテイング
および以前のキーパルスの持続時間に依存するようにな
る。電動機は選択速度よりも低速度となり、キーパルス
の終りの電圧VTは選択速度に適する電圧よりも高くな
る。しかし電圧VTはその時間T9に電圧VRよりも低
くなり、従つて、電圧比較器COMP2による比較中に
電圧VRは低下する。電圧VTもNANDゲートG5を
ターン・オンさせるのに必要な電圧よりも低くなるため
、始動回路8は他に影響を及ほさなくなる。電動機の速
度が上昇すると、各キーパルスの終りに到達される電圧
Tは低下し、電圧Rは次期サンプルパルスEの期間中低
くなり、その状態は上記両電圧が選択速度に適する値で
安定化するまで継続する。
第1〜10図につき上述した本発明による実施例の変形
例はつぎの通りである。
これまでは、ランプ波形を基準電圧VRと比較すること
によつて幹線電力の各半サイクルの期間中の或る期間の
間ターン・オンされるトリアツクによつて制御される交
流直巻電動機につき述べたが、基準電圧VRは例えば別
のコンデンサを充電するように用いたり、トリアツク或
いはサイリスタのような別のソリツドーステートの制御
スイツチをターン・オンさせたり、またこれらを例えば
、直流電動機の半波整流作用で各半サイクル或いは各地
の半サイクルにターン・オンさせたりするのに用いるこ
とができ、また電動機を直流または交流および直巻また
は分巻電動機とすることもできる。電圧発生器6の出力
電圧VTをコンデンサCRの基準電圧VRと比較し、そ
の比較結果を用いてコンデンサCRを充電したりまたは
放電させたりして、基準電圧VRを変更させる例につき
述べたが、基準電圧は他の方法でも得ることができ、例
えばその基準電圧はトランジスタの制御電極における電
圧とすることができ、しかもその基準電圧は電圧VTと
の比較による他の方法で変更することができる。
電圧レベル検出装置7、ゲート装置Gl,G2およびG
3並びに電圧発生器6を具えている速度計用発電機の交
流出力を処理する回路を、電動機速度制御回路の帰還系
に組み込む例につき述べたが、電圧発生器6の出力は、
速度計用発電機による速度測定値が必要とされる他の目
的に用いることができる。
上記回路内における電圧発生回路6に供給されるキーパ
ルス波形Fおよびりセツトパルス波形Gは電圧Tを発生
させるのに必要である。サンプルパルス波形Eは上述し
た電動機速度制御回路に対する電圧VTの特定用途に用
いたり、また他の用途に用いることもできる。速度計用
発電機出力の2つの別個の電圧レベルから取り出される
2個のクロツク入力により1駆動されるゲート装置G1
の特定形態は、前述したように雑音余裕度を提供するの
に特に有利である。
しかし、回転速度に反比例する各キーパルスの持続時間
を有するキーパルス波形は、例えば速度計用発電機出力
から取り出される零交差パルスに応答する1/2分周回
路のような異なる形態のゲート装置によつて発生させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電動機速度制御回路の一例を示す
プロツク線図、第2図は第1図の回路の一部を成すラン
プ電圧発生器の一例を示す回路図、第3図は第1および
2図に関連する電圧波形図、第4図は第1図に示す各電
圧比較器の一例を示す回路図、第5Aおよび5B図は第
1,2および4図に示す電流源を詳細に示す回路図、第
6図は定常速度で作動している場合における第1図の回
路の電圧波形図、第7図は第1図の回路の一部を成すゲ
ート装置を詳細に示すプロツク線図、第8図は第1図の
回路における雑音パルスの影響を示す電圧波形図、第9
図は第1図の回路の一部を成す始動回路の一例を示す回
路図、第10図は第1図の回路の始動時を示す電圧波形
図である。 1・・・・・・電機子、2・・・・・・界磁巻線、3・
・・・・・トリアツク、COMPl〜COMP6・・・
・・・電圧比較器、4・・・・・・ランプ波形発生器、
VR・・・・・・基準電圧、CR・・・・・・基準コン
デンサー、5・・・・・・速度計用発電機、6・・・・
・・電圧発生器、CT・・・・・・ランプコンデンサ、
Rs・・・・・・可変抵抗(電動機速度選択装置)、1
3・・・・・・電流源、7・・・・・・電圧レベル検出
装置、G1・・・・・・ゲート装置、G2,G3・・・
・・・ANDゲート、8・・・・・・始動回路、9・・
・・・・主双安定回路、10・・・・・・従双安定回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 周波数が回転速度に比例する交流出力を発生する速
    度計用発電機を電動機に連結して、該電動機の速度を制
    御する回路において、該電動機速度制御回路が、電動機
    に直列に接続される制御スイッチにあつて、該スイッチ
    がターン・オンされている間は電動機に電力がパルスと
    して供給されるようにするソリッドステートの制御スイ
    ッチと;基準電圧を発生せしめる手段にあつて、前記ス
    イッチをターン・オンさせる時間の割合が該基準電圧に
    応答するようにする基準電圧発生手段と;周波数が回転
    子速度に比例する速度計用発電機の交流出力を処理する
    回路を包含している帰還手段;とを具え、前記帰還手段
    における速度計用発電機の交流出力処理回路が、前記交
    流出力に応答するレベル検出手段にあつて、前記交流信
    号の極性が反対の第1および第2電圧レベルに応答して
    、対応する第1および第2出力を発生させる電圧レベル
    検出手段と;前記電圧レベル検出手段の少なく共一方の
    出力に応答して、持続時間が回転速度に反比例するキー
    パルスを発生するゲート手段にあつて、前記検出手段の
    前記第1出力によつてクロックされる主双安定回路と前
    記検出手段の前に第2出力によつてクロックされる従双
    安定回路とを具えて成るJKフリップ・フロップをもつ
    て構成する第1ゲート手段と;前記各キーパルスとキー
    パルスとの間の時間間隔内におけるサンプル周期の後に
    、前記検出手段の出力および前記第1ゲート手段の出力
    に応答してリセットパルスを発生する第2ゲート手段と
    ;各リセットパルスに応答して所定レベルの出力を発生
    し、かつ各キーパルスに応答してこのキーパルスの持続
    時間の間前記所定レベルの出力を所定の割合で漸次上昇
    させる電圧発生器;とを含むようにして、各サンプル周
    期の期間中における電圧発生器の出力レベルが回転速度
    の所定の関数となるようにし、かつ各サンプル周期の期
    間中に電圧発生器の出力レベルに基ずいて前記基準電圧
    を変更させるべく前記帰還手段を適用するようにしたこ
    とを特徴とする電動機速度制御回路。 2 特許請求の範囲1記載の電動機速度制御回路におい
    て、電圧レベル検出手段の出力および第1ゲート手段の
    出力に応答して各サンプル周期の期間中にサンプルパル
    スを発生する第3ゲート手段を設け、基準電圧発生手段
    をコンデンサとし、かつ前記各サンプルパルスに応答し
    て電圧発生器の出力レベルを基準電圧と比較すると共に
    該比較電圧の差に応答して前記コンデンサに適切な方向
    の電流を供給して基準電圧を変更させる手段を設けたこ
    とを特徴とする電動機速度制御回路。 3 特許請求の範囲1または2の何れか1つに記載の電
    動機速度制御回路において、前記電圧発生器にコンデン
    サを設け、該コンデンサを前記所定速度に対応する値の
    電流によつて各キーパルスの持続時間の間充電するよう
    にし、かつ前記電圧発生器に電動機速度選択手段も設け
    て、該選択手段により各キーパルスの期間中における充
    電電流を決定するようにしたことを特徴とする電動機速
    度制御回路。
JP52046372A 1976-04-27 1977-04-23 電動機速度制御回路 Expired JPS5911272B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB000001701476 1976-04-27
GB17014/76A GB1510943A (en) 1976-04-27 1976-04-27 Tachogenerator output signal processing circuits and motor speed control systems including such circuits

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52132881A JPS52132881A (en) 1977-11-07
JPS5911272B2 true JPS5911272B2 (ja) 1984-03-14

Family

ID=10087677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52046372A Expired JPS5911272B2 (ja) 1976-04-27 1977-04-23 電動機速度制御回路

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4117384A (ja)
JP (1) JPS5911272B2 (ja)
CA (1) CA1098604A (ja)
DE (1) DE2716670A1 (ja)
FR (1) FR2349872A1 (ja)
GB (1) GB1510943A (ja)
IT (1) IT1073218B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62167057U (ja) * 1986-04-11 1987-10-23

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2102990A (en) * 1981-07-31 1983-02-09 Philips Electronic Associated Drum speed control system for a washing and/or spin drying machine
DE3231259C2 (de) * 1981-08-26 1994-12-22 Papst Motoren Gmbh & Co Kg Schaltungsanordnung zur Drehzahlüberwachung
DE3215734A1 (de) * 1982-04-28 1983-11-03 Black & Decker, Inc. (eine Gesellschaft n.d.Ges.d. Staates Delaware), 19711 Newark, Del. Schaltungsanordnung zur drehmomentbegrenzung von universalmotoren
JPS58189962U (ja) * 1982-06-14 1983-12-16 日本ビクター株式会社 周波数−電圧変換回路
JPS6194576A (ja) * 1984-10-12 1986-05-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd サ−ボ装置
DE3609566A1 (de) * 1986-03-21 1987-10-08 Pfaff Haushaltmasch Drehzahlsteuerung eines elektromotors
US4763054A (en) * 1986-08-27 1988-08-09 Sundstrand Corporation Level detector
US5325037A (en) * 1990-08-27 1994-06-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Motor control system and method for a fuel burner
CN106044109B (zh) * 2016-07-18 2018-08-03 大连理工大学 输送带防撕裂监测系统

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50138878A (ja) * 1974-04-23 1975-11-06
JPS5137675A (ja) * 1974-09-26 1976-03-30 Mitsubishi Electric Corp

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1297948A (ja) * 1969-03-21 1972-11-29
US3740633A (en) * 1971-03-03 1973-06-19 Honeywell Inf Systems Frequency-to-voltage converter device
DE2155834C3 (de) * 1971-11-10 1981-01-29 Knorr-Bremse Gmbh, 8000 Muenchen Frequenz-Spannungs-Wandler, insbesondere für Blockier- und Schleuderschutzeinrichtungen bei Fahrzeugen
IT953567B (it) * 1972-03-28 1973-08-10 Magneti Marelli Spa Fab Apparecchiatura elettronica di co mando di circuiti operatori in fun zione della velocita di rotazione di un organo rotante di una macchina

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50138878A (ja) * 1974-04-23 1975-11-06
JPS5137675A (ja) * 1974-09-26 1976-03-30 Mitsubishi Electric Corp

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62167057U (ja) * 1986-04-11 1987-10-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52132881A (en) 1977-11-07
FR2349872A1 (fr) 1977-11-25
DE2716670A1 (de) 1977-11-10
GB1510943A (en) 1978-05-17
FR2349872B1 (ja) 1982-10-15
IT1073218B (it) 1985-04-13
US4117384A (en) 1978-09-26
CA1098604A (en) 1981-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2807579B2 (ja) 少なくとも2つの異なる交流電源電圧範囲で機能し得る整流器
JPS6042519Y2 (ja) 積分回路
JPS5911272B2 (ja) 電動機速度制御回路
US5426776A (en) Microprocessor watchdog circuit
JPS58500864A (ja) 電子点火装置又はその類似物に使用する雑音ブランカ回路
US4453115A (en) DC Motor control system
US3518434A (en) X-ray tube rotatable anode control circuit with means to sense and control anode motor current
US4031447A (en) Improved control system for energizing a stepping motor
US3887861A (en) Transistor inverter
JP4239402B2 (ja) 車両用発電制御装置
SU1439554A1 (ru) Двухпол рный источник напр жени посто нного тока
JPS5843436Y2 (ja) 駆動回路
JP2933326B2 (ja) ステッピングモータ駆動回路
JP2528131B2 (ja) 電子機器に電流を供給する回路装置
JPH0418792B2 (ja)
SU1195425A1 (ru) Генератор импульсов
JPH0412792Y2 (ja)
JPH0256034B2 (ja)
JPS6237439Y2 (ja)
JPH057778Y2 (ja)
JPH04265012A (ja) パワー・オン・リセット回路
KR880001243B1 (ko) 듀얼 타이마(dual-timer)
JP2589820Y2 (ja) スイッチング電源装置
JPH04331472A (ja) 電源装置
JPS6043747B2 (ja) 三相電源位相制御方式